鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

次の段階に

2020年08月02日 08時13分00秒 | Weblog

 昨日も鈴鹿市で新型コロナウィルスに感染された方の報告がありました。三重県でもニケタの感染事例が続いていて、今後もこの傾向は続くように思います。ここまでの感染事例はほぼ県外由来で、名古屋を中心とした地域や関係地域との間での移動が、感染の要因として大きなものになっているのも明らかだと思います。

 感染事例について、自己の勝手な理由で感染したり行動したりしているような人は論外ですが、現在出てきている感染者の多くの方は、都市部などの市中でウィルスが広がっていて、濃厚なエリアがあるだろうことが要因と考えるので、個々の人に対して排除するような感情や、攻撃的な感情を持つ次元でないことは明らかです。
 
 東京都の東京アラートと国の緊急事態宣言解除後、東京・名古屋・大阪・福岡などの都市、それぞれのどこかを濃厚な感染エリアとしながら拡がったウィルスは、にじみが拡がるように感染した人の移動を通じて、濃厚な感染エリアの周辺地域や、移動先の地域に存在している可能性が高いと思います。
 
 私たちは、いま広がっている新型コロナウィルスについて未知の部分がまだあることから、感染リスクを過小評価して考えるのではなく、一方で、感染することは特別なことではなくなっている可能性もあるということも含めながら、これ以上不用意に感染が拡大しないように行動することと同時に、感染予防と感染拡大予防の行動は、自分のことだけではなく社会全体のことと考えることが大切でしょう。

 正しく情報と向き合い、冷静に考え判断して行動すること、他の人に対して排除の論理ばかりではなく、共感を下地にして考えること、そのようにしていかなければ、ウィルスに対して柔軟にしたたかに私たちは対処できないと思います。学校の一斉休業要請から始まって緊急事態宣言が出され、その下で生活していたときとは違う次の局面にいると考えるべきだと思いますし、前回と同じような戦略とは変わると考えた方が良いと思います。
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7月27日の提案や質問など

2020年08月02日 00時10分52秒 | Weblog

7月27日に鈴鹿市に質問や提案をした内容を記載しています。

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■7月27日 1通目

■73例目から
① 21日の発熱以降の行動についても外出は調査中ということでしょうか。自宅で療養されていたのかを早急に確認したほうが良いと思います。

② 23日の医療機関Aの段階で、PCR検査センターを案内されてはいなかったということでしょうか。初診段階での対応がどうだったのかという点は、医療体制の中で重要な点ですので確認されるほうが良いと思います。

③ 行動歴について、7月19日以前の情報を調査することはないのでしょうか。

 

■74例目から
① 医療機関Aを受診して解熱剤を処方とありますが、今後、発熱がある場合の対応を早急に医師会と検討されるほうが良いのではないでしょうか。

② 22,23,24日の行動歴について、自宅で療養されていたのでしょうか、それとも出勤ということだったのでしょうか。

③ 念のために、濃厚接触となっている職場関係者15名の方々と友人の方について、家族の方々に対する感染拡大予防の行動を、できればお願いしたほうが良いのではと思います。


■これまでの感染事例から
① 大都市圏への移動や往来には感染リスクがあること、不要不急の大都市圏への外出は最小限にとどめること、感染予防と感染拡大予防について、強く発信すべきだと考えます。

② 今後2週間程度は、個々人で行う感染拡大防止の行動、新しい行動様式への取り組みをしっかりして頂くよう、市民の皆さんに発信するべきと考えます。

③ できれば、近鉄や伊勢鉄道、JRなどの公共交通機関事業者と連携をして、各駅などに鈴鹿市として、感染拡大防止の行動を利用者の方に啓発するポスターを掲示してもらうほうが良いのではないでしょうか。

④ やはり感染リスクは面として広がっているように思います。感染疑いがあると考えられる症状の場合、医療機関での受診の前に電話を医療機関にして頂くなど、医療機関での感染リスクが高くならないよう、医療機関が閉鎖ということにならないよう、配慮した行動が必要になっていると考えます。その点について、74例目の①で書きましたが、医師会と協議されるほうが良いと思います。

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■7月27日 2通目

 前のメールについて、すべてに早急に返事を頂きたいということではないことを記述し忘れていました。意見として参考にして頂ければと思います。ただ、73例目の①と③、74例目の②の部分については、わかりしだい公表するほうが市民の皆さんの不安を低減できると思います。

 今日も、防護服を着た人が来ていたという噂話を聞きました。事実なのか噂なのかはわかりませんので、「そういう話があるんですか」と対応しましたが、今後、さまざまな形で情報が拡散することが容易に想定されます。今回は74例目の方に関して仕事場関係の方も多く影響がかなり大きくなることも想定されますので、情報公開について今まで以上に表現や内容、手法に留意して頂いたほうが良いように思います。

 以下に、1通目に書いていたものを、ブログに記述したことを受けて再編集したものを再掲し、あわせて現時点で気になったことを追記しています。

■市内飲食店における距離の取り方について
 飲食店について、利用したお店では配慮しているところがほとんどですが、感染症拡大予防の対策を行うことは各店舗の責務であることを前提に、特に駅周辺の飲食店を中心に、検温の実施や、手指消毒用の物品の設置、お客のソーシャルディスタンス確保、トイレのドアノブなど不特定多数が接触するところの消毒、利用後の消毒などにさらに配慮して頂くよう働きかけてはどうでしょうか。

■ブログ再掲分
『 三重県知事は行われていますが、鈴鹿市としても自治体の情報として、大都市圏への移動や往来には感染リスクがあること、不要不急の大都市圏への外出は最小限にとどめること、感染予防と感染拡大予防の意識を持ってもらうように、強く発信すべきだと考えます。
 
 あわせて市民の皆さんに今後2週間程度は、個々人で行う感染拡大防止の行動、新しい行動様式への取り組みをしっかりして頂くよう、多様な手段を用いて発信するべきと考えます。犯人さがしよりも、極端に社会活動にブレーキをかけることなく生活を行うことも、新型コロナウィルス対策として重要な観点と考えます。
 
 また、鈴鹿市として感染拡大防止の行動を駅利用者の方に啓発するポスターを、できれば近鉄や伊勢鉄道、JRなどの公共交通機関事業者と連携をして市内の各駅や、ショッピングセンター入口に掲示してもらってはどうかと思います。
 
 そして、感染リスクは面として広がっている可能性があると思いますので、感染疑いがあると考えられる症状の場合、医療機関での受診の前に電話を医療機関にして頂くなど、医療機関での感染リスクが高くならないよう、医療機関が閉鎖ということにならないよう、医師会と協議することが必要になるのではないかと思います。 』
 
 鈴鹿市における新型コロナウィルス感染症の感染事例を特異な事例としてとらえるのではなく、だからといって安易にウィズコロナとして受け入れるということでもなく、いろいろなリスクを少しでも減らすために、個々の部署が関係する課題について関係の市民の方々と意見を交換したり、状況や情勢の変化に対して市民の皆さんも混乱しないよう、想定される状況に対しての考え方を整理し、全議員に対してそれを共有しておくことが大切だと考えています。

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7月16日から24日の提案や質問など

2020年08月02日 00時10分00秒 | Weblog

7月16日から7月24日に、三重県と鈴鹿市に提案や質問をしたことを掲載します。

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■7月16日送信分の提案や質問について

本日、午前8時半に電話をさせて頂いた件についてです。
鈴鹿市での感染者発生事例に関して、感染者が居住すると噂が出ている地域の市民・住民の方から「感染者の方々自宅から出て行動しているようである」「近くの商業施設に行っているようである」とお電話を頂きました。ことの真偽は定かでないところはありますが、この情報が全てと考えるわけでもありませんが、この件からは今後の対応について考える点が多くあると考えます。

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① 感染事例が出た場合、軽傷者対応の施設に速やかに入所するようにすべきではないでしょうか。

② 自宅待機、自宅療養を感染者の方に求める場合、行動を個人のモラルに任せるだけで良いのか、なんらかの形で行動確認を継続する方が良いのではないでしょうか。

③ 感染者の事後経過について、ホームページの発生状況に記述したほいが良いのではないでしょうか。

④ 感染者の方には三重県として接触確認アプリの導入を求めてはどうでしょうか。

⑤ 感染事例について、感染された方の人権を守ることは大切だと思います。しかし、それも周囲の方々が安心と安全のなか生活できることが前提にあるのではないでしょうか。
感染事例の発表と同時に、感染者への対応状況の情報公開と、安心と不安を少なく生活できる情報の提示を行っていただく必要があると思います。

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■7月24日送信分の提案や質問について

お疲れ様です。
本日24日、鈴鹿市で3例目となる感染事例が公表されました。また、全国でも感染事例が増えており、新型コロナウィルスについて、感染リスクはかなりの広がりを持ちつつあるのではないかと考えています。
そのように考えると、個別の感染事例への対応だけではなく、鈴鹿市としてさらに広がりを見せる場合に、どのように対応していくのかを検討、整理できている分から、状況に応じて公表していくことが大切と思います。
以下、現時点で気になっていることを記述していきます。早急な返答を求めるものではありませんが、検討材料にして頂ければと思います。

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■情報公開の観点から
① 11日にも同様の内容を送信していますが、鈴鹿市として独自の形で、市外での活動の際は感染予防を意識して頂くこと、不要不急の往来は控えてもらうことなどを発信してはどうでしょうか。あわせて、移動や往来を行った場合は、10日間程度は体調の変化に注意し、感染拡大予防の行動を意識して頂くように啓発してはどうかと思います。(この部分はできれば早急に)

② テレビでの速報が県HPや市HPでの公開よりも早く行われたようですが、その間のギャップで不安が市民の間に増すことが考えられることから、メディアと協議を行い、情報の公開とあわせてもらうように申し入れるべきだと思います。感染情報が正規の情報よりすこし早く伝えられても、感染が抑えられるわけではないだけに、協議して頂くほうが良いと思います。

③ この点は新型コロナウィルス感染症対策本部会議が主導して頂くことになりますが、保健所・県に対して内容としても時間的にもフラットに情報を共有することを強く求めて頂き、感染情報だけではなく、対応の情報をいちはやく公開して頂いてはどうかと思います。

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■福祉の観点から
① 感染が広がりつつあるということは、福祉関連施設での感染予防などをはじめとして、介護事業の現場での心理的な負担も大きくなると想定されます。その点について、早急に事業者とのコミュニケーションを行って頂くほうが良いのではと思います。

② 介護事業に従事されている方々やサービスを利用されている方々の安全確保対策について現状の確認を行い、これまでに見えた課題や他の自治体事例などを参考に、リスクを低減する対策について早急に検討、実施できる体制や金銭的支援を検討されるほうがいいのではないでしょうか。

③ 鈴鹿市は高齢者ケアに関することについて、鈴鹿亀山広域連合との連携が重要ですので、新型コロナウィルス対策の連携体制や事業の取り組みの考えを明確にし私たち議員にも伝えて頂きたいと思いますし、亀山市との協働アクションも踏まえた考えを示して頂きたいと思います。

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■医療の観点から
① 市中での広がりが現実的な想定になった今、医療体制について再確認を行って頂く必要があると思います。

② 特別委員会でも話が出ていましたが、PCRセンターに受診する前の考え方について、帰国者・接触者相談センターだけではなく、市内診療所などを受診する際、事前に電話をしてからのほうがいいのかなど、医師会と話し合いを行い、その点も含めて公表されてはどうかと思います。

③ 第2例と第3例の感染事例から、PCR検査体制も含めて市内での医療体制の充実と、医療体制に関する市民の皆さんへの情報提供が重要になると思いますので、検討して頂いてはどうかと思います。

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■教育の観点から
① 第3例は市内在住で県外大学に通学ということですが、このような学生の方は多いのではないでしょうか。県教育委員会と連携して、公共交通機関を利用し、市外との移動を行っている学生に対して、感染予防意識を強める啓発を行って頂いてはどうかと思います。
 例えば、近鉄線の車内広告として掲示することも考えられるでしょうし、各大学や高校、専門学校に対して啓発を行って頂くよう要請することも考えられます。

② 家族内感染などで市内児童・生徒に感染者が出た場合の対応はどのような考えになっているでしょうか。問題がなければ、考え方を公表してよいと考えます。

③ やみくもに校内での感染予防対策だけを強化しても、児童・生徒の負担や不安を大きくするだけではと危惧します。学校内だけではなく、保護者の方々への感染予防と感染拡大予防意識の啓発の取り組みも含めて、健康づくり課と連携した動きをされてはどうかと思います。

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以上、私が現時点で考えることを記述させて頂きました。ご検討よろしくお願いします。

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