鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

感染スピードを遅くするために

2020年08月04日 10時32分08秒 | Weblog

 県内大学でのクラスター感染事例など、昨日も感染事例が多く報告されました。小中校生も短い夏休みに入って、今後の動向がさらに気になるところです。感染拡大抑止のために、三重県では「三重県新型コロナウィルス『緊急警戒宣言』」が鈴木知事から発せられたり、その他の地域でも同様の宣言が発せられたりして、国ではなく地方自治体、自治体だけではなく私たち自身でも考え行動することが、より大切な局面になっているのだと思います。

 どこにでも感染リスクが存在する可能性がある状況と考えられますが、詳細には言えなくても、起点となっているのは大都市であることは推察できるところだと思います。また、大都市以外でもこれまでの感染事例で上がってきた都市などを整理すれば、さらにできるだけ小さな単位で地域をデータとして整理すれば、地図などでリスクのあるエリアが可視化しやすくなると思いますし、国や県レベルでのそのような取り組みを期待しています。

 その上で鈴鹿に住む私たちという視点で考えると、8月のお盆過ぎまでは感染可能性が高い地域やエリア、名古屋や大阪、東京といった地域に不要不急で出かけることを控えることが、まず感染拡大のスピードを遅くする取り組みとして重要な点だと思います。次に、鈴鹿市内でも感染リスクがあると考えられるところについては、自分自身で感染リスクを減らす対応を十分に考えながら、出かける先の施設などで予防対策をとっているかを判断に入れながら行動したり、場合によっては控えたりすることを念頭に入れる方が良いと思います。

 そして自分の行動を考える時、今日を起点にして過去2週間ほどの行動を振り返って、鈴鹿市外の感染リスクのある地域に出かけていたのなら行動内容しだいですが、今後2週間程度は自分も感染している可能性があると考えて、他の人にうつさないための行動、マスクの着用はもちろんですが、自宅中心の生活様式で過ごすようにしてはどうかと思います。市内で生活がほとんどだったと言うのであれば、それでも行動を振り返りながら、感染予防と感染拡大予防の意識で生活をすることが大切だと思います。どちらの生活様式を取るにしても、日常的に検温をしながら、自分の体調変化に注意していくことが大切だと思いますし、過剰に不安にならないように気をつけることも大切だと思います。
 
 急激に社会活動や経済活動を止めてしまうのではなく、自分のこれまでの行動を振り返りながら、自分の中で感染リスクと感染予防、感染拡大予防の行動の折り合いをつけて生活を続けるようにすることが、これから先を見通しても必要になる事ではないかと思います。そして、感染を個人の責任に帰結してしまうような意識、個人の責任を過剰に追及することはやめにして、社会全体を見渡した視点から、感染の根源がどこに、なににあるのかを考えることが大切だと思います。そうすることで、政局といった視点からではなく、これから先の私たちの社会や生活がどうあるべきなのか、私たちの社会を向く方向、私たちの行動の方向が見えてくるのだと思います。
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