7月29日に三重県の新型コロナウイルス感染症対策本部から頂いた回答を掲載しています。
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三重県新型コロナウイルス感染症対策本部です。
ご回答が遅くなり申し訳ありません。
ご心配されている件につきまして、現時点の県としての考え方をご回答します。
① 感染事例が出た場合、軽傷者対応の施設に速やかに入所するようにすべきではないでしょうか。
・・・ 感染者の症状等を医師が総合的に判断し、入院する病院等を決定しています。現在のところ、症状の程度にかかわらず、基本的に全ての患者について入院をお願いしているところです。
② 自宅待機、自宅療養を感染者の方に求める場合、行動を個人のモラルに任せるだけで良いのか、なんらかの形で行動確認を継続する方が良いのではないでしょうか。
・・・ 三重県といたしましては、入院と宿泊療養を原則的な対応としているところであり、入院調整が整うまでの間は、保健所にて健康観察を行っています。
③ 感染者の事後経過について、ホームページの発生状況に記述したほいが良いのではないでしょうか。
・・・ 三重県の場合、患者の個人情報については、ご本人の同意を得たうえで、県民の方が自主的に感染防止対策を取るために必要な「リスク情報」については、人権及び個人情報保護、勤務先等の風評被害防止に配慮しながら、積極的に公表することとしています。
感染者の事後経過については、この「リスク情報」にあたらないことから、個人の特定等を防ぐため、公表対象としておりません。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
④ 感染者の方には三重県として接触確認アプリの導入を求めてはどうでしょうか。
・・・ 接触確認アプリについては、感染者だけでなく、すべての県民の方に積極的な活用をお願いしているところです。
※「新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた『三重県指針』ver.3~県民の皆様へ
命と健康を守るために~」の3ページに記載しています。
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000903106.pdf
⑤ 感染事例について、感染された方の人権を守ることは大切だと思います。しかし、それも周囲の方々が安心と安全のなか生活できることが前提にあるのではないでしょうか。
感染事例の発表と同時に、感染者への対応状況の情報公開と、安心と不安を少なく生活できる情報の提示を行っていただく必要があると思います。
・・・ 県民の方が自主的に感染防止対策を取るために必要な「リスク情報」については、今後も積極的に公表して参ります。
また、濃厚接触者への検査結果等、県民の皆様が安心できる情報についても、判明次第積極的に公表して参ります。
今後とも引き続き、感染拡大防止対策に全力を尽くしてまいりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
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