以前に近鉄伊勢若松駅のバリアフリーの取り組み状況について書いたことがあります。
今回は先日開催された「鈴鹿市地域公共交通会議」で報告された、「伊勢若松駅バリアフリー化の実現に向けた取り組みについて」を取り上げます。
少しだけ会議の内容について補足を書くと、鉄道事業者の伊勢鉄道の報告の中に、建設後40年以上経った線路などのインフラの老朽化が課題とあり、伊勢鉄道の成り立ちなどから考えると、その維持更新という課題は鈴鹿市にとっても他人事でないと言えます。傍聴をしていてこの点が気になったのですが、今回の会議ではあまり注目されていませんでした。
さて、近鉄伊勢若松駅のバリアフリー化について、会議で配布された資料から整理して記述します。
***************
■目的
国の補助制度を活用して、近鉄伊勢若松駅に、エレベーター・跨線橋・多機能トイレを整備していく。
■国の補助制度
「地域公共交通確保維持改善事業(地域公共交通バリア解消促進等事業)」
■国の基本方針(移動等円滑化の促進に関する基本方針)のポイント(抜粋)
原則として、乗降客数が3千人以上の鉄道駅であるが、3千人未満の駅についても、地域の実情を踏まえて、可能な限りバリアフリー化を実施することとしており、地域の強い要望があり、地方公共団体の支援が得られる駅については、当該駅周辺における公共施設、医療施設、福祉関係施設の状況や高齢者、障害者等の利用状況等のニーズを総合的に勘案の上、支援を行うとされています。
■補助の要件
国、地方公共団体、鉄道事業者がバリアフリー法の趣旨に則り、三位一体により整備を推進する理念のもと各事業に対して「それぞれが負担(1/3ずつ)を行うことを基本」としている。
国は補助対象事業費の1/3の額について補助を行う
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となっています。
これにより想定されているバリアフリー化の状況は以下の図のようになります。
旧来の駅はそのままに、エレベータ設置の跨線橋を建設するという形です。
自分としてもいろいろと考えるところがあったりしますし、
いろいろなご意見があるとは思いますが、まず現時点での状況ということで報告させて頂きました。
今回は先日開催された「鈴鹿市地域公共交通会議」で報告された、「伊勢若松駅バリアフリー化の実現に向けた取り組みについて」を取り上げます。
少しだけ会議の内容について補足を書くと、鉄道事業者の伊勢鉄道の報告の中に、建設後40年以上経った線路などのインフラの老朽化が課題とあり、伊勢鉄道の成り立ちなどから考えると、その維持更新という課題は鈴鹿市にとっても他人事でないと言えます。傍聴をしていてこの点が気になったのですが、今回の会議ではあまり注目されていませんでした。
さて、近鉄伊勢若松駅のバリアフリー化について、会議で配布された資料から整理して記述します。
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■目的
国の補助制度を活用して、近鉄伊勢若松駅に、エレベーター・跨線橋・多機能トイレを整備していく。
■国の補助制度
「地域公共交通確保維持改善事業(地域公共交通バリア解消促進等事業)」
■国の基本方針(移動等円滑化の促進に関する基本方針)のポイント(抜粋)
原則として、乗降客数が3千人以上の鉄道駅であるが、3千人未満の駅についても、地域の実情を踏まえて、可能な限りバリアフリー化を実施することとしており、地域の強い要望があり、地方公共団体の支援が得られる駅については、当該駅周辺における公共施設、医療施設、福祉関係施設の状況や高齢者、障害者等の利用状況等のニーズを総合的に勘案の上、支援を行うとされています。
■補助の要件
国、地方公共団体、鉄道事業者がバリアフリー法の趣旨に則り、三位一体により整備を推進する理念のもと各事業に対して「それぞれが負担(1/3ずつ)を行うことを基本」としている。
国は補助対象事業費の1/3の額について補助を行う
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となっています。
これにより想定されているバリアフリー化の状況は以下の図のようになります。
旧来の駅はそのままに、エレベータ設置の跨線橋を建設するという形です。
自分としてもいろいろと考えるところがあったりしますし、
いろいろなご意見があるとは思いますが、まず現時点での状況ということで報告させて頂きました。
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