鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

議員研修

2011年08月07日 01時37分25秒 | Weblog
8月4日、山梨学院大学 江藤教授を迎えての議員研修がありました。
内容は議会改革や議会基本条例について、その基本的な考えをお話しされました。
話の内容については、何度か江藤教授の講演を聞いていることから、私自身は今考えていることの確認と、気持ちをあらためるという感覚でした。

残念だったのは、今回の議員研修は市民の方々に公開されてはおらず、あくまで‘議員研修’だったことです。このことはあくまで個人的な感想ですが。江藤教授は先の千葉での市町村アカデミーの講演でも、議会・議員と市民が共通の勉強会を持つことは価値があるとおっしゃっていたので、余計にそのように感じました。

また、江藤教授には午前と午後、それぞれ2時間の講演をして頂いきました。
あとで議会事務局職員と話したところ、さすがに疲れたとおっしゃっていたそうですが、私はそれだけではないように思いました。その理由は、講演する場所から会議室の全体を見渡すことができるにもかかわらず、目を閉じていただけかもしれませんが、話を集中して聞いていないような方が何人かいらっしゃったことです。

私たち議員も人前で話す機会が多いのですから、その立場で考えれば、気のない聞き方をしているかどうかは、自分自身で判断できると思います。また、このような研修についても「議会費」として、市の予算から支出されています。ごくごく当たり前のことですが、集中して話を聞き、自分の考えと比較しながら、今後の議論に活かせるようにするべきです。
ちなみに、先日の会派主催の公開勉強会には、いろいろ言われるところの「政務調査費」を活用しました。

研修は出席することに意味があるのではなく、話を聞き、自分の考えと比較、自分の考えを自分自身で評価、必要なら考えを修正変化させることに意味があると考えます。
その点で言えば、きちんと聞いていなかった方は、研修をうまく活用できなかった、もしくはしなかったということですから、住民に対する背信行為と言われても仕方ないのではと思います。
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