鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

どうきの会勉強会

2010年07月12日 00時36分49秒 | Weblog
どうきの会というのは、現在の鈴鹿市議会1期生の集まりのことを言います。会派を越えて、同期の議員で市政に関わることを不定期ですが勉強会を行ったりしています。
先週金曜は、福祉関連についての勉強会ということで、包括支援センターの職員さんから話を聞き、若干懇談していました。

福祉については非常に専門的な部分も多く、私自身まだまだ勉強をする必要があるところですが、その時の出席していただいた方の発言の中で、鈴鹿市は高齢者の方にとっての公共の足がないため、介護予防の面からも、また、免許を返納するなどして安全につなげるためにも不十分だということを聞きました。
この点については、私自身、地域公共交通という観点で以前に海岸線での公共交通のあり方の一般質問を行っていますし、地域公共交通計画についても関心のあるところですから、非常に参考になる言葉でした。

鈴鹿市は地域公共交通を考える際に、交通不便地域の足を確保するということで計画の軸を置いていますが、やはり、それではなく、生活を支えるシステムとしての新しい公共交通のシステム作りに取り組むべきと思います。
それは限定的にではなく、やはり、市内を鉄道と既存のバス路線などに対して、効率よく接続して活用するという観点が必要だと思います。つまり、C-BUSが走っていますが、過去の成功事例としてこだわるのではなく、鈴鹿市のこれからの都市のあり方を含めて、広く議論するべきなのです。
と、福祉の勉強会でしたが、違う面での考える素材を頂きました。

また、高齢者を支えていくためには、地域コミュニティが拡散している中であるけれども、それを再構成していくことも必要だということを感じました。このことも、出席していただいた方の言葉にも出ていたのですが、福祉という社会のシステムを支えるには、それだけに取り組むのではなく、そのシステムも含めて持っている地域社会と私たちがどう向き合うのか、どう考えていくのかから目をそらすことができないことが分かりました。

高齢者の方々が詐欺被害にあっていたとしても、どうしても個人情報等の関係で、ケアマネージャーのところで抑える必要があるかもしれません。しかし、そのような被害にあわれる高齢者の方々を少しでも減らすためには、居住する地域社会で、そのような詐欺を行う人に対するアンテナを持つことが大切ではないでしょうか。
手口や被害を類型化して、個人が特定しにくいようにしながら、地域社会での取り組みを考えられるようにすることもありではないでしょうか。

また、独居高齢者の方々同士での連絡で、どこにいってしまったかわからないであるとか、なにか問題がありそうな事案を、できるだけ早期にわかるようにする取り組みも、地域社会が取り組めることではないでしょうか。このことも意見としてお聞きしたことです。

というような感じで、1期生の勉強会をしています。

その後、市内の町民会議連絡協議会の会議に途中から出席しました。市内のそれぞれの町民会議の取り組みをお聞きできることは、愛宕校区の取り組みにも参考になります。
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8日、議会改革特別委員会

2010年07月09日 00時30分11秒 | Weblog
8日の続きですが、午後からの議会改革特別委員会終了後、帰宅し、議会報告配りをまたしていました。まだ、愛宕小校区全体に配布できていませんので、がんばりたいと思います。

さて、議会改革特別委員会ですが、大きな流れでは議会基本条例を作るべきではないかという意見と、前年度の一致事項に取り組むべきではないかという意見、残りの項目に取り組むべきではないかという意見が交わされましたが、一部の委員からは、この委員会の設置に反対であったなどということを、公の発言ではないですが話しているなど、この先のあり方について考えるべき点が山積していると思います。

私個人としては、副委員長の立場があるとはいえ、この委員会を閉じてもいいのではないかと思う部分もあります。

今日の会議でも、休憩中の話の中とは言え、会派制のことを話題にして話していたところ、ある議員の方が、もちろんベテランの議員さんですが、「あなたがそのようなことを言うなら、わたしは委員会を欠席する」というような発言をされました。
いくら会議外の話とは言え、このような発言を平気でできる感覚を疑うところです。

ひとつは、委員会での議論というのは、自分の意見にそぐわなければ簡単に欠席すると言えるものなのかということです。自分たちはやる気がないとはいえ、特別委員会ということで、公務なのですから、会議外の話の中とは言え、あまりにもその方の発言に対する意識が軽いのではないかと思います。

もうひとつは、このような発言をするということは、こちらの人格をけなすことになっていると考えられるからです。こちらは考えを述べているだけでいたものを、意見を押しつけていると解釈し、その方の意見にそぐわないからと言って、私がそのように言うなら委員会を欠席すると言葉に出すことは、人の意見を聞かないという姿勢ではないでしょうか。
この言葉を出された方は、無責任に言いっぱなしでいるので気にも留めていないでしょうが、こちらとしては非常に心外でしたし、非常に腹立たしいことでした。

議会の中だけでしか通用していないことを、このようにしてきたからと全肯定するなら、議会改革などしなくていいと本当は思っているのではないかと思います。
多様な意見の尊重と言いながら、自分たちはそのようなことができない人がいる。
それが今の現状なのかと思ってしまいます。
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昨日から今朝にかけて

2010年07月08日 12時47分11秒 | Weblog
昨日は午前から午後にかけて、愛宕小校区内で自分の議会報告を配っていました。
一度に全域とはいきませんが、このように配布することは、地域を見ることにもつながり、運動も含めて勉強になります。頻度を何度も持つことは難しいですが、できるだけしていきたいと思っています。

今日、8日は若松総代会の役員会に出席した後、農林水産業を考える議員の会に出席していました。総代会では、市長をはじめとした行政と、ブロック別に分けられている自治会の方々が意見を交換する行政懇談会についてが話題に上がっていました。

総代会役員会に出席をしていたため途中からの参加となりましたが、農林水産業を考える議員の会では、大枠できあがっている条例の素案について、議員間討議にかけるにあたり、いろいろな語句についての精査を行っていました。今回の条例は、地産地消と食育を軸に構成され、鈴鹿の産品を活用することを推進することなどが盛り込まれています。
明日の各派代表者会議で、議員間討議の議題として提案するということで、予定通りであれば、7月15日の全員協議会で議員間討議の議題として取り上げられることになります。

この1時からは議会改革特別委員会です。副委員長をしていますが、委員長が今年度の進め方について、委員の方々の意見を聞く場にしたいということで設定されており、どのような意見が出るか興味深いところです。

私としては、やはり、市民の方画も参加しての議会改革についての勉強会を行うべきと考えています。閉鎖的な中で、議会の中だけで通用しているような事柄についても、市民の目線で考えることが必要と思います。

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相撲協会に対する対応

2010年07月07日 02時27分32秒 | Weblog
今日、今回の野球賭博に関連して、NHKが大相撲名古屋場所の生放送を取りやめるということになりました。視聴者アンケートでも6割以上の方が放送を取りやめるべきという意見であったとのことで、それからすれば放送中止決定はいたしかたないことあと思います。
個人的にも、このような問題が起こったことを受けて、名古屋場所の放送については取りやめるべきと思います。放送するについて放映権が発生して、相撲協会への支払いが生じるならなおさらではないでしょうか。

たしかに、放送を楽しみにしていらっしゃる方がいることも一方ではあるでしょうが、今回のような事件を受けては、放送について取りやめるべきことと思います。その理由としては、現在出ている処分についても相撲協会が決めたというもので、トカゲのしっぽ切りのような様相も感じられますし、まだはっきりと立件されていないことが多く、賭博に関連した行動については、かなり浸透していると思うからです。
やはり、検察の調査をきちんとした上で、放送も考えるべきではないでしょうか。

ただ、今回のようなことに手を出すこともなく、真摯に相撲に取り組んできている力士の方々については、相撲の場があることは必要でありますし重要だと思います。その点では、名古屋場所の開催は妥当な判断ではないかと思います。
こういうときだからこそ、本当にまじめに取り組んでいる人たちに光が当たるべきです。

しかし、2月の理事長選挙からですが、相撲協会の閉鎖的な体質が色濃く出ていると思います。過去からそうだったのかもしれませんが、国技という言葉の後ろで、旧態依然とした価値観がまかり通ってしまう、いわゆる普通の市民感覚からかけ離れたものになってしまっているのかもしれません。
そのような価値観や感覚を、あらためて見直すべき時期であることには間違いがないと思います。またうやむやにしてしまっては、おそらく影の部分をより見えなくするような動きになるだけで、本質的には変わらないのではないでしょうか。
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東京の豪雨から考える

2010年07月06日 11時03分17秒 | Weblog
昨夜は東京で豪雨被害が出ていました。被害にあわれた方々には、生活復旧に向けて大変なことと思います。
このような雨の降り方については、過去に例がないとのことで、一気に増水して水浸しになった街を見ると、やはり、私たちの生活のあり方を考えるべきなのだと思います。
だからと言って、あるニュース番組のキャスターがすぐ言っていたように、このような出来事を簡単に地球温暖化の影響と片付けることはどうかと思います。わかりやすいでしょうが、妥当でないと思いますし、そのような切り口もどうかと思います。

前にも書きましたが、二酸化炭素の排出が増えただけでなく、森林の伐採などが進んだこと、磯焼けやアマモ場の減少なども含めて、二酸化炭素をとりこむ力が弱まっていることも、二酸化炭素濃度の上昇には影響があるはずと思います。
この後者の観点から考えれば、過度の都市開発の影響がないはずありません。
コンクリートやアスファルトなどで地面を固め、地面が水を吸う力を減らしてしまったのは他でもない私たちではないでしょうか。

このように起こっている豪雨災害から考えれば、地方都市である鈴鹿市においても、被害が起こってからでは遅いのは明らかなのですから、そのようなことへの対応をしっかり考えた上で都市のデザインを考えるべきと考えます。
いくら豪雨対策を考えたと言っても、人間の想像など簡単に越えるのも自然ではないでしょうか。昔から水がつくと言われているところに、大きな公共施設を建てることはするべきではないことと思います。

それよりも、高台になるところに公共の施設を建設して、災害避難地としても機能させるほうが重要なはずです。その意味でも、NTT西日本研修センタ跡地南側は非常に意味のある地だと考えます。
現在、戦略的に市のことを考えるセクションで、このようなことが考えられているのかといえば、疑わしいとしか考えられません。自分の仕事の任期の間、大きな出来事もなく通りすぎればいいと思っているのかもしれません。

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夜からは

2010年07月03日 23時43分35秒 | Weblog
今日は地元の夏祭り実行委員会がありました。祭りは7月末に開催なのですが、それに向けて、最後の調整の話し合いをしているところです。地域の活性化にみなさんが取り組んでいます。昨年は雨にたたられ、開催が微妙な時間帯もありましたが、絶妙に天気がもつことで祭りが開催できた実績があります。今年は雨にたたられないようにと思うところです。

話は変わりますが、九州南部などで豪雨被害が広がっているというニュースを見ていると、一刻も早く雨の被害がおさまればと思うところです。被害にあわれている方々については、先だっての口蹄疫での被害を受けた方々もいるでしょうから、復旧について早急な対応を国はするべきと考えます。
選挙よりもそのほうが重要ではないでしょうか。
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地元で動いていました

2010年07月03日 08時39分16秒 | Weblog
昨日は、午前中に千代崎海水浴場での海開き式に出席していました。
当初は、パラパラと小雨も降ってきて、大丈夫かなと思っていたのですが、式が始まって雨も上がり、暑すぎない中での式となりました。写真は海上保安庁の巡視艇による放水が始まる直前のものです。千代崎海水浴場は、県内でもっとも伊勢湾の奥にある海水浴場ということです。観光資源としてより良く活用されるようになればと思います。

海開き式の後、若松センターで地元三自治会の自治会長さんと千代崎観光協会会長さん、そして市環境政策課、市防災安全課、市教育委員会青少年課があつまり、夏季の海岸線での迷惑行為防止、つまり、夜の花火などの抑止のために、合同で行動するという話しあいに出席していました。
千代崎海水浴場から原永にかけての海岸でも、夏季には深夜などに花火をあげる音がかなりします。このようなことを防止、抑止するために、地域から行動を起こし、行政とも連携していこうということが主旨でした。
話し合いでは、県条例で10時以降の迷惑行為については、取り締まりの対象となっているので、9時ごろから海岸線を一往復する形で、青少年課の青パトを活用しながら、県条例についての告知をしてはどうかということになりました。

午後からは、自分の議会報告を地域に自分の足で配布していました。このようにすると、会話もできて非常に勉強になります。なかなか校区内全域に一度に行くこともできず、家族の手伝いもありながらの作業ですががんばりたいと思います。
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一日遅れブログ

2010年07月01日 09時27分01秒 | Weblog
とりあえず、30日のできごとを

昨日は午前中から市役所に行き、会派室で市政報告作りをしていました。
3月分も配布のものができていなかったので、またしても合併号のようになってしまったのですが、文字でいっぱいになってしまいます。
このブログで、日々のことを書いているのですが、このような配布のものにも活動を書かないと、なかなか議員としての動きがわかってもらいづらいのだろうなと思ったりもします。
また、直接議会に携わることだけでなく、その他の活動もあるのでまとめる作業に悩みます。そう考えると、やはりこのようにネットと印刷物がうまくリンクできるように、リンクしてもらえるような取り組みも考えるところかなと思ったりします。

夕方少しジュニアバレーのコーチをしてから、夜は芝参議院議員の集会に出席していました。党籍を持っているわけではなく、党籍を持つということも考えておらず、選挙にべったり関わっているわけではないのですが、お世話になっている方々とのつながりもあり出席していました。
応援弁士の方々の話を聞きながら、やはり、国政選挙と地方議員は一線を引く形がよいのではないかと思っていました。紹介もしていただいたりしたのですが、自分の思うところとのはざまにいるような感じのする時間でした。


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