今日、尖閣諸島関連の動画をネットに流した人物が出頭したことは、機密漏洩という見方以上に投げかけるものは大きいと思います。前にも書いていますが、動画を見た限り、あの動画を公開しないでいたほうに大きな疑問があるからです。明らかに問題行動を起こしていることを、それを隠ぺいするかのようにしていたことは、動画を流出したことと同等に国民にとっては問題と思うからです。
報道などでも、流出させた人物探しに躍起になっていたように思えますが、出頭した今、問われるべきは動画を出さずにいたことの理由もでしょう。国益を損ねるということが理由だったとすれば、きちんとした証拠となりえる出さずにいたことで、あのような中国からの論調と国内世論が日本に向けられたことは、国益を損ねることそのものだったのではないかと思います。
その点について、動画流出の被疑者を責めるばかりでなく、国政で責任ある地位にいる方々、政権政党で責任ある方々は、ご自分たちの説明責任を果たして頂くべきだと思います。
話は変わって、その同じ日の早朝、インターネットのライブ動画放送サイトで、ある個人の方の自殺に至る映像が生で映されていたことは、インターネットの技術に伴う暗部として考えることは多いと思います。
国がすぐに技術などの抑制に走るとすれば、それは間違った方向に行きやすいと思いますし、そうするべきではないと思います。今の状況を考えると、先の尖閣動画とあわせて、一部の人たちが規制を強化するほうに無理やりに持っていくようで不安があります。短期的にはよく見えても、長期的にはなんらお隣の国と変わらない国になってしまうのではないかと。
しかし、今回のように自殺した人にとっても、それを煽った人たちにとっても、ネットが安易に使えてしまっていたこと、また、そのような行為を抑制するために有効な手立てがないことは憂慮すべきだと思います。
これについては、常にネットを監視したり、そのような言動すべてに敏感に対応することは現実的ではないので、いかに一人一人の感性を磨くのか、教育などを通じて働きかけるという他には、今のところ取り組めないのではないかと思います。そうこうしているうちにさらに技術は進んでしまい、その中でさらに深刻な課題が出てくることも容易に想像できるところではありますが…。
報道などでも、流出させた人物探しに躍起になっていたように思えますが、出頭した今、問われるべきは動画を出さずにいたことの理由もでしょう。国益を損ねるということが理由だったとすれば、きちんとした証拠となりえる出さずにいたことで、あのような中国からの論調と国内世論が日本に向けられたことは、国益を損ねることそのものだったのではないかと思います。
その点について、動画流出の被疑者を責めるばかりでなく、国政で責任ある地位にいる方々、政権政党で責任ある方々は、ご自分たちの説明責任を果たして頂くべきだと思います。
話は変わって、その同じ日の早朝、インターネットのライブ動画放送サイトで、ある個人の方の自殺に至る映像が生で映されていたことは、インターネットの技術に伴う暗部として考えることは多いと思います。
国がすぐに技術などの抑制に走るとすれば、それは間違った方向に行きやすいと思いますし、そうするべきではないと思います。今の状況を考えると、先の尖閣動画とあわせて、一部の人たちが規制を強化するほうに無理やりに持っていくようで不安があります。短期的にはよく見えても、長期的にはなんらお隣の国と変わらない国になってしまうのではないかと。
しかし、今回のように自殺した人にとっても、それを煽った人たちにとっても、ネットが安易に使えてしまっていたこと、また、そのような行為を抑制するために有効な手立てがないことは憂慮すべきだと思います。
これについては、常にネットを監視したり、そのような言動すべてに敏感に対応することは現実的ではないので、いかに一人一人の感性を磨くのか、教育などを通じて働きかけるという他には、今のところ取り組めないのではないかと思います。そうこうしているうちにさらに技術は進んでしまい、その中でさらに深刻な課題が出てくることも容易に想像できるところではありますが…。