

「火恋し」は朝晩の冷え込みで、炬燵をたてるほどではないが身近に小さな火桶が欲しくなるとする晩秋の季語だ。そう、このブログを書いている11月は火恋しの頃だ。
そしてアップさせるのは大晦日の今年最後のブログである。ついにこの1年間、毎日書き続けることができた。一ヶ月ぐらい旅先だった事もあり、連載は難しいだろうと予想していたが、予約投稿で乗りきれた。
予約投稿をしているから当然季節感はずれている。一ヶ月前に紅葉の映像といっても、まだ色づいていないから不可能だ。それにブログの秋のスペース上、既に原稿で埋まっている。従って今年最後の映像になる。このあたりが予約投稿たるブログの所以だ。V-logという近年の執筆方法も少し慣れてきた。それに例え紅葉の散り際が美しくとも、もうそんな映像をアップさせるスペースがないというのも心地よく、時間のプレッシャーから解放されたみたい。
さて今年最後のブログの映像は、どこにしようかと考えた。
最初に空間の大きなところが良い。三脚を心置きなく立てられて画面構成に配慮出来る場所だ。そうなると府立植物園。来てみたら、まだ紅葉には少し早いが、それでも映像になりそうな被写体が多いではないか。こうした撮影しやすい場所は好きですね。
映像は、ツァイスの単焦点レンズとDJIPOCKET2で撮影した物を組み合わせて構成した。色味は少し違うが構成できそうだ。ただしDJIPOCKET2がちゃんと機能すれば、そのときだけは便利な機材だ。
今年も大晦日が近づいてきた。思い返せば、コロナ、紛争、世界経済のリセッションと実に難儀な年だった。こんなくだらない・そして疲れる年は、早く終わりにさせたい。そんな意識が予約投稿を加速させたようだ。来年は静かに暮らしたいですね・・・。
KYOTO BOTANICAL GARDEN/火恋し紅葉庭
α6600、CarlZeiss PLANAR50mm/F1.4
DJIPOCKET2
追記
京都に住んでいるわりには、番外地みたいな場所ばかり訪れた。京都の紅葉名所は人が多いし映像撮影する気分でもない。もちろん私の過去ログをひっくり返せば紅葉名所は数多く撮影している。だから興味がない。それでも街を歩けば市中に点在する紅葉が美しいと思う。そんな紅葉を、もう少し撮り歩きたかったと気がついた頃には大晦日だ。
よきお年を!・・・・・