ようやくMacの1万枚以上ストックしてある写真ファイルが開いた。これまでOSの更新で開かなかったようだが、何が原因で開かなかったかはわからない。開いたのはよいが、それ以前に私は静止画への関心が無い。どうせ動かないしさ、眼が退屈よ・・・。
気を取り直して、この静止画画像はニコンDfと85mmのレンズで撮影した。へーっ、85mmって立体的に描写して背景が綺麗にぼける。それを実感した頃には既にこのニコンレンズは処分していた。
今のニコンってプロダクトデザインがダサくて使う気分になれない。それに映像に関心が希薄なニコンじゃなあ・・・、だ。そもそもこれまでよりも太いレンズが登場し重厚化してきた。あれってジンバルでバランスがとれるのだろうか?。そんな使い心地が悪いレンズが今はすこぶる高い。そんなニコンポリシーに疑問を持ち私はSONYに乗り換えた。
ニコンと同じ描写は、ZEISS Sonnar FE1.8/55ZAでまかなえる。そしてシステム全体が軽くなり映像の場合2本のレンズで大概の撮影ができる。荷物は軽くしたいのが私の経験則だ。
それにiPhoneが現実以上に綺麗な画像をたたき出すので、静止画もiPhoneオンリーになってしまった。
惜しかったな。性能が良いレンズなだけに。ニコンはデジタル一眼レフを最初に登場させたほどの技術力があったのに、今では残念でしたというほかないかな!?。
最近の映像撮影では、小さく軽い2台眼のα6600のボディにはいつも標準レンズがついている。それに最も小さなマイクを載せている。このレンズはAPSサイズだから82.5mmの焦点距離、デジタルズームで123mm、画質を無視するならば330mmになる。ボディ側で焦点距離を決める事が多いから、レンズの焦点距離は無関心になりがちだ。もちろん背景はちゃんとボケる。悲しいのはオートフォーカス解除のボタンがついてないことだろう。
画像:NIKON Df,AF-SNIKKOR85mm/F1.8G