Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1493. 木枯らし1号!?

2017年10月31日 | diving

 新聞の映画紹介で映画をみることはないが、こんな記事をみつけた。映画愛(毎日新聞10月29日日曜版6面)がそれだ。映画「ゲット・アウト」を例に、今なお残るアメリカ社会の人種差別について書かれた映画紹介である。

 ならば映画をみてみよう。でっ、みた結果この映画は、映画紹介にあるように特段人種差別と白人優位について主張しているわけでもなかった。黒人監督ジョーダン・ピールが差別と支配をホラー仕立てで暗示させていることがアメリカでヒットしている理由だとする紹介記事の拡大解釈なのだが、説得力を感じないなぁー。

 そんな紹介記事の拡大解釈よりは、脇役のケイレブ・ランドリー・ジョーンズのトゲをさすような癖のある不良ぶりが光ってたし、彼は現在公開中の「バリー・シール」という映画でも、不良っぽい役を好演していたということの方に眼がいった。

 そんな映画の話は別としても、文化系の特徴として、いくつかの示唆的な現象から社会問題へひっぱってゆきメタファーで語るという論法に、私はあまり論拠や魅力を感じない。ひっぱった分だけ執筆者の解釈であり、それは地球上の人間の数だけあり、従って一般性をもたない特殊解に近い。そんな文化系の手法ばかりがちらつくから、私が新聞を読まない理由でもあるのだろう。

 新聞も例えば宇宙ステーションがなぜ継続的に維持されるかという数値と図や科学イラストなどを用いた工学的解説をするとか、オスプレイはなぜ操縦が難しいのかとするコンピュータ・シミュレーションをしてみるといった具合に、そんなのが4面ぐらいにわたって記述されれば関心を持つのだけど、それは科学誌の世界だといわんばかりに無視されている。だから結果として容易に執筆できる文化系記事ばかりになり、つまり退屈なのだ。科学技術というのは、専門誌だけの知見ではないと思うけどな。反対にすくなくてよいのは三面記事やスポーツ欄。あれこそ駅のスタンドで週刊フジとかスポーツ紙でも読んだ方が面白い。

 といって文化系には、好意的な人種も多いのであまりむげにはできない話だが、工学系の立場からみるとお人好し集団。ことあるごとに意見が違えば議論しましょうとくる。こちらは議論ではなく提案をしているのですが。反論があるならさらによい提案をしてちょ、というと文化系は沈黙する。つまりメタファーなロジック思考だから提案や方策が苦手な世界なんだ。

 文化系は科研などの研究費がつく機会が圧倒的に少なく、従ってまとまった研究成果をあげなくても飯が食べられるあたりが、どこか浮き世離れしている。それだけに、人口減少時代に向けて存続が問われている分野だ。経済は金融工学など工学化しているので残るのは法学ぐらいか。その他の社会学や教育学などは、やがて消えてゆくのであろうか。

 さて台風通過後の近畿圏は西高東低の冬型気圧配置で木枯らし1号が昨年より1日早く吹いたという報道だが、私の記憶では一ヶ月早かったのではないか。マスメディアを信用していないので過去を調べてみた。近畿圏で統計を取り始めた1987年以降一番早いのが、10月25日(2015年)、逆に遅いのが12月19日(2003年)となる。1987〜2005年までは大体11月末が多く、私の記憶を裏付けている。だが2010年以降から毎年10月末の年が続く。それは気候変動が背後要因としてあるのだろうか。つまり私の記憶は合っていた。ただし10年前の記憶だが・・・。

 

沖縄県慶良間諸島野崎

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8MM/F1.8

 ISO200,露出補正-0.3,f/3.2,1/1000

 

 

 

 

 

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番外編303. 3次元の空間の意味

2017年10月30日 | Design&3DCG

 画像は、目下制作中の人口15,000人の都市計画の一部。森と植物に囲まれた居住環境を意識している。こんな都市型マンションなら即完売でしょう。既に現存しないタイプなので定量的なデータがなく、これを採取するためにモデルプランを作ってみた次第。それにこんな環境にしたいというイメージづくりも兼ねている。その後で定量的な都市需要などを算定しながらマスタープランをつくるわけだが、この10年はかかるプロジェクトは本当に立ち上がるのだろうか。逆にしぼむ場合もあり、都市計画の場合は後者のケースがはるかに多い。まあ当面の夢というか生きがいをくれたつもりで励んでいます。

 さてこの街区まではデザインしたが、もうPCのソフトが重く、動作はすこぶる遅くてまいりましたね。Mac proなどのパソコンクラスではちと難しくなってきた。やはりワークステーションを構築する必要があるかなぁー。パソコンで仕事ができる限界を超しているようだ。

 それに比べれば事務系なんか、いいよねぇー。格安のノートPC1台あれば仕事ができるんだから。その格安のノートPCはThinkPadが17,400円だってさ。昔のIBM製ですよー。だからサクサク動いて、パソコンの能力が足りないという経験はないだろうな。足りないのは事務能力だけさ(笑)。

 32bitのPCだと4GBまでのメモリーしかつめないが、64bitになると理論上2億GBのメモリーがつめるというのと一緒で、大体事務系の2次元プランなんか紙の上の数値だから変更するのは係数をかけ算すればよく、excelなら瞬時に終わる仕事だ。3次元の空間になると考えることや仕事がbit数・メモリーの関係と同様に増えるわけ。だから容易に変更されてはかなわないのであらかじめモデルで検証しているわけさ。そういうことがわからない事務系というのは脳天気で幸せもんですよね。それで事務管理職が俺が作ったなんていったら笑いもん。

 まあ3次元の空間をつくることは、32bitが64bitになるようなもので、数学的論拠はないが概念的に事務系=2次元平面=32bitPC=32GBメモリー、建築系=3次元空間=64bitPC=2億GBメモリー、という図式が成立しそうだ。だから2次元から3次元と1次元増えたことの意味は、桁違いのメモリーと同等とはいわないが、それぐらいの仕事量を発生させるわけ。以前大学のラボにいれたワークステーションを納品業者がみて、こんなハイスペックパソコンはこれまでみたこともないといっていた位の仕様だった。そんなことを思い出している。

 

ハードウェア:Mac pro、ソフトウェア:Vue Infinite2016 R3 

 

 

 

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PEN LIFE1492. アカデミックな話

2017年10月29日 | diving

 さて台風が通過してゆく週末。今度は太平洋側を通過してゆくので、いまのところ本土への影響は小さいが、また雨の週末だ。

 台風の中心が通過してゆく沖縄では、ダイビングどころではないだろう。いや実は違うんですね、波の来ない入り江などで結構潜っていたりするわけです。特に台風がくるときは、避難してきた意外な魚に出会うことがあるのです。私は台風の前に慶良間諸島に避難してきたマンタをみましたから。

 どうして魚は地上の気象現象がわかるのだろうか。気象現象の変化は、そのまま水中にも影響を与えている可能性は予想できるが、そのメカニズムは不明だと思われる。だから研究する人も少ないでしょう。海の中のことなんか宇宙ほどにはわからないですから。

 でっ、日本海洋学会という学術団体があり、さて魚の生態などどうやって研究するんだろうとおもってCiniiで研究リストをみたら、「杉本 周作:西部北太平洋亜熱帯域における海洋表層変動の解析的研究」とか・・。こりゃ分野が地球規模で広すぎて研究分野が違う。こちらはマクロではなくマグロの親戚だから・・。

 そこで日本魚類学会の論文を検索すると、「小枝圭太・秋田雄一 :与那国島から採集された日本初記録のウツボ科魚類Gymnothorax breedeniハチモンジウツボ(新称)」といった題目が登場し、こちらが魚に近い。つまり近大マグロやウナギの生態に関する研究も魚類学会なのだろう。つまり食用が関心事。食べない魚は興味がないというわけだ。だから食に関係しない魚は、あまり研究もされないのだろうと思ったら、ちゃんと研究者がいた。論文の題目は以下。

No28.Akihito, Katsusuke Meguro, and Katsuichi Sakamoto:A new species of gobiid fish,Cristatogobius rubripectoralis,from Australia,2003.

 天皇陛下をファーストオーサーとするハゼの形態に関する研究だ。陛下は審査付に該当する論文を28編書かれています。審査付きは私と同じ論文数ですね。よく共同研究者が執筆したとうがった見方をする人もいますが、私の経験で審査付き論文を28編も発表していれば、ご自身で執筆できます。そのことは公開されている「リンネ誕生300年記念行事での基調講演」の原稿からも、ご自身の言葉で書かれてあるということがわかります。そうしたことはメデイアの関心がないから報じませんが、陛下の研究者としての側面は興味深いですね。

 さて今日は、天気からアカデミックな話へと展開してしまった。

 

沖縄県慶良間諸島久場島キャニオン紺瀬の鼻

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8MM/F1.8

 ISO640,露出補正-1,f/1.8,1/250

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PEN LIFE1491. トロトロと夜なべ仕事

2017年10月28日 | diving

 画像はオーバーハングした岩の壁面の底だから、エアが上に抜けず岩の隙間に溜まっている。溜まった以上は永遠にこの状態!?。というわけでもないが水の流れがあるから、いつかはエアが上に抜けてくれるのだろう。つまらないものに関心を持った。

 今日も3DCGの制作の傍らでブログを書いている。レンダリングは1分もかからないので、昔のように一晩PCを稼働させておくということはなくなった。だが3DCGはレンダリングのために計算をさせると、1千万ポリゴンのデータが突然2億ポリゴンと20倍以上の処理ができるハード容量を必要とする。まあMac proなので一応それには耐えられる仕様ではあるけど、ディテールを作り込むと制作時のソフトの動作が遅いのにはまいった。はて原因はMacproかVue infiniteか。

 せっかちに次々と指示を出すとレインボーカーソルがぐるぐる周りはじめ、ついにはソフトがダウンしてくれる。だから制作の合間にブログを執筆し、ウィスキーを飲みながらトロトロと夜なべ仕事になる。私が制作する3DCGは、もうMac proではあかんのなかぁーと考え出すと、さらに上のスペックのPCが欲しい。もうワークステーションしかないか。今度PCのプロに尋ねてみよう。

 今晩こそは、昼夜逆転の世界から脱したいと思うのだが・・・。

 

沖縄県石垣島大崎アカククリの根

OLUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FYSHEYE8mm/F1.8

ISO400,露出補正-1.7,f/4,1/30

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PEN LIFE1490. 学校教育

2017年10月27日 | diving

 この2週間は雨が続いていた京都もやっと晴天が続くようになった。いつもの秋か。

 さて、福島の都市計画プロジェクトも部分的に完成に近づいた。救われるのはレンダリングの早さだけど、それ以前の3DCGを制作する過程でデータ量が増えるとソフト自体の動作が大変遅くなる。次の操作ができるまで気長に待つほかない。その合間にブログを書いている。

 そんな時間つぶしのアイテムで、最近フレーズで覚える英会話というメールが届く。フレーズで覚えるのは正解だが、最初は挨拶からというのがガッカリさせてくれる。いつも英会話は挨拶から始まり次第に飽きて途中で放り投げることになる。挨拶ではなく、自分が話したいシチュエーションから入りたいし、そのほうが関心が高いから覚えやすいのだが、どうも文化系固有のあの発想あるいは学校教育の悪しき産物である基礎から積みあげるという思考方法が私は嫌いなのだ。

 やさしかろうが難しかろうが自分の興味のあるところから入る。これが正解だ。わからないところは飛ばし、わかるところから理解すればよい。例えば飛行機や鉄道のマニアだったころを思い出して欲しい。いきなり専門雑誌にとびつき、新しい言葉や難しい言葉に遭遇し、なんだろうと意識しながら次第にそれは理解され知識もステップアップしてゆく。それが学習プロセスだろう。先ずは興味、そこが肝心なポイントだ。

 学問は体系的に構築されているけど、その基礎から勉強せよなどというアカデミックなコメントは存在しない。どうも学校教育と文化系の悪しきご都合主義が教育体系をつくっている。だから基礎から始め、あとは忍耐でステップアップするというプロセスになると、忍耐!、忍耐!、忍耐!、その結果学問が嫌いになる。高等学校までの学校教育というのは、忍耐強い人間は成長するが好奇心の強い人間には辟易してしまう。

 だから私という主体性を放棄した万事基礎から忍耐で、という文化系発想(高校までの先生は教育学部出身者が多数だから体育、芸術以外はみんな文化系)が嫌いなのだ。学校教育が基礎からという体系をとるのは一斉教育の便法である。一人一人違う好奇心につきあっていては一斉教育ができません、というわけだ。だから教育というのはご都合主義なのだけど。それが好奇心のままに走れるのは大学に入ってから。ちと遅すぎやしないかい。

  さて画像の撮影データをみていて、ISOオートでシャッター速度は1/320以上に設定してあるのに、この低速シャッターはなんだろうか。ときおきオリンパスは設定が変わっていて、こちらを慌てさせてくれる。

 

沖縄県石垣島大崎アカククリの根

OLUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FYSHEYE8mm/F1.8

ISO400,露出補正-1.7,f/4,1/30

 

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PEN LIFE1489. 海底の地形

2017年10月26日 | diving

 台風が秋雨前線を引き連れて去って行った。昨日は、一週間ぶりに青い空が眺められた。ただし午前中だけでしたが。

 これがヨーロッパだと冬の何ヶ月間はずっと厚い雲に覆われてすごすことになる。京都はそれよりましか。さて新聞をみても私の頭を刺激する記事がない。それに関心が仕事の方へ向いている。

 だからというわけでもないが今日の画像をphotoshopで色調整をしていた。大きなモニターでみて調度よいぐらいの色に調整にしたが、小さなモニターだとやり過ぎの画像に見えるだろう。そうした海底の地形も水中ライトのおかげで興味深い色を見せてくれる。その水中ライトは1時間程度しか持たないから節電を伴う。しかもボタン類が堅く使いにくいなど世話のやけるライトだ。

 そんなダイビングでフォトグラファー達が使用するレンズは魚眼レンズとマクロレンズの2本だけとオリンパス・サービスステーションの担当者から聞いた。私も実際そうしている。最近オリンパスのハウジングにも少しだけ慣れてきたから、また撮りに行きたいが、カレンダーの雑事の隙間を見つけるのに少し苦労している。

 久しぶりの晴れ間は、やはり気持ちがよい。

 

沖縄県石垣市MCP

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm,F1.8

ISO400,露出補正-1,f/7.1,1/125

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番外編302. 酸素の吸い方

2017年10月25日 | diving

 さて沖縄の画像に戻ろう。空港に向かう途中で立ち寄ってくれた展望台からの石垣島。ダイビングに没頭していたので気づかなかったけど、キタテアゲハが飛び込んできたタップリ夏の風景だ。

 撮影機材はリュックの中でパッキング済み、ならばiPhonで。そんなケースは私たちの身の回でよくある。どんな優れた機材を持っていても手元になきゃ話にならない。だからいつもポケットに入れておけるiPhonが活躍する。

 そう考えると水中でのデジタル機材ならばOLUMPUS PEN程度が大きさの限度。今はPENが手元にないから少し大きなOM-Dをやむなく使用している。だからPEN Fのハウジングが欲しいと思う。実際にはPEN E-PL7という今にもモデルチェンジしそうな少し古い機材が市場にはあるが、ハウジングがPENの小ささを活かしきれていないのが悩ましい。

 実は少しでも小さい方が水中での取り回しが容易だしエアの消費量も少なくて済む。だからPEN Fの極限まで小さくしたハウジングが欲しいところだが、メーカーはつくる意欲がなさそう。

 というのもメーカーは、製品のラインナップや棲み分けということを意識しすぎている。それはPEN Fを趣味機材にさせておくというのは20世紀のプロダクト製品の展開方法だ。今は優れた機材に統合してゆくマーケティングだと思われるが。要はPEN Fの耐水バージョンとハウジングを出せばよいのである。ハウジングを極限まで小さくしてくれるとエアの消費量も少なくて済むのだが。どうせそんなプロダクトが開発されることはないから、当分手元のニコンAW130が活躍しそうだ。

 この日は石垣島を後にして、明日からは那覇で三日間ダイビング予定の移動日だった。体育会系合宿みたいだったが継続して行うと覚えることも多い。今回は酸素の吸い方が課題だった。目標はコンスタンスに40分。これは次回も継続して練習してゆこう。

 

沖縄県石垣島

iphon7,ISO20,焦点距離3.99mm、露出補正0,f/1.8,1/2470

 

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EOSな日118. 固有の空気

2017年10月24日 | field work

 早朝、博多の街を散策した。

 マンションが多いストリートを抜け、セブンイレブンで珈琲を飲みながら考えていた。

 今の博多の街は、横浜と似ている。それは最近の都市開発のなせる技だけど、海外交易で発展してきた歴史経緯もある。博多の海外交易の歴史は、明治期以降に開けてきた横浜よりはるかに古く、そうした時間経過の違いが横浜のような文明開化の空気ではなく、長い歴史時間を引きずった博多固有の空気があるようだ。

 だがどちらの都市も新しいことが好きで前向きなところをみれば類似性が高い。私のプロデュース企業在籍時には横浜と博多は随分仕事をしたところだし、実際に都市開発プロジェクトが実現しているのもこの2つの街が多い。

 そんな私事は置いといて、前夜に、あのネオンきらめくストリートは中州のどのあたりだったと意識したが、そんなところはパスして夕べは水炊きを食べに出かけていた。

 そういえば昨日のスマホの避難勧告で思い出したが、裏磐梯の国際セミナーに出席していたら講演会場でスマホが一斉になった。眼前の磐梯山が噴火・・・、よく読むと避難訓練だった。Jアラートは国でなければ構築できないシステムだけど、危機は知らせるが救助にはゆかへんでぇー、といわれているようだ。まあ国家というのは冷たい存在だよね。

 国家といえば、スペイン・カタルーニャ地方の独立問題があった。ここバルセロナには、文化があり、リゾートがあり、サッカーがあり、そして物流が盛んで、企業50万社が拠点を置きスペイン経済の1/5を支えているとWEBで記載してあった。堅実に働き経済を盛んにさせてきたのに、国に支払った税金が自分達の分配金にならず、公共投資も行われず、税収の少ない地域へ税金が回されているおかげで・・・。あっ!、独立の理由はこれか、つまり他州の貧乏で商才のない地域とは手を組みたくない。その気持ちはわかるけどな。日本でもやるかい!?。東京都が独立運動を起こすとか・・・。

 今日は、台風通過後の静かな京都固有の空気だった。今週は、晴れ間が続き冬の気配が漂う。来月はお火焚祭、そろそろ準備を始める頃だな。

 

福岡市中央区白金 

EOS1DsMark3、EF16-35mm

F2.8,ISO1600,焦点距離35mm,露出補正-0.3,f/3.2,1/40

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EOSな日117. 博多

2017年10月23日 | field work

 週末博多へ出かけていた。

 ファッションビルと屋台が1つの風景のなかで同居してしまうのが博多だ。そういうミスマッチの風景が当たり前のように存在するところに博多の面白さがある。実際街の中にある屋台は、雨にもかかわらずどこも繁盛している。台風が接近してくるなかでの旅であった。

 何日も前から飛行機の便を指定すると、その決められた時間というのが私の旅意識が崩れてゆく気分になる。未来のことなどわからないのだから、ブラッとホームにたったらたまたまそのときにきた列車に乗るというのが私的で好きだ。だから新幹線は、私にとって結構旅的な交通機関だ。ブラッと乗ったら臨時のぞみ号で自由席は空いていた。

 帰りの新幹線の車窓から、山陽地方の多くの河川が増水していた。それはすぐにでも警戒水位に達してしまいそうな程だ。気象庁の降水ナウキャストでみると、台風の北に大きな雨雲があるので、山間部にはすでに大量の雨が降り続いていると判断した。

 夜中にiPhonの警戒警報が2度鳴った。1度眼は京都市の桂川水域で増水のため避難勧告が出された。2度目は鴨川下流伏見区に避難勧告が出され、下京区七条に避難準備がだされた。

 避難勧告は、速やかに避難をお勧めするという意味だが曖昧な言い回しだ。つまり避難の準備をしておけという段階から、全員避難せよという段階の間にあってなすべき行動にバラツキがある。全く役所仕事だと思っていた。それにスマホの音量では、大半は起きない人の方が多く、しかも避難情報はスマホを起動させると消えてしまう。ありゃ途中までしか読んでへんのに・・・。

 23日午前3時のWEBツィートでは東海道新幹線が停電のため。昨日の22時30分から今も停まっているようだ。のぞみ135号姫路行きが名古屋駅で泊まっているのだろうか。その後最終まで関西方面行きは3本あるから、多分名古屋から豊橋あたりで停まっている可能性が高い。愛知県は避難準備の情報が出ている。

 停電は、私も大学新幹線通勤の頃、米原-京都で経験したが、突然速度が落ちて停まってしまい非常灯が点灯する。だからへんぴな田んぼの中にポツネンと停まっている場合もある。田んぼで泊まったらエアコンの効かない車内で一晩すごすことになる場合もある。そうした可能性があるときは、私は水と食料を欠かさなかった。昨日も帰りはお茶を発車間際に調達し、食べ物はお土産用の福岡のお菓子をたべりゃいいだろうという気分で博多から帰ってきた。

 増水している河川も多く、これからもまだ増水は続くだろう。夜半の4時近くになって京都も風雨が遠のいた。夜中に起きたのは避難情報ではなく、風邪気味で寝ていたら汗をかき着替えに起きたからなのだが、ようやく体調も復活したようだ。さてブログを加筆してまた寝よう。

 

福岡市中州界隈 

EOS1DsMark3

EF16-35mm/F2.8,ISO1600,焦点距離35mm,露出補正+1,f/4,1/60

 

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PEN LIFE1488. iPhon誕生10年

2017年10月22日 | diving

 大きな珊瑚の尾根をゆく。山の尾根を歩いているのと同様の感覚だけど、違うのは珊瑚の上に落ちないこと。だから中性浮力でバランスをとりつつ、BCDのエアを少しずつ抜きながら私たちの船を目指す。

 今年でiPhon誕生10年。つまりスマホ誕生10年。ウィンドショッピングがスマホ検索に変わり、私たちの消費や生活や社会の構造も変えてくれた。ここまで変われば社会構造の変化なんだな。

 都市開発の仕事をしていた頃、自治体や企業の担当者から「社会構造が変革できる事業にしたいですよね」などという話をきいて、こちらはゾッとした。たかだか都市開発程度でビルを幾つかつくったからといって社会構造が変わるのかよー、まったく文化系は言葉だけで安易に大きな概念を振り回しすぎる。最近では、選挙の演説がそうなのだけど、そんな文化系の陣笠代議士で何ができるんですかね。つまり無責任と言葉遊びの文化系人種が新聞メディアと一緒になって世の中を攪乱してくれるけど、結果はなにも変わらずなんですね。だが、iPhonというプロダクトが登場してきてからホントに生活構造が変わってきた。こういう生活構造に関わるプラットフォームを新たに構築できる技術を具現化したプロダクトが登場してこそ本来の変革なのだけど。

 iPhonが登場した頃を振り返ると、まだ世の中はNTTドコモが支配する世界であった。ドコモから乗り換えようとすると、「国内では電話のかからないポイントがたくさんありますよ」とつまらぬことをいってくれる。「iPhonは携帯電話器ではなくコンピュータなんすけど」といっても聞く耳を持たずだった。だから一目散にiPhonに乗り換えた。「なんで乗り換えるんですか?」、「ドコモはMacと相性が悪いからです」、「うん!・、マック??、なにそれ???」、まさかハンバーグと勘違いしたとはおもわないが、そういう時代だった。いまじゃMacを使わなくてもiPhonを使っている人達ばかりだ。

 Macを使っているとiPhonと連携するのが当然だし、それに大学メールアドレスを捨ててMacアドレスだけとしたので複数MacPCのメールやWEBのブックマーク管理などが楽になったし、それにプリウスを運転をしていても自動的に音楽はかかるし、そのまま電話に出られるというサプライズもある。どこにいても自宅の複数のMacとiPadとiPhonとは同じ環境だから、あくまで1台のPCだけを使っている感覚であり、それは世話がなくてよい。

 1台ですむ、それがかなわないのがLINE。LINEは機種毎に設定するから、もうiPadのネットワーク網とiPhonのネットワーク網とがそれぞれ違ってくる。そのLINEが日経流通新聞によれば、SNSで最も利用率が高く、FBを抜き支配的な様相だ。

 いまそんなSNSサイト群をあげると「インフルエンサー」、「Cチャンネル」、「撮影タイム」、「ライブショップ」、「メルカリ」、「ユーチューバー」、「インスタグラマー」、「MERY」、「ネイバーまとめ」etc・・・などなど。SNSサイトはコミュニケーションと商品情報との境目をなくしてきたと新聞では解説している。

 そういう私も"pinterest"でイメージづくりをしていたりする。私のiPhonに建築、リゾート、界隈、ドローイングとカテゴライズして画像をストックしている。これはPCでも見られるので便利。その中でドローイングが興味深かった。これはまた別の機会に。

 

沖縄県慶良間諸島黒島ツインロック

OLUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.3,f/2.8,1/800

 

 

 

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番外編301. 人口15,000人の都市のデザイン

2017年10月21日 | Design&3DCG

 このブログ画面の、MIKAMI'S Blogをクリックすると2週間分のブログが見られます。毎日こまめにFBからリンクして当日分だけ読んでいただいている読者もいるので、一応書いておきます。

 今日の画像は、現在関わっている都市計画プロジェクトのために私が制作している3DCGのホンの一部分のレンダリング。この計画の準備と最初のスケマティックデザインを進めている。そんなわけで今週は、夜なべ仕事が連日続いている。

 そうなると寝るのが明け方、起きるのが昼前、FBのリンクはそれからという日が続いている。どうしても夜中の方が集中できるので、すぐに昼夜逆転してしまった。そんな日が続いたためか、今朝は頭がもうろうとしている。頭をならすためにブログを書いているけど、どんよりとした雨模様の天気もあり眼がさめない。

 夜なべ仕事は15,000人の都市のデザイン。新しくつくるのだからこれからの時代のモデルとなるような都市づくりを目指している。

 そこで先ず空間ボリュームから算出する。日本の平均家族数が3人とすれば、5000戸の住宅が必要だ。今の集合住宅の基準よりはるかに広い平均150㎡/1住戸を想定し、約延床面積1万㎡を超える建築が1つできあがる。この60世帯が入居する建築を20棟つくって1unitを構成すると1200世帯。これだけでも相当に大規模だ。これまでに、そんな大規模民間開発はみたことがないが、まあ1unit分のラフデザインと3DCGは完成した。

 ここまでくると1unitの3DCGのポリゴン数が1千万個以上。Mac proはサクサクと動くが、ソフトの動作がすこぶる遅く、時折ダウンしてしまう。このソフト自体の限界なのだろう。ちなみに制作したファイル容量が43.7MB、これをつくるための諸ファイルを含めると2.18GB。まあ私としては軽い方かな。

 さらにこの1initが、あと4.2unit必要になる。それに商業・サービス機能も加わり、まあ5unit計画しなければならない。それで15,000人の生活がまかなえる。それにこの都市の主目的である先端研究開発機能が加わり、ようやく街になる。

 つまり3DCGの空間では、1つの住まいをつくる緻密さで制作した場合、それが集まって建築となり(ここまでは楽勝)、建築が複数集まって1unitとなり(動作すこぶる鈍い)、それが5unitあり(不可能に近い)、そして研究機能が加わった1つの都市をつくる(未知の世界)ことは、ソフトの能力をはるかに超えているわけだ。

 だから3DCGの建築空間的な緻密さで都市のレベルまでスケールアップできるソフトが欲しいところだ。ちなみにGoogle Mapは、すべて2次元画像にしており、これに若干の超簡略CGで桁違いにデータを軽くしているのでスケールアップが可能なのである。そりゃ簡略すぎて都市や建築の世界では使い物にならないよ。ありゃ世界地図程度の情報しかはいらないですから。

 まあ都市の空間をデザインするということは、そういうことなのである。普通にやっていてはパソコンでは難しいときもある。

 ちなみに私が行ったデータ量の試算では、氏名、生年月日、住所を30万人分(1つの地方都市、例えば青森市)のテキストデータを作成したらファイル容量が467KBだった。ちなみにwordのページ数9,433頁、単語数12,378,300とカウントされたけど、今週私が作成した1unit3DCGのポリゴン数と近似値だ。事務系データは3DCGデータや画像よりはるかにデータ容量は小さいし、メールでも添付できる程度だ。それに倍ぐらいの付加情報をいれても1MBにはならないでしよう。

 国民全体ならば600MB程度かな。衆議院選挙なんか600MBの世界だよ。だから1GBもあれば全国民の付加情報付きデータができてしまう。古い電気屋の片隅の棚に埃をかぶって売れ残った1GBのUSBメモリー1個で全国民のデータが入るわけだ。もちろん手作業でやったら大変だけどパソコンなら簡単。その程度のデータ量でなんだかんだと騒がないで欲しいですね。たかだか1GBにも満たない軽いデータ量しか扱わないで、偉そうに威張っている事務屋を脳天気な文化系といって私は少し軽蔑視しているけど・・・。

 さてそんな大規模都市空間をどこにつくるかといえば東北。小さな町でも人口15,000人ぐらいは住んでいたわけ。それが東北大震災で数多くの街が津波で流されてしまったわけ。だから街として空間を復興するプロジェクトをしているわけだけど、東北大震災というのが文化系事務屋の頭の思考をはるかに超える大災害だったということがわかるでしょう。

 

ハードウェア:Mac pro、ソフトウェア:Vue Infinite2016 R3

 

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PEN LIFE1487. 風神雷神図!?

2017年10月20日 | diving

 今週の画像は、岩の間のスリット状になった空間で撮影していたと記憶している。正面の岩の向こうにも空間があり岩陰に魚が生息していた。我々は、光が差してくる上の方へ抜けたけど、実はスリット状の空間とか洞窟は、突然の崩れるのではないかという恐怖心と岩の表情が不気味である。

 例えば正面左上の岩なんか、日本古来の鳥獣の顔に見えてくる。これに向かい合うように左側に後頭部を向けているのも鳥獣だ。二匹の鳥獣が向かい合っているようだ。それはよくいえば京都建仁寺俵屋宗達の風神雷神図屏風の構図を連想する。慶良間版の風神雷神図1?、そんなものを水中で見ると恐怖心の方が先立つ。

 さてVue2016で3DCGレンダリング待ちの間に、FBの基本情報を編集していたら大学以前の仕事場が入力できない。昔の仕事先の住所をいれてあるのに、執拗に住所を入れろという英文が届くだけ。さらにはメールアドレスのパスワードを入れてもキャセルされるし・・・うん!、これはなりすましFBかい!?、というわけでもないだろうが、最近使いにくいFBではある。ならば中学や小学校の友達を探そうとしたのだがわからない。どこかでつながらないかなと校名を入れたり、お薦めの友達欄をランダムにクリック・・・・。結局みつからずじまい。やはり東京が随分遠くなったことを痛感した。

 ならばVue2016で仕事の続き。このフランス製ソフトは、version5.0のときは面白い考え方のソフトだし大変風景が綺麗だったのだが、今は動画対応にしたためか絵としての魅力が今ひとつだ。どうも考え方が変わったようでフランス人が自信を失ったような発色みたいだ。いやそういってはフランスに失礼だが、つまりヨーロッパの色か。その色を見ているとやはりヨーロッパは地味な世界だ。それにポリゴン数1千万程度でソフトがダウンしてくれる。実はこのソフトで風神雷神図1?、の環境ををつくろうというアイデアはやめておこう。やはり3DCGソフトもアメリカ製かなぁー。

 

沖縄県慶良間諸島久場島キャニオン

OLUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO1250,露出補正-1,f/1.8,1/250

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PEN LIFE1486. 思考のエスキース

2017年10月19日 | diving

 ブログを毎日書く習慣があるのはよいが、そうなると毎日画面に向かわざるをえない。今日は10月16日である。今日書いたブログのアップはgooの予約投稿を使い10月19日木曜日である。それを前提で書いている。京都はこのところ雨が続き気温も下がっているためか、風邪気味である。鼻炎、中耳炎の後は、扁桃腺炎かなぁー。

 このブログには、読者のコメントを掲載する機能がある。だが私はこれを使わない。その理由は2つある。

 第1にFBなどのコメントを読んでも同様なのだが、それは、こちらも、せいぜい元気でやっているよという返事の証ぐらいで、そんなに友達の数が多いわけではないので、それぐらいなら書き捨てでもいいだろう。

 第2に書いたブログに興味はない。だから過去ログは読まない。読まないけどgooには、読者が読んでくれた当該ブログが記録される。通例なら新しいところが読まれるわけだが、突然半年前とか数年前のブログを読んでいただいている。それにつられて、はて!?、何を書いたかと思って読み返すことがまれにある。それは私にとって意外に面白い現象だ。

 そんな理由で、読者コメント欄を省いている。それにコメント欄はリンクしているFBで間に合うだろうという考え方が支配的。

 そうなるとなんで書いているのだろうという動機が問われる。多分思考のエスキースだと思われる。新しい画像を使いながら、読み取れた内容や、それを手かがりにして少し調べた内容などを素材にした思考のエスキースなのだろう。例えば魚の名前を調べているうちに、この生態に関心が移りといった具合にである。だから試行錯誤の過程といってよい。あとは文章の練習とか指の訓練とか・・・。

 もう一つ加えると編集デザインの面白さがあるかもしれない。画像に基づいて文章を構成する面白さだ。だから画像がこのブログに付いていなかったら多分これほど長くブログは書かなかったと思う。そんな文章嫌いが10年以上も書き続ける動機は、画像にあったのだろう。そう考えると、世の中の媒体にはほとんど編集デザインが適用されている。1つの画面の中に様々な情報をコラージュする方法も結構面白い作業だ。そんなわけで編集するという概念は結構奥が深そうだ。

 今日は真面目に書いているが、肉声のない書き方だ。台風21号がフィリピン東まで来ている。来週前半は日本にも来る可能性があるコースだ。昨日は一時晴れたのに雨が続いている。古都は相変わらず秋の長雨である。

 

沖縄県慶良間諸島久場島キャニオン

OLUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-1.7,f/1.8,1/320

 

 

 

 

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PEN LIFE1485. 秋というよりは冬の実感に近い

2017年10月18日 | diving

 さて洞窟的スリット空間の続き。幸運なことにウミウシがいる。といって希少種ではなく注意していればよくみかけ、貝殻が縮小し、体内に埋没するなどして消失した後鰓類(こうさいるい)だというのがWEBの解説。そんなもんはどうでもいいよ、というのがこちらのスタンス。潜っているときにアカデミックなことなんか考えるエアの余裕はありませんから、というのがどうでもよいとする理由。

 最近執筆側の事として予約投稿が多いが、自動的に設定時間でアップされるのはよいとしてもFBなどとリンク設定していても、リンクされないことがある。だからアップ後に手動でリンクしている。というのも、来訪履歴をみるとブログをアップした当日画面しかアクセスしない人が来訪者の半分近くいるのだ。FB画面をクリックすれば確かに当該日付のパート画面しかみられない。そこでアクセスしたブログ画面の左上にあるMIKAMI'S Blogをクリックし各自のブックマークに入れておけば、FBなど使わなくてもいつでも2週間分のトップ画面をみることができる。一応書いておかないとね。

 予約投稿で執筆しておくから、全部は書かなくても投稿予定日をいれてgooに保存しておく。後日加筆するのに、前文が消えてしまっては二度手間だし、草稿を保存しておく点では便利だと思う。今日のブログは10月15日の日曜日に書いている。京都は雨の休日で出かけられないので、そんなことぐらいしかできない。まあそれもたっぷり次のダイビングまでぐらいの画像のストックができたためなのであるが。

 それにしても部屋に暖房をいれるなど寒くなってきた。秋というよりは冬の実感に近い。その前に紅葉があり、このブログでもさんざん京都の紅葉は取り上げたので今更そんなの見ねぇーよ!、という気分濃厚だ。それよりか、11月半ばを過ぎると沖縄も北風が吹き海が荒れるので慶良間へ行く船は出ないことが多くなる。だから今年最後のダイビングをしておきたいという気分の方が濃厚だ。それをすぎるとダイビングポイントは本部のゴリチョ位になってしまう。ゴリチョかぁー。


沖縄県慶良間諸島久場島キャニオン

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8 mm/F1.8

ISO200,露出補正-1.7,f/1.8,1/320


 

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PEN LIFE1484. 宅配便クライシス

2017年10月17日 | diving

  洞窟!?、ここは岩の間のスリット状の洞窟的空間といったらよいか。そんな画像ばかりじゃ暗くなってしまう。たまには、こんなところで潜ってますという地形でもアップさせておこう。インストラクターは岩に顔を突っ込んで魚を探している。まあ珍しいエビがいても魚眼レンズだから撮れませんよ。

 話題は変わるが宅配クライシスが起きている。つまり今の物流システムで配送容量が限界なのである。日経流通新聞2017年10月13日号によれば、政府は宅配ロッカーやコンビニなどのタッチポイントを増やす施策を行っているが、同紙によれば、国内55,000件のコンビニと10,000件の鉄道に駅に宅配ボックスをすべて置いてもこれらの年間取扱量は2億個、宅配便の年間取扱量が現在40億個、将来60億個と試算されているので、宅配ボックスやコンビニもすぐに処理能力の限界が来ると報じていた。

 宅配ボックスなどというすぐに破綻するシステムを思いつくというのは、いかにも数値を無視した文化系的発想だけど、ようはプラットフォームを変えればよい。先ず郵便で運べるサイズを大きくするなどの法的ルールの緩和や置き配達ツールの開発などを行えば郵便で配達できる。それは発送する側の意識を変えれば簡単なことだ。

 身近の話題を例にだすと、先日もオリンパスでOリング2個とシリカゲル3個(まったくせこい話だな)を注文し、送料1080円を支払う羽目になったが、それって代金は注文時に納めてしまい普通郵便で送ってくれたら送料120円ぐらいでしょう。大体在庫を置いていないというのがそもそもの発端だけど、こちらは置き配達だから不在時でもうけとれる。そうした簡単にする意識が企業側にないのは、多分撮影機材なども発送するので送り方のルールがきめ細かく定められているのだろう。彼らはそれに従ったまでだが、おかしいと気がつかないのだろうか。そんな送り手の慎重居士意識も宅配クライシスを招いている。

 それではなぜ企業は慎重居士意識なのか。一例をあげれば過剰なユーザー意識も荷担しているのではないか。撮影機材が届いた、操作してみると動かない、返品だ、でっ宅配便が往復するわけだ。そんなケースは、価格.comの口コミ情報をみるとおよそ全ての新製品に不具合があるかのように書き込みが多数見られる。たかだか撮影機材程度で動かないというのは少し騒ぎすぎの感もあるが、メーカーに戻ってきた製品をみてみると壊れてはおらず、たんに操作の間違いだったということも多々あると聞く。メーカーももっとわかりやすいマニュアルを作れば済む話なのだが。そんなわけでせっかちなユーザーと慎重居士のメーカーの間を宅急便が行ったり来たりする。そんなのは数としては過小だけど、宅急便依存度を高める方向ではある。

 そして次第に商品発送のルールが厳格化し、なんでも宅配便ということになり梱包は大げさになりコストも高くなる。コストは消費者が負担するのだからかまへんというわけだ。しかしもはやデジタル化した撮影機材は、昔のように高額耐久消費財ではなく使い捨て消耗品だから、台所の洗剤とかそんなのと一緒と考えれば、撮影機材なんかコンビニで販売してもええか。撮影機材の扱いは過剰にユーザーと企業が反応しすぎているようにも思うが、どうせスマホが市場を占有しているので、いずれは消えるプロダクトなのかなあ。水中で使えるiPhonが欲しいよな。

 さて天気図をみると秋雨前線が太平洋側に停滞しており京都も毎日雨模が様く。昨日は、喉の痛みに加え歯も痛くなり、なんだこれは医者通いかと雨空を見上げながら絶望的な1日だった。他所のクライシスより、こちらのクライシスの方が重要だよ。痛み止めのバッファリンっと・・・。

 そんな風邪気味で夕べは、3DCGの制作に朝方まで没頭。1千万ポリゴン程度でデータが重たいとも思われないのだが。それとも設定の仕方か、今ひとつ英文のソフトはわかりにくい。Mac proでもあかんとなるとWin系のあのPCか。それはちと気が早いか。Macクライシスもあったか。

 

沖縄県久場島キャニオン

OLUMPUS E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-1,f/2,1/320

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