今日も3月初め頃の話である。YoyTubeでPeachのマネージメント映像を見ていた。これによるとコロナ過以後Peachは大幅な赤字続きだそうだ。そこでマネージャーが実際のエアラインのフィールドサーベイをしている映像内容だった。最大の課題は定刻通りに出発出来ないことと語っていた。
私は、これまでに沖縄のダイビングにゆくときにPeachを利用した。おそらく数十回以上の利用になるだろう。それでいてなんの恩典がないのも寂しい航空会社だ。
たしかに私も那覇からの最終便に乗ると、京都に帰るリムジンバスの最終に間に合うかと気をもんだことがたびたびあった。間に合わないとなると途中で飛行機はフルパワーで飛んでくる。そしてこちらは関空で荷物をピックアップするなりリムジンバスの停留所までダッシュ!の経験が複数あった。
何故定時出発ができないかとする要因の一つは、預け入れ荷物の処理である。おおかたは格安航空券サイトでチケットをオーダーするから預け入れ荷物のオーダーはできない。空港のチケットカウンターで追加料金を支払って預け入れるわけだから長い行列ができる。結果として時間遅延につながる。
しかし今時の旅行で預け入れ荷物のない旅行者がいるのだろうか。鞄一つのビジネスマンは、定刻出発できない航空会社を利用しない。従ってチケットサイトとピーチのマネージメントとの間に乖離がある。PeachのマネージャーはPeach目線でしか現場を見てないようだ。そのあたりがよくあるサラリーマン発想ですね。
Peachを継続的に使う利用者は結構多く、映像で紹介された内容は理解している。マネージャーが欠落している視点に、Peachの利用者は、いつから空港に来ているかを調べていない事である。時にはPeach指定の90分前どころか半日前から空港に来ている場合もある。預け入れ荷物は邪魔だからできるだけ早く預けたいがPeachは90分前からでないとチェックインも預け入れもできない。
そこでPeachのカウンターが当日であればいつでも預け入れられチェックイン手続きが完了できれば、カウンターの前に長い行列をつくることは少ない。集中するからあらゆるストレスが発生するのであって、分散させればストレスは少ないとする数学的論理が必要だ。ここは企業のサラリーマンマネージメントじゃ気づかないだろうな!?。したがって新たに預け入れ荷物の自動チェックイン機設置ぐらいでは、今度はこの機器の前に行列ができるだけであって、ようはカウンターの人材を減らせるという管理メリットしかない。
もちろんこの自動預入機で当日であればいつでもチェックイン完了で荷物を預けられるというのであれば大いに助かるのだが、どうせ文科系リーマンはそこまでは考えていないだろう。つまり職員を減らす合理化であって、今後も遅延は続くということになる。
だから私は、最近何かと世話がない同じ路線を飛ぶJetstarにするかなと考えている。
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