Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編209. キャリアー

2015年09月30日 | diving
 私達が恩納村山田の青の洞窟を潜っていたら、どういうわけか自分では身体を動かない二人のビギナーを洞窟まで運んできたプロダイバーに遭遇した。まるでキャリアーだな。水は浮力があるからこんな事も出来るんだろうなと見とれていたらUターンして出て行った。アレ何!?(笑)。
 さて今日は、終日ボランティア公開講座の原稿作りであった。プロジェクター資料も1日で8割方できたから、まあ上等な方だろう。フィールドサーベイの話だから、それ以上書くこともないが、ダイビング時の魚の画像は、環境の話として資料に加えた。つまり講義に使用したのだからダイビングは立派な仕事に昇格したわけだ。
 従って疲れ果てた。もう書くこともない。

沖縄県恩納村山田
ニコンCoolpix AW130
ISO220,焦点距離5mm,露出補正0,f/2.8.1/30
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番外編208. 鯛の主!?、一国一城の主!!

2015年09月29日 | diving
 額の色の黒さといい、眼の回りのボリュームといい、どこか貫禄を感じさせるロクセンスズメダイである。スズメダイの主!?、だろうか。左右の胸びれの角度が違うので、こうした操作と尾びれとで上下左右に方向転換をするのだろう。
 さてGoodleで時折このブログが引っかかってくる。それもとんでもない場面で。例えばEOS1ds Mark3と文中に使っていたが、この話題について書いたわけではない。たまたまこの日はアクセス数が多かっただけなのだろう。だからEOS・・・と検索した人には目的違いの検索結果となる。
 このブログでは、画像と文章とを一致させてはいないし、話題も横にすべってゆくので、一つのテーマについて書くような律儀なことはしていない。アクセス数が多かった記事に関心があったのか、その時の画像に関心があったかについては構造的にわからないが、Googleにとっては迷惑なブログであり、こちらにとっては裏をかいたぞというささやかな気分でもある。
 今日は、朝いつもより早く大学に着き、さてなんの仕事からかたづけようか。だが天気が良いので外をプリウスでひとっ走りしてくるか。それで稲武のどんぐりの里まで往復。昼には大学の食堂でいかにも仕事をしたという顔をしながらランチタイム。ひとっ走りで気力が蘇ったのか、呉越同舟の教授会にMac Bookproを持ち込み期限の迫った研究倫理のWEB研修とテスト(最近大学はこの手の研修がやたらと多い)をしたり、科研の書類で頭をひねり、そうかと思うとダイビングスクールからお誘いメールがとどいて心躍ったりして、3時間の会議もようやくおわった。まあ雑用が片付いたのが一番大きいが。何を会議していたかなんてあまり記憶にない。後で議事録を読めばいいさ。 
 会議後は、沖縄行きの宿探し。最近金曜日とか土曜日が既に満室のところが多い。中国人のツアーでも来ているんだろうか。帰りしなに院生と出会い打合せ。おっ予定が速く片づいた。要件が早めに終わるというのは、好きですねぇー。朝から眼不足だったので大学で午睡しようと思っていたら、結構動き回っていた1日であった。こっちは一国一城の主だもんな。

沖縄県恩納村山田
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4mm,露出補正0,f/2.8.1/800
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番外編207. スーパームーン

2015年09月28日 | diving
 ダイビングをしていると、時折この珍奇な魚を見かける。
 珍奇とはまずスタイルだ。全体に寸詰まりの短い胴体に、とってつけたような背びれ、それに申し訳程度の余り役に立たなさそうな尾びれ、大体目の回りに実に下手くそな落書きのような黄色い模様、天地創造の神様も遊んでくれたよなと言いたくなる特徴がこれだけあればWEB図鑑でもすぐに引き出せる。ハナキンチャクフグである。怒らせると膨らむんだろうか。こんな不格好な胴体で膨らませると滑稽だよな。
 フグだから毒はありそうだ。WEBで調べると、一般的なフグは、手荒く扱ったり、敵が近づくと、皮膚からデトロドトキシンという毒を分泌する。敵はそれを感知して攻撃をやめるそうだ。フグの毒って人間は知覚できないが、魚は知覚できるんだ。ふぅーーんのWEB知識である。フグを膨らませるときはレギュレータをしっかりくわえていようね。ダイビングでフグの毒に当たったという話は、余り聞かないと思われるが。
 今日は講義に実習と終日授業であった。それに紀要の原稿を提出して一つ終わり。ただし第一週目は予想通りパソコンとスライドプロジェクターのトラブルに見舞われる。やはりかと思いつつ、クリアして日が暮れる。スーパームーンもどこへいったやら。

沖縄県宜野湾市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離6mm,露出補正0,f/4.2.1/60
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PEN LIFE1207. まとめて三日分

2015年09月27日 | diving
 どうも日付が先へ進むと書いていてシックリこない。第一ブログは出来事の日記という認識なのだから、一般的には過ぎたことしか書かかないので、これでは書きにくいことしきり。ブログの執筆と日付とを一致させるのには、まてめと3日分書くほかない。
 今日9月25日は、大学の地域貢献プログラムで朝から名古屋市緑区大高地区へ出かけた。午後大学に行き4つ程仕事を片付け、夕方からまた大高地区に出向いた。酒蔵のお月見コンサートで、我々は、酒蔵の酒粕でスウィーツをつくり無料配布したところであった。終日雨。
 早々に酒粕スウィーツがはけてしまい、帰りしなに名駅地下の山本屋で味噌煮込みうどんで冷えた身体を温める始末であった。明日は晴れるといいけど。さてお風呂で、雨で冷え切った身体でも温めよう。というのが25日の話題であった。
 でっ26日は少しばかり晴れたので休日出勤。仕事は残っているし、シルバーウィークで静養しているから、これは余力か。
 気分転換に車で長野県の治部坂峠へくりだした。いつものように峠のレストランで、車の運転で眠くなるので、ここでは消化の良い物しか食べないことにしている。ところが最近メニューが変わりヘビーなものになってしまった。車でしか来れないところにあるのだが、女性の店員さんがミートソースもありますよと声をかけてくれていた。帰りは中央高速をひた走り大学に戻った。
 京都へ帰宅途中に講義でつかうカートをひいた人達のカットが欲しいので、フィールド調査用のE0S1DsMark3を持ち出した。だが最近指が慣れていないのでもう指がアカン。やはり私にはオリンパスの方が使い勝手がよい。そんなんで土曜日は明け暮れた。
 さて27日の日曜日は、少し講義の準備とか家の雑用とかお地蔵さんのお掃除とかで終始した。山用のヤッケを着たら暑かった。まだ夏が終わってはいなかった。
 オリンパスの画像は、寒色系の水の中に暖色系の珊瑚があり、背後には太陽があたっているといった具合であり、魚眼レンズは水中で絵にしやすい画角だ。
 そんな画像を見ながらブログ三日分書きためた。ようやく日付と文章が一致する。しかし、実につまらない文章ではある。まあ平和なのだろう。

沖縄県 慶良間諸島
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f8.1/160
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PEN LIFE1206. あとは惰性

2015年09月26日 | diving
 私は、原則としてブログはその日の最後に書くようにしている。そのほうが一日の話題や考えたことなどを並べられるからだ。だから最近では仕事から帰ったらブログを書く習慣になっている。
 連休が続いたのでせっせと書いていたら、このプログを書いているのが9月24日、アップさせるのが25日、日付は26日とずれてしまった。といって毎日書く習慣はやめられないので、日付がずれたまま書いている。だからこのブログは9月24日木曜日の話題である。
 話題であると言っても話題にするほどの出来事もなく、24日は後期の授業が始まったぐらいである。それも私の講義が1時限からとさえないスケジュールだ。あらまだレジメのコピーをしていない。多分200枚ぐらいいるだろう。そんなわけで、いつもの各駅停車でお茶しながらではなく、速い新幹線ででかけ、事務員もきていない大学でせっせとコピーをし、講義の冒頭の話題のメモなどをつくり、いざ授業にゆかんであった。まあ難なく滑り出しの講義が終わったので少し肩の荷がおりた。物事を最初に走らせるというのは力がいるよな。あとは惰性で進むけど。
 さて今日の画像はよく見かける珊瑚だ。この魚眼レンズは解像度が高く、よく写る。ひょっとして優れものではないですかね。オリンパスE-M1のボディが水中撮影専用になってしまった。

沖縄県 慶良間諸島
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f7.1.1/100
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PEN LIFE1205. 海の中は別世界

2015年09月25日 | diving
 さて夏休みの海の世界の話題に戻ろう。
 沖縄では当然オリンパスのハウジングも持参した。機材の諸設定ができるので、コントロールしやすいし、こちらの方がイメージセンサーが大きいためか画像は綺麗だ。今回は、オートブラケットを使用し、露出を変えて3枚連写している。
 画像は、イソギンチャクにたむろするいつものクマノミであり、撮影の練習には格好の相手である。露出を変えると見ている印象も少しばかり違ってくる。
 慶良間の海は澄んでいるというべきか。それにしちゃ浮遊物が多い。だから魚が集まってくるのだろう。この時ライトはつかっただろうか、記憶にない。それはまだ慣れていない証拠だ。潜るのに精一杯ですから、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるの諺通り画像は偶然の産物が多い。こうした撮影方法は、テンションが変わると全くとれない時もあるんだろうな。
 海の中は別世界、何を写しても美しいと思う。

沖縄県 慶良間諸島
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-2,f/11.1/320
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PEN LIFE1204. 普通の旅

2015年09月24日 | field work
 シルバーウィークに珠洲市に来たのは正解であった。というのも金沢駅のコンコースは新幹線開業後でもあり数多くの人で群れているし、駅前の行きつけの寿司屋は長蛇の列だったし、早々にバスで珠洲市へ脱出した。
 翌日珠洲の街を徘徊して出会ったビジターは、 外国人カップルの1組と、サイクリングイベントの多くのサイクリスト達の自転車の列とであった。多分サイクリングのイベントは二日かけて能登半島を一周するのであろうか。
 珠洲市は何もない街である。だが樹林帯は凛として高く立ち並び、今でも瓦葺きの民家の屋並みが続き、そして粗雑なロードサイド型の店舗や看板などもなく、そのことが街をシンプルにみせている。今時珍しい普通の日本の街だ。道の先には日本海が見えていた。
 さてこちらも、オリンパスE-M5にLEICAの標準レンズ1本だけのモノクローム設定というシンプルな機材システム。半日だけの自由時間を、民宿から海岸沿いの集落を歩き、街の中心部を徘徊し、瀟洒な喫茶店で珈琲とケーキを昼飯代わりにして、帰りのバスに乗った。ただそれだけのシンプルで静かな普通の旅であった。
 さて今日の朝一から講義がはじまるか。夏も終わりといわれているみたいだぜ。

石川県珠洲市飯田
OLYMPUS EM-5,LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正-1/3,f/7.1.1/250
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PEN LIFE1203. 建築家の技

2015年09月23日 | field work
 私はフィールド調査であれば、いつでもでかけられるのだが、それにしてもシルバーウィークは時間をもてあます。といって出かければ、どこも観光客の群れだし列車は満席だから出かけられない。さてどうしたもんか。
 そこで奥能登の珠洲市!、まず観光地ではないし、鉄道が廃止された頃は、東京まで2日がかりだった日本列島の数少ない僻地だった。最近は道路網が整備されたので半日ぐらいでゆけそうだ。 これは面白そうだし行くべえ。
 珠洲市上戸(うえど)にある部屋数5室の民家風民宿がとれた。遠回りの迂回ルートで米原で乗り換え、大勢の観光客が跋扈する金沢を素通りして特急バスで珠洲市へ。
 ようやくこの地域の民家風の民宿にたどり着いた。囲炉裏のある広間を囲むように2階に客室があり、障子1枚で廊下と仕切られているというのが昔の旅籠のようだ。はっはーん、それは冬には広間にある小さなストーブで各客室を暖めようという考え方だ。冴えている。下の広間の暖かい空気を2階に運ぶ通気口はあるが、部屋には空調機はない。現代の訪れる人間にとって厳しい設えだ。そういう厳しさを要求するのは、この土地の気候風土と、その中で建築を長く持たせようとするせめぎ合いの結果なのだろう。
 1階の廊下の突き当たりに1枚引きの大きなガラス戸があり、絵になる所に窓を開けたな。なんと随所に設けられた開口部がいろは紅葉の植栽を巧みに取り込んだピクチャーウィンドーだ。スリッパがないので廊下は靴下が床を磨いてくれる。だから黒光りしている。
 洗面台とトイレが半屋外であるところが素晴らしい。今は浄化槽だから、このほうが通気がよく大変衛生的なんですね。半屋外ですから冬は寒いですよ。
 はっはーん、これはまぎれもなく建築家の技だな。主に訪ねたら輪島市の建築家高木信治氏の設計だった。珠洲市固有のあすなろの一種アテという木材を使用し、設計だけで3年かかったそうである。その間に主も建築を勉強してくださいという建築家の発想が素晴らしい。民家に造詣のある建築家だから、なるほどと納得した。そして建築家のすごさに背筋をピンと伸ばされた思いがある。
 ビジターの評価は、もう二度と来ないという通俗的な評価と、おもしろいじゃないかとする評価とに二分されているそうである。既に新築後30年は経過したとのこと。そんなに時間が経過したようには見えないぐらい、毅然としていて今でも美しい。建築家の技を感じさせてくれた民宿であった。今の日本は、こういう技のある建築家が日本全国にいるのである。
 そんなお料理が美味しいとかいっているそこの通俗的なアホOL達よ、もっと人間の暮らし方や生き方に通じる文化を建築を通じて勉強しろよ。そのためにこの民宿があるといってもよいだろう。

珠洲市上戸
OLYMPUS EM-5,LEICA SUMMiLUX25mm/F1.4
ISO2000,露出補正-1/3,f/5.1/80
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番外編206. 鯛三昧

2015年09月22日 | diving
 ヨシズフエダイである。鯛の仲間が多い沖縄の海である。 身体のボリュームからして横幅が広くテアドロップ型であり、なかなか格好がよいではないか。
  9月は沖縄本島に魚が多くやってくるという話も聞いた。この時の恩納村山田はまさに魚の宝庫だ。撮りきれないぐらい多くの魚に遭遇した。背後にうっすらと見えているのは、実際に見たアオヤガラのように記憶しているが、少し胴体が太いし形が違うのかな!?。当時は気がつかなかったが撮影後の画像をみていると、ととんでもないものが写ることもあるよな。もしかして、あれ!?。私は、長いものが嫌いなので詮索するのはやめた。
 ニコンAW130は見事にピントを外してくれたが、魚の動きの方が速いのだろう。焦点は被写体に応じて追随して合わせているのではなかったのか。オートの機材はそのあたりがよくわからない。つまり画像は、私が撮ったのではなく機材が撮ったのです。
 鯛三昧、といっても食べるのではなく見るだけですが、十分楽しませてくれた山田のポイントである。

沖縄県恩納村山田
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4.1/160
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番外編205. 話題の横滑り

2015年09月21日 | diving
 隠れたって君はでかいのだから丸見えだよというカクレクノマミに、黄色い魚はネッタイスズメダイ。右下にクマノミの赤ちゃんが顔をのぞかせている。もう少し右に寄れば古典的な三角構図で安定感がありよいのではないかとするのは結果論である。大体潜っているときにそんなことまで神経を使う余裕はない。来なきゃいいのに赤ちゃんは勝手に入ってきた。9月の恩納村のポイントは、浮遊物が多いためか魚の宝庫だ。
 こういうときストロボはボタン一つで光って欲しいのだがそんなボタンはない。それにフルオートしか使えないので、この画像で1/40というシャッター速度は悲しい。オリンパスのようにシャッター速度の下限値が設定できれば、あとはISOの設定で露出を加減する方が使いやすいのだけど。
 ニコンAW130は、焦点距離を6倍するとフルサイズの画角になる。この画像だと75mmの準望遠ということになり、昔のライツM時代に75mmのレンズがあった。私は、使う機会はなかったけど結構使いやすい焦点距離だ。といってライツでは潜れない。実に数多くあるライツのアクセサリーで、潜るための製品はなかったと記憶している。ライツの水中用ハウジングなんてもしあったら、ものすごくグロテスクか、いやドイツデザインだから古典的格好が良いかのどちらかだろう。
 話題の横滑りのブログだが、休みが明けたらまた沖縄行きの計画でも立てよう。

沖縄県恩納村山田
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5.1/40
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番外編204. まだ夏だ

2015年09月20日 | diving
 さてまたロンセンスズメダイ。魚も撮る角度や瞬間によって顔の表情が少し違うみたいだ。つまり同じような顔をしていてもそれぞれ違う表情があるのだろう。
 小さな歯が見えている口の中あたりが写っているのは感激ものである。胴体は潜水艦のようにテアドロップ型と格好良い。そういえば魚には必ず眼が付いているのだけど、これって深くもぐるとあまり役に立たないと思うが。だから深海魚は眼が異様に大きかったりして。それだって肉眼(魚眼というべきか)では深いと視界が効かないだろうと思うが。それは魚に効いてみなければわからないか。
 そんなたわいのないことを考えながらの沖縄の海でニコンCoolpixAW130が大いに活躍してくれた。その沖縄もようやく夏の終わりだろうかと思ったら、まだ気温30°の日が続く。つまりまだ夏だということだ。これからは少し水温が下がるだろうけど、少し静かになるので潜りに行くには良い季節かな。

沖縄県恩納村山田
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離7mm,露出補正0,f/8.4.1/400
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番外編203. お休み

2015年09月19日 | diving
 一見無彩色のような珊瑚も光を当てると綺麗だろう。たしかに光の下では見違えるように発色し美しい。どういうわけか身体が回っているので画像も回っている、回転するというのは偶然の産物。水中の画像を続けてみていると暖色系の画像が欲しくなる。それが結構数が少ないのだな。
 さて今日は休日出勤で疲れた。もうお休みである。

沖縄県宜野湾市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離8mm,露出補正0,f/4.3.1/80
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番外編202. 宜野湾沖

2015年09月18日 | diving
 水中ではグロテスクで、触るとフンにゃり柔らかかったりと、珊瑚はあまり気持ちがよいものではない。だがライトをあてると綺麗だろうなということはわかってきた。そこでニコンAW130のストロボだ。やはり綺麗な色が浮かび上がってくる。これだけで、良い被写体になりそうだ。
 おしむらくは、ニコンAW130のストロボ設定だ。これもマクロ撮影と一緒で、電源を入れるたびに一々設定しなければならない。それに水中ではストロボを使用したい時とキャンセルしたい時とが交互に頻繁に訪れる。だからスイッチ一つで設定や解除が容易にできればよいのだが、そうはゆかないところがつらいのだ。大体ダイビング用の手袋をしていてあの小さなマルチダイヤルが操作できるようになるのには、結構水中での練習が必要である。大体アウトドアで手袋を使用しないなんてことがあるのだろうか。だから手袋を付けていても操作しやすいシングル機能のボタンにして欲しいですね。
 実はこの珊瑚をダイビングスーツによく引っかける。船に上がろうとするときは、珊瑚払い。こうした緑の珊瑚も地上にもってくると色がワラみたいな単調な色に激変する。水中でないと撮影できない世界だろう。
 宜野湾沖は珊瑚が多いのですね、

沖縄県宜野湾市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離8mm,露出補正0,f/4.3.1/80
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番外編201. 滑稽

2015年09月17日 | diving
 私は、環境デザインが専門分野だから、人間を取り巻く環境には職業柄一応人並みに関心をもたざるを得ない。
 そんな環境の中でも成層圏以上と水中は、酸素タンクを持参しないと近づけない世界だ。そしていずれも地上とは比較ならない別環境なのである。成層圏へ行くのは無理だが、水中ならば訓練次第で行くことが出来る。そこがダイビングの魅力だ。
 水の造波抵抗を最小にするように、魚の形態はできている。だから理に適っていて大変美しい。いかにも水の中で暮らす生物の形態だ。それしても水の中では、逆に陸上に住む人間の形態が大変ユーモラスで滑稽だ。もっといえば間抜けな形態である。それは水の抵抗を受けないで暮らしているのだから無理からぬ話でもあるが。つまり水の中では美の基準が違う。
 なんだ俺も今日の画像のように滑稽な動作をしているのか。我ながら笑っちゃいますね。せめて潜るときはもう少し魚的にスマートゆきたいのが理想ですね。撮影しているとどうしても上体が起き上がってくるので、これって結構格好が悪い姿勢なんだよな。身体を水平に中性浮力、これがなんとか魚に近い形態なんだけど、撮影したいという欲望の方が強くてね(笑)。

沖縄県恩納村山田
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4mm,露出補正0,f/4.11/800
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番外編200.  アップ

2015年09月15日 | diving
 もう一寸カニをアップで。もちろんアップで撮りました。少しぶれているがニコンAW130は1cmまで近寄れますので。中性浮力を練習していると、色々と海の生態が表れるので、こちらは突然なりふり構わずの撮影モードに切り替わってしまう。なかなかダイビングの方は上達しませんね(笑)。
 画像は、ここまでアップできれば申し分ない。結構活躍するニコンAW130である。目下予定している能登の集落のフィールドワークもこれでよいかと思っている。いつもの機材だとCanonEOS1DsMark3のシステムになるのだが。あれ大きく重たいしな。
 それにしても赤か・・・。日経MJでは、来年は申年なので猿の尻にかこつけて赤がトレンドカラーだという訳のわからぬマーチャンダイジング。ワコールとか下着メーカーがそろって赤で揃えるという徹底ぶり。赤ブラとか赤ショーツといった具合に。他のメーカーでは男性用の赤パンも用意するとか。トレンドというよりもこじつけないと売れない時代なのだろう。
 さて今日は、特にスケジュールもなく平凡な1日であった。そうそう今週の金曜日は早速1年生のオムニバスの講義を分担させられていたのだった。準備しなきゃなーだが、こんな夏の間の時間の中に突然出てくるので、あの講義は、あまり頭が立ち上がらないですね。例年通りでやりすごそう。
 今日の一番の喜びは、PADIからENRICHED AIR NITROX 40%O2の講習を受けた認定証!?、が届いたことだ。これは結構待ちに待ったカードで、これでダイビングでは、どこでもエンリッチド・エアが使えるようになる。麻薬のように美味なエンリッチ・ド・エアだ。つまり大気中より酸素濃度が高く、体内に溜まる窒素が少なく、また早く排出してくれるので、疲れないというわけだ。ダイビング必須の酸素ぐらいは贅沢でありたい。これ正解です。

沖縄県宜野湾市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/8.9.1/40
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