Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE751. 秋だよなー

2013年09月30日 | Kyoto city
 9月8日の猛暑の後に降った午前中の雨の時は、街が突然の雨でシーンと静まりかえり、とても魅力的に見えたのだが。この日は午後から雨上がりのスッキリした晴天となり、結局一日街を徘徊していたことが撮影画像をみているとわかる。
 そんな素晴らしい天気が来ないかなと思っていたら、今日は完全に秋の眠たい風景だった。先週までは風景が輝くように美しかったのだが、今日はもうどんよりとしていてあかんですね。
 そんなことを忙殺させてくれるぐらいに、今日は連チャン3コマの授業であり大いに疲れた。正確に言うならば空腹感で大いにエネルギー不足で体が動かない。ならば定食屋でステーキだ。おっ、ない!、ならばヒレカツでよい!!。食欲の秋とはよくいったものでどうりで空腹感が身にこたえる。
 そんな季節になったか。満腹になったら、もう眠たいだけさ。寝る!!!。秋だよなー。

京都市・木屋町通
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG 17mmF1.8
ISO200,露出補正-0.3.f1.8,1/125.
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PEN LIFE750. クロッキー感覚

2013年09月29日 | Kyoto city
 時々街を徘徊していると、希にクロッキー感覚でお姉ちゃん達を頭の中でデッサンしていることがある。そういうときは、後ろから歩きながらバッチリ観察している。
 名古屋で見かけたお姉ちゃんは、贅肉が皆無な細いボディは明らかにモデル体型だよな。一寸小骨が喉につかえそうな体型だとか・・・。
 先日銀座でデザインブランドで身を固めた良家の妻風ボディは、なかなかバランスがとれていて綺麗だ。フィットネスで贅肉を落としているのかな、いや、肩の辺りを見ると鍛えている風でもないなぁ、頭蓋骨は小さくて首とのバランスも凄くいい、胸は少し小ぶりで上半身は綺麗だろう、腰の太さはこれぐらいかな、骨盤の大きさはこんなもんだろうか、大腿骨はこんな具合についていて、 お尻は小さく・・・そりゃなかなか綺麗な体型ではないですか、といった具合に、頭の中で全部脱がしてデッサンしているわけ。
 今日の画像もそんな一つで、京都で見つけたgoodなボディ。なんと言っても体育会系的体型で骨太であるところが魅力的。しばらく体のボリュームと骨格を観察していて楽しい時間だった。PENで記録しておこう(笑)。
 もっともそんなクロッキー感覚のはたらくのが、この一月で3回ぐらいだから、そういう女性はすくないのが現実。後は普通の体型だからわざわざ頭の中で脱がさなくてもいいかぁー、或いは醜悪なボディだからクロッキー感覚はストップ、ストップ等という場合の方が多い。

京都市・清水寺
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA DG ELEMARIT45mmF2.8
ISO1600,露出補正-0.3.f8,1/100.
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PEN LIFE749. 短い秋・・・

2013年09月28日 | Kyoto city
 通勤にはジャケットの袖をまくらなくても調度良く、半袖シャツでいると、冷たい風が肌寒いぐらいに心地よい季節だ。
 今週の京都の風景は湿度で霞むことがなく、光が綺麗だ。最近、こういう季候の良い時期が短い。今年も冬から程なく異常気象の夏といった具合に、気候がよい春は短かった。であれば、この秋も短いのか。既にそんな予報も出されていたと記憶している。
 この画像を撮影したのが9月8日だった。異常気象の猛暑から、久しぶりに雨となり涼しくなったのが楽しくて、朝と夕方街を散歩していた。京都の風景には、雨がよく似合う。
 また雨が来ないかなと思っていたら、台風がやってきた。鴨川の河原を見ると、護岸の一角が崩れたり、草はなぎ倒されていたりと、その頃の名残が少しばかり残っている。しかし日本にやってくる台風も今年は少ないようだ。今のところ日本に来る台風は皆無だ。
 やはり今年も短い秋・・・、そして長い冬なんだろうか。

京都市・木屋町通
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG 17mmF1.8
ISO200,露出補正-0.3.f11,1/60.
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PEN LIFE748. 味覚の記憶

2013年09月27日 | Tokyo city
 今日は、東京へ出かけ、四つの用事を片付けながら、昼は神楽坂おきな庵のカツ蕎麦を食べ、帰りの車中で崎陽軒のシュウマイ弁当を食するという初期の目的を完遂し、京都に戻った。ただそれだけの1日であった。
 かつ蕎麦といっても、そんなに自慢するほどのものではないが、高校生の頃食べた味が忘れられなくて、今でも東京へ出かけた時に機会があれば食するわけだ。たしかあの頃は、もう少しカツが薄かった。だから濃い蕎麦汁がカツにたっぷりしみ込み、絶妙な味だった記憶がある。当時肉嫌いの私が始めて、肉が旨いと思ったのである。今ではカツも厚く大きく立派なカツ蕎麦に成長した。
 帰路は定番の横浜シュウマイ弁当であり、関西からわざわざ首都圏まで出かけていって、そんなものしか食べないのかと言われそうだ。何故崎陽軒のシュウマイかといえば、それも小さいときの記憶が支配しているからだ。
 食に関する限り、人それぞれなりに昔の記憶が執拗に忘れられないという想いがあるのだろう。味覚の記憶とでもいっておこうか。いまだにこの二つは、私にとって旨いのである。

東京・神楽坂
OLYMPUS PEN E-M5 M.ZUIKO DG17mmF1.8,
ISO800,露出補正±0.f1.8,1/60,iAuto.
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PEN LIFE747. 近所のカフェー

2013年09月26日 | Kyoto city
 なんか明日は東京へゆくのだけど、小さな懸案事項の仕事が片付かないなと思っていたら、夕方には、あっけなく終わり発送も完了となった。朝一講義だったし、その勢いで一気に片付いてしまったようだ。
 こうなるとストレス消滅。そうかストレスというのは、こんなところに発生し消え去るのかと思い知った次第。要は仕事を片付ければストレスはなくなるわけだ。であればさっさと片付けよう。もちろん欲をかかないことが重要なんだけど。いいかえれば、あきらめが早いというか。どうせ世間は、あきらめ仕事で動いているんだろう。
 さっさとストレス仕事が片づけば、明日は意気揚々と東京へ行くというように意識を持ちかえられるというのが重要なマインドコントロールだ。
 最近「イチローの流儀」と言う本を読んでなるほどと思った。だから、うちの大学の1年生の講義にもつかったわけ。
 何で体の小さなイチローがあれだけヒットを打てるのか。それは体の作り方に対する考え方が、従来の野球選手とは違っていたわけだ。どこがという話は、またの機会にして、明日はとてつもなく早いから、はよ寝よう。最近イチローは打率低迷。歳かな?。
 今日の画像は、近所で見つけたカフェ。あれこんなところにカフェがあったのかという地元民の新発見。観光客があまりこないけど、まあいずれはみつかるんだろうな。

京都市・五条
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mmF1.8,
ISO2000,露出補正±0.f1.8,1/60,iAuto.
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PEN LIFE746. リズムが狂っている

2013年09月25日 | Kyoto city
 今日は、少し疲れた。疲労感がたっぷりとある。懸案のデータベースの入力も完了したが、この先データのチェックがかなりあり、これからが少し大変だ。その後は解析で論述の構成を考えるか。論述のストーリーは先の先まであるが、そこを歩いてゆくのは、難儀だぜ。だれがこんなこと考えたのかと訳もわからぬ問答の繰り返し。
 静かに論文に没頭していたい感じだが、明日は朝一番から講義だ。これがまた私の気まぐれでやりはじめた講義だが、ヤレヤレという感じ。これまでだと受講者は、数人でまとまりやすくてよかったのに、それがまた89人も受講するというわけのわからない数。資料をコピーするのも大変だったぞ。気まぐれで同僚の先生と軽く始めた講義なんだから、そんなに受講するなよといいたい。
 明後日は、東京へゆかなければならない。立て続けに朝早く起きるというのが、どうも疲れる原因のようだ。プログなど書く元気もない。どうも仕事のリズムが狂っているようだ。
 土曜日は、またまた仕事かも知れない。さらにリズムが狂うか。そうだ講義は無理としても、その他の仕事を減らそう。

京都市・祇園
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mmF1.8,
ISO200,露出補正±0.f4,1/320,iAuto.
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PEN LIFE745. パワーバランスの変化

2013年09月23日 | Kyoto city
 今日からいわば都市を論じる講義が始まった。今年は授業を公開しているので、社会人や主婦やリタイアメントが学生達と一緒に聴講している。そんなわけで講義室は満席になった。
 さてそんな都市を論じる講義というのも、随分平和な話だなぁと最近では思う。というのも最近の国際社会の金融と外交は、新聞の全ページを費やして報道してくれても良いと思うぐらいにドラスティックだ。まあ犯罪だとか事故の報道などというのは、当事者でなければ無関係なので、報道する必要もないだろう。新聞は、金融、外交、それにスポーツ、この三つの報道でもよいと思うぐらいだ。
 例えば、近年の日本の周囲をみると、尖閣諸島、北朝鮮のミサイル発射、中国漁船の巡視艇への体当たりといった一連の事件が発生している。一連であるだけに、これらには共通する背後要因があるといわざるを得ないのが、統計解析をしている研究者の立場だ。
 それは日本人があまり関心をもっていないが、日本とアメリカの関係性が希薄化しているのではないか。もはやアメリカは世界の警察官であることをやめようとしている可能性もある。そうした力のバランスが微妙に変わりつつあることの証左であろうし、また日本経済が昔ほどの力がないこともあるだろう。
 力のバランスが変わってくれば、あたらな力関係を求めて動き出す国家も登場してくる。周囲をみるとやはり狩猟国家が多いというのが実感だ。
 それは統治者がリーダーシップを持ち、おまえはせこだ、はやし立てろ、おまえは射手だ、弓を仕掛けろ、といったようにに役割分担を明確にして、マンモスを狩るといったようにである。それで獲物がしとめられなければ、リーダーは立ち所に追い払われるし、逆にリーダーとしての役目を果たせば大いに支持されるというのが狩猟国家である。でっ、その先はというと・・・、これは話が長くなるのでおいておこう。
 つまりは、そんなパワーバランスの変化は、都市の変化よりも興味深いということですね。

上弁天町
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG12mmF2.0,
ISO200,露出補正±0.f4,1/250,iAuto.
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PEN LIFE744. やれやれという気分

2013年09月22日 | Kyoto city
 さて、今日の画像は眼前の民家の背後に、さらに民家が連なるという奥行き感が古都らしさを感じさせてくれる。これが東京あたりだと、古い民家の背後がマンションだったりするから、このあたりの面的景観の見え方は、やはり京都である。
 さて京都の街には、このような小路をまたぐ民家が結構おおい。となると民家がかぶる土地は、民有地なのか、それとも道なのかは、調べてみないとわからない。それにしてもこうした建築スタイルをなんていうのだろうか。
 他方で中国では、広州市に「騎楼」という建築スタイルがある。どちらも2階部分が通りにかぶっているのである。都市景観という点では、どちらも興味深い考え方である。
 こんな発見が京都の街を歩く面白さでもある。もう少し涼しくなったらPEN E-P5に一脚を付けて、街を徘徊してみたいと思う。
 今日のお墓参りも暑かった。異常気象の夏の暑さを体感した立場から言えば、やはり秋の気配が恋しい限りである。そういえば、台風によって冠水していた地下鉄東西線が動きだしたようだ。あら先日の雨台風は、そんな被害をもたらしていたのか。あら、また台風が来ている。これは日本をかすめそうだ。ならば湘南にいい波がくるのか。心千々に乱れる。
 台風が日本列島を通過してから、まだ一週間も経っていなかったのか。随分変化のあった一週間だと思った。そんな一週間がまた来ないかな。
 iPhoneのバージョンアップを行った。全てが随分スッキリした画面になり、スピィーディーに動くようだ。データが軽くなったんだな。これが、macの新しいテイストかな。
 明日の祝日から、なんと大学は後期の授業が始まる。後期は、4年生の卒業制作や大学院の修論のまとめがあるから、なんかやれやれという気分の15週間である。

石塀小路
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG12mmF2.0,
ISO200,露出補正±0.f6.3,1/200,iAuto.
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PEN LIFE743. 路地学

2013年09月21日 | Kyoto city
 日本の法律では4m以上が道であり、そうでなければ将来4mの道路ができるように、建物を新築した場合には、セットバックしなさいという法律がある。
 4mというのは車の往来などから設定された数値だと記憶しているが、私は全ての道に車が通れる必要はないと考える。むしろ住民がもっぱら生活のために使う道があっても面白い。京都の街にはそんな路地が多い。
 それは生活の一部が露出して、例えば自転車などがかたわらに置かれてあっても景観上納まっているし、植栽で路地に趣があったり、そして路地には必ずと言ってよいほどお地蔵さんが祭られているから、地蔵盆の場として近所の人達が集まる場であったりもする。当然子供達の安全な遊び場でもある。そう考えれば、路地は京都の生活の中では、最も身近な道なのである。
 だから路地学というのがあるんだろうな。今年の大学の原稿は、これにしようかな。つまりは原稿テーマのきっかけづくりでブログを書いているわけですね。テーマが決まると、 図面とか写真といった案配に素材探し。あるいは、世界の路地へ話題をひろげようとか、といった具合に路地には語り尽くせない要素が多いのである。

宮川町
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG12mmF2.0,
ISO200,露出補正±0.f4,1/250,iAuto.
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PEN LIFE742. 十六夜

2013年09月20日 | Kyoto city
 昨日は、データベースの構築やら来客やら院生の相談やら、それに集中講義まであり、忙しく疲れ果ててしまいブログを書く元気は失せた。ついでに十五夜ということも忘れた。ならばというので一日遅れの月でもアップさせよう。十六夜か!?・・・そんな言葉があっただろうか。
 天気がよいので今日も月はよく見える。そこでズームレンズを一杯にのばして300mm、マイクロフォーサーズだからフルサイズでは600mmに相当する。さらにデジタルテレコンで2倍の1200mm、シャッターは最速にして、液晶モニターを覗きながら、きゃしゃな三脚だから雲台が固定しても画面は揺れに揺れること。
 フィルム時代にニコンF4に1000mmのレンズを付け、頑丈なハスキーの三脚にくくりつけて大仰なスタイルで撮影したことを思えば、今回はなんとも大変小さく安易な撮影方法である。
 だけど高感度に強いデジタル、安易な三脚でもちゃんと撮れるところが面白い。こんなものでいいのか。ちゃんと月のクレーターまで写っているではないか。

OLYMPUS OM-D E-PM5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO1000,焦点距離300mm,露出補正-0.3.f6.7,1/4000.
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PEN LIFE741. 剛構造から柔構造へ

2013年09月18日 | Kyoto city
 昨日に引き続き今日の画像も握力撮影である。一脚に機材を付けて、手を一杯に伸ばしての撮影である。それで二階の床ぐらいの高さだろうか。
 そして平凡なデータ入力に明け暮れる1日の続きである。そんな平凡な1日の終わりがブログであるから、ホントにいやな習慣だと思う。ときどきイレギュラーな日程で書きたいと思うが、久しぶりに早出しブログは解消されたようだ。今日も話題が飛んでいる。
 最近面白かった本に「イチローの流儀」新潮文庫があった。つまり体の大きな大リーグで、何故体の小さなイチローがあれだけの打率を残せたかというあらすじである。
 それは従来の剛構造から柔構造への発想と身体の変換であったというわけだ。詳細は、明日の集中講義でレクチャーするとして、実はこの剛構造というのが、いまの日本の停滞の最大の原因なのである。具体例をあげれば、目標管理というやつだ。そこが大きな問題点であることを指摘しておきたい。
 だから今だにappleを超えるデザインのPCやスマホ製品が、日本から登場しないという理由でもある。ださいよねぇー、日本のPCやスマホは。最近は、ついにあのお堅い剛構造の典型企業であるNTT ドコモも、不利益を承知でiPhoneに算入してきた。その話の続きは、明日の集中講義で。

京都市・祇園
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mmF1.8,
ISO200,露出補正±0.f4.5,1/400,iAuto.
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PEN LIFE740. 変化のある1日

2013年09月17日 | Kyoto city
 台風が通過するとあらっ、もう冬かと思いたくなるぐらいに朝は肌寒い。
 昨日は、朝鴨川の増水で中国の長江みたいな風景に少し感激し、町内の仕事がすみやかに片づき、休日出勤で京都駅のホームに上がったら富士川が警戒水位を超えているのでこの区間は運休、そんな程度ならすぐに動くだろうと思っていたら、ノロノロやってきた「のぞみ」号は名古屋止まりだった。永久に名古屋止まりでいいけど、途中の景色は河川が増水していて面白い、といった具合に変化の多い素晴らしい1日だった。おかげて、仕事も大いにはかどった。
 帰りは夜だったせいか、いつもより早く帰れた。 所要時間の新記録に近い。 新幹線は1時間30分遅れだそうだが、1駅乗りの私には関係ない。
 そんなわけで、昨日はいろんな変化があって楽しい1日だった。毎日これぐらいに変化があると楽しいと思うけどね。例えば台風の後に雪が降るとかね・・・。
 そういえば、人生の分岐点にさしかかったらどうするか。日本人なら大いに悩むが、どちらでもいいから前に進もうというのがアメリカ人だ。どっちの道を通っても自分の家にたどり着くのだからという理解が背後にある。
 そういう変化を追い求めて前に進んでやまないというアメリカ人の哲学、私はそういう哲学が好きですね。
 だから昨日みたいな変化のある一日は、大変好きなんですけどね。今日は、今日は、実に平凡な1日であった。平凡と言うことほど退屈な世界はない。毎日が変化していてこそ、楽しいのである。

京都市・石塀小路
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mmF1.8,
ISO200,露出補正±0.f3.5,1/250,iAuto.
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PEN LIFE739. 寓話的な情報

2013年09月16日 | Kyoto city
 京都は台風の進路から外れているが、iPhoneで京都府と京都市の緊急速報が表示されていた。最近この速報が結構多い。そもそも台風というのは、局地的現象なのである。
まあ、家で警戒するほどの要素といえば流域面積の狭い鴨川の増水ぐらいだろうか。
 さて京都府のインターネット・ライブ画像にアクセスすると、相変わらず重要なときにつながらない。これでは全く役割をはたさないサイトだ。
 だから緊急速報もどこか寓話的世界だ。オオカミがきたという嘘を村人達に吹聴していたら、そのうちホントにオオカミに食べられてしまったというイソップ物語の話だ。
 緊急情報もインターネットで確認できなければ寓話と理解しておこう。大体緊急速報で、「これまでに経験したことがない・・・」という曖昧な表現をするならば、それを数値で示すべきだろう。そうでないと説得力がない。ホントに出来の悪い卒業論文を読まされているようだ。
 定量的な情報が得られないならば、この目で確認しにゆこくほかない。野次馬というのも二次災害の要因だが、そうでなくても鴨川沿いにレストランなどの店を構えるオーナー達は、やはり店がどうなったか気になってみにゆくであろう。
 実際に出かけて見ると、鴨川全体が川になっており、遊歩道や普段アベックがたむろしていた土手は水没している。橋桁の目盛りを読むと、鴨川は4mまではOK、現在2.7m位だから、あと1m以上余裕があることがわかる。従って、「これまで経験したことがにない・・・」という情報は、イソップ的寓話であることがわかった。
 鴨川に限って言えば、この程度ならば、4年に一度ぐらいの大雨で増水することはよくある。かっては、橋自体が水没することがあったそうだ。そうなると都市部への浸水もありうる。それはまさに過去数十年に一度位のことである。従って「これまでに経験がない・・・」という表現は、数十年に一度あった橋が水没する位の増水を、さらに上回る以上の話なのである。だから緊急速報の表現が大げさだというのが、おわかりいただけただろうか。客観的な数値の裏付けがなければ、それはまさに寓話的な情報なのである。
 さて朝は町内の雑事を片付けて、昼頃からは平常運転に戻っているだろう新幹線で大学に行くとしよう。

京都市・団栗橋
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mmF1.8,
ISO200,露出補正±0.f3.5,1/250,iAuto.
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PEN LIFE738. モーメント力

2013年09月15日 | Kyoto city
 土曜日は、町内最大の催事(笑)地蔵盆の会計の計算をしていた。領収書の仕分けから始まる辺りは、何やら確定申告の様相を呈していた。
 さて握力撮影は、PEN E-P5の場合、機材任せのiAutoに自動設定される。従って原画像はカラーしかない。こんなオートモードを始めて使ったが、過不足なくそれでいて好き嫌いの発生のしようがない平凡な画像である。試みにphotoshopで調整し、少しメリハリのある画像となった。
 新機種OM-D E-M1は、ブログラムや露出優先といった設定モードでも握力撮影ができるようになっている。ただしボディはE-P5より100gほど重い。たかが100gじゃないかと思われるが、それにはモーメント力がはたらくのです。
 握力の部分には、機材の重さの力と、一脚+腕の長さ、とを乗したモーメント力が発生する。従ってモーメント力以上の握力が必要になる。だから撮影機材は、できるだけ軽い方がよい。つまり建築構造力学事始めの知識です。
 こうしたアングルで撮影した写真を雑誌でよくみかける。視点が高いといっても被写体は自然に写る。フォトグラファー達は、スタッフをかかえ大きな脚立をもちこんで、或いは車の屋根といった具合に、グランドレベルの視界とは異なるアングルで撮影しているのだろう。写真には写らない大仕掛けが、たった1カットの撮影画像の背後にある。
 研究していると不思議なのは、撮影機材はプロもアマも同じ機材である。だから当然結果は同じである。
 だが違うアングルから撮影しようと思えば、大がかりな治具を組み立てたり、持ち込んだり、使いこなしたりする仕事が大いに発生する。そんな工学的仕事をするかどうか、つまりはこれから起こりうることを予測し計画的に準備するという仕事の有無がプロとアマの違いだろう。プロは、撮影以前の仕事に大半の時間を費やすわけだ。
 そんなわけで、私はしごく装備軽量な握力撮影でええですが。

京都市・上弁天町
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG12mmF2.0,
ISO200,露出補正±0.f4,1/250,iAuto.
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PEN LIFE737. 握力撮影

2013年09月14日 | Kyoto city
 朝早く眼が醒めたので、街の散策に出かけた。
 松原通りから宮川町の路地を抜け、東大路に出て少し上がり、八坂道のマイナーな路地、石塀小路、それから上弁天町の路地と、朝の京都の路地三昧であった。
 次第に暑くなり店が開きゴミ収集車が登場する9時頃には、東華菜館の隣のドトール珈琲で一休みし、「ちもと」の路地を抜けて木屋町沿いに下がり松原通りに出てお終いである。今日は夏日であり暑いことしきり。さて仕事だ!。
 PEN EP5を付けた一脚を片手で高く掲げ、もう片方の手でiPhoneでファインダー画像をみながらシャッターを切るというスタイルは、町屋の2階床位のアングルになり、3.5m位の位置から街を俯瞰的に見られる点では調度良いかも知れない。それに石塀小路の綺麗に曲がりくねった路地は、こんな方法でないと表現できない。今度は雨が降った時に撮影しよう。
 それにしても、PENを付けた一脚を片手で支えるのには手の握力が必要不可欠。こうした撮影方法を「握力撮影」とよんでおこう。
 握力撮影では、できれば機材は軽い方が良い。その点ではPEN E-PM2の方が軽いのだが、iPhoneと接続不可能だ。後継機種でiPhoneと接続機能のある軽い機種が登場すれば買い換えよう。どうもメーカーの思惑通りに機材の買い換えをしているようだ。それにしても機材が軽いというのは、撮影の自由度が増すわけであり、大変好都合なことが多い。

京都市・石塀小路
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG12mmF2.0,
ISO200,露出補正±0.f3.5,1/200,iAuto.
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