Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編564. ヘイトスピーチ

2022年09月30日 | analysis

 

 自粛警察あるいはマスク警察という言葉が社会にある。2年前ならマスクをつけていない人を罵倒したり、今ではワクチン接種をしていない人を叱責するといった行為をする人達の事だ。

 つまり社会現象にあわせて、自分で勝手に社会的ルールをつくるという法外な判断をする人達が存在し、私にはそれが日本人の体質かと思うことさえある。さらに車社会に関わると、そうした人達が多数存在することを経験する。

 もちろん背景には、感染症に対する恐怖感がこうした行動に走らせる。そうであれば自分で勉強すればよいのだが、情報化で容易に勉強できるにも関わらず、彼らは勉強せず、通俗的な自己判断で他人を罵倒する。

 マスクをしない、ワクチンを接種しない等の感染症対策が出来ない、あるいはするべきではないと考える人達も社会には一定数存在する。だから一律に自らの主張を全ての人に当てはめることは出来ません。それはむしろ他人を傷つけていることであり社会的に許されない行為、そして誤った正義感だと指摘されています。

 このように誤った正義感のために他人を傷つけることの上位概念に、ヘイトスピーチがある。特定の民族や国家の人々を排除・排斥する行為である。これから東南アジアなどから避難民が日本を目指してやってくる機会も増えるだろう。そうしたなかで差別や嫌悪感ある発言が発生するとしたら人間の尊厳に関わる問題を引き起こしている事になる。

法務省の見解「自粛警察と誤った正義感」(注)を引用しよう。

「社会生活の中で,自分とは違う行動をする人,自分とは異なる考え方の人に出会うことも,少なくありません。そのような場面に遭遇すると,違和感を覚えたり,釈然としない気持ちになってしまうこともあります。ただ,そこで少しだけ立ち止まって,そのような人たちに対する自分のそうした感情が,誤解や思い込み,無自覚な差別意識・偏見などによる過剰な反応から生まれたものではないかを考えてみることが,お互いを尊重し合う社会であるために必要なことなのではないでしょうか。」

 何故そんなことに思い至ったかというと、京都旧市街の道路は縦横の一通路で構成されている。だから同時方向から車が来たときは、法律では左側の車が優先だったと記憶している。ヨットの操船では同様の場合は右に舵を切るのが原則だった。

 しかし街中の道路では、そうではないケース、つまり右側優先を頻繁に見た。それは、どうも相手の顔色をみつつ決めているようだ。少しずつ車を前に出して、おれが優先といった具合に。そんな風に人間は法律を無視し、自分達で勝手にルールをつくることに気づいたからだが・・・。

 名古屋で車の運転をしてきた人間にとって、京都人は普段の物静かな精神とはうらはらに、車を運転しだすといけずなところがあり、車列に入れてくれないとか、市バスに威張り散らされる、といったことがある。だから自動車都市名古屋よりは、大変運転しずらい京都の街なのである。

注)https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken05_00055.html 

京都清水寺

SONYα6000、Leitz Hectore135mm/F4.5

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番外編563. MACD!

2022年09月29日 | field work

 

 日本は30年間経済も賃金も上がらないデフレ構造が続いています。人間は生きているだけでお金を使いますし物価も上昇してゆきます。従って給料や年金だけで生活をまかなうのは限度があります。
 だから資金を増やすのには投資しかありません。今投資先として考えられるのは米国経済です。しかし今日9月末時点の米国経済は暴落が続きます。これはこの先に底値の時があり投資のチャンスが訪れるかもしれない事を意味します。
 株価はピークとボトムを繰り返しながら動きます。原則はボトムで買ってピークで売り払う事。そうした判断のためにMCADという解析方法があります。もちろん解析方法は、沢山あることを申し添えておきます。

 WEBサイトを見ていると、わかりきったことだからリンクは省略というケースに遭遇する。米国経済がリセッション(2022年8月10日)なので、リアルタイム・データで見たい。MACDでみてみよう。さてそのURLはどこだ?。

 Googleで検索すると株式市場の解説やMACDの操作方法は山ほどあるが、リンク先が全くわからない。なんだこれは!?。そこで銀行系列の証券会社に尋ねた。「弊社ではそのようなものを扱っておりません。国内株だけですよ!!」えっ、マジかよ!!!。

 結局海外取引を扱う大手証券会社に口座を開き、チャートがみられるようになった。だがMACDがない。どこだ?。結局チャート上を右クリックしてMACDにたどり着いた。まあ解析方法の1つに過ぎないのだが。画像はメタ・プラットフォームズ(Facebook)のチャートだ。しかし地が黒というのは見にくい。

 そんな風に自明のことだから勝手に略すという法外な場面にWEBではよく遭遇する。追記できない場面というわけだ。論文を執筆する工学系の人間としては、元データに接しないと全く理解できない。

 投資の世界では、株式投資や投資ファンド、債券、コモディティ、暗号資産と4分類ある。これを状況を見ながらバランス良く売り買いをして資産を増やしてゆくのが原則。

 状況というのは、例えば株価だとボトムとピークが必ずある。そのボトムで購入しピークで売る。そうした方法を頻繁に繰り返しながら資産形成をしてゆく。例え1ピークで売却した利益が僅かでも、10回のピークで売り買いを繰り返せば一定の資産になる。回数で稼ごうというわけだ。その判断材料の1つとしてMACDがある。もちろんこれは仮説の1つに過ぎないです。

 投資は自己責任で!、だから勉強をする必要があります。アメリカ経済はリセッションだというのに、暑い最中家に閉じこもって、そんな勉強をしていました。


画像はIG証券
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番外編562. 8月8日の蝉の声!

2022年09月28日 | field work

 

 デスクワークをしていたら蝉の声。窓の金網に蝉が張り付いている。裏からみるというのは、めったにない機会だ。

 よくみると足が1本欠けている。もう随分と弱っているのだろう。最後の時が私の家の金網か!。そう思っていたら気配を察して飛んでいってしまった。

 この時期に道を歩くと寿命を終えた蝉の死骸が転がっている。それも夏の季節の出来事だ。

 京都は連日36°、そして夜は25°以上の熱帯夜が続いている。因みにマニラ市内は29°、夜は24°で台風が接近していて雷雨予報だ。フィリピンの人間からは、寒いとメッセージが来た。緯度が低く亜熱帯地方のフィリピンの方が京都より涼しいというよくわからん気候だ。

 そしてもうじきお盆休みだ。ジムもエアロビクスの教室がない。だからウェイトトレーニングぐらいしかできない。せっかく標準体重に戻ったというのにである。実家に帰る必要も無い立場としては、退屈な時間が過ぎてゆく。静かでよい。まてよ!、ここは観光地京都だ。静かなはずがないだろう。

 

iPhon13pro

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番外編561. チキン・アドボ

2022年09月27日 | field work

 

 コロナの期間中は、ジムに通いダイエットに専念していた。おかげて9kgの減量を果たして標準体重となり、高血圧の薬からも解放され体調は正常にもどった。

 もちろんエアロビクスとウェイトトレーニングのセットで週3回。食事制限をしない、薬剤には頼らない、という方針で10回毎にジムのインボディで体重、体脂肪、脂肪、タンパク質などを測定するという体系的な方法でおこなってきた。

 特に体脂肪を減らしタンパク質を増やす、つまり筋肉をつける事に意味がある。だから肉類は必須だ。

 そんななかでフィリピン料理のチキンアドボを作ってみた。これは家にある食材でできる。願わくばフィリピンの醤油が欲しいが、ここは味のコッテリとした日本醤油でよしとしよう。肉を炒めるときに脂肪分ゼロのオイルを使う。一寸フィリピンの味とは違うが、じっくり煮込んだ酢付けの鶏肉は、なんとかいけそうだ。

 どこで9kg太ったかといえば、大学に勤務していた20年間だ。仕事が忙しく全く運動をしなかった。だから過去の運動で蓄えた体力を使い果たし、さらには肥満体型になってしまった。

 大学の教員。あれは実に不健康な商売だと思われた。若き痩せ細った研究者も大学教員に雇用されると、ブクブクと太ってくる。次第にそれが当たり前だと思わされるところが怖い。だから感染症の研究者でスリムなのは尾見さんぐらいである。あとは見事な中年体型ばかりだ。それってつまり食べ過ぎ運動不足じゃないのか?。なんだろうあれって!?。

だから人間は、何歳になっても体型と知性が スマートでありたいね。

 

iPhon13pro

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番外編560. ぶったまげた話

2022年09月26日 | field work

 

 下の表は、かって私が文科省に提出した書類様式の一例だ。今はWEB入力になったし各部署で書類の情報共有ができスムーズだ。

 しかしかっては、ぶったまげた事に、この罫線をいれるという日本独自の様式の書類をWordで作っていた。そして特定の指定用紙に出力して15頁ほど。これを糊で閉じて、事務員が各先生の書類を集めて書類を大学本部へ持参し、大学本部で書式のチェックをして齟齬があれば、事務員が書類を持ち帰り、そして担当の先生を呼び出し書類の訂正をお願いする、といった具合に大変手間のかかる作業だった。それは平成の時代、つまりデジタル化社会のまっただなかでの出来事であった。

 書類をみると数値入力の表が組み込まれているが、関数がはいっていないので縦横の計算は手入力だから合計値が違うこともある。そんな書類をWordでつくっていたのである。いまは、こんな書類をWordつくっている企業はないと思うが・・・。

 表をみると各欄の中に改行キーがある。これが曲者。欄の中にテキストが収まらないと改行キーによって欄が下に拡大される。そうやって各欄が改行に改行を重ね、ついに次頁に飛んでまう事がよく起きる。結果はバラバラな表になる。いいですよね2頁にまたがって・・・。ダメです!、1頁に納めてください!、と事務員の悲鳴が飛ぶ。 

 wordは、今もこの現象があるのか?。これって英文を書くソフトだから、日本語表書式に適うのはIndesignしかない。そう事務員にいったら、そんなソフトは事務にはありませんだってさ。罫線の入った表をwordでつくるのは辞めて欲しいね。あるいは罫線表をやめちゃえばよいのだよ。英文みたいに画像で処理するとかさ・・・。

 こう私が懸念するのは、役所に出向くと見たこともない時代物のプリンターを使っていたり、PCの画面がえらく古いWindows画面のように感じるのだが・・・。それにWordって英文を書くためのソフトだよ。これで日本語を書いたり表作成なんて無謀・無理筋だよ。デジタル社会がアタリマエなのに、そんな無謀・無視筋なことは、今はしていないでしょうねぇー!?。

 

沖縄県チービシ諸島

iPhon7

ISO20,焦点距離28mm,露出補正0,f1.8,1/1597

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番外編559. EUという田舎国家群が大嫌いだ!!!

2022年09月25日 | field work

 

 Philippineの人口は1.1億であり、日本と近似値だ。首都であるメトロマニラは16市1町より形成され、人口は1,348万人と WEBに記載されている。

 いつもこの街を訪れ、車の渋滞に遭遇し、そして不便に感じるのが公共交通網だ。特に新交通システムは3系統しかない。

 実は、この新交通システムが使い物にならない。人口規模が東京規模のマニラ市内で、最大の問題点は輸送能力が著しく低いことにある。だって高架専用軌道を走るのは鉄道では無く路面電車である。

 例えばLRT1はベルギー規格。つまりヨーロッパの街中を走る路面電車の規格だ。これを見たとき私はアチャーと思った。これはManilaのような大都市で機能できる交通システムではない。本来ならばヨーロッパの田舎都市の低いトリップ数でしか使う道がない技術だ。

 そんな方向違いの技術を何故ベルギーは、巨大都市Manilaに持ちこんだのか。当時の人口増加を調べればすぐにわかることだが、政治的交渉力で欺いたと推察する。EUに大量輸送鉄道システムのノウハウは皆無だ。そんな口八丁で騙して役に立たない技術を売り込むEU諸国を、私は腹立たしい限りで眺めている。私にいわせればフランスもイタリアも日本より人口が少なく、つまり田舎なのだ。

 そんな田舎都市のトリップ数が著しく低いヨーロッパの路面電車並規格では、メガロポリスの都市交通網を形成し車の渋滞を解消することは出来ない。街並み調和だのエコだといえるのは、人口やトリップ数が少ない EU諸国の田舎都市に限られた話だ。

 このあたりから、私はヨーロッパに対する不信感がある。私はEUというヨーロッパの田舎国家が大嫌いだ。大ロンドン市を抱えるイギリスがEUから離脱したのは、田舎者と一緒にやってられないと推測するとうなずける話だ。

 そうしたことが私の意識にあるから、EUのプロダクト製品を使うことはない。デザインだけじゃ問題解決にならんのよ!!!。

 Philippinesにおける解決策は、おそらく世界最大のトリップ数実績がある日本の鉄道技術を使うことだ。

 試算するとメガロポリス・マニラでは、1両20mの車両(定員144人)×15両編成の電車で定員2,160人を2分間隔で走らせれば、64,800人/hのトリップ数。ラッシュ時の2倍の乗車率で129,600人のトリップ数となる。それでも足りない。路線増設だろう。

 こうした大量且つ安全に走られられるシステムへと、今の路面電車を改修することが急務。さっさとやれよ!、といいたい程、Philippinesの路面電車は日夜満員の日々だ。さらにバスになると路線は数多くあるが海外からのビジターには認知されていない。日本の高速バスシステムを使え!、といいたくなる。

 こうしたことは、円借款事業を用いて即実行すべきだ。日本は、例え借金が返せなくても、中国政府がインドネシアで行った権利の剥奪をすることはない。これこそが日本の国際社会の信用度だ。海外にいると日本は国際社会において極めて高い信頼性を持っている事を痛感する。そうした信頼性ある日本人である事を、声を大にして世界に発信すべきだろう。

LRT1,Carried Sta.

EOS1DsMark3、E28-300mm/F3.5-5.6IS USM

ISO3200,f10,1/250

 

追記

 かって新幹線システムの輸出で、日本と中国とが競合していた頃の話だ。中国人の言い方が笑える。「180kmまでは日本の技術、それ以上は中国人の技術です」。これに反論しなかった日本政府も無能だ。だから言い返せばよかった。「180km迄の基本技術がなければ、それ以上の高速走行はできないの!。あんたら鉄道技術をわかってんのか!!!」

  日本も自信喪失なんだろね。それが32年間続いている。そろそろ目覚めろよと私は言いたい。だから文科系政治家じゃだめなんだっていってるでしょう。

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番外編558. 借金棒引き論

2022年09月24日 | analysis

 

 このブログを書いているのが7月22日、二ヶ月後にアップされるから、この内容が正しいかどうかはわからない。でも考えた記録として書いておこう。

 というのも先日の参議院選挙で、野党が消費税減税策を掲げていたからだ。はて、どこからそんな財源があるのか、と考えていたら実は財源はないが、やり方次第で減税どころか、8年間廃止が可能だと私は理解した。

 政府が発表した6月末時点での国債発行残高は、1025兆6638億円とベネズエラを除けば先進国中第1位。その発行残高に占める日銀の国債保有率は50.4%。つまり日銀は金利を上げない政策をとっているので円安傾向になり、世界中から日本国債の売りが続き、日銀が買い取って円レートを支えているからだ。それでも1ドル133円と海外へでかける人間にとっては安すぎるレートになっている。

 だから日銀が買い取った国債を日銀債権(株式会社日本銀行債権)にして3年もの年利3〜5%で売却しちゃえばよいか。今は債権利率が低いから将来の値上がりを期待すれば今は買い時だから利率が高いと売れるだろうな。利率分はボタンをポンとおしてお札を発行するんだろう。

 試算してみよう。

 2022年度一般会計歳出総額が107.6兆円。そのうち国債費が24.3兆円。これを棒引きするとこの分がなくなり、歳出は約1/5の減額になる。2020年度歳入の消費税収入が21.7兆円だからほぼ消費税分を棒引きにできる。そして借金棒引きが8年間続ければ、政府の借金はなくなる。

 消費税8年間廃止で消費が拡大されGDPがあがる事に貢献できれば、デフレ経済脱却も可能なのかしら・・・。

 来年日銀総裁任期がくるので借金棒引政策を、置き土産にしないかな・・・。それは夢としても、2000年来のゼロ金利政策、6年前からのマイナス金利政策から、今後は一転して0.25%の利上げ?。デフレ経済で利上げはないよなあ!?・・・。

 はからずも今日、ヨーロッパ中央銀行が11年ぶりにマイナス金利から予想を上回る0.5%の利上げをするという報道があった。ただしTPI(Transmission Protection Instrument)と呼ぶ分断化対応であり、国債の国際評価が低いイタリアを意識したことがWEBサイドで報じられていた。

 そんなふうに考えてゆくと、国家の中央銀行の運営、日本でいえば株式会社日本銀行が私達の生活どころか、私達の人生全体を左右している事になる。

 

沖縄県石垣島

iPhon7:ISO40mm、焦点距離28mm、露出補正0,f/1.8,1/30

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フィールドワーク701. 京都大文字の送り火

2022年09月23日 | field work

 

 お盆最後の行事、京都五山の送り火も3年ぶりの開催。

 大、妙法、舟形、左大、鳥居の5字形、市内には高層建築が多く全てを一望できるのは京都駅。それもはるか遠くに硝子越し、そして予約制となると出かける対象外。過去2年かがりで全ての字形を撮影したが、全部まわれば良いという御利益はない。4つぐらいまでなら青蓮院の将軍塚青龍殿とエントランス展望台の掛け持ちが最適だろう。

 やはり空間が広く余裕で撮影できるのは京都御所だ。昔は御所から全ての字形が見えたと聞くので天皇家の行事だったのか!?。

 夕方マッサージの帰り早めに丸太町に着いた。ならマックでお茶。待ち構えたように豪雨と雷鳴!。こりゃ送り火は見えない!!。点灯開始15分前小やみになった。ならば御所へ・ゆ・き・ま・す・か・・・・。ジンバルと小型三脚は持参しているが雨だからセッティング不用のジンバルで良いか・・・。望遠側で画像が揺れるのはやむを得ない。

 点灯開始時刻の20時になっても点灯しない。雨でダメかなあー。いやガソリンまいて点灯すると思うが・・・・。ようやく点灯した。7分遅れの五山の送り火だった。やはり京都御所が一番綺麗に見えますね。

 しかしこの静止画兼用の機材は、画素数が高すぎるので夜の映像に弱い。それに録画中の表示がわかりにくい。撮ってるつもりが機材はまわってなかった事ってよくあるんだ。それにモニターが小さく見にくい。ならばカムコーダーに外部モニターを付けるのが必須だなと考えていた。ピントはマニュアルの方が良いですね。

五山送り20220816

SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6

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フィールドワーク700. 大谷万灯会

2022年09月22日 | field work

 

 8月15日お盆の頃、八坂神社の隣、大谷祖廟の万灯会に出かけた。

 我が家とは宗旨も違うが、故人の霊を慰める事に変わりはない。お盆の時、霊界から先祖が自分達の家に戻り、そして16日の五山送り火で一斉に先祖達は霊界に帰ってゆく。そんな風に送り火を眺めると壮大なストーリーがありそうだ。

 この時期実家に帰省するわが国の風習も、お盆に帰ってくる先祖達に会う事が主目的だ。メディアに報道される帰省客へのインタビューで「我が家の先祖達に会いにゆきます」とするコメントは聞かない。それでも先祖達の墓参りをして饗宴があるのだろう。

 この祖廟の23区画あたりまで山を上がると、先祖達が帰ってきた姿が眺められる。そして背後に薄暮の街が広がる。さらにこの祖廟を下ってゆくと、裸電球に照らし出された墓石や背後の街の灯りが組み合わさった風景は、意味的だ。それは霊界が持つ固有の空気といってよい。それは確かに日常の空気とは、違うのだ。

大谷万灯会 20220915

SONYα6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4 ZA OSS

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フィールドワーク699. 酷暑

2022年09月21日 | field work

 

 このブログがアップされる頃には、京都の暑さも大分緩和されている頃だろう。

映像は、8月10日に撮影した。この日も酷暑であり、気温37°、体感温度43°ぐらいはいってただろう。夕方外に出たら頭がクラクラする。時計をみると16時半。やはり17時を過ぎないと外にでられる状態にはならない。にもかかわらず結構な観光客とすれ違った。お盆休みなのだろう。

こちらは、夕方の涼を求めていつものコースに散歩に出る。エアコンの風よりも自然の風が心地よい。とはいってもこの時期、東北地方に前線が停滞し豪雨だ。前線に向かって南から暖かい空気が流れ込むので京都は酷暑になっている。

映像機材なんか持ってこなければよかった。そう思える気候だ。だから何かを撮影しようという気力がない。早々に散歩コースを徘徊し、四条のマックに逃げ込む。途中蝉の声だけが記憶に残っている。

酷暑

SONYα6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4 ZA OSS

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フィールドワーク698. 六道珍皇寺・六道参り

2022年09月20日 | field work

 

 8月7日から10日迄、六道珍皇寺で六道参りが3年ぶりに開催された。お参りというぐらいだから祭ではない。古来から続くお盆の行事だ。お盆の時だけ故人である精霊達が家に帰ってくる。そしてお盆が終われば精霊達は冥界へ帰ってゆく。高札をみると参拝の道筋が書かれてある。

 先ず高野槙を買い求め、本堂前で故人の戒名を塔婆に書いてもらい、お迎え鐘を突き、薬師如来に拝礼し、故人が無事我が家に帰りますように祈る。そして水塔婆を線香で清め、賽の河原と呼ぶ場所に、高野槙の先で塔婆を湿らせ「水回向」をおこない水桶に収める。高野槙は精霊が宿る「依り代」として持ち帰り、お盆の期間中精霊棚や仏壇に盆花とともにお飾りする。

 水向け桶に収められた水塔婆は群霊塔へ移されお盆の期間中供養がなされる。そして8月17日の大施餓鬼法要にて水塔婆の総供養がなされ、六道の辻においてのお焚き上げをもって五山の送り火にて冥界へ旅立たれ精霊達の帰路の無事祈願がなされお盆の行事は終わる。

 京都五山の送り火は、そうした精霊達を冥界に送る古来からのお盆の行事である。そのためか六道珍皇寺の境内にも、お盆の精霊達を迎えようとする空気だ漂っている。

 2005年に訪れた時の画像ほどの人出はないし高野槙を売る店も少ない。それでも、お盆のしめやかな空気が漂う空間である。

 

六道珍皇寺・六道参り

 

2005年夏

SONYα6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4 ZA OSS

EOS Kiss Digital E20-35mm/F2.8

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フィールドワーク697. 8月・梅雨前線の名残

2022年09月19日 | field work

 

 8月5日なのに本州北部には、梅雨前線が戻っており集中豪雨を東北地方に降らせている。そのためか京都は、酷暑から逃れた1日だった。京都の天気予報をみるとしばらく雨のマークが続いている。もちろん終日雨ということはなく、夕立が来るという意味だと解釈している。酷暑よりは少しましな天気予報だ。ホントか?、と思いたくなる。

 そんな酷暑の合間に散歩に出た。いつものコースばかりじゃつまらん。少し違う道を、つまり高台寺前の通称「ねねの道」をとおり八坂神社にゆこう。

 この界隈が、最も京都らしさが集積したエリアであり、夕方の散歩には調度よい。同じような風景も天気や季節の変化で少しばかり違って見えるだろう。

 そしていつも四条通りのマクドナルドへ逃げ込んで涼をとる。シャツは汗だらけだ。やはり京都の夏だった。

8月・梅雨前線の名残

SONYα6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4 ZA OSS

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フィールドワーク696. 京都体感気温43°夕立

2022年09月18日 | field work

 

 8月3日、気温37℃、体感気温43℃とiPhonに表示されている画面を見るまでもなく、熱中症警戒情報が出され京都市内は暑い!。暑さのために朝早く起きてしまった。頭が痛い。ならば散歩しつつ朝飯、といって午前6時に開いている店はコンビニぐらいだ。

 そして午後は予報通り37℃になった。夜よく眠れなかった頭痛が続く。やがて大気は、暖められた地面から水蒸気がドンドン上昇してゆく。それが極限まで来ると大気のバランスを失い突然横殴りの豪雨がきた。暑くなった建物を冷やすのには調度よい。

 それで涼しくなったかというと大気は、そんなに単純ではない。熱い空気をかき回し、高い湿度と一緒に暑さがのたうち回っている。豪雨が過ぎても蒸し暑い。やがて第2波の雨がくる。それからようやく気温28℃になった。

 そんな頃をついて、雨上がりの古都でも。また雨が来るかもしれないから遠出はできない。今日は建仁寺経由でマックへゆこう。熱い珈琲が意外に体の体調に合致したようだ。

 今日もレンズはツァイスだ。焦点距離に不足がある事、オートズームがないことなど映像撮影には不向きなところもあるが、多少発色が良い。そう考えるとフィールドには、同焦点距離をカバーする2本の標準ズームレンズが必要だ。このあたりは静止画の撮影とは考え方が違う。

 願わくばSONYのカムコーダFX3とα6600が次回フィールドシステム。といって今は容易に海外へゆきずらいので、急いで揃える必要も無いか・・・。FX3は価格が落ちたら揃えよう・・・。

 

京都体感気温43°夕立20220803

京都市

SONYα6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4 ZA OSS

 

追記

 今フィリピンに滞在しているので、時折WiFiが不調なときがある。だからフォロワーさん達のブログを訪れる機会ができない事もある。何故か大変スピードが遅い。

 多分月末には日本に帰るだろう。多分ね・・・、だけど。明後日は大型台風の影響を受ける日本だ。京都市は日曜日に通過するのだろう。あら、俺って京都に住んでいたっけ!?。そんな感覚だ。さてどうなるかなぁー。

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フィールドワーク695. 京都市気温37°、体幹気温43°

2022年09月17日 | field work

 

 8月はじめの京都市内は、気温37°、体幹気温43°の猛暑だ。盆地だから熱が籠もる。夕方散歩に出たがシャツは汗で水をかけたように汗まだら模様だ。一番暑い京都の季節が始まった。

 こんなとき映像撮影も意識希薄だが、毎日の散歩コースだから、同じ風景が続く。ただし気候の変化によって写り方は違ってくる。

 今日は、産寧坂の高札に目がとまった。三年坂を上がったところにある清水さんの塔頭である泰産寺の子安の塔が、産(生み)寧(やすき)坂で産寧坂といわれているとする高札だ。そして三年坂・産寧坂・再念坂と3通りの名前があるそうだ。いまでも三年坂・産寧坂と呼び方漢字が異なるのは、こうした事由を反映させている。

 三年坂で転ぶと「三年のうちに死ぬ」、「三年寿命が縮まる」とする逸話があり、転んで抜けた魂をひょうたんを持っていると戻してくれる事から、瓢箪をうる店が軒を連ねた。産寧坂地区は、国の伝統的建造物群保存地区第Ⅰ号であると記載されている。

 そうはいっても暑いから真面目に物事を考えようとする意識がない。祇園で舞妓さん達が「三日月やわ!」という声が聞こえた。サービス業のリップサービスかいなと思いつつ通り過ぎた。 

京都市気温37°、体幹気温43°

京都市2022年8月2日

SONYα6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4 ZA OSS

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フィールドワーク694. 暑い!!!

2022年09月16日 | field work

 

 体感気温41°の京都。暑い!!!。

 それでもブラックサンデーというべきか、日曜日はテンションがものすごく低く、それで家にいると気分が滅入りそうになるので夕方散歩に出かけた。何かを撮ろうという気分はない。

 先日ノースフェイスの山用のパンツの腰の部分が塩を吹いたように白くなっていた。そんなに汗をかいた記憶はないが、気がつかないうちに汗をかいている。ふと熱中症は、こうした現象の延長にあると思われた。

 暑いという感覚が希薄になり、健康ですごしているつもりになり、そして暑さで体力が気がつかないうちに落ちている。水分補給をしないと突然倒れるというわけだ。

 私は散歩の時は1リットルの水を持参しているので、喉が渇かなくても水分補給をしている。多分それでよいのだろう。

 映像も、少し投げやりな京都だ。今日で一ヶ月続いた祇園祭も終わる。明日から8月1日。ここで溜まりに溜まった雑用をかたづけないと先に進めない。明日は、かたづけるぞと意気込むが暑さに負けるか、勝つか・・・。

 

暑い!、京都

SONYα6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4 ZA OSS

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