Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak103.  ステーションプラットフォーム

2017年07月31日 | diving

 gooに引っ越してきてから、アクセス解析が面白い。私のブログの場合3日ごとにアクセス数のピークがある。トップ画面で15回分をアップさせているから、それで読者は丁度見やすいということになる。私のブログはFaceBookからのアクセスだから、基本的にはFBのお友達を増やせばアクセス数も上がることになるという単純な構造である。

 WEBサイトでアクセス数向上の戦略などを読んでいた。専門分野を明確にする。キワードを読者のニーズに合わせて設定する、問題解決の方法を示す、etc・・・・・

 専門分野!?、私は博士(デザイン学)だけどそれがどうした、ブログにカテゴリーがあるじゃん!?、そうだ筑波大学の後輩たちをお友達にするかな。キーワード!?、日経MJから拾えばいいだろ!?、問題解決1?、そもそも問題を扱っていないから解決もない、と戦略論とはすれ違っている。

 じゃあ、あんたのブログはなんなのよ!?、目的は!?、と尋ねられたら、「そんなもんないです」と答えるほかない。強いて言えば、珈琲を飲みながらちょっと雑談をしている。実際私は珈琲を飲みながらブログを書いているけど。「珈琲雑談」、でもそのネーミングはWEB上に数多くあるから没。団伊玖磨風に「パイプの煙」というのもあるが、真似はしたくないし今は禁煙社会なのだから今ひとつの感もある。じゃあ珈琲の豆や備品名は!?、それじゃなおわからんでしょう。

 つまりタイトルの上下につける短文をステーションプラットフォームといったと記憶しているが、それをそろそろ変えたいと考えているわけだ。ブログの引っ越しはすんだので、さてどうしようかと・・・。

 さて今日の京都は気象庁の予報では最高気温36°、曇天気味で当然蒸し暑いです。午前中のアクア・エクササイスも終わりもう外に出る元気はない。エアコンつけて家で仕事。毎日のように夕立が激しく降る。梅雨前線は無くなったが、太平洋高気圧がはるか南にあり、その手前に大型の台風5号がようやく進路を迷走から本州に向けて進撃を開始したようだ。さてどこにぶち当たるか・・・。

 

沖縄県万座ナカユクイ

NikonAW130,ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/640

 

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Nikon Freak102. 海の中は危険生物が一杯

2017年07月30日 | diving

  画像は、ヤマブキベラだ。水中でイエローという色は最後まで変色しない色でもあることは以前のブログでも書いた。だから発見しやすくそして見飽きる魚だ。とはいっても水中には猛毒の魚や貝が多数いる。それを思えばこちらは見飽きる魚で十分なのである。

 というのも図鑑を見ていると猛毒のハブクラゲなんかは、透明で見分けがつかないぐらいだ。だから海水浴場にはネットがはってあるぐらいだし、私が絵の題材にしているハナノミカサゴも毒があるし、ウミヘビだってハブの80倍の猛毒である。イモガイは危険生物で日本では120種類が確認されているなどというWEB記事を読むと、撮影のために海底にへばりつくのはやめようと思う。海の中は危険生物が一杯といってよい。せいぜい中性浮力で泳ぐことに努力したいと思う。こういう話を書くとダイビング意欲も萎えてくるが、以下の一文を引用して心をやすめる。

 ナチュラリスト・鹿谷麻夕「海の生き物で、向こうから人を狙って刺しにくるものはありません。ただ、毒のある生き物たちは自分が強いことを知っていて、あまり逃げません。だから、こちらが彼らの住みかにお邪魔するつもりで、もし出会っても慌てずに、こちらから離れて行けば大丈夫。危険な生き物をむやみに怖がらず、気をつけながら、海を安全に楽しんでもらえたらと思います。」

 だから話題を変えて最近天気図をみるのが日課になってしまったが、梅雨前線がわずかに東北地方の一部にかかっており、南は3つの台風が迷走しているので太平洋高気圧がさがったままだから、まだ梅雨と判断。といっても湿度と気温が高く暑い京都であることに変わりはない。あまり夏らしくない天気、言い換えれば不快な天気である。

 

沖縄県万座ナカユクイ

NikonAW130,ISO125,焦点距離5.1mm,露出補正0,f/2.8,1/640

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Nikon Freak101. 全て溶かしてしまう世界

2017年07月29日 | diving

 このポイントは以前にも来ている。洞窟の出口がピカチューの形をしている(2015-09-08番外編192ブログ)。魚はハタンポの群だ。この魚はWEBの釣り人によれば刺身にして味も素晴らしいらしい。ここでは釣るどころの話ではなく目の前に群れになっている。網でどんとやれば、群れごといただけるわけだが、我々は見るだけ。釣るのは漁師さんたちの仕事だ。

 実を言うと私は、刺身も大好物である。魚は見てよし食べてよしと、二度楽しめる種類も多いが、例えばマグロやカツオの大群に水中で出会ったという記憶はない。我々とは行動範囲が違うのだろう。

 洞窟のピカチューを撮るならばストロボは発行しない方が良い。以前のブログはそうして撮影した。今回のニコンAW130はストロボ発行モードのままだ。こういうとき簡単に解除できれば良いのだが、水中では手袋をしているので暗い洞窟で小さなボタンを突く操作は不可能だ。もっとも簡単な操作方法は電源オフ、再度電源オン、ただしこれでストロボなしにはできるがマクロモードも解除されてしまう。

 昔からニコンの機材は使いにくいところが必ずある。きっとニコンユーザーがつまらないケチをつけ、それにニコンが真面目に答えているため、その結果物の見事に使いにくい機材が出来上がると推測する。といってこのシチュエーションではストロボ必須だけどさ。過去にそのあたりの面倒くささに嫌気がさしフィールド機材をEOSに乗り換えたわけだが、今ではオリンパスが全てをカバーしてくれる。この時はハウジングとライトとの接合部が固定されないというトラブルで丘に置いてきたのが悲しい。

 えてして水中機材は消耗が早い。ニコンAW130も2年使用しているから、本来ならパッキング部品を交換すべき時期をとうに過ぎているが、私は新しいイエローボディをインタンブールで調達しちゃった。部品ではなくボディごと交換した。古いボディは大学の備品だから研究室へ置いて来た。どうせ事務屋はダイビングなどしないだろう。イエローボディもそろそろ1年経つので秋の終わりには交換時期だ。オリンパスのハウジングもOリングを交換しておいた方が良さそうだ。水中は時間をかけて最終的には全てのものを溶かしてしまう世界なのだ。

 さてブログトップ画面は15回分が編集されるのだ、ようやくあの暗い民家の画像が消えた。建築的には面白くても暗いのは勘弁願いたい。トップ画面全体の画像構成というのは編集の心得があるものとしては気にしている部分でもある。さて、暑い頃だけど執筆感覚維持のためにブログを書き続けてゆこう。ブログは、文章を描く練習には丁度良い。もちろん誤字脱字もあるので校正練習にもなっているが・・・。

 

沖縄県万座ドリームホール

NikonAW130,ISO200,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/30

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Nikon Freak100. 絶滅危惧種

2017年07月28日 | diving

 画像は、全長2mはあるタイマイ、絶滅危惧種である。我が国への輸入も禁止されている。べっ甲細工の原料、眼鏡のフレーム、ギターのピックとして甲羅が狙われたために数が減ってしまった。さてこの甲羅の意匠のタイマイは、昨年もこのあたりの海域で遭遇した記憶がある。今年も再会できたか。そのタイマイは無心に餌をつついている。そうした姿を見ていると、「採るなよな!」といいたくなる。ましてべっ甲の眼鏡なんかかけていたら軽蔑物である。  

 さて最近ブログ執筆生活習慣病もいえてきたようだ。それは少し意識が元にもどりつつある証左だ。思えば4月から7月までの四ヶ月弱は最悪のコンディション。まあ仕事場の引っ越しとか生活時間の変化といった外的要因がおおきかったのだが、つまり無気力状態だった。まあこのブログも復旧したことだし。

 さて夕方から京都は、はげしく雨が降り雷鳴も聞こえる。天気図を見ると梅雨前線が離れ離れになり遠ざかってゆくようだ。これで梅雨が開けるか。だが太平洋高気圧が北上する気配が見られない。まだまだ夕立を続けるのか。夕方からEOSを担いで七条のマッサージ屋にゆこうと目論んでいたが、これではあかん。もう少し早く出ていたら、喫茶店で珈琲を飲みながら激しい雨に打たれている街を眺められたのだが、少し残念な気分でもある。

 

沖縄県渡嘉敷島カミグー

NikonAW130,ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/200

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Nikon Freak99. 梅雨明け間近か?

2017年07月27日 | diving

 トウアカクマノミ。砂地のイボハタゴイソギンチャクに生息し、個体数が少ないためか見かけることは少ない。がっしりした胴体から察するに骨太の体型のようだ。周囲に成長した幼魚がいるから、これは私たちを威嚇しているんだろう。

 さて日本列島は梅雨前線が分断され遠のけば、梅雨明け間近か?。東から台風5号が本土に向かってくるが、この時期Uターンの曲率は低いので本土を南西から北西へと逆縦断する可能性がある。南からは台風9号が北上するので本州に上陸可能性大というのが私の判断。高校の頃地学の授業で教わった天気図を書くという作業が面白くて、ラジオの気象通報を聞きながら天気図を作成していたことがあった。山へ登る人間は気象通報を聞きながら天気図を書いていた。それを長期登山の行動指針にしていた人も当時はいた。

 さて気象庁の回答では、台風の進路はいずれも外れであり両方とも本土にくる可能性はない。等圧線のないところへ台風が進路をとるからだろう。そろそろ梅雨前線が遠ざかれば梅雨明け間近であることは確かだ。

 毎年いつ梅雨が明けるか気がもめるときである。だからといって梅雨が明けたらどうなんだというと、実はなにもないのだけど。つまり季節の節目を感じていたいという日本人の心情なのかなと思っている。それにブログの話題も季節の話が多い。季節の話題は暇ネタなのだろう。

 

沖縄県万座ナカユクイ 

NikonAW130,ISO125,焦点距離10,1mm,露出補正0,f/4.4,1/400

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PEN LIFE1453. ブログ病

2017年07月26日 | diving

  今日の京都は、珍しく朝から晴天であり家を通り抜ける風が心地よい。こうした風が入ればエアコン不要なのだが、天気図をみたら梅雨前線が南下しているためだろう。だが太平洋高気圧の力が弱いのでこのまま夏空が続くわけではなく、明日からまた曇天続きの予報だ。

 さてブログ病という生活習慣病もどきがあると思う。習慣だからここ一ヶ月ほどブログにかかりっきりだった。アクセス数のランキングなどもあり時間つぶしに貢献してくれた。一時は270万ブログのうちランキング2,000位まで進出したこともあったが、今は20,000位台で落ち着きようやくいつものペースに戻ったようだ。それでもビジターは数十人/日はいるので、私の講義よりは多い方であるから上等の部類である。それに予約投稿とかGoogleとの連携解析とか、いろいろ遊んでしまった。最近は予約投稿で読者が多く読む時間に投稿する。といってもその時間までにブログを書いて入ればの話だが。それにしてもアップしてから句読点の送り機能が働いていないのが悲しい限りだ。活字の大きさも変えてみたが、特に読みにくいという意見もなく、デザイン上を考慮し小さな活字に戻してしまった。そんなわけで結構gooのブログ編集にはまり込んでいた。おかげて他の仕事はなんもしなかったというていたらくでもあった。

 さて部屋も半分ぐらいは片付いて少しばかり仕事ができる環境に近づいた。物の量は少なくても、種類が多く収納場所には悩まされた。昨日は紛失気味であったイエローブックを見つけようやく懸案のスケッチをはじめた。そのあとはCADソフトVector Worksがあるからこのテストランに使おうと思っている。そう思っていたらまだLandscapeソフトのVueがはいってなかった。手元に英語バージョンならあるがどうしたもんか。そうそう会社のホームページ作成が未完成である事に気がついた。ブログ病の後遺症か。暑くて会社のホームページなどつくる意欲も失せていた。今頃の季節はみんなそうなのだろう。あらあら一級建築士事務所の登録なんか全然やってない。今は研修をうけなければならないから時間がかかるんだ。思い出せばいろんな仕事が片づいていないので少し愕然とするが、暑いからなんの意欲わかない。意欲がわくのはダイビングだけ。

 先日のダイビングの日焼けでいまだに皮膚の皮がむけ、始末が悪いことに少しずつむけるので家中に皮をまき散らしている。まあ今は海の画像でもアップさせて少し暑さをしのごうか。

 

沖縄県座間味島アイダー

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG8mm,F1.8,ISO200,露出補正-1,f/8,1/125

 

 

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Nikon Freak98. まだ梅雨

2017年07月25日 | diving

 さてダイビングの画像に戻ろう。クマノミは潜れば必ず海草のなかに生息しているから、潜る毎に出会う。この時期幼魚が生まれているので、親は威嚇のために近寄ってくる。ときにはクマノミの親戚か、番外な小さな青い魚が私をつついてくる。だから一応私は逃げるが、そんなもので幼魚を守れるとは思えないほほえましさが感じられる。そんな青い小魚も、他の魚の餌になるのだろう。11月にはみんな食べられて魚が少なくなってくる。そんな海の環境でクマノミはいつもみかける魚である。

 さてこちらは、一ヶ月後に行われる京都の定番行事、町内の地蔵盆の準備が始まった。私は、今年の町内会長だから「さあ、やるぞ!」と旗をふらなければならない。地蔵盆は子供のお祭りなのだが、町内の人がすべて参加する歓談の場でもある。実はマンションだけは、それだけで町内会が成立しているので本来はマンション毎に地蔵盆を行う慣例になっているようだ。だが実際マンションには町内会が組織されず地蔵盆のないところが多いようだ。近所づきあいは面倒だからしたくないという考え方もあるだろうし、またマンションの人口構成が必ずしも町屋のそれと一致していないこともある。だから時には子供のいないマンションもあったりするから地蔵盆の形成要因を欠いているわけだ。

 最近の京都は、曇天が続き雨が降りそうで降らない。雲と地上の間に熱が閉じ込められたように暑い日が続く。もちろんこんな日に機材をかついでという気分でもない。こういう日が何日か続き、やがて派手に雷雨となり夏の空になるのだろうと思われる。天気図をみたら北陸から東日本にかけて梅雨前線が停滞しているではないですか。秋田では集中豪雨というニュースを聞いた。まだ梅雨があけてないのだ。やだねぇー・・。

 

 

那覇市

NikonAW130,ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/8.2,1/400

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Nikon Freak97. 時間忘れ

2017年07月24日 | Okinawa

 画像はシングルツリーだが、首里のダブルツリーヒルトン(旧日航ホテル)から安里に向かう坂下通りは那覇の海をのぞみながら降りてゆく景観のよい道である。当然慶良間諸島が間近にみえている。このあたりから首里にかけての丘陵地帯は、緑も多くおそらく那覇でも環境のよいところなのだろう。ヒルトンのプールサイドで半日をすごし、坂道をくだり道の成り行くままに歩いていたら桜坂だった。こんなところへ道が続いていたのか。

 沖縄県は、人口が増加している数少ない県である。冬がないため本土から人々が定住しにやってく。その気分はわからないでもない。たしかに居心地のよい場所さえ確保できたら、沖縄へ移り住むというのも面白い。実際あの浜野安宏さんもモンタナの家を売り払い、備瀬に居を構え、映画をつくり沖縄映画祭のレッドカーペットを歩いていたようだ。

 私もダイビングをしつつ、魚の絵を描く売れないアーティストの看板でも掲げようかと考えそうになる。実際そんな人間達は沖縄には数多いだろう。ここへくると好き勝手にマイペースでクリエイションしたいなと思うぐらいに人生観も変わらざるを得ない気候風土がある。それは時間に対する感覚がなくなってくる、つまり時間忘れの沖縄である。そこが沖縄の魅力なのだろう。

 最近の京都は、曇天が続き雨が降りそうで降らない。雲と地上の間に熱が閉じ込められたように蒸暑い日が続く。もちろんこんな燻製にされているような日に機材をかついで街の徘徊という気分でもない。こういう日が何日か続き、やがて派手に雷雨となり夏の空になるのだろうと思われる。天気図をみたら北陸から東日本にかけて梅雨前線が停滞しているではないですか。先日秋田では集中豪雨というニュースを聞いた。まだ梅雨があけてないのだ。やだねぇー・・。

 

那覇市

NikonAW130,ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/8.2,1/400

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Nikon Freak96. 沖縄の街歩き

2017年07月23日 | Okinawa

 那覇坂下通りを下り途中の道を左に曲がり道なりに行くとやちむん通りに突き当たった。古民家の琉球瓦特有の屋根が連なる景観が綺麗だ。こうした景観が那覇のアイデンティティだが、現存しているところは僅かだ。

 那覇も沖縄復興の過程で本土同様のつまらない都市景観になってしまった。そこには社会的な関心がスポット的だという美意識上の問題がある。一つの建物が美的であればよいのか、それともヨーロッパのように建築の連なる街並みとして美的であればよいのかという選択肢があるだろう。日本は当然前者といわざるを得ない。「はい!、これは古いから残しましたよ、あとは土地の有効利用で開発しました」という意識であれば残る手段は残された観光資源をスポット的にして売りさばくことしかないだろう。どこか日本の観光戦略は、スポット的に縛り付け、他はみないでくれという意識があるのだろうか。そうなると陳腐化である。観光戦略というのは、陳腐化した資源だけをみてあるくツアーでしかない。

 だからガイドブックにも載っていない横町を曲がってみようという探検心や意識が活きてくる。つまり観光という言葉以前に探検するという概念があったのだろう。あなたは街の観光客なのか?、それとも探検者なのか?、そう問われているようにも思われる。その探検者が探し出したところも近年ではWEBで隠れた名所として紹介されているが・・・。

 そんな街でも背中に熱い日差しを浴びながら、機材をもって徘徊していると結構面白い風景にぶつかることがある。そのうち暑さで体が衰弱してくると、そんなのはどうでもいいかという気力喪失状態になり、ほうほうの体で涼しいところへ逃げ出す。自然現象には逆らえない、それが沖縄の街歩きだ。

 

那覇市

NikonAW130,ISO125,焦点距離25.8mm,露出補正0,f/4.9,1/800

 

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Nikon Freak95. 酷暑克服

2017年07月22日 | diving

  キホシスズメダイの群れに突入。突入しても逃げるわけではなく、群れ毎上へ下へ右へ左へと徘徊している。こうした群れに遭遇すると、どう撮影すりゃよいのかと迷う。魚の顔をアップでとる、群れ全体を魚眼レンズでとる、魚眼レンズはトラブルで持ってきていない。WEB図鑑でみると胴体は黒いようだが、ここではグレーか。

 さて京都も梅雨が明けたと思われるが暑いこと。0,+3,+2,+1,+1,0という値がある。一週間の最高気温、京都-那覇の差値である。つまり那覇より京都の方が暑いというこことになる。しかも京都は、那覇のように海から吹き込む風がない。だから木陰に入ればしのぎやすいということもなく、熱い空気が盆地にどんよりと溜まっている、それが京都の夏である。

 朝マックに行くと、過半が中国人である。上海や広州はこの時期37-38℃位はあるから、そりゃもう空気自体が熱いといわんばかりの気温である。それに比べれば京都はすごしやすいというのが彼らの認識なのだろう。それでも沖縄より暑い京都だと私は思うけど。

 さてその酷暑をどうやって克服するか。茄子は体を冷やす効果があるなど夏野菜を多く摂取する、夏バテ解消レシピなどで料理をつくる、日経流通新聞をみれば夏を快適にするグッズ多数紹介されており・・・などなど。私に言わせれば、そんな女の子発想で酷暑克服はできない。最適な方法は、やはりスポーツを数多く行うのに限る。それしかないといってもよいぐらいだ。電車の中で目の前に動作が緩慢な色白の女の子が座ると、私はスポーツをしてないんだなと類推するし、そんなのが化粧をした顔は雪女といった妖怪のようにも見える。妖怪趣味は私にはないから。やはりスポーツをやり色黒で俊敏な女の子の方が俄然格好がよい。

 それに花街をすれ違う舞妓さんだって色白だよ。私の基準でいえばそれは不健康で病的な感じもする。まあ花街の人はスポーツなんかしそうにもないからな。やはりエクササイスとダイビングで鍛え上げた色黒の俊敏な動作の舞妓さんが白い和服姿で登場するというのは、ものすごく動と静のコントラストがあって夏的だし私的には結構ええと思いますけどね。

 

沖縄県万座ナカユクイ

NikonAW130, ISO125, 焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/320

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Nikon Freak94. 猛暑雑事を忘れる

2017年07月21日 | diving

 この魚とはよく目が合う。好奇心が旺盛なのだろうか。これもダイビングログに記載されない地味な種類だ。WEB図鑑で調べると明らかにイシガキスズメダイ。ボディの色が淡いピンクとイエローであり、これは水彩画向きだな。ニュートンの絵の具にピンクはなかったから、混ぜ合わせるしかないか。

 京都も梅雨が明けたようであるが、WEBで一週間の最高気温をみると京都市33,35,34,33,33,32,32℃であり、他方で那覇市は33,32,32,32,31,31,32℃となり、概して京都の方が最高気温が高い。つまり那覇より暑いわけだ。それに那覇市は日差しは強いが、海からの風が抜けるので日陰にいればしのぎやすい。暑い盆地京都である。さっさと次のダイビングの予定を立てなければ。

 このところ京都は、午後決まったように雷雨が続く。時に激しく降り涼しくなるとおもいきや、暑さの蒸し返しのような気候が続く。なんでこんな暑いところに昔からすんでいるんだろうか。もうなにもしたくないという気分だ。

 1年前のブログをみると沖縄真栄田岬のクマノミの画像をアップさせ、本の原稿執筆で名古屋の大学研究室へに通っていた。この暑いのに本の執筆なんて仕事をよくやったなぁーと思う。もう二度としたくないですね。

 あっ家の中はまだ整理が終わっていない。なにかと難儀な仕事が多々あることに気がついた。猛暑雑事を忘れるだな。


沖縄県万座ホウシーウ

Nikon AW130,ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/100 

 

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Nikon Freak93. マスオさん

2017年07月20日 | diving

 画像は潜ると必ず個体で遭遇し、ダイビングログにも記録されない地味な魚。WEB図鑑で調べたらフエフキダイ科のハマフエフキが適合する。口が漫画サザエさんのマスオさんに似ていて、少し滑稽で地味な形態でありながら、体の文様がそこはかとなく綺麗な魚である。

 実際ニコンAW130で撮影したときは体の文様まではよくわからないが、Photoshopで修正すると体の文様が際立つ。そうなると俄然綺麗な魚になる。ちゃんと情報を拾ってくれていたわけだ。

 ニコンAW130は、水中全体が緑のトーンになるのでPhotoshopでの修正が必須になる。どうも水の色に過敏に反応しているようにも思われる。肉眼で見た時の記憶色では、オリンパスのブルーが一番近いし、Photoshopで修正してもあまり変化しないので水中の風景を忠実にひろってくれる。

 さてそのAW130がモデルチェンジをしてCOOLPIX W300となって登場した。AW130と仕様とデザインはあまり変わらない。4K動画が撮れるようになった、方位や高度、水深などのナビの精度がよくなった、バッテリーの持ちが改善された、最初から黄色のボディが用意されている、ぐらいが変化だ。多分これまでダイバー達の間で大いに不評だった、ダイビング時のマクロやストロボの設定が電源を落としても記憶されているように改良されていると推測。

 それにしてもこの機材のアウトドア志向というコンセプトに全く無縁なデザイナーや技術者達が開発したことが如実にわかるのも面白い。ダイビングでは当たり前の設定が記憶されなかったり、迷彩色ボディ・・・アウトドアで草むらに落としたらわからんではないか・・・といった具合に。素人受けして売れればよいとするアウトドアに出かけたことがない販売側の意見の反映だろうか。ダイビングをしている立場からすれば、ボディの迷彩色なんか論外であり、赤は水深20mで完全に退色するので、水中では最後まで識別できる黄色しか選択肢はない。事実海上保安庁のダイビングスーツもイエロー系なのである。

 かっては、ニコノスという水中機材の逸材を作り出したニコンであったが、今は人も組織も変わりアウトドアやダイビングをしない人たちが開発したアウトドア機材もどきだろうか。

 

沖縄県万座ナカユクイ

Nikon AW130,ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正0,f/4.3,1/1000

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Nikon Freak92.  カテゴリー

2017年07月19日 | diving

 大きなナマコをひっくり返したら腹にウミウシカクレエビが張り付いていた。目といい頭部といい体の模様といい玩具的な形態だ。ナマコの下が外敵がこなくて安全なのだろう。これを共生というべきか。

 さて話題は変わるがカテゴライズという言葉がある。もちろん学術論文の世界では、そのカテゴライズに研究者の考え方が反映されるのだから重要なテクニカタームになるのだが、ここではもっと軽い話でブログのカテゴリーのことである。

 例えば鉄道写真の画像を貼り付けてテキストも鉄道の話だったというのであればカテゴリーは明快なのであるが、私のように撮影機材の話を書いておいて、画像は旅先の風景だったりする。そうなると撮影機材と旅とどちらのカテゴリーにいれるかの判断に迷う。そういうときは判断基準をあらかじめつくっておけばよいのだが、最初から判断基準というのは成立しない。試行錯誤を重ねようやく自分なりの判断基準が確立してくるのである。

 このあたりの考え方は、大学の英語の入試の採点と実によく似ている。例えば英文和訳などは一人一人文章が違うのだから、原則として正解の文章というものはないというのが採点者の立場だ。当然書かれた和訳を一通り読みながら自分なりの判断基準を作り上げてゆくことになる。そこで何回も同じ答案の束を読み返すことになる。そうした作業を複数の採点者で繰り返し行ってゆく。そうやって英語の試験問題の採点が進められてゆく。

 ブログに戻って撮影機材・・・これは機材すなわちプロダクトのカテゴリーなのだから、ハードである撮影機材の画像であれば撮影機材のカテゴリー。撮影機材の話を書きながら画像が旅先であれば、それは旅先で考えた撮影方法などのソフトな話なので旅のカテゴリーにいれる、という判断基準ができた。そんなわけでこのブログもカテゴリーの変更作業をしていたわけである。FBで過去にみたような画像が再登場したというのは、この作業のためである。

 なんともこだわるなぁーと我ながら思う。研究ならこだわりにこだわりぬいて考えるが、ブログだから少しだけこだわって少し整頓した。

 なにしろ私は画像に合わせて文章を書いているわけでも、あるいはその逆でもなく、といって画像を無視しているのでもなく、画像を見ながらいろんなことを思い出しつつであるから話は飛躍してくる。それが通例の本のような編集規則に縛られないブログのよさかと思っている。そして私のブログにの執筆スタイルなのだろう。

 

沖縄県万座ナカユクイ

NikonAW130,ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正0,f/4.3,1/400

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Nikon Freak91. プールサイドでハナノミカサゴ

2017年07月18日 | diving

 なぜか混んでいる沖縄便であった。Peachの最終便を予定していたら朝一番の便しかとれなった。早起きしてゆくほかない。だから午前10時頃には那覇についた。

 沖縄は、時間をつぶすのに悩むところである。ならばプールサイドで半日日焼けしよううと目論んだ。プールのある市内のホテルは限られているが、どこも環境が今ひとつであり、ここならよかろうと出かけたのが首里近郊のダブルツリーヒルトンだった。外観は風雨にさらされたような建築だが、椰子が茂るプールサイドはまあよいのでは。昼時だったので閑散としていたのが素晴らしい。そして雷雨がきていたためかプールサイドには誰もいない。まったりとしたあまり上質ではない水質のプールで泳ぎ、プールサイドでハナノミカサゴの水彩を描きながら時間をつぶしていた。最近複雑な形態のカサゴのスケッチに没頭している。いつも過剰なヒレに惑わされて形が取れない。こりゃヤマブキベラにヒレを付けたスケッチになり情けない。

 そのハナノミカサゴには、万座で潜ったときに岩陰にいた。早速水彩画のモチーフ用にとしゃかりきに2枚撮影したがあかん、1枚はピンぼけ、2枚目は手前の小魚にピントが合っていた。あと1枚真横から撮影しておけばよかった。ニコンAW130は、当たるも八卦当たらぬも八卦だから数打ちゃあたる方式で撮影しているが、そのヒレは猛毒でなので早々にあきらめた。またどこかで遭遇するだろう。毒ヒレにさされたくはないが。

  得てして魚の形態は単純なものが多いが、カサゴはそのヒレで描く側を惑わせてくれるところが面白い。だから描きたくなるのだが。

 

沖縄県万座ナカユクイ

NikonAW130,ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/50

 

 

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PEN LIFE1452. 水中ライト

2017年07月17日 | diving

  水中撮影はライティングが決め手であり、大体撮影機材の左右に水中ライトを2灯付けるのが正解だが、私は1灯だけにしている。しかも魚眼レンズだからライトの画角と写る画角は全く一致していない。私の場合は、とくに目立たせたいところをライティングをして光を補えれば十分だという考え方だ。それに2灯ライティングなんかダイビングでは煩わしい限り。そしてわずかでもライティングをすると珊瑚なんかは、肉眼とは違った発色をして幻想的なときがある。

 今回は、その水中ライトがハウジングに固定されないという不具合があり、これはマニュアルみながら調整しないと治りそうもないし、海底にライトを落としたら取りに行けない深度だったりするので、オリンパス機材での撮影はダイビング1本だけにした。あとはニコンAW130。機材を2台持参していてよかったと思うときである。

 昨年までだったら、フィールド調査をしていたので、これらにEOS1DsMark3を加えていたから荷物は結構な重さになり、いつも飛行機では預け入れ荷物だったのだが、今年は沖縄のフィールド調査がない。

 そうなると荷物を減らし、飛行機の手荷物重量制限内に納めるかという工夫に関心が向かう。一番重くかさばるのが水中ライトとオリンパスのハウジングだ。秤で10kg以内のシミュレーションでもしようかと考える。第一荷物が重いと、日焼けした肩で担ぐのがしんどくなるだろう。地上最悪のカートは引きずりたくないし。

 

座間味島アイダー

OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG 8mm,F1.8

ISO200,露出補正-0.7,f/6.3,1/80

 

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