昨日横浜に戻った。明日また大学に行かなければならない。ホンの一時の横浜暮らしだが、今日は、大雨強風警報が出されており、外は嵐である。桜の散り始めに加え、この嵐でこちらの桜は、大半が散ってしまった。さて京都の桜を続けよう。
京都市内の桜も、散り始めていると思われる。市内の桜よりも1週間遅く咲くのが平安神宮の桜である。しだれ桜をはじめ園内に咲く姿は見事というほかない。調度今週中頃~週末ぐらいが、平安神宮の見頃時期となるのだろうか。
京都市内の社寺の中で、平安神宮は大変新しい神社である。この神社のホームページの由緒は次のように書いててある。
平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建されました。
当時、京都の衰退ぶりは目を覆うものがありました。幕末の戦乱で市街地は荒廃し、明治維新によって事実上首都が東京へ遷ったことは人々の心に大きな打撃を与えました。
その状況下で京都を救ったのは、京都復興への市民の「情熱」と全国の人々の京都に対する「思い入れ」でした。数々の復興事業を展開し、教育、文化、産業、生活などすべての面において新しい京都が模索され、同時に古き良き京都の維持継承に力が注がれたのです。
京都復興の精神的象徴として造営されたことが記されている。以後京都では、我が国最初の市電を走らせ、西洋文化を取り入れながら、伝統文化再興による、現在の京都の地位を築いている。今なお平安神宮では、時代祭をはじめ多くの催事が行われている。だから今の京都市内の一般的な風景の多くは、明治期以降の姿だったのである。そうした姿も近年になって随分変わってしまった。平成という時代が新しい様式をつくれるのだろうかと考えれば、難しいですね、というのが私の実感である。
撮影2006年
FUJIFILM FinepixS5pro,CarlZeiss DistagonF2.8/25mm.
京都市内の桜も、散り始めていると思われる。市内の桜よりも1週間遅く咲くのが平安神宮の桜である。しだれ桜をはじめ園内に咲く姿は見事というほかない。調度今週中頃~週末ぐらいが、平安神宮の見頃時期となるのだろうか。
京都市内の社寺の中で、平安神宮は大変新しい神社である。この神社のホームページの由緒は次のように書いててある。
平安神宮は平安遷都1100年を記念して、明治28年に遷都のおや神様である第50代桓武天皇をご祭神として創建されました。
当時、京都の衰退ぶりは目を覆うものがありました。幕末の戦乱で市街地は荒廃し、明治維新によって事実上首都が東京へ遷ったことは人々の心に大きな打撃を与えました。
その状況下で京都を救ったのは、京都復興への市民の「情熱」と全国の人々の京都に対する「思い入れ」でした。数々の復興事業を展開し、教育、文化、産業、生活などすべての面において新しい京都が模索され、同時に古き良き京都の維持継承に力が注がれたのです。
京都復興の精神的象徴として造営されたことが記されている。以後京都では、我が国最初の市電を走らせ、西洋文化を取り入れながら、伝統文化再興による、現在の京都の地位を築いている。今なお平安神宮では、時代祭をはじめ多くの催事が行われている。だから今の京都市内の一般的な風景の多くは、明治期以降の姿だったのである。そうした姿も近年になって随分変わってしまった。平成という時代が新しい様式をつくれるのだろうかと考えれば、難しいですね、というのが私の実感である。
撮影2006年
FUJIFILM FinepixS5pro,CarlZeiss DistagonF2.8/25mm.