人間の睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠とがあり、それらを交互に繰り返すというのが科学の説だ。どっちが浅い睡眠だったかをウィキペディアで調べてもレムとノンレムの定義がされていないまま記述されている。この書き方は学校教育の教科書的書き方みたいでまずい。でっ、別のサイトで理解した。余談だが、ウィキペディアの英文はURLでわかるが、仏文など他の海外言語でのスペルを、この日本語トップページで調べてもわからない。やはり教科書的だな!、である。
実をいうと私たちは、小学校からこうしただるい説明の元に勉強してきた。なんでそんなまわりくどい教え方をするんだろうか。そのために、こちらは混乱し挙げ句の果てにわからないと投げ出してしまう。
アカデミックの世界に身をおいた人間としては、どうしてもあの教科書的なまわりくどい詰め込み主義の教え方はよくわからない。最初に定義を明確にしておけばよいのだが、階層以降の余計な知識を最初から盛り込もうとする、てんこ盛り状態なのだ。これを明確に教えようとするならば、最上位の概念とその構造を一番最初に明確に説明すべきなのが本来の解説であり、階層つまり種類が云々は知識構造を明確化してからの話だろう。
つまり知識だけで書くからそんな貧しい書き方になる。私にいわせると定義と構造が説明されないまま、混乱しつつ世の中が進んでいるといわざるを得ない。こちらは先ず定義と構造をたずねているのに、階層つまり種類があるという話は訪ねていないのだ。科学的には階層よりは構造が先でしょ。やはり肝心なことは先にいえよ。教科書の記述や解説の貧しさが学問の嫌いな人間と陰湿な性格を形成していると私は考えている。
話題が大いにそれた。
夢は、眠り方が浅いレム睡眠の時にどんな夢かを覚えている。ノンレム睡眠では、脳自体が休んでいるので夢を記憶していることはない。夢を見たというのはレム睡眠の時なのだ。
例えば、日頃金持ちになりたい、といってそうなる夢をみるわけでもなく、反対の貧乏物語でもない。そこには、そうした金持ち-貧乏軸とは少し違う夢が登場する。フロイド流にいわせれば、それは本人が自覚していない潜在意識からの産物だということになる。でっ、そのことをブログに書こうと思って頭で整理していたのだが、実は整理している過程も夢の中であった。おかげて日曜日の朝は、ばっちり寝坊した。
さて寒いところから旅するのには、こたつから抜け出すような勇気がいる。今日の京都は寒さが揺らいできた。この少し暖かいときを利用して沖縄へゆこう。
沖縄県久場島
OLUMPUS E-M1 M.ZUIKO DG FISHEEYE8mm
ISO200.露出補正-0.7,f/3.2,1/1000