AIが流行である。なにしろNHKもAIによる音声ですとわざわざコメントするぐらいだから、そんなにもったいぶっているのはAIが珍しいのだろうか!?。だが急速に私達の生活の中にAIが入ってきている事は確かだ。
AIのハードはGPUチップの事。行列演算を超高速でおこなうチップである。トップ画像(注1)はNVIDIAのAIチップの価格。1,000ドルというと本日の円レートで16万円ぐらいだろうか。高いな。もっと安いのがないかと思い秋葉原の店頭価格(注2)を見ていた。最安で54,000円というのがある。そういえばMacも随分前のNVIDIAを積んでいたな。
ですからマシンのコーチワークができればAI搭載のPCをつくることができる。当然既に誰かがやっている。コンピュータ好きにとっては、既にAI搭載のハイスペックPCをつくり最先端の世界を走り回っているだろう。今のパソコンはアッセンブリーの集合体だから組み立てるのは勉強すれば工学系ならば容易だ。
私は建築屋なのでPCのメカニズムは勉強していないが関心はある。大学院の頃、同級生に手作りPCの内部を見せてもらった。なんだ空洞ばかりじゃないか。これでどの程度の性能と尋ねたら、『PCとしてはすこぶる最速じゃないですか』という返事。つまり市販のPCよりは、はるかに高性能なわけだ。それが当時の価格で15万程の部品代がかかったそうだ。この頃より10年ほど後に市場に登場した小さな最安デスクトップPCが30万以上した時代の事である。
もちろんMacOSだって規約違反だが自作PCに入れられる。Macは高いから自作PCにインスートルしたとする映像があった。
今でもPCお宅は自分でAIチップ搭載のPCを組み立てているだろう。その方が高性能だから。そう思ったら既にYouTubeの動画があった。
今は、GPUからIMCと呼ばれる新しいチップの開発が急がれている。以下に記事を引用(注3)しよう。
「イン・メモリー・コンピューティング(In Memory Computing:IMC)※2チップ」である。IMCには、コンピュータの基本構造を「ノイマン型」から「非ノイマン型」へと刷新し、これまで分離していたメモリーとプロセッサーの機能を融合させ、デジタルデータをあえてアナログ化させて処理するといった、コンピュータ技術を根底から再構築する斬新なアイデアが盛り込まれる。」
まだまだ進化を続けるAIの世界である。いまの AIチップでよければ秋葉原で売っている。AI社会はアキバレベルの話しだったか・・・。
秋葉原の価格表
注2)めちゃ推し!:https://mechaoshi.com/29/
注3)一歩先の道しるべ、密かに進化するAIチップ:https://mechaoshi.com/169/