トップの画像はテトラポットの上に鴎が行列している。でも標準レンズでは撮れませんな(笑)。
2カット目の図2の写真は、3週間前に来たときにアップさせた画像(Nikon Freak519. 小樽の旅2.積丹町美国4月13日)と同じ位置から撮影している。
その頃は、看板の頭が雪の上にのぞいていただけだったが、僅か3週間で、これだけの体積の雪が融けてしまった。
自然の変化は、変わり出すと素早い。
次回は、黄金岬から積丹のリアス式海岸を撮りたい。
岬の展望台にあがれるのは初雪の頃迄か。
あるいは厚苫の海岸から超望遠レンズで撮影か。
今回撮影した画像を元に計算すると400mmのレンズが必要だ。
なら手持ち機材だとフィールド用のEOS1Ds+100-400mmLレンズか・・・。
Lレンズは重たいから、ニコンの28-300mmレンズで代用か・・・!?。
余談だが私のニコンの28-300mmには、表示がない90mmと135mmがマーキングしてある。
個人的には、この焦点距離を多用しているからだが。
そういえばツァイスレンズ・システムをつけたニコンDfとフィルム機材ニコンF3HPの組み合わせが大変実用的で使いやすかった。
手間はかかるがフィルム機材は立派に実用機材。
市立図書館で大型の地図を複写するのにDistagon25mmが必須だった。
文献複写を忘れてはいけない。
すると次回のために機材システムはメモしておこう。
NikonDf、AF-S Nikkor 28-300mm/F3.5-5.6GVR
NikonF3HD+MD4、Carl Zeiss PlanarT*50mm/F1.4ZF2
大型文献複写用にCarl Zeiss DistagonT*25mm/F2.8ZF
これなら相互に互換性があり実用的で大変使いやすいシステムだ。
小さな文献だったらMacro Planar100mm/F2.0が必要となるが、Dfに負荷がかかりすぎるきらいがある。Dfが雪上で不具合になった場合も考え、小さく軽いα6000+Zeiss16-70mmでも忍ばせておこう。
それにTri-Xを10本、
となってシステムが完成した。
そうしたら、LEICA M(Type240)を所持する研究者のU君からメールがきた。
「まずはM4-Pでエルマリートをつけて撮りましょう。28ミリ持ってましたよね。レンジファインダーを使うと新鮮ですよ・・・」
Leitz M4-P,ELMARIT28mm/F2.8・・・
ニコンF3HPを、これに置き換えると1.2kg軽くなるのは大きい。
まてよ・・・、これは、あのライカウィルスだ!。
ライツの撮影機材に関心を寄せる人間しか感染しないが、一度感染すると再度感染するという恐ろしい病だ。
実はライカMマウントはレンズが外れやすいという欠点がある。
かって私も、あの名鏡玉といわれた初代ズミクロン35mm8枚玉がボディから外れ、京都高瀬川に落としたことがある。
だからとても雪のフィールドで使える機材ではない。
そんな経験を思い出さなければ、あやうく感染するところだった。
人のお勧は感染の前兆と戒めて・・・。
まあライツを虫干し変わりに使ってみたので、撮影画像は来月のどこかのブログにでもアップさせよう。
さて宿は営業していればリトルバレル。
オーセントホテルが連泊5,000円なら銭湯付きのこちらでもよい。
機材は軽くして身軽に動きたい。
飛行機は、天候に合わせて日程変更できるpeachでも早めに予約しておこう。
そんな風に次回冬の撮影機材メモを作成したが、感染が納まって12月ぐらいに初寒波到来初日、ここを狙いたい。それまで時間の長いこと。
京都に戻ってきてから、大阪府の感染者数が東京都以上に増加していた。まさに隙間をぬってでかけた旅だった。
明日からは、「小説:小樽の翆」に戻ります。
目下小説では夏の章を書いている。
2021年3月25-26日、美国、函館本線
図1)-4)NikonF3HP+MD4,Carl Zeiss PlanarT*50mm/F1.4ZF2、Tri-X、フィルム現像:写真弘社
図5)NikonDf,Carl Zeiss Distagon 25mm/F2.8T*ZF、ISO2200,露出補正0,f/8,1/1000
図6)SONYα6000、Vario-TesserE4/16-70ZAOSS、ISO6400,35mm,露出補正0,f/11,1/20
図7)SONYα6000、Vario-TesserE4/16-70ZAOSS、ISO2000,53mm,露出補正+0.5,f/11,1/100