Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング937. 小説:小樽の翠846.幕間、不勉強な輩達の浮世絵

2024年11月11日 | drawing

 トップ画像左は932回の水彩画によるドローイング、右側はボツにしたMacによるイラレ。Macで描いたモチーフはアダルトサイトの画像をトレースしたが撮影レンズの焦点距離が広角すぎてボディが誇張され、足の存在感がなく人体にならない。これでは私のドローイングシリーズでは使えない。
 そうなると巷に沢山あるアダルト画像は、所詮エンターテイメントだから私のドローイングシリーズでは使えないことになる。これが水彩画で描く、あるいはMacのイラレで描く理由である。
 毎月このブログはドローイングシリーズ、映像によるフィールドワーク、そしてれまでのテキストによっておおよそ各10回程度の連載で一ヶ月の構成としている。
 ドローイングシリーズはイラストを描けば、あとは文章がついてゆくだけだから最初に完成する。他方で映像は、撮りだめた映像を凝縮して編集するのが最近の勉強方法だからすこぶる時間がかかる。まあ編集の勉強もあるのでボチボチのペースだ。
 そうしているとドローイングシリーズが何ヶ月先まで完成し、映像が追いつかない。ならばドローイングシリーズの回数を増やそう。Macのイラレだけでは単調だ。そこで水彩画が再び登場することになった。
 それにしても久しぶりに描くと胸の向きが違っている!。これでは左の乳首が外を向いていることになる(*^▽^*)。
 当たり前の話しだが濡れ場のポーズなんか巷のクロッキー教室でもしてくれない。だから個人的に組み立てることになる。そういう点ではイラレで描いた方が適度にリアリティがあって、そして省略できて調度よい表現だろう。
 江戸時代浮世絵の濡れ場になるとモロという感じだが、デッサンという考え方がない時代のものであり、私には退屈だ。もちろん江戸の小柄な女なんかの濡れ場は、もっと色っぽかったと想像できるのだが、春画の表現が誇張しすぎて逆に色気をそいでしまう。
 小説でも書いたが、江戸時代の鈴木春信の春画は、その場の空気はあるがやはり女のボディは表現されていない。当時葛飾北斎をはじめ春画を描いた画家は多いが、大方はグロテスクな人体ばかりだ。
 だから春信よ!、北斎よ!!、もう少し人間を観察して真面目に勉強しろよな!!!。局部だけ拡大するなど不勉強で手抜きもいいところだぜ。きっと営利本位に走ったのだろう。1489年にはレオナルド・ダ・ビンチが人体解剖図を表しており、そんな情報は300年後の長崎出島で得られただろうよ。だから実際はもっと色っぽかった人体のはずだ。このあたりから北斎や春信達の不勉強な輩達の浮世絵に私は全く関心がない。
 日本画がようやく立体的にオブジェを捉えられるようになるには、西欧留学をし絵画技法を勉強してきた竹内栖鳳の時代までまたなければならなかった。因みに現代作家の村上隆も東京藝大日本画科出身である。漫画のような線書きは、やはり日本画の系譜なのである。

鈴木春信の春画「風流 座敷八景」
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ドローイング936. 小説:小樽の翠845.ジェシーとハルノブ

2024年11月10日 | drawing

 今日のジェシーは鼻息荒い。きっと同級生の女の子達の行動に唖然としていたのだろう。
 だから話題を変えたけど、口をつついて出てきたのはよくあるセリフだ。
「ジェシーのところはどうなの?」
言ってからしまった!。曖昧な言い方だった。
ジェシー「ああっ、家ねぇー・・・。帰ったら旦那に抱っこだよ。そんでベッドまで連れて行ってもらって燃えるよね」。
「旦那は力あるんだ・・・」。
ジェシー「だって外科の医者だよ。力なきゃ仕事ができないよ。そんでねぇー、ベッドまで行く間に旦那のペニスをナデナデしてさ。でっ、旦那はゆさゆさと揺すりながら、連れてってくれるんだわ。」
尋ねてないけどなぁー・・・。しゃべりたい。そもそも恥という概念と無縁のアメリカ人だからなぁー・・・。
ジェシー「旦那のペニスは大きくて固いんだ。日本人ってペニスがでかいのかい。だってアメリカ人なんか大きいけどフニャフニャだよ」。
「それは初耳だなぁー・・・、膨張力があるとか!?」(*^▽^*)。
ジェシー「あのなあ、鈴木春信という画家のふきよえ!?、違う浮世絵か・・・、春画をみたらやたらペニスがデカいんだぜ。多分旦那のより大きい。ため息出ちゃうよ。あれが日本人の平均サイズかよ!?・・・。」
「チャウチャウ、誇張がある。葛飾北斎の富士山だって誇張しているしさ。誇張するのが浮世絵の表現技法の一つなんだよ。」
ジェシー「誇張ねぇー・・・」。
信じられていない。
「つまり日本の浮世絵師達は、不勉強で人体を全く勉強しなかったんだよ。江戸時代だからダビンチの人体解剖図などは、長崎出島で見られたはずだ」。
ジェシー「絵を描くのになんで人体を勉強しなかったんだよ!」。
「貧乏だったんじゃない!?。葛飾北斎なんか何十回も引っ越しをしたそうだ。借金取りから逃げるためだろう」。
ジェシー「春信は感動するぜ・・・・。ペニスデカいし・・・。」
そういいながら駅前の閉店間際のスーパーでステーキ用の肉を調達し札幌行きの汽車に向かった。ハルノブ、ハルノブと口ずさみながら・・・。
まあ世間は美人画ぐらいしか連想しないからいいんだけどさ・・・。
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ドローイング935. 小説:小樽の翠844.淫乱国家

2024年11月09日 | drawing

 今日は翠の実家というかマサヒロ君の家でクロッキー教室だ。アチキはいつものようにモデルのジェシーの裸体を描き終えて帰り道をエスコートしていた。
ジェシー「あのなあ、アチキが言ってる日本は乱交社会の歴史があるというのを、うちは実感したよ。」
「なんか同級生達の話題かい?」
ジェシー「あんなあ、女子大生達が私にいろいろ聞いてくるんだよ。この間も快感を得る方法について教えろというわけだよ。」
「ハァーッ、またそれ。」
ジェシー「またそれなんて一暢気なことを!。あんなあ!!、日本の女子大生は快楽の奴隷なんだよ。私は彼氏を捕まえたら結婚すると思うじゃん。そしたらすぐに別れて次の彼氏だよ。いつも連れている彼氏が違うんだよ。なにそれ!?。こっちは婚約ギフトを送ろうと考えていたら、いらなくなるじゃん、だよ。そもそも男も情けない。その別れた彼氏も、次の彼氏も、同級生なんだよ。それで彼氏同士であいつの身体はどうだったなんて飲み会の話題になってんだよ。飲み会が女の品評会だぜ。」
「まあ、農本社会のDNAなんだろうね。」
ジェシー「アメリカだったらさぁー、パーティーでダンスしながら彼氏捕まえるじゃん。そんで意気投合したら結婚の約束して、それからセックスだぜ。」
「結婚の約束をしないとセックスしないのか?。」
ジェシー「それが、あったりまえだよ!。アメリカの男だってセックスしたら、すっごーい気持ちいいんだっていって神に感謝だよ。」
「アメリカ人はピュアなんだよ。確かに日本には、ピュアという感覚が無いなあ。」
ジェシー「結婚の約束もしないのにセックスをするのは、娼婦だけだよ。もちろん彼女達は結婚の約束なんかしないけどさ。」
「じゃあ、ジェシーの旦那は初めての男だ。」
ジェシー「あったりまえだろ。それが日本の女の子は違うんだよ。私に快楽を得る方法を教えろというわけだ。未婚の女達だぜ。私、えっえっーーーだよ。だって結婚の約束もしないでセックスするんだぜ。それがセックスが合わなきゃ取っ替えるんだよ。相性の不一致だってさ。」
「まあ、あうんの呼吸が合わないとかね・・・。」
ジェシー「なんだ、そのあうんは?」
「二人の呼吸があっていることかな。言葉がなくても意思の疎通やタイミングがお互いに一致しているという意味だよ。」
ジェシー「おおっ、コミュニケーションもなくて心が一緒になる!。それはマジックだ。いや、沢山の男とセックスするための言い訳だな。」
「まあ、日本の女は言い訳をたくさん言うよね。」
ジェシー「日本は淫乱国家だな!」
「まあ、それは否定出来ないですねぇー・・」
(*^▽^*)
続く・・・
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ドローイング934. 小説:小樽の翠843.冬支度

2024年11月08日 | drawing

 夜分文さんの店が終わると馬喰の健さんの冬支度が始まったようだ。
といっても健さんのフィールドの小屋では何時でも冬支度がしてあるので、文さんとしばらく会えない健さんの股間の冬支度といったらよいか。といって定期的に股間が熱くなる絶倫系の健さんには、あまり意味の無い冬支度だが。
文さん「しばらく冬は雪の中ですか?」
健さん「うん、雪が積もると車が動かないから馬喰の出番だよ。それに家畜の世話で呼ばれるしな。」
文さん「家畜の世話ってどんなん?。」
健さん「牛などの種付けだよ。雌牛の膣に注射器をいれて採取した牛の精子をぶちこむんだよ。これで春には妊娠するだろう。」
文さん「あら、アタシにも種付けをしてくださいな。でも、お店があるから今は無理かなぁー。」
健さん「おうおう、ほなら種付けすっかよー。」
そういって文さんの作務衣をはいで二階へ担ぎ上げていった。
健さん「立派な骨盤だよーー。」
そういって文さんのお尻をバンバンと鳴らしながら・・・。
布団に置いた文さんの手が健さんのペニスをつかんで揉んでいる。
文さん「すっごーい、大きくなった。尿道が筋ばしって浮かびあがるなんて、もう女の理想ですよ。さあ、入れて!。」
そういって健さんが文さんの骨盤を軽々と抱えて射し込んだ。
文さん「ううっ!、大きいのが入ってくる!!。」
健さんの身体は肉体型だから力もあるし大きい。文さんを軽々と抱えて奥まで射し込んで、骨盤をピタリとつけて揺すっている。
文さん「はあっ、はぁっ、・・・・それいいわぁー。」
二つの骨盤に挟まれた文さんのクリトリスが悲鳴をあげている。
文さんの身体が反って骨盤を押しつけてくる。
そのまま二つの骨盤が上下に激しく動いてゆく。
文さん「ウウッ、ウウッ、ウウツ、おかしくなりそう・・・・!」
健さんの身体と比較すれば小柄な文さんの身体が小刻みに震えてゆく。
文さん「ハアッ、はぁッ、いってください、・・・いってください。」
懇願するような文さんの悲鳴がする。
文さん「きゃーああああああアッ・・・・・、壊れそう・・・、す・ご・い・・・・」
高い声の文さんの嗚咽が響く。
健さんが射し込んだまま文さんの身体を抱きかかえる。
健さん「ウウッ、ウウッ、ウウッ・・・・・・・・」
健さんの沈んだ声が響くと、そのまま文さんを抱えたまま布団に沈み込んだ。
健さん「うーーーっ、全部出た・・・・・」
出し切った脱力感が二人の空間にただう。しばらく動けない。
布団に沈んだ健さんが文さんを抱きかかえている。
文さん「すっごーい。ペニスが膣の中でまだビクビクしているよ。」
健さん「誰が、こんな気持ちのよいことを考えたんだろう。」
文さん「あら、それが自然よ。しいていえば神様かなぁー!?。」
健さん「ほなら天照大神に感謝しなきゃ・・・」
文さんの指が健さんの胸を撫でながら指文字を書いている。
ス・キ・ヨ!!!
・・・
冬の始まりのような曇天が続く小樽の街である。
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ドローイング933. 小説:小樽の翠842.夢の中で・・・、追記

2024年11月07日 | drawing

 朝の冬が来る前の小樽。
翠が起きてきた。少し油汗の顔だけど表情はスッキリしている。
翠「アチキー・・・、夕べ夢を見ちゃった。アタシって青姦症候群かなぁー?」。
「はぁー!?、ドンナユメ?」。
翠「海の見えるリゾートにいるのね。お部屋にとても大きなテラスがあって、そこにダブルベッドが置いてあるの。回りは紅葉した小さな植物があって、隙間からとっても青い海が見えているのね」。
「多分テラスに東屋風のベッドなのだろう。海外のリゾートにありそうだな。そういう夢なら、毎日みたいですねぇー」。
翠「それで、アタシスキンヘッドなの。そんでアチキと騎乗位でセックスしてんのよ。私ウウッと埋めているわけ。それがとても快感なのよね。夕焼けのときの木漏れ日が綺麗だった」。
「それから先は?」。
翠「その先は、覚えていない。なんか燃え上がったみたいよん」。
「アチキは、熟睡していたから全然わかんなかった」。
翠「セックスの夢をみると、心拍数や呼吸が変化したり、骨盤周辺の血流も変わるんだ。それにエンドルフィンやオキシトシンといったホルモンが分泌されることもあるらしい」。
「なんかラクチンなセックスですねぇー((*^▽^*))」。
翠「さて、シャワーしてゆこーー」。
なんだ、女の夢精か。精子はないから、なんて言うんだろう。便利な身体だ。翠は寒いといいながら上がってきた。
アチキがつくったピザトーストを食べて翠は病院の勤務につくべく、いそいそと出かけていった。
夢をみるというのは、熟睡していたのだろうか。秋は身体が回復してくるわけだ。回復すると、すぐに冬か・・・。
・・・
朝の小樽の光は輝くようだけど、空気は冷たい。

追記
 昨日の報道でアメリカ大統領選挙はトランプ候補が返り咲いた。私もアメリカ経済に心をくだく候補だけに応援していた。だってハリスは副大統領の地位にありながら2つの戦争を支持し続け、アメリカ経済を超インフレにしてくれた。おかげて私の財布も打撃を受けた。もう早くトップを変えろ!、と心の中で叫んでいた。トランプ候補は経済人だから戦争が経済にとってマイナス要因である事をよく理解している。だからアメリカンファーストは、アメリカ経済を優先させろという意味だ。好調な経済の実現によって分断したアメリカは再び1つになれる。
 といって今後のトランプ政権が、どのように動くかは未知数だ。そのあたりが風見鶏大統領だ。
 さて日本への影響は来年2月ぐらいになればわかるだろう。さしあたりまたまた円安というご祝儀相場としてはありがたくない。
 おいおい154円/ドルとは冗談かよ!。はやく日銀は公定歩合をあげろよ。黒田バズーカがないから、今買い支えろよ。さもなくばまた物価高を招くぞ!。 わが国は小麦粉100%近く輸入だ。つまりお好み焼きやラーメンの価格が上がるぞ。多分2,000円ラーメンが当たり前になる。私はダイエットで食べませんが、ええんですかぁー?。
 そのほかに石油だろう。レギュラー1リットル200円以上かな。そうなると物流コストもあがるだろう。超物価高を招いて輸出品には関税がかかるから日本車はアメリカでは売れない。結果として日本経済はGDPは伸びずに物価高インフレで混乱が予想されるぞ。既に岸田政権が提唱してきた諸物価をあげつつ賃金もあげる循環経済とする政策は、かき回しただけで破綻しつつある。当の本人は逃げちゃった。
 そんな場当たり政策ばかりしていると、物価は上がる、経済不況で賃上げ不可能とする行き詰まった社会になるぞ!!。
 イーロンマスク氏は「日本は終わった」と述べた。その論拠は日本の人口減少にある。日本の総人口が減少するということは、税金の支払い者がリタイアメントして日本を支えられなくなるということを意味している。今の平均年齢が50歳弱。あと10年でリタイアメントしたら税金の支払い手が大いに減少する。そうなると消費税50%論が発生する。だから打開策は、外国人労働者の移民を認めるか、定年延長ぐらいだろう。つまり死ぬまで働いて税金を納めろという事だ。さあどうすんのかな?。
 日本は人材や能力の使い捨てをしてきた。人間の経験と能力は、容易に互換出来ないのである。78歳の大統領が誕生する時代に、日本の60歳で定年させてくれる社会はあまりにも人材の無駄遣いといわざるを得ない。もう日本は人材を無駄にしている悠長な時間はありませんよ。
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ドローイング932. 小説:小樽の翠841.看護師エマ

2024年11月06日 | drawing

 今日の翠は日勤、ナースステーションで雑用に追われている。
すると背後から「はーーい、み・ど・りーーー」と声がする。
そっかあ、今日は新入りの看護師が来るんだったな。
振り返ると、黒い顔をしたスレンダーな新入りが立っている。
「新人のエマでーすーー。よ・ろーしーく・お願いします・・・」
翠「あらなんでわたしの名前を知ってんだ!」。
エマ「婦長さんから、みどりさんを、たーずーねーなさいと言われました」。
翠「どこからきたの?」
エマ「ハーワーイ。日本の看護学校にはいるときに日本語を勉強した。」
翠「なんかナイスバディだな・・・。スポーツしているの?」。
エマ「ボディビル!」。
翠「力、あるんだ!」。
エマ「ジジババは任せとき!」。
翠「なんでこんな地方都市の病院に来たんだよ?」。
エマ「旦那の仕事の都合」。
翠「オッ、若くても旦那がいるんだ。アメリカ人?」。
エマ「NO、日本人」。
翠「それは、話しが合いそうだな。」
エマ「夜のお茶タイムだな!」。
なんだ、そんなことまで知ってんのかよ。
そういってエマは、サムズアップのサインをして主任に呼ばれていった。
エマ「夜な!、あーっ違った。夜勤の時ナ!!」。
・・・
木々が色づき秋の小樽だ。
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ドローイング931. 小説:小樽の翠840.普通の看護師

2024年11月05日 | drawing

 翠は、夜勤だ。真夜中のお茶タイム。このお茶タイムが朝までの勤務を可能にしているといってもよい。
いつもの晃子さんに加え、今日は結婚したばかりの朱莉(あかり)さんがやってきた。
晃子「どうお、新婚の気分は?」。
朱梨「うーーん、なんにも変わらないですよ」。
晃子「じゃあ、夜の生活は?」。
朱梨「うち、地味夫婦なんです。旦那の方が積極的かなぁー?」
翠「どんな風に積極的なのよ?」。
朱梨「だってねぇー、旦那は夕べも、ホワイトボードにセックスの四十八手の下手なイラストを描きながら、『こうすれば、気持ちいい、こっちの体位は感じる。四十八手はクリトリスが刺激されて快感だ。やっぱ岩清水がいい。今晩はこれでゆこう』なんて講釈するわけ。あたし、ハァーーと聞いていた。そんなもんなんですねぇーって具合に」。
晃子「男の人って、思い入れ人種だから、勉強すると試してみたくなるのよ」。
朱梨「ためしても個人差だから、あたし、はぁーー、だよ」。
翠「つまり、岩清水をやりたい言い訳なんだ!」。
晃子「つまり今日は岩清水だといって、勉強の成果を披露しようというわけだ」。
朱梨「だって看護師の学校にいっているときに、人体の講義があるでしょう。でっ、放課後の話題で四十八手なんかお茶の話題だったよね。自分で体位のポーズをとると、こんなの無理!。とかね。だから、そんな妄想みたいな知識は、どうなんかなぁーと思っていたし、旦那は熱心だから、ハアっと聞いていたわけ」。
晃子「そんで夕べは岩清水たったんだ」。
翠「つまり旦那はヴァギナをしゃぶりたかったという言い訳ね。自然に流れてゆけばいいのにさ」。
朱梨「そうなんですよ。看護師に四十八手の講義をしてもらっても、アタシ、はっぁー・・・だよ。」
晃子「男の人って、相手がいると言い訳をしてたくさんして理屈をつけてって、人が多いもんね」。
翠「基本的には、恥ずかしがり屋なんだよ」。
朱梨「私、普通の看護師だから、それでも女として知るべき事はしってるし、講釈されてもなぁー。だからアタシじっと受講している生徒を演じていたよ」。
(*^▽^*)
そんな話しで盛り上がっていてもまだ外は暗い。
来月は冬至。
小樽も夜明けまでには随分と時間がある。
・・・
翠「さて長い夜勤の続きをしよっか・・・」
そういって各病棟へ散っていった。
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ドローイング929. 小説:小樽の翠838.曖昧な小樽の空

2024年11月03日 | drawing

翠「アチキー、2週間ご無沙汰だったねい。」
「仕事が忙しがった。この時期は4年生の卒業論文と制作の時期だし、旗振って走れーと叫ぶわけ。叫んでも学生達はキョトンとしている。もう時間がないぞーと旗振るわけだ。なにとろ卒論と制作の二つを卒業条件にしているから。この時期は卒論の提出時期だよ。」
翠「おおっ、それ大変。片付いたかなぁー?」。
まあ卒論は片付いたし発表会も終わったところ。次は卒業制作だというので学生達のケツをたていてゆくわけさ」。
翠「冬になると。暇になるよね。」
「1月も下旬になれば全て終わるから暇になる。暇になった頃雪で籠もってセックスっするていいと思うけどなぁー」。
翠「うん、冬の青姦なんかサイコー・・・・。今年もゆこうよ。」
やっぱ冬という閉じ込められた時間が心地よいのだろう。それは北国でなければ味わえない感覚だ。そういって翠の足を持ち上げて膣にグイグイと射し込む。翠は「ウウッ、ウウッ、」と悲鳴をあげる。ヒクヒクと腹直筋が動く様など生き物という感じがして心地よい。
翠の細い腰をみていると、元気がなくても起立する。
何時もの感触でヅンヅンとつついていると気分も高まってくる。
なかば義務的に射精すると、やっぱ雪が降らないと少しノリが悪い。
翠「まだ一ヶ月は雪が降らないからねぇー」。
そういって翠にナデナデされて身体はベッドに沈んだ。
翠「はやく雪がこないかなぁー」。
翠が呟いた。
・・・
まだ雪が来る前の曖昧な小樽の空である。
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ドローイング928. 小説:小樽の翠837.おかしい構図

2024年11月02日 | drawing

 高校の放課後、ユウ君が股間を抱えてやってきた。
ユウ君「小春・・・、ウウッ・・・。」
小春「あら、お腹が痛いんだ!。」
ユウ君「ちゃう、ちゃう、漏れそうなんだ。早く家に帰ろう!!!。」
小春「なんだあ、それか。バカに突然じゃない?。」
ユウ君「クラスの友達が、こんなの興味があるっかっていってスマホでアダルトサイトをみせてくれたんだ。最初は馬鹿にしていたんだけどぉー・・・、なんかリアルな高校生がセックスしてるサイトなんだ。それで興奮しちゃってさ・・・。これじゃなにも手につかないよ。小春ーーー・・助けて・・・・。」
小春「しょうがないなあ。絶倫系のユウ君を刺激するんだもん。そんじゃ早くユウ君家へゆこ!。」
ユウ君が股間を抱えつつ、小春に先導されて・・・。それっておかしい構図なんだけど・・・。
・・・
ユウ君の家の玄関をはいるやいなや、ユウ君が小春の上着をはいで・・・。
小春「もう、こんなところで。」
そういってユウ君は小春のパンツを引いて・・・。
小春「ユウ君、そんなにパンツを引いたらゴムが着れちゃうってばぁー・・・。」
そういって小春のパンツの中に頭をつっこんできた。
ユウ君「はやくしゃぶらせて・・・・。」
小春「なんか餌に植えた猿みたいだなぁー。」
そういってユウ君は小春を玄関に倒して股間に顔を埋めていた。
ユウ君「小春の臭いだ・・・」
そのとき玄関のドアフォンがなる。
小春「ドキッ・・・」
ユウ君「シッーー」
ユウ君が頭を小春のパンツの中に入れたまま、長い足でドアを押さえている。
二度ドアフォンがなると、ペン書きのような音がして足音が遠ざかった。
ユウ君「宅配便だろ・・・」
小春「こんなところでセックスしようとするからよ。上へユコ!。」
そういってユウ君の部屋にいって激しいセックスが始まった。
小春「ユウ君も絶倫系だから。でも目覚めさせたのは私だけど・・・。」
ユウ君「抜かないと何も手につかないよ・・・。」
そういってユウ君の腰使いが激しくなってきた。
全力で燃え上がり、出し切ると燃え尽きて残渣の灰のようにベッドに沈み込んでいる。
しばらく動けない。
10代後半の身体は、上り詰めるところまですぐに駆け上がる。
それが10代の証明であるかのように。
・・・
ユウ君「郵便局の宅配便だった。ママ宛だな。中央郵便局へとりにいってくるよ。」
小春「じゃあ、夕飯の支度をするわ。生協まで乗せてって。」
そういって小春を乗せたユウ君の自転車はヨロヨロとでかけた。
秋の夕焼け空が広がっている。
それが気持ちよい小樽の秋だった。
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ドローイング927. 小説:小樽の翠836.小樽ライフの始まり

2024年11月01日 | drawing

 アチキは名古屋の仕事場からようやく小樽に着いた。新千歳から小樽まで乗り換え無しの電車1本で帰れるところが素晴らしい。車窓からオモタイの方角に沈む夕陽をみながら北国の人に入れ替わる瞬間だ。
 小樽の紅葉が終わり、あかね色の夕焼け空が広がっている。実は同じ所を遠距離通勤している気分は全然なく、人生自体が旅人だと悟っている。それでも小樽駅をでると心安らぐひととき。
 スマホに翠からメッセージ入っていた。
「夕飯は海鮮丼だよーーん!」
 この時期ならホタテやカジカ、秋シャコなどがある。蟹はまだ早い。アチキの寿司好きを翠は知っているから小樽に帰ると海鮮丼が多い。海鮮丼こそ小樽の味覚といってもよい。さあ家路を急ごう。翠は日勤だったから既に帰って夕飯の支度をしている頃だろう。
 家に帰ると翠の明るい声に迎えられ、一目散に海鮮丼にありつく。これをたべると小樽に帰った。
翠「アチキー・・風呂沸いてるよ・・・。布団はシーツを変えてあるよ。」
手際のよい奴だ。
翠は病院から帰ってくると仕事柄最初に風呂に入る。
海鮮丼は調理しなくて済む。
シーツは交換してある・・・、
つまり風呂から上がったら一発やりましょうのお誘いかじゃないか・・・。
食べ終わると翠を抱えてベッドに向かった。
旅の疲れは、翠を沢山愛して消え去るだろう。
・・・
そんな小樽ライフが今週も始まった。
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ドローイング926. 小説:小樽の翠835.幕間 

2024年10月11日 | drawing

 もしこの小説を書かなかったら冒頭の画像の範囲ぐらいの観光コースしか歩かなかった。実際に札幌でのデザイン学会大会の帰路に立ち寄ったときの小樽ではそうだった。
 この小説を書くようになってロケハンのつもりで小樽の奥まで入り込んだら生活感あふれる街の姿があった。そして雪の時が魅力を倍加させ、このブログでもそうした画像を多々アップさせてきた。
 当時小樽の商店街や住宅街の路地裏を撮影した画像はWEB上にはなかったし、地元の人だってこんなところが面白いの?、と考えていたかもしれない。
 そうなると建築分野のフィールドワークなんて随分と薄っぺらだと思われた。
 それが小説のロケハンになると、小樽の生活はどんなかとする視点で、ここが主人公の家で、ここがツカモッチャン家で、通学路をゆけば小春が通う菁園中学校があり、入船町の交差点の生協や神仏湯の家族風呂などが舞台になったり、また文さんの居酒屋はナンタルのこのあたりといった具合に、小説の中で登場人物を交えた小樽の街が形成されてくる。ここまでくると街歩きも俄然面白くなる。
 つまり小説家は、そうした最も面白い街歩きをしているといえそうだ。そしてイメージを膨らませていった。そんな旅をしたければ小説でも書くほかないでしょう。
 何故そんなことを考えたかというと、仮にこれを映画にした場合、舞台をどうするのだろうかという話である。映画監督は、原作から小説の舞台をどのように設定してくるのかは一寸興味深い。そして映画では舞台となる街の空気が色濃くにじんでいる。
 例えばフーテンの寅さんをみると、現実の街が映画の中でさらにブラシアップして私達に柴又という魅力的な街に仕立て上げてくれる。それは映画の中だけにつくられた柴又の街イメージといってよい。だから実際に映画の舞台を訪ねると、こちらは白けた気分になる。
 さてトップ画像周囲の民家は現代人が抱く小樽の街イメージに近いが、周囲とは少し趣が違う中央の古民家は明治期前半につくられたものである。明治の小樽、それは現代人が考えもしなかった街の景観を呈していたことがわかる。
 現実の街、小説のなかの街、そして映画の舞台となった街、過去の街、それらは同じ地名であってもすべて異なるイメージをもっているということだろう。

2台のOLYMPUSで撮影。小さいから容易に持ち歩けた機材であった。

小樽市
OLYMPUSPEN E-P3,Leica DG Macro-Elmarit 45mm F2.8 Asph.
OLYMPUSPEN EM-1,M.ZUIKO9-18mm F4.0-5.6
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ドローイング925. 小説:小樽の翠834.コウさんの超絶スタイル

2024年10月10日 | drawing

 コウさんの子供は、今日も病院の託児室に預けたから子供なりの好奇心で沢山発見をしたのか、家に連れて帰ったら既に熟睡。
コウさん「さあ、服部君しませう・・・・。」
そういってバスロープをズリ下げて服部君を視覚的に刺激している。
服部君「なんだヒモパンでねぇーの?。」
コウさん「Tバックといってよ。」
そういってコウさんの手が服部君のコックに伸びる。
絶倫系の服部君のコックは、すぐに起立する。
コウさん「学校の朝の挨拶みたいに、たつんだね。ヨシヨシいいこだ。」
そういって服部君のペニスを咥える。
ヴグッとか、ピチャという唾液の音がしている。
コウさんの唾液が服部君のペニスを包む。
握るとギンギンと膨張してゆく。
コウさんが丹念にペニスをしごいてゆく。
こうしてへ包皮を下まで一杯に下げて亀頭がグイっと立ち上がってゆく。
服部君「そんなに下まで締めるとずくに出ちゃうよ。」
コウさん「だしてもいいよ上澄みでしょ。そしたら次は本澄み。」
そういってしごいてゆくと白い精子が顔をのぞかせてきた。
コウさんが服部君のいきり立って尿道の根元をグイッと押さえ込む。
コウさん「まだよーーー。」
服部君「出したい・・・。」
服部君とコウさんの駆け引きが続く。
出そうとするとコウさんの指が服部君を締め付ける。
服部君「そんな技をどこで覚えたんだい。」
コウさん「あら人体解剖学で勉強しなかったっけ。ペニスの構造とかさ。」
服部君「したけど、射精の直前に押さえつける方法は教えてくれないよ。」
コウさん「だって出すのが正常だから、先生の説明の応用編ね。逆をやったらどうなるかは看護師達の話題だったもん。」
服部君が赤い顔をしている。
コックを押さえつけたままコウさんが服部君の上にまたがりコックをいれる。
服部君「アアアアアアッ・・」
そんな悲鳴が聞こえるやいなや精子が沢山飛び出してコウさんの股間がしまる。
コウさん「あらもういっちゃったんだ。早いねぇー・・・・。私まだなんだけどぉーーーー。」
貯まるだけため込んだ服部君の精嚢がはちきれんばりに膨張していたのだろう。
服部君がゼエゼエと意気込んでいる。
服部君「身体が重くて動かない・・。」
コウさん「じゃお休みだな。」
コウさんに手なずけられた服部君のホディが熟睡している。
コウさん「きっと眼が覚めても身体がだるいよね。」
早漏でもいいんだ。そのうち慣れてくるしさ・・・。
そういってコウさんも服部君の身体だいて寝てしまった。
・・・
実りの秋だ。次第に服部君も熟れてくるよなぁー。
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ドローイング924. 小説:小樽の翠833.えせ処女の演技指導

2024年10月09日 | drawing

 今日も翠と晃子さんは夜勤。
ナースステーションで深夜のおやつタイムだ。
晃子「あの芽依さんを呼ぼうよ。」
翠が感染病棟に内線をいれたら、若い芽依さんがやってきた。
晃子「芽依なんか最近悩んでいない。時々くらい顔しているよ!。」
芽依「うーーーん、悩みかあ。いっちゃおうかな。」
翠「聞きたーーーい!」
芽依「どうしたら童貞の男の人とセックスをして処女らしく振る舞えるかなぁー?。」
晃子「はぁ?。芽依って男切りの異名があるよ。今時なんでそんな必要がいるのさ?。」
翠「あら、彼氏が童貞なんだ!。」
 芽依「そうなんだ。若いときのビル・ゲイツみたいに頭が大きくてデカい眼鏡をかけて、それでとても痩せているんだ。」
翠「まさかコンピュータオタク・・・、じゃないよね。何してるの?」
芽依「感染症の研究者。」
晃子「研究オンリーで女に興味が無いんじゃないの?。」
芽依「以前はね。でも最近私の身体に興味があるみたいなんだ。」
晃子「じゃあさっさとやればいいじゃん。」
芽依「だからぁー、研究一筋で真面目で誠実そうなのね。私のような看護師にはもったいないぐらい。でもつかまえちゃったもんね。だからさあ、処女で彼を少し感激させられないかなって思ったわけ。」
晃子「あっ、それで彼氏を繋ぎとめようというわけだ。」
芽依「まあ、そうよ。私の初めてなんてサッカーの彼氏が酒に酔っていきなり突っ込んでくるんだもん。痛かった記憶しかないよ。」
翠「それで処女の演技をしようというわけだ。まあセックスの前に何も知らない女ですって自己暗示にかけるしかないよねぇー。あとは彼氏のリードに任せるんだろうなぁー。」
晃子「それでおどろおどろしく挿入されたら、感じまくって熱く燃え上がる。最初からそれですかぁー・・・。」
(*^▽^*)
芽依「よしっ、それで頑張ろう。」
晃子「えっ!」
翠「(*^▽^*)・・・」
・・・・・
晃子「それでハッピーになることを祈るよ・・・。」
翠「だよねぇー・・・。」
・・・
まだ夜が明けそうもない小樽の街灯の灯りが見えている。
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ドローイング923. 小説:小樽の翠832.冬が来る前の芸術の秋

2024年10月08日 | drawing

 ベッドの上で湯上がりの翠がくつろいでいる。
翠「アチキー・・、芸術の秋をしようよ。」
「OK!」
そういって翠がタオルを適当にずらしてポーズをとっている
女にそこまでされちゃ描かないわけにはゆかない。
翠のパパは美術の先生だし地元の美術団体の役員もしている。
そんな環境で翠は育ったから、クロッキーのモデルをすることぐらい平気なんだ。
それに看護師だから、およそ人体に慣れており裸で恥ずかしいという意識がない。
そのあたりも男心にとってはありがたい。
女のホディをどんなに観察しても新しい発見はないが、女の隅々までしりたいというのは男の欲望か。
翠「描けたかなぁー?。」
「ちゃんと臀部まで描いているよ。」
翠「あら、ホントだ。」
描きながら興奮してくる。
描いていて興奮するなんて翠の時ぐらいだ。
そういって翠の細い指がアチキのコックを握りだした。
翠「こうして握って、親指で亀頭をなでなでして・・・、おっすっごい!、すじばしったように起立しているよ。尿道なんかくっきりとわかるもんね。」
そうやって撫でられていると、精子がなくても出したくなるけど・・・。
クロッキー帳を放り投げて翠の胯間に唇をつける。
生々しい谷の奥へ舌を射し込んでゆく。
翠「ううっ、気持ちいい・・・。」
次第に翠が喘ぎだした。
翠「ハアッ、ハアッ、ハアッ・・・・・。」
翠が肩で息をしている。胸の谷間が荒い呼吸で上下している。
細いからだが絡んできた。
グイッと射し込んでみる。
翠はまぶたを一瞬閉じて、それから眼を見開いてアチキの顔をみている。
奥まで射し込むと上体ををそらせて荒い呼吸がつつく。
翠「ウウッ、ウウッ、ウウッーーン。」
少し骨盤をうごかすと甲高い悲鳴が聞こえる。
翠「アッーーーーーアッーーーーあああああああ。」
翠「アチキ・・ウッてぇー・・・・。」
翠がアチキにぶら下がりなが骨盤をグイグイと近づけてきた。
翠の骨盤も震えている。
女の力業だろうか。
翠の骨盤が激しく前後に動きアチキが打ち出すのを待っている。
そんな頂点で翠のなかに撃ち放つ。
身体がガクガクと震え爪がアチキの背中に食い込む頃、翠の骨盤は激しく動き精子を飲み込もうとしている。
全部撃ち離すと脱力したようにベッドに崩れる。
そのまま意識が遠ざかる。
翠「アチキ・・・重いよ。」
気がついたら翠の上に覆い被さるように少し意識がなくなっていた。
「ふぅーーっ、全部出した感じで身体がすごくだるいよ。力が入らない。」
そのまま虚ろな世界に沈んでいった。
・・・
小樽も秋の空気が心地よい。
それがすぎれば、また冬がやってくる。
冬が来る前の心地よい季節が通過してゆく。
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ドローイング922. 小説:小樽の翠831.またしましょうよ!

2024年10月07日 | drawing

 小上がりで文さんは健さんの身体にもたれてウトウトしている。
さっきまで激しくつつかれた身体は次第に回復している。
文「健さん元気になったかなぁー」
そういって文さんが健さんのペニスを撫でていてる。
文「あら、固くなってきた。もう少しね。」
そういって健さんのペニスが小さな小上がりの天井に向けて起立してくる。
健さん「うぐっ!、文の夢かと思った。」
そういって健さんが眼をさました。
文「またしましょうよ!。なんか女はこんな夜に燃えて燃えて燃えさかるんですよ。」
文さんの細い指が健さんの亀頭を撫でている。
健さん「女も指の使い方が旨くなると男は本望だよ。」
文「これでだしきったペニスが回復するんですもん。何回でも立たせてあげます。」
健さん「何回も立って射精して、それを繰り返す、なんか阿部定みたいだな。」
文「大丈夫、私はペニスを切り落としたりはしませんから、女の身体に火がつくと止まらないんですよ。こうして健さんを何回もゆかせてあげたい。」
健さん「何回も、疲れ果てても何回も、何回も・・・、そのまま昇天するほどに・・・。
文「女だってそうですよ。何回も何回も、ゆかせてもらいたいです。」
そういって健さんが文さんの下肢を大きく上に上げて、文さんの裂け目を撫でている。
文「早く、早く、入ってきてくださいな。」
健さんが文さんの身体の中に入ると・・・・
文「あああああっ、あああああっ、いいっーー!!!!!!!!!」
文さんの身体の奥まで射し込むと骨盤が自由自在に動き出す。
ペニスを吸い込むように膣が呼吸をしているみたいだ。
二つの骨盤が激しく動き続けている。
次第に文さんと健さんが頂点に達するだろう。
小上がりの窓を少し開けると隙間から水平線が赤色に染まって陽が昇る。
文さんの嗚咽が人気の無い朝の街に流れてゆく。
やり尽くすところまで二人の身体の動きは止まらない。
・・・
秋の小樽の朝は肌寒い。
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