私の仕事用5KLGMac専用ディスプレイ(左側)が壊れた。ならば安価な他社製品でよいか。台湾製BenQがゲームに使われているが輝点がでるなど品質はどうなんかなぁー!?。ここは手堅く信頼できる日本製EIZOの4Kモニターかなあ!?、でも高い!。
映像編集をしていると、現在の標準である4K30p画質がスタンダードだ。それは悪くもなく、それでいてシャープで見られる画質だ。ところで最近8K画質が登場してきた。そこまでゆかなくても6Kのオーバーサンプリングで4K画質映像にする。例えばSONYのFX30はその典型例だ。
撮影機材でもα1やα7R5が8Kで撮影できる。PCはMacスタジオが対応できるか。モニターはDELLの45万とPCより高い。そして発表の場であるYouTubeは、経営不振からしばらく4Kどまりが予想されるけど・・・。
今は4K画質撮影機材を高価な価格で売りつけておいて、今度は8Kですとやらかそうとする家電メーカーの販売戦略でしょう。そして聴視者は、より解像度の高い画像へなびく傾向があることは、これまでのプロダクト開発史が教えるところである。実はそうやって経済回復をはたしてきたというのが日本の経済だった。
今の撮影機材で8K30pに対応できる撮影機材はSONYα1だけであり90万とすこぶる高価。しかし冷却ファンがないから、熱帯地方で8K撮影をすれば熱暴走してストップする事は必須。そんな不安定機種が大量の情報を扱うのだから、私にいわせれば無理筋プロダクトだ。こんなの30万以下が良いところだが。こうした傾向は販売戦略であるがSONYはズルいところが企業体質にありそうだ。
じゃあ今ある4Kテレビでいいじゃん、と家族が我慢するかというと・・・アホタラ娘が「我が家も8Kテレビにしようよ!!!」とせがまれる事になる。「じゃあ娘の裸体でも8Kで鑑賞しますか」なんて嫌みをいう間もなく8Kテレビがリビングに登場し、アホタラ息子のテレビゲーム機材に成り果てるというのが日本の姿だ。
何故かといえば、既にスマホによって高画質画像をすり込まれているからだ。スマホの高画質化は、次世代8Kテレビ、8K映像を展開する布石になっている。最初に小さなプロダクトで高画質体験をさせて眼を肥やしておき、それから高画質家電や撮影機材購入にむすびつけるというのが今の日本の企業戦略。それで日本の経済は成長してゆく構造は、歴史的に変わりません。そして後から低価格のプロダクトが中国から登場して・・・。
そんなことをまた日本はやらかすかなぁーと、私は傍観。
iPhon13pro
追記
壊れた液晶ディスプレイ(5K解像度5120×2880ピクセル)は、同仕様Appleの27インチレチナ5Kディスプレイの定価が20万円。EIZOが15万円。そして修理費は7万円前後。結局修理に出す方が安いことに気がついた。そこで宅急便!。
宅急便業界も棲み分けができており、個人はヤマト、企業は佐川急便。そして佐川急便は荷物はお客様が完全に梱包してくださいとつれない。そして27インチ液晶ディスプレイの箱は捨ててしまった。
ヤマトは、パソコン専用の梱包材がありアトリエまで引き取りにきて詰めてくれる。これ一択しかない。みていて気がついた。箱のサイズはモニター用としては最大でありW66×H40×D20cm。つまり30インチ以上のモニター(66.29cm)は運べない事になる。私は27インチディスプレイで安堵した。梱包してもらって3,670円の送料だけが必要。翌日には、東京のLG修理センターに届く。
教訓:30インチ以上のディスプレイを購入したら、梱包材は捨てずに保管しておこう。やはり製品用梱包材があると便利だという事、液晶ディスプレイは壊れやすい事。
それにしてもLGの27MD5KL-Bモデルは、5年前Apple専用ディスプレイとして販売されてきた経緯がある。いまのAppleディスプレイの仕様は同じである。同じ解像度の製品が今は20万と高い。当時LGの意気込みがあった頃のプロダクトだから大切に使おうと考えた。もちろん一般的に使用されているディスプレイより今でも高画質だ。