Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編172. 色合わせ

2015年07月31日 | diving
 小さいときから都心育ちだったためか、およそ生物には大変疎い。
 だが沖縄の魚はあまりにもカラフルなので、画像と図鑑を見比べながら色と模様で判断しながら一つずつ名前を覚える行為は、まるで色あわせのようで面白い。今日の画像は、長い背びれが特徴的なところからするとチョウチョウウオ科のハタタテダイだろう。学名ではないので、まあええかげんな名前だと思うが。
 (インストラクターの先生からは、ツノダシですというご指摘をいただいた。)
 さて今日の名古屋市の気温は体温より高い38°。部屋に閉じこもって仕事をしていた。おかげで1万5千枚はあったスライドのデュープ作業も終わり、少なくとも1/4にスライド資料が圧縮された。海外のスライドは、そのまま残しておこうという算段だ。仕事の合間に一ヶ月近くこの単純作業に没頭させられた。
 さて明日の名古屋も同気温。出社しないからまだよかったけど。今年の名古屋は京都より気温が高い。その京都だって36°と負けてはいない。
 つまり上空にうっすらと雲の層があり、それが地中の気温を閉じ込めている。だから上昇気流にはならず、従って入道雲にもならない。つまりやたらに暑いだけとなる。こういう時って雷が大いに暴れて雲を吹き飛ばし、ゆがて夏空になるというのがこれまでのセオリーなのだが。今年はこのまま曇天の蒸し暑い夏でゆくのだろうか。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正0,f/4.9.1/100
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PEN LIFE1194. 盛夏の一歩手前

2015年07月30日 | diving
 なるほど水中ライトを使うとこうなるのか、であればなかなか手放せない道具だ。あれって潜るときには、結構かさばるし邪魔だから次回は外して潜りたいと思うけど、やはり必要なのかと気がつく。
 この珊瑚は結構ダイビングスーツに絡まって海面まで持ってゆくことがある。まあ天然記念物かどうかはしらないが、はたいて捨ててしまう。
 そういえば一時数が減少したと話題になったテーブル珊瑚もお尻に形に割れていたりして、という話を聞いたことがある。陸地では、ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなどが車にひかれたということがままあると聞いた。結構タフな自然界だから、その程度では絶滅しない。絶滅するのは、都市開発、未処理汚染水などの垂れ流し、火山の噴火といった具合に環境自体を大きく改変したときである。
 そうえらそうにいっても、なかなか水中撮影は難しいものがある。何しろ魚は結構素早い動きをする。例えばオリンパスE-M1の連写モードは9コマ/秒なのだが、次のコマをみると魚は身体を翻して方向転換していたりする。あれっ!、その間は写ってないじゃないかといった具合にである。
 さて今日の京都も蒸し暑い。毎日夕方には雷雨がきているようだが家に帰ると室内の熱気で汗が噴き出す。いっそドンと激しい雷雨が来てカラッと青空と積乱雲が見えると夏真っ盛りといってよいのだが、まだそこまではいってないようにも思われる。盛夏の一歩手前だろうか。

沖縄県 宜野湾市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f/6.3.1/100
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番外編171. また桜田麩

2015年07月29日 | diving
 私いわくまた桜田麩のような色彩の下唇が出ている魚にであった。桜田麩では気の毒なので名前を調べたら、シマタレクチベラ。だがシマタレとは、これも今一つの名前だ。
 人なつこい種であり、近くまで寄ってくる。こちらを餌だと思ってんだろうか。あまり寄られてもニコンAW130の水中モードではマクロ撮影にはならないのが、この機種の悩ましいところだ。ただし水深30m防水というのは調度良い。今日はエンリッチド・エアだから31.1mまでしか潜れない。この場合ライトを使えばもっと発色がよくなったかもしれないが、Macの後加工に依存している。それにしてもどうしてこんな色になるのだろうか。沖縄の海も絵の神様 (誰だろうか?) が絵の具箱をぶちまけたように多種多色の魚が多くカラーデザインの宝庫なのである。
 さて昨日は、しばらくぶりの出勤だった。蒸し暑い京都の風景や、クールな新幹線の空気に少し違和感を感じていた。
 那覇市内のカフェテラスにいると、気温は暑く、日陰のテラスは風が抜けて大変心地よく、・・・そして1時間もいれば手がジメジメと海水に浸したように湿ってくる。海に囲まれているために空気が大変塩っぽいのだ。車の塗装も錆止め処理が不可欠だと聞いた。塩っ気、それが沖縄の風土である。
 それにしても今日は代休日だったのだがあっというまに夕方になった。夕方僅かに雷雨だったが京都の町は大変蒸し暑い。うーーんこんなに不快な気候だったか。
 
沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2.1/1000
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PEN LIFE1193. クイーンに出会った

2015年07月28日 | diving
 トランプで言えば、ジャックが海豚で、クイーンがマンタ、キングは当然鯨か。ジョーカーはもちろん鮫だろう。
 沖縄の海で、そのクイーンに出会った。遠くから特徴あるひときわ大きな形態、あっと眼があった時には、我々の横を優雅に通過していった。そんな海の気配が変わったような瞬間を、しばし茫然と眺めていた。アッ、撮影!、と気を取り直して去りゆく姿だけは捕まえた。
 げっ!、手元にあるのは魚眼レンズだ。この距離では小さくしか撮れない。モニターをのぞく暇もない。まあ機材を向けて連写した。
 インストラクターの先生の話だと、台風の接近で沖にいた魚が海の静かな湾内へやってきたのだろうと話してくれた。翌日は台風12号が沖縄と奄美大島の間を通過する気象予報が出ていた。
 先週後半から台風12号をやり過ごしつつ、沖縄へ出かけてたっぷり夏を感じていた。

沖縄県 慶良間諸島 儀志布島西
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
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番外編170. 相変わらず使えないシステム

2015年07月22日 | diving
 さて明日の関空行きリムジンバスの予約をWEBサイトで行った。京都からだと第二ターミナルまで直通で1時間半弱だし、往復割引で買えば3回乗り継ぐ在来線の列車と料金は同じだ。京都人にとっては、リムジンバスが便利だ。ただし途中で事故などに遭遇しなければだが。
 さてこの「発車オーライ」のサイトが案の定、会員登録かいな。まあそれはいいけど。でっ面倒な予約をして、さて近所のコンビニで支払おうとすると、これがあきまへんのですわ。
 まずWEB画面の案内とコンビニの端末画面とが一致していない。そこでようやく独力でさがしてこのサイトを見つけたが、手続きを進めると支払いができませんとなる。実にボロいシステムだ。こういうのは、Win系のシステムに多いのだが、なんであんなにボロなんだろう。MacのiTunesなんかそんなトラブルは一度もおこらない。それにPCで操作するのとスマホで操作するかを選ぶ!???、両方使ってんだよ、こっちは。どっちでも行けるようにしてくれないと使い物にならないでしょうがぁー。
 もうこれは情報化社会以前の話だよ。こんな手間で1時間も余計に時間をつぶした。これならば窓口で直接購入した方がはるかに簡単だし世話がない。
 なんかWin系の情報化ってほんと日本人固有のちんけな発想が加わり実に使えないシステムが多い。
 今日も研究助成の書類を書いたけど、Excelで行毎に罫線が引いてある。何これ??。つまり1行に入らない長い文章は、自分で区切って下の行に自分で移行するというなんとも馬鹿馬鹿しい書式だ。今時そんな面倒な文章の書き方は誰もしないよ。どこの団体だと思ったら、公益法人りそな・・・だって。大手企業でこのていたらくかよ。
 こんなのセル結合すればいいんじゃん。そこでようやくわかったのだが、Win系のシステムに日本人固有の様式をあてはめる無理さがモロにある。みんなこんなちんけなシステムで仕事をしているのだろうか。私ならば相変わらず使えないシステムですね。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2.1/100
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番外編169. なりゆきの日々

2015年07月21日 | diving
 さて暑い日が続いている。今年は私の周囲では、雷を見かけないようだ。あれがこないとやはり夏になったという実感がわかないかもな。
 大学の仕事も、スライドのデジタルデュープが9割方おわった。1万2千枚はあっただろうか。もう目はしみる、肩はこるの連続で近所のマッサージ屋にかけこみ、揉みほぐしてもらっいつつの難儀な仕事だった。スライドボックスの山が小さくなる光景をみるのが、たのしみな時間になってきた。
 エアコンのかけすぎで鼻水がとまりない。あかんですね。不健康な生活は。
 さて明日は、研究助成の書類作成だな。それが終わったらさっさと帰ろう。明後日からは沖縄出張だ。一足早く夏休みでもある。なにしろ連休中にずっと出勤していたから、もう代休日の連続である。これも消化しなきゃならんのですね。休め、ただし仕事山積み、こういう悪循環だから、なりゆきの日々です。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2.1/100
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番外編168. カッコエエー・・・!!

2015年07月20日 | diving
 魚のアップの続きである。photoshopで加工してあるので撮影画像よりも綺麗である。なによりも水の濁りが消えている。
 ここは水深が浅いから光も届き、当然シャッター速度も速くシャープな画像になる。少し深くもぐるとシャッター速度は格段に遅くなり魚はブレる。といってそれを自分で加減できないので、まさにカメラ次第である。このあたりの固有の仕組みが、コンパクトデジタル機材の特徴であり、私にはそれが大変使いにくい。いつも「勝手に判断すんなよなぁー」、と苦々しく思いつつシャッターを切っている。
 通勤の新幹線も家族連れ旅行者が多かった。もう小学校は夏休みになるのだろう。
 さて三日間休日出勤したので消化しきれないぐらいの代休がある。事務員の渋い顔が思い浮かぶ。その代休をつないで、さて今週も沖縄出張だ。代休続きの週末休みとなると、本業の仕事はしないでダイビングオンリーでも良いぐらいだ。
 だがこんどは台風ハロラがきており目下沖縄直撃コースだ。多分23日のpeach airは飛んで欲しい。行ってから台風ならば、申し分ないけど。一度位は沖縄の台風を体験したいですな。今回はアパホテルだから、台風が来たら大浴場がスパしながらやりすごそう。
 さて毎日デュープづくりも辟易する。今日は治部坂峠まで車の練習だ。飯田街道をのぼっていると、SRV(レクサスが多い)にいつも後ろからあおられる。車というのは、根暗でいつも陰険だよな。
 先日は集落の中を制限速度でゆっくり走り、目一杯あおられながら集落の出口で一気に加速して振り切った。そのうち完全にレクサスは消えて、どういうわけか新たにプリウスが追っかけてきたけど。なんだあれは。
 今日もあおられた。だから道路にスペースがあるときはドンドン追い越させた。おかげで50~60kmのマイペースで走れた。どうせ追い越させても、その先道路工事で片側交互通行なんだよね。結局追いついたけど。
 追い越させた方がよいのは、バイクである。彼らの方が間違いなく早い。だから私はさっさと待避スペースでよける。すると彼らは左手をバシッとあげて、「ありがとう」というサインを送りながら峠の道をかけあがってゆく。あれって、ずげえ!カッコエエー・・・!!。あの格好良さにはめがしらが熱くなる。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5.1/800
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番外編167. 休日出勤

2015年07月20日 | diving
 今日の魚は、一寸和服の柄にしようとおもうぐらいシックだ。どうしてこんなに彩りが鮮やかなのだろうと思う。
 さて今日も休日出勤。ついにMac Proがデータが一杯だとさ。やむなく外付けHDにデータを移動する。その間にダイビングのEFRのテキストを勉強していた。だが残り時間をみるとまだ6時間、ほなら夜中にやってちょと帰宅すると夜の10時を回っていた。
 休日の大学は静かで梅雨明けのような夕空の感じがよい。明日は仕事の合間にドライブしますかという気分になる。今日はその程度の話題しかない何もない1日だった。
 明日も休日出勤が続く。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2.1/500
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番外編166. 10年は辛抱のニコン

2015年07月19日 | diving
 最近、スライドのデジタルデュープ化の作業をしていると、当時のニコンF4やF3とニッコールレンズで撮影した画像は、すばらしくシャープでヌケもよく、スライドで見る限り他の機材と随分違うということを実感している。
 当時手ぶれ補正が始めてついたAiAF Nikkor80-400mmレンズの改良版が欲しいと思っていた。というのもこれはオートフォーカスが大変遅いのよね。いずれ出るだろうと思い量販店のポイントを随分ためていた。だがついに改良版がでることはなくレンズの価格だけが大幅に上がってしまった。
 その時悟った。いくら待っても改良版がでないならば、もうニコンはやめた。待たされるニコンなんてこりごりである。ニコンは市場の期待に応えようとする姿勢が皆無だ。だからキャノンにしよう。というわけで、その後EF100-400mmを調達した。手ぶれ補正も比較的効果的だし実用的な範囲内だ。当然その後機材はデジタルEOS1Dsへとシフトしてしまった。
 ニコンF以来のユーザーとしては大決断であった。その後キャノンは、随分活躍してくれた。海外へ行くときは、フィルム時代ならばすべてEOS3であった。今でもEOS1DsMark3と3本のレンズというフルシステムでフィールドへ持ち出すことができる。ただし大きく重いけど。
 ニコンが先のレンズの改良版をだしたのは、13年後であった。またなくてよかったぜ。こんな風にニコンは、10年というスパンで待たされる。こんなのは、もう付き合いきれない世界だよ。こちらは明日にでも海外のフィールドへ行こうというのだから。だから10年というスパンで待たされるニコンという機材には、大いにストレスを感じさせてくれる。であれば使わないほうが精神衛生的に健康でいられる。
 でっ、最近志に反してニコンAW130を使い始めたけど、水中モードにすると一々ユーザーへの警告メッセージがでるのには驚きものである。この機材は、フィールド・ユースといっても初心者向け機材だったことをおもいしらされる。アウトドアや撮影の初心者なんていまどきスマホの世界に行っちゃったよ。
 通例フィールドに出ているアウトドア達は、山や海での経験や知識が大変豊富である。つまり被写体に対する知識がフォトグラファー以上に豊富なのだと言い換えてもよい。だから、あらゆる機材にも一家言がある。そんな人達が、初心者向けアウトドア機材なんか使わないでしょうよ。ニコンは、またまた勘違い商品開発をやっちまったぜ。
 だからアウトドア用デジタル機材は、基本的にプロユース仕様でなければならないわけです。だから早くニコノスⅤのデジタル版をだしてくださいと私は主張しているわけです。まあ先の例に従うと、10年は辛抱するニコンなんだろうな。であれば、私は水中撮影では、オリンパスを使いますよ。その方が精神衛生上健康です。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2.1/500
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PEN LIFE1192. 桜田麩

2015年07月18日 | diving
 トホホ!、ピントが合っていない。突然横から画面に入り込んできた魚には、マニュアルの置きピンの方が早いのだが、ハウジングを介してマニュアルに切り替えるのは不可能に近いよ。OLUMPUSといえどもハウジング付きではなすすべもない。まあ色彩の雰囲気だけでもわかるだろう。
 それにしてもこの魚は、満艦飾というか、或いはちらし寿司とか桜田麩のような色彩だ。なんで、こんな色合いになるのかねぇー。
 どうも素人ユースのコンデジ感覚をいつまでも引きずって開発されたニコンAW130も、いささか頼りない。今は素人ユースというのはスマホに移行しているから、今のコンデジユーザーは、むしろデジタル一眼レフ仕様を求めている。そうでなければ今時のコンデジは売れない。
 その証左がCanon Power ShotG1.mark2だろう。これと同じ位の仕様でハウジング不用の水中カメラ、つまりデジタル・ニコノスが欲しいところだ。
 一般にダイバーというのは撮影しなれている。こうした人達に合わせた機材が欲しいけど、市場感覚の欠落したニコンのことだから、いつまでまたされるやら。今の時代に数年も待たされるのであれば、私はオリンパスを充実させようというので、魚眼レンズとこれ用のハウジングを調達した。次回の沖縄で試してみようというわけだ。来年頃デジタルニコノスが出ましたなんて言われても、既にお・そ・い・よ。
 こんなふうにニコンユーザーは、市場感覚の欠落した今のニコンに愛想をつかし、他社の機種に移行してしまうんだな。移行したら元には戻らんからね。

沖縄県 慶良間諸島
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG9-18mm/f4.0-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-2,f/10.1/250
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番外編165. 新幹線のフォルム

2015年07月17日 | diving
 今日の祇園祭・山鉾巡行を決行したのは英断だった。というのも昨年は、名古屋市緑区大高地区の祭がやはり台風のために早々と中止を決め、地域貢献授業で行っている地元祭のビデオ撮影ができなかったことがあった。祭中止と言っても当日は台風も去って晴天となったのであるが。まあ山鉾巡行は天候で中止したという過去の記録はないので断固やるという姿勢がいいね。やはり祭はこうでなきゃ。
 そんな今日は、終日雨であった。風も吹き出かける気分ではなく、部屋と実習室を往復しながら仕事三昧の1日であった。
 さて今日の画像は、Photoshopで大いにトリミングと修正を加えた。なによりも海中の透明感のなさが簡単に補正されて、魚の色彩模様が浮かび上がった。後加工の力といってもよい。だから取りあえず撮影しておけば、こんな方法で結構絵になる仕上がりになるのだと実感した。私は、後加工派ですね。
 その魚の形態を見ると、どこか新幹線のデザインを思い出す。まあ水中は大気よりも水の抵抗が大きいので、必然的に増波抵抗の少ない形態になるのだろう。魚って生きていると、胴体が太く量感がある。それが新幹線のフォルムを思い出させるのかもしれない。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離6.6mm,露出補正0,f/4.2.1/200
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番外編164. 万亭

2015年07月16日 | Kyoto city
 京都人から、お茶券をいただいた。京都四条花見小路の角に時間を忘れて凛として建っている万亭(一力亭)のお茶券である。
 建築自体は蛤御門の変で焼けているという話が正しいならば、明治初期のものだろう。やはり忽然とした古さを感じさせてくれる。1.8mに少し欠けるかのような鴨居の低さが印象的であった。今日は運良く講義は午後からなので、ならば朝一番に、建築をみがてらお茶をいただきに行こう。
 祇園祭の時は市内各所でお茶会が開かれているようであり、お茶好きの祇園祭でもある。そして今年は私が祇園祭を感じる唯一の時間でもある。少しはお祭りを感じようというあたりが一応つかのまの京都人たる所以かも知れない。
 茶席は作法無しで舞妓さん達がお茶を入れてくれる。それは眼の保養といったほうがよいだろう。なにしろ桃山時代の太閤の大茶会が歴史的に有名なぐらいだから、 京都は催事があるとお茶会が開かれることが多い。忘れていた日本人のたしなみを思い出す。
 であれば、お茶席というのが全国的且つ日常的にもっと普及してもよさそうだ。伝統建築の中で、工芸美を目でなからお茶と和菓子をいただく優雅な機会や時間が現代社会にはもっとあってもよいのでは。それは外国人ツーリスト達にとっては、大変良い体験となるだろう。ビジット・ジャパンを国の政策として掲げるならば、それぐらいのおもてなしがあってもよさそうだ。
 いっそ全国に散らばる古い文化財建築を活用して、お茶会を全国的にもっと数多くやらはったらどうどすやろ。オリンピックもあることだし。
 さて台風は、夜なべで籠城する必要もなく夜半に本州を通過してゆくのだろう。明日はきっと日本の夏晴れだな。

京都市 一力亭
ニコンCoolpix AW130
ISO200,焦点距離15.3mm,露出補正-1/3,f/4.7.1/8
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番外編163. 籠城

2015年07月15日 | diving
 この魚は、鱗の色からすれば鯛、顔は漫画サザエさんに登場するフグタマスオ風、逃げるでもなく船の回りをウロウロしている。
 さて今日も疲れはてました。とくにブログを書く元気もない。多分蒸し暑い暑さのためかも知れない。それも台風ナンカーが運んでくる熱帯の暑い大気だと聞いた記憶がある。
 台風ナンカーは17日21時に大阪と広島を結ぶ線上にくるという予報。つまりこの日は午後から荒れた天気になるだろうと私は予測している。山鉾巡行は午前中だし、こちらは動くだろう。
 だが17日の夜というのは、私が帰宅する時間だ。ひっとしたら新幹線が動かない。となると名古屋泊まりになる可能性が高い。名古屋は影響がないので、脳天気な学生達を相手に、夜まで授業だからなぁー。
 まあ翌日土曜日も出勤なので、名古屋泊まりも調度よいかと思ったりしている。であれば、最初から名古屋泊まりを決め込んでしまった方がよいのかも知れない。宿がとれなきゃ大学の研究室があるし、近所に銭湯もあるし、コンビニで食料を調達すれば籠城できるな。たまの籠城も、それはそれで夜なべ仕事がはかどり楽しい時間ではある。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正0,f/4.9.1/200
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番外編162. 台風

2015年07月14日 | diving
 昨日は、フィールドサーベイから帰って来たのが夕方。それから溜まっているレポートの採点だった。2科目で80人分はあったな。
 今日はストックしていたスライドのデュープづくりだ。まったく地味な仕事で忙殺されていた。こちらはようやく全体の半分が完了。
 あとなんだ、もう数えるほどしかない。この忙しさでバシバシかたづけよう。こちらの気分は、もう夏休みといってよい。
 それにしても京都は、蒸し蒸しと暑いぜ。この蒸し暑さの中を祇園祭の宵山とは、そんなバイタリティーにはおそれいる。そろそろ梅雨明けの雷雨が来るのではないかな。いやそれ以前に台風がくる予報があった。たしか金曜日に来るという予報だったよな。
 もろ山鉾の巡行日だから、雨仕様の装束だろうな。いや中止かなぁー・・・。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離6.6mm,露出補正0,f/4.2.1/200
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PEN LIFE1191. 透明度いかん

2015年07月13日 | diving
 インストラクターの高野さんが撮影してくれた画像である。さっすがお上手。
 それにしても、みよ!、このニコンクールピクスAW130の勇士を!!。実に小さくハウジング不用のデジカメは、身軽だ。水中機材はこうでなきゃ。
 私にとっては、水中ハウジングなんて実に面倒くさいしろものだ。だからクールピクスAW130にコンバータレンズで水中魚眼レンズを出してくれれば、ニコン一式できまりなのだが、ニコンがこうした機材を出す気配がまったくないので、やむなく捨てたくなるようなオリンパスの魚眼レンズシステムを調達したけど。そんな予備機材は大きく高いぜ。なにしろ魚眼レンズと、これようのハウジングが同等価格ですから。
 私は水中では、ハウジング不用派なんですね。なにしろ本格的な撮影をしようという意欲が先ずわかないし、それはダイビングの邪魔物だと思っている。だからストラップでダイビングスーツにぶらさげておいても気にならないサイズのクールピクスが調度良いわけだ。魚眼コンバータレンズがないのが欠点ではあるが。
 大体撮影メーカーというのは、プロダクトが大げさなんだよ。ホントにダイビングしている人間が製作しているのだろうかと首をかしげたくなる。結果として得られる画像の情報量なんかは、撮影機材の仕様ではなく海水の透明度いかんですからね。
 さて京都は祇園祭だ。何とか街を歩けるのは、明日の宵々々山ぐらいだろう。ならばニコンDfにツァイスでもつけて徘徊しようかと考えた。だがそんなオールドニッコールを抱える随喜の涙のオッサン達趣味人がごろごろしていそうだから、それは思うだけに留めておこう。やはり大学で静かにデュープをつくりつつ、祗園祭はやりすごそう。

沖縄県 慶良間諸島
OLYMPUS PEN EP5,M.ZUIKO DG 9-18mm/4.0-5.6
ISO200,露出補正0,f/4.1/320
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