Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak198. ダイビングポイント

2018年10月31日 | diving

 ハナゴイの群れに見とれてしまう。実際は紫の、それもピンクに近い色の魚だ。画像はニコンW300の設定通りで全く操作をしていない。水の透明度が高いためかもしれない。形態はくちばしがとがり気味なのがメスで、そうでないのがオスだが、メスからオスへ性転換するとWEBでは記述されていたが、繁殖の実態はわからないそうだ。プランクトンを餌にし、大いに群れることが特徴だ。ダイビング初日から盛大な歓迎というわけだ。

 この日は波があった。だから船は波の上を飛ぶように走っていたし、大いに揺れたと記憶している。揺れるときはキャビンの長椅子で寝転がっているほかない。どこのポイントにつくかは波次第。渡嘉敷島の西側の野崎だから東から風が吹いていたのだろう。渡嘉敷島が風を遮り反対の西側は比較的波が静かだ。だから島の存在は大きく、つまり風よけ波よけなのだ。

 従ってダイビングポイントは、夏向けと冬向けとがある。それは風の方向によって決まってくる。

 さて次の11月も今年最後のダイビングにゆこうと目論んでいる。これ以降は、3月末頃まではダイビングもお休みか。もちろん12月末までダイビングをしたこともあるが、やはり水温よりも水から上がったときの北風がとても冷たい。今年は沖縄の夏も2週間早く終わってしまった。であれば冬は早いのか。

 その10月も今日で最後だ。この頃はタップリ秋のはずだが、朝晩が寒い京都。確か去年の同時期は夏の終わりだった。石垣島でダイビングをしていてもまだ夏だったから、日焼けしすぎて火ぶくれになったバディがいた。それにくらべると、すでに今年の冬到来の早さはなんだろうか。一気に寒くなってきた。

 

沖縄県渡嘉敷島野崎

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/60

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Nikon Freak197.  私の魚図鑑part3.

2018年10月30日 | diving

 今回の私の魚図鑑part3。

 最初はコクテンフグ。インストラクターの先生がフグ捕獲の名人であり、おっ、いつもの技かと思いつつ、ワンカット撮って他のダイバーの撮影のためにさっさとどいてあげた。しかし、今にして思うともろ真正面の顔を撮るべきだった。やはり遠慮してはあかん。3カットぐらい粘るべきだったか。それとて3秒程度の時間で清むのだから。それにブレている。ニコンW300の水中モードでは連写ができない。このあたりが融通が利かないフルオートデジカメだ。

ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/60

 

 ツユベラだろう。一度水彩画にしたことがあるが、胴体の紫斑模様の色が出なかった。やはりとても彩度の高い絵具を調達しなければと思わせてくれた魚である。こういうときこそストロボが光ってほしいのだが、自動ON-OFF設定だから、明るいのでいらないでしょう、というカメラの勝手な判断である。こちらは勝手に判断するなよなといいたい。遠景を撮るときはストロボ不用だがマクロでは必須なのだ。一々押しにくいボタンで操作する。要は手袋をはめていても操作できる大きさのボタンをつけておけばよいのだが、日本製撮影機材というのは、必ずどこかに使いにくさがある。要は使い勝手に慣れなさいということだが、今時そんな考え方自体が古くさくて、こちらは慣れたくないですね。

ISO125,焦点距離15.3mm,露出補正0,f/4.7,1/100

 

 魚の名称も図鑑と私の画像とでは撮影アングルやライティングの条件が違う場合もあるので、図鑑で探してもわからないことがある。これも多分わからない、と思っていたら尾に白い模様があるのでニジハタと判明した。やれやれである。やはり図鑑とはアングル違いなので胴体だけ見ているとわからない。本来はサンダーバード2号みたいなずんくりした胴体だそうな。

ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/60

 

ウツボが顔を出しているポーズだが、胴体をくねって曲げているところだ。変なのがいるからずらかろうというやからだ。沖縄の海では、当たり前のように遭遇する魚だから、ダイビングのログ付けの時も話題になるような魚ではない。模様からするとアザハタかなぁー。当たり前にいる地味な魚だ。紛らわしいんだよ、そのポーズがウツボの新種みたいで・・・。

ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/80

 

ハナビラクマノミでしょう。セジロクマノミと似ているのですが、胴体に縦1本の白いラインがはいっているのが相違点。このアングルはダイバー達の撮影スポットになっているようだ。インストラクターの先生がライト2灯付き機材で撮影していたが、画像は大変綺麗よ。やはり大きな機材にはかなわない。こちらはphotoshopで頑張るしかないです。それでもモノトーンの画像がここまでできたのだから頑張ったほうです。さしあたり撮影しておいてphotoshopで加工するという選択肢もありかな。ぶれているのがおしいと自画自賛。

ISO140,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/30

 

形からすればチョウチョウウオ科ですが、この模様に該当するのはカスミチョウチョウウオ。これもチョウチョウウオの中では地味なんですわ。地味だからそれ以上調べる意欲がわかない。私は生物系ではなく芸術系ですから感性を刺激しないと、何事も前に進まんのです(笑)。水彩画にしても色の配置が単調すぎるし芸がない。おまえ!、着替えて出直してこい!!。

ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/60

 

これは私好みの魚ですね。なんといっても小さく綺麗だ。というのも微妙な色合いが水彩画にする意欲を刺激してくれる。そういうときは描けないことも多いが。キンギョハナダイとログには記載してあった。芸術系は、色とか形で感性を刺激しないと興味はわかないですね。最初WEB図鑑では、撮影アングルが斜めからなので形が違いすぎてわからなかった。やはり複数のWEB画像で調べないとね。

ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/30

 

 ネムリブカですね。ログにも記載してありました。確かにスマートな胴体なのですが、根性の悪さはピカイチというのが私の認識。ゆきつけのスナックのママの説では、沖縄はお腹がすくと砂浜近くにやってくる人食い鮫が多いのよ!、といってたがホントか!?。なんか酒席の与太話のようにも聞こえるのだが。

ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正0,f/4.9,1/60

 

トラギス科なのだけど、眼の形から判断するとマダラトラギスかなぁー。体の模様が少し違うようにも思われるのだが、成長過程で変わってくるのだろうか。海底の岩などと類似の色合いであり保護色なのだろう。でも上から見ると一目瞭然なんだけど。トラギスとしてはグロテスクな色合いで芸術系としては、どうもね。だがこういう色の方が表現しやすかったりするのだけど・・・。私なら茶系のアンバーの上に緑か青の絵の具を重ねて水彩画にする。そうすると見栄えが良くなる。

ISO125,焦点距離14.1mm,露出補正0,f/4.6,1/100

 

魚が動かないというのに初めて遭遇した。あるいは死んでいるのかもしれない。ベラ科のホホスジモチノウオだろう。何故こうなっているかはたずねそびれた。沖縄県を直撃した台風24号でヒレが欠けたりと可哀想な魚たちが結構いた。台風24号がもたらした被害は甚大だったのである。沖縄県人もこれまで気圧800ミリバール代とかいうのはあったけど、こんなに猛烈な暴風雨は初めてだったと聞いた。もちろん海の中も被害が大きかったわけだ。

ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正0,f/4.9,1/200

 

大きな歯に特徴があるからブダイの一種でスジブダイ。これは一寸自信がない。岩をかみ砕いているのだろう。その岩の破片が海底に蓄積し珊瑚が成長し出す生態循環が形成されている。

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/320

 

これは自信をもってメガネゴンベといえる。さんざん探してやっとみつけたから覚えている。よく見かける小さな魚である。

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/400

 

アオウミガメだろう。タイマイは模様が汚らしく見えるから、アオウミガメとしておこう。カメがボートのアンカーをくわえて引っ張っている?、と書けば物語だが実際はたまたま重なっているところを撮っただけ。カメパラダイスだから、いつもカメがたむろしている。

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/320

 

模様から判断すればユカタハタ。ハタは沖縄の高級魚で美味なので、漁師達は狙っている。どうしてこんな岩陰に隠れている魚が釣れるんだろうかが不思議である。餌でしょうかね。

ISO200,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/30

 

こちらがセジロクマノミ。昨日のブログでも書いたけど、私はその海草のお家の方に関心があるわけ。光の状態では海草が大変美しいのですが・・・。お前!、邪魔というわけにもゆかず、しぶしぶ撮っている。ピントは海草に合わせて・・・。

ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/100

 

 そんな風に何故、魚の名前を調べるかというと、名前がわからないと次の情報が得られないからである。生態学的にはどうなのか、食べられるのか、毒があるのか、どんな特性があるのか・・といったことを知るためにも、魚の名前を調べるということが先ず必要になってくる。

 今回潜って遭遇した魚の数々を図鑑風に紹介。実際はもっといたけど面倒なので省略。ああっ、面倒くさかった。

 

沖縄県慶良間諸島

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

 

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Nikon Freak196. ついでにクマノミさ!

2018年10月29日 | diving

 私は、クマノミを撮りたいのではなく、彼らが住処としている海草が造形的で美しいから、こちらを撮りたいのであって、お前達は出てこなくてもよいと思うのだが住処を荒らされては適わない思うのか威嚇してくる。お前達は撮り飽きてんのよ!、ということはわからずじまい。大体カクレクマノミといったのではないか、だから隠れてくれてよいのだが、海草は光のあて方次第で大変美しいのである。

 過去ログだと、2016年10月1日の海草なんかやったと思うし、2018年1月22日とか2047年12月25日の画像なんか私好みなのである。私は建築屋だからお家の方に興味があるのだ。だからドケー!といってクマノミがどいてくれるわけじゃなし、まあ、おもうようにはゆかない世界なのだ。だから海草のついでにクマノミさ!、なのです。

 こういうときにニコンW300のマクロは大変心強い。特にニッコールレンズは小さくともシャープ。ただし遠景が今ひとつ。それに4.3mmの焦点距離はフルサイズ換算で24mmなのだが、これじゃ画角が狭すぎる。水中では画角が狭まる傾向にあるから、いいとこ35mm程度の広角レンズになってしまう。水中では透明度が良くても視距離30mそこそこだから、その範囲の遠景しか撮れない。従って大きな岩になると魚眼レンズとか14mm相当のレンズが欲しくなる。そのあたりが悩みの種なんですね。

 他方で魚眼レンズになると光源が二つは必要になる。そうすると大きくなるでしょう。それはやだな!、という問題が起きるわけです。だから小さなハウジングレスの水中機材とものすごくサイズが小さく、そして光量の大きなストロボを開発してほしいわけ。そんなのないけどね。

 そんなわけで、造形的に美しい風景を探して七転八倒して撮影に勤しむ。最近ウェイトを2kgに減らしてからエアの持ちが良くなった。なにしろ上に浮かび上がるのが怖いから、ずーーっと3kgにこだわっていたが、外してみればなんのことはなかった。

 そんな風に三歩前進二歩後退でなんとはなくダイビングで撮影している。こちらが頑張ったって魚がいなければどうしようもない世界なのだから、おっとり構えているほかない。表れたらすかさずシャカシャカと撮りまくる根性がいるんだろう。

 

 

沖縄県慶良間諸島カメパラダイス

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/50、ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正0,f/4.3,1/100

 

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Nikon Freak195. 琉球武術空手の風土

2018年10月28日 | Okinawa

 首里城の土産物屋の芝生を横切ったら、外国人達が空手の稽古をしていた。そう沖縄は、世界に名だたる琉球武術空手の風土なのだ。WEBの解説によれば、県内に300カ所以上の道場があり、毎年1500〜2000人の外国人が空手の修行で沖縄へきていると書かれてあった。

 gooのブログで空手を修行したと思われる外国人が執筆した興味深い記述をみた。その一文を原文のまま引用する。

沖縄と言えば何でしょうって??言われたら連想されるのが沖縄そば 泡盛 エイサー シーサー ハブ マングースー ちんすこー 首里城 海 北谷町 赤瓦 石垣 水牛 国際通りが一般ですが、いつも思うのですが琉球空手、琉球古武道・ダイビング・ガラス工芸・等が沖縄で一番やって損しない体験ツアーがあるって事に多くの人は気づいてないようです。旅行先で行く行く聞く事のほとんどが現地に行って楽しかった・・・って聞くんですが、地元県民として話を聞くんですが、何が楽しかったのって聞くと何処何処のホテルや海が奇麗だったって聞くのがほとんど、まー地元県民からしてそれだけ?ってなるんです。
沖縄に来て楽しかったって行ってもらえる事は凄く県民としてありがたいんです来てもらえるだけで沖縄の市場価値があがりますから。しかし具体性が薄いまま沖縄を後にしてしまう旅行者が後を絶ちません。お金も、もったいない。
そんなのなんのシンパシーも感じれません、沖縄って民芸品やレストラン首里城、本土とは文化が違うので見る物のほとんどが真新しく感じられるけど、そこまで心から楽しいはずが無いと冷めた意見サイドの方からしての意見です。しかしそんなカテゴリーの中で沖縄が好きになってしまう。
そんな少ない素材のなかでどうも沖縄が好きになるという意見がどうも分からない。」(注)

 これを書いたのは外国人で沖縄へ空手の修行で訪れ、沖縄の観光について言及したものとして興味深い。もう6年程アップしていないので、これを書いた本人は本国へ帰ってしまったのだろう。彼が指摘したことは、いまも通じている。

「沖縄にきてどこがよかったですか?」

お姉ちゃん達にたずねれば・・・

「やっぱり美ら海水族館!、綺麗な海!!」

(あら、全部作り物で感動するんですか!)

カップルにたずねれば・・・

「やっはりブセナ・テラスからみた海の色と夕焼け!」

(はいはい、彼氏とセックスしながら垣間見た海の風景ね!)

そんなステレオタイプ化した反応が予想できる。

 やはり空手修行をした彼のブログを読むと、日本人と外国人との観光に対する意識の違いを感じる。実際観光ツアーも著名な人気スポットを徘徊してゆくけど、「かのくにのヒカリをみる」のが観光という文字の本来の定義からすれば、沖縄の光っている部分は観光地だけではないでしょう。

 やはり先の彼の記述にあった、琉球空手、琉球古武道・琉球舞踊・ダイビング・ガラス工芸・染色・沖縄の三味線(三線)等々が沖縄で一番やって損しない体験ツアーは数多い。もちろんこちらの方がお金はかかるが、沖縄県人と交流し、沖縄のお酒を酌み交わしつつ、沖縄の料理にトライし、そして沖縄の風と美しい海が垣間見える。

 つまり本来の観光というのは、アクティブな目的があってその土地の文化を学びにゆく。そんな勉強をしながら、沖縄の文化・歴史を理解して行くことが本来の観光でしょ。

 さてフィルムも使ってしまったので、ニコンW300で街の徘徊。この小さなボディが使いやすいわけ。気温が高くなったらレンズの中が曇ってきた。こういうのは時間がたつほかない。まあフィルターがかかったと思えばええかの気分で街の徘徊を続けていた。

 

(注)沖縄の心・舞と武からの伝統芸能:https://blog.goo.ne.jp/-zeke-/e/7483bd9ee0f81b225520c9c409055567

 

那覇市首里城

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/4.1,1/1000

 

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Nikon Freak194. 玉陵(タマウドゥン)

2018年10月27日 | Okinawa

 たまうどんと書くと沖縄そばの親戚と思われるので、ここはタマウドゥンと書いておこう。これまで世界文化遺産の玉陵(タマウドゥン)を訪れる機会がなかった。

 今回は、修学旅行生の列を避けつつ、ようやく訪れることができた。見られるのは外観だけだが二重の外壁に仕切られた空間、3つの陵墓が心地よい大きさで僅かに向きを変えて配置され、各陵墓のプロポーションも綺麗な収まりだ。

 玉陵は、琉球王朝を統治した尚一族のお墓であり、何故か初代の尚巴志の墓はなかった。尚氏は初代の後内紛があり、陵墓に残されている墓は第二尚氏以降のものだ。

 ここは修学旅行生達が多くやってくる。気温28度で日差しが強いので日陰に固まっている。「なんだ石の墓かよ、こんなの、何が面白いかなぁー」という顔がありありとうかがえる。でも、この空間の配置は彼らの記憶に不思議な違和感として残るかもしれない。そこが大切なところだ。記憶の隅に本物の空気がのこされていればよい。所詮建築物の一つだから。

 入り口脇の切符売り場の地下が展示室になっている。そこの写真がえらく古くて、いつのころのものだろうか、迫力がある。まあいやでも、ここを見てから陵墓にゆけということらしい。

 一般に沖縄は、墓を立派につくる風習は、王家にとどまらず古くからの家でも石造の墓をつくる。結果として今では、某市役所の敷地の脇といつた具合に、とんでもないところに墓がある。それはあとから役所が墓のそばへやってきたということなのだが。そんなわけで、市内に墓が点在しているといってよい。これまで住まいをつくるのと同じぐらいの費用を投じて石造のお墓をつくることに腐心してきた。

 そこまでして、自然崇拝か・・・とため息がでる。

 

那覇市首里城

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離14.1mm,露出補正+1,f/4.6,1/100

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Nikon Freak193. 旅の終わりから

2018年10月26日 | Okinawa

 仕事を抱えながら3日間のダイビングに出かけていた。今回は懸案事項発生の仕事があり、どうしても今日中にかたづけなければならない仕事もある。だからこのブログも画像をひろう時間がない。そんなわけで最後の画像から、つまり旅の終わりから書き始めよう。旅といってもたかだか5日間だけど。

 ダイビング後は18時間飛行機に乗れない。気圧が高いところから低いところへ移動すると。人間の体に大きな負荷がかかるためである。だから最終日は早くても午後の飛行機、そりゃ時間的に中途半端なので、最近は夜の飛行機で帰ることが多い。だから昼間は那覇の街を徘徊している。

 そんなわけで昨日は、首里の泡盛工場がある散歩コースをあるき、琉球王朝を統治していた尚一族の陵墓、玉陵(たまうどん)をみつつ建築的に良い空間ではないかと感激し、首里城の脇を抜けて沖縄のソーキそばにありつき、カンヌ映画祭パルム・ドール賞を獲得した「是枝裕和監督:万引家族、2018年公開」を見ていた。映画を見終わると、自分が沖縄にいるということをすっかり忘れている。さて歩いてうちへ帰るか。あっ!、ここは京都じゃない!。これから飛行機に乗るんだった。そんな空間を飛び越えるような感覚が面白いけど、さて意識を立て直して帰らねばであった。

 そんな秋の1日は陽が早く沈むようになった。寂しく感じる秋の気配である。

 

 「首里そば店」

 

沖縄県那覇空港

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離86mm,露出補正0,f/4.9,1/160

 

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Nikon Freak192. また5日間沖縄です

2018年10月21日 | diving

 先ず日本語wordソフトの愚痴から書こうか。というのも目下日本学術振興会へ提出する8頁の書類ができた。さあこの書類をここのWEBにアップさせればお終いだ。すると、お前の書類はページ数1頁オーバーのエラー表示が出る。もちろん書類は規定のページ数に納まっていることを確認している。見えない表紙をカウントしていれば1頁増える。そんなこと調整してからWEBに書式をアップすべきだろう。ならPDFでアップしろという振興会のアドバイス。でっPDFでアップさせた。そしたらヘッダーの書類名や頁が消えるというダブルトラブル。もう原因も解決方法もわかんない!。もちろんwordのトラブルをWEBで探すが、解決に至らず。多分wordと振興会のWEBサイトの関係性に齟齬がある。

 昔からマイクロソフトのwordは、こうしたトラブルがしばしばあった。さらに国が公用ソフトとして使い出してからトラブルは増加の一途をたどる。wordは本来英文ソフトなのだから縦にズラッと書くのでページ数という概念がない。それを8頁以内でかけという様式自体がソフトの趣旨に反しているわけだ。だから日本語で使うな!、というのが私の考え。日本語やあの複雑な罫線が入った公用文書作成をwordで行うと編集レイアウトがガタガタなのだ。最適な日本語ソフトは、adobe Indesignだ。政府はこれにしろ!!!。大体社会で多用されているPDFなんてadobeソフトじゃないか。

 こんなトラブルで本来の仕事はできない。高々A4書類8頁の編集で2台のMacを使うなんてばかばかしい話だ。3DCGやってんじゃないぞ。ひょっとして世の中はこんな書類書きという雑用仕事に忙殺されているのか。そりゃ全然クリエイションでもジョブでもない。本末転倒だろう。WinをやめてMacを使え!!!!!!!。

 それに政府関係書類のダウンロードサイトに「一太郎」とある。そんなソフトを誰が使ってるんだい。

 もう困った。こういうときの解決方法は、外へ珈琲を飲みに行くにかぎる。

 ・・・・・・・(解決せず)・・・・・

 さて話題を変えよう。

 やはりニコンだってうるさいことをいわなければ綺麗なのよ。だけどオリンパスはもっと綺麗なブルーなのよ。ニコンは少し緑色に被る癖がありそうだ。もちろんphotoshopで修正するけど、時には修正すると画像が荒れてしまう場合がままあるわけ。だからRAWデータで撮影したいけど、できないわけ。そのあたりが致命的。

 だから早くAPSサイズ程度のイメージセンサーを積み、魚眼レンズとマクロ機能が使えるニコノスを開発して欲しいのだけど・・。水中では、魚眼レンズとマクロレンズしか使わないですから。

 WEBでは、インドネシアでニコンの商標登録を復活させたとする噂もある。たしかニコンZのときもインドネシアでマウントの登録をしたという噂から現実味を帯びだしてきたことを踏まえると、来年の春ぐらいにはニコノスが出るのではなかろうか。多分日本よりも市場の大きな海外で売れるだろうな。

 さて、また沖縄でダイビングです。本来ならば6日間続けてダイビングをやりたかったのですが、ホテルが連続してとれなかったので2行程になりました。沖縄は、本当に最近ホテルがとれないほど海外からの観光客が来ている。それに私が宿泊するホテルにはJALなどのスッチーも泊まりに来るので、あちらも経費節減なんだなぁーと思ってしまいます。それにしてもそろそろゲストハウスを物色しなければならないほど、予約が取りにくい沖縄です。

 今回は、ホテルが美栄橋なので定食屋めぐりが唯一の娯楽。その時の街歩き機材はどれにしようかと悩むところが楽しい。やはりニコンF3+MD4にツァィスかなぁー、それともE-M1Mark2にズームレンズというお手軽スタイルかなぁー、いや水中機材をそのまま使うと荷物が軽いしなどと楽しい迷いの時間です。

 E-M1のシステムすべてさしあげてしまったので、荷物は大変軽くなった。やはり旅の荷物は軽い方が良い。できれば撮影機材も。

 そんなわけで、このブログも少しの間お休みします。

 

沖縄県座間味島ドラゴンレディ

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/250

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Nikon Freak191. 魚図鑑part2.

2018年10月20日 | diving

 さて夏が終わった翌日に私は沖縄についた。昨日まで夏でしたと笑われていた。今年は沖縄の夏の終わりが2週間は早いようだ。というのも昨年のこの頃は、まだ石垣島で最後の夏を大いにエンジョイしていた記憶があるからだ。

 だから今回は、秋の始まりというか北風が吹き冬に近い。当然海はしけているし、波も高く、水中の透明度も15mもあるばよいところか。だから初日は慶良間諸島まではゆかず手前のチービシ諸島でダイビングだったぐらいだ。

 さてまあ沖縄でよくいるクロスジリュウキュウウミウシから、今回のダイビングでの私が撮影した魚図鑑part2を始めようか。一般にウミウシは、後鰓類で、貝殻が縮小し体内に埋没して消失などした種の総称とWikには記載されている。貝殻の埋没したモノか、あまり貝殻との類似性を感じないのだが。この種はカラフルで多様な色と形があり、デジカメの被写体としてはうってつけだ。

 

 これはミナミホタテウミヘビの頭。ウミヘビというぐらいだから当然1m位の長さはあるのだろう。私は長物系は嫌いなのだよ。だからカメラもぶれているし撮影意欲もない。インストラクターが顎をなでていたら嬉しそうな眼をしている。なんじゃこりゃ、さっさと次へゆこう。

 

 口直しは、やはりクマノミだろう。気の荒い魚でダイバーを威嚇する。威嚇はするがそれ以上のことはしない。それで機材のそばまで寄ってくる。だから被写体としては撮りやすい。というのも近くの海草には子供クマノミがいるからなんだけど。別にお前の子供なんか取りゃあしないよ。撮影したらさっさと次へゆく方がエアの節約になる。クマノミごときでエアは消費できませんよ(笑)。

 

 とっちが前だ?。WEB図鑑で見ると、尾の文様が類似しているのでヘラヤガラだな。上の方が前のようだ。まあ私は長すぎる魚は嫌いだが、この長さが個人的に耐えられる限度かな。

 

 オグロトラギス。ジッと狙いを定めているかと思うと、瞬時に飛ぶように大変素早く動く海底の砂地にいる魚。だから模様も砂地の保護色なのだが、上から見ているとすぐにわかる魚だ。海底にはよくいる種類さ。

 

 テリエビスだろう。洞窟などの暗いところに生息する魚だ。僅かの光でも識別できるぐらいに眼がとても大きいのだ。暗いところに強い。なんか高感度デジカメのイメージセンサーの話みたいだ。

 

さてこの魚は、わからない。スズメダイ科の1種のようにも思われるが、この紫斑状の模様は意外に見かけない。なんだろうか。もうしばらく時間をかけないと判断できない。

 

 ニセアカホシカクレエビという小さな甲殻類か。まあ体長2〜3cmぐらいの透明な体で、こういうときストロボがあると綺麗な色がでるんだろうけど。一々機材のスイッチなんかを切り替えていたら海老は逃げちゃうよ。だからみたら撮る!。後処理でカバーするほかないが、それでも限度はある。

 

 形からすればチョウチョウウオ科だ。調べるとニセフウライチョウチョウウオが該当する。これだね。機材がぶれている。というのもこのときウェイトを1kgへらして2kgにした頃だ。ウェイトを軽くすれば、エアも持つし泳ぎやすくなる。こちらに神経が集中していたのだろう。

 

 これはよく見かける魚でスズメダイ科の一種。青い小さな斑点模様を無視すればクロスズメダイだろうか?。

 

 これはロクセンスズメダイ。何しろボートのそばに寄ってきてなんか餌をばらまくのを待っている。餌といってもお昼のカレーの鍋を洗ったときのカスなのだけど。いつのまにか餌付けされてしまった。もちろん冬を越せば、すべてがリセットされるのだけど。黄色いのはヤマブキベラ。私が最初に覚えた魚の名前だ。

  撮影機材は、ニコンW300だから魚のアップは撮りやすい。今回はあまりストロボを使わないで撮影していた。というのも水中の遠景を撮りたいと思っていたからだ。でも魚に遭遇するとやはり水中で簡単にON、OFFできるスイッチがついた光源が欲しいと思う。少し小さな光源を考えようかな。

 そんなわけで今回遭遇した魚をまとめてみた。撮影場所は異なっている。だからダイビングポイントや露出データを書くのは面倒だから、今回はパスしよう。

 

沖縄県慶良間諸島

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9 

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Nikon Fteak190. 頼りになるのは叔母ちゃん達

2018年10月19日 | diving

 ダイビングから戻って連日京都の自宅で「プハァーー」と叫びたくなる仕事をしていた。

 文科省の科研費申請の書類作成だ。そこでいろんなことを考えさせられた。大きなことでは「言葉」。これについて書き出すと長く複雑になるのでパス。

 これと関連しWEB申請になってから、書類の画面上の編集がものすごく貧しいことにも気がついた。それはペーパーの延長としてWEB画面を捉える、私にいわせれば間違ったとらえ方をしてくれることに起因する混乱のるつぼである。これも長く複雑になるので別の機会に。

 さて今回から科研費申請書類に新しい手続きが導入された。新しいといっても複雑になっただけだが。科研申請書類の中には、研究代表者と研究分担者という2カテゴリーがある。代表者はもちろん申請者本人だし研究を統括する責任者だが、共同研究だから他大学の共同研究者が発生する。この共同研究者を2段階で承認する意味不明のシステムができた。

 私が研究代表者であれば、WEB上で他の大学の共同研究者に共同研究の承諾を私から求めるわけだ。ここまではよい。というのも彼は私達の仲間だから、あうんの呼吸で済む。でっ、承諾すると私の申請書類の画面に承諾のマークが出る。ここまではWEB上でリアルタイムで進む。

 次に共同研究者が所属する大学事務組織の承諾が必要になり自動的に大学事務へ問い合わせが回される。こんどは共同研究者が所属する大学組織が承認するわけだ。つまり2段階の承認が必要になる。要はたらい回しか。あまり昔と変わらない。

 旧国立系の大学だと、所属する研究分担者の先生が承諾すると、直ちに大学事務の承諾も行われる。その結果は私の見ている申請書類のWEB画面に次々と表示される。つまりリアルタイムで片づく仕事なのである。

 さて名前は言えないが共同研究者が所属する大阪府にある私立S大学・・・あの、寝屋川市にある(名前をいったも同然か!)の事務承認がなかなかこないまま、ついに書類提出の締め切り日を迎えた。

 でっ、僭越ながらS大学の事務に電話を入れ、年配の男性職員に事情を説明したら「部門が違うので連絡しておきまぁーーーす!・☆××△・」と心許ない。

 その後にこの大学に所属する共同研究者から私宛に電話があり、「その承認には学部長への稟議書の提出が必要であり学部長決裁がいる、今書類書いて提出するから情報をくれ!」といわれて驚いた。たかがパソコンの画面で承認のボタンを事務職員がクリックするだけだよ・・・。物事はリアルタイムで進まないのである。げっーーー!!、本日が科研書類提出の締め切り日なのにさぁー・・・。つまりS大学の事務組織が古くさいわけ。

 その承認という事務仕事が済まないと、私の科研費申請書類が提出できない。締め切りに間に合うのかなぁー・・・。まんじりと時間は過ぎ私は再度S大学に電話を入れた。

 今度は叔母ちゃん風事務員が登場した(先の年配の男性職員は逃げちゃったのか)。彼女曰く「稟議書は出てきました。学部長決裁待ちです。今根回しして準備しています。決済が下りたらすぐに研究支援社会システムセンター(ながすぎるよ!)で承認します、あと1時間お待ちください、大丈夫です・・・」となかなか歯切れが良く、頼もしく、機敏に動いてくれている空気を感じた。つまり組織が古くさいのであるからマンパワーですすめるしかないのだろう。

 そんなやりとりをしていて気がついた。いざというときは叔母ちゃん風事務職員が解決に奔走してくれる。頼りになるのは叔母ちゃん達だ。そうか叔母ちゃん達でS大学は持っているんだ。そんな叔母ちゃん風事務職員の行動力に救われて、私の書類提出は締め切り日に間に合い、一件落着した。

 そういえば、名古屋市にも叔母ちゃん風やり手役人がいたことを思い出した。いや小学校の校長先生なんかもろ叔母ちゃんが沢山いる。そうなると国の官僚達も叔母ちゃん風が数多くいるだろう。その叔母ちゃん風がこの国を支えているのではなかろうか、と考えてしまった。何しろ叔母ちゃん達は行動力があるんだ。今は叔母ちゃん達の時代かもしれない。

 さてここで叔母ちゃん風と書いたが、電話口の声の感じで私がそう感じたからなのだが、実際は叔母ちゃんではないのかもしれない。彼女たちの名誉のために断り書きをしておきます。

 

沖縄県座間味島アリガー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/125

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Nikon Freak189. 今日は、これにて失礼

2018年10月18日 | diving

 台風24号が沖縄県を通過したとき、地上では多くの世帯が停電するなどの被害があり勢力の大きさを伺わせていた。そして水中でも一面に広がる珊瑚が台風によって、ことごとくなぎ倒されていた。それは自然現象なのだけれど。

 2017年10月22日のブログPEN LIFE1488.では珊瑚が育っている光景の画像をアップさせている。

 そんな光景をみていると、私が誤って折った2本ぐらいの珊瑚など、気にならなくなってくる。そうインストラクターの先生にいったら、それは悲しいわだって。やはり人為的はあかんらしい。

 さて昨日から文科省の科研費応募書類に忙殺されている。今日が締め切り日なんだ。そんなわけでブログどころではない。今日は、これにて失礼する。

 

沖縄県渡嘉敷島野崎

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/160

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Nikon Freak188. ダイビングの余韻

2018年10月17日 | diving

 帰る早々書類作りの仕事に追われている。18日が締め切りだ。次第に日常の雑事に揉まれているうちにダイビングの記憶が薄れてゆく。体から沖縄の空気が抜けてゆくような心地だ。ダイビングの余韻といったらよいか。

 画像は、沖縄の海で2番目によく見かけるスカシテンジクダイの群れ。gooのブログ画面をA4版程度に引き延ばせば魚も判別できるだろう。

  ニコンの水中機材も前機種と比較し、W300になってから起動時の立ち上げが早くなり、こまめにON-OFFをしてくれる上にOFFでも機材の設定が保存されているので、1日1本のバッテリーで潜れるようになり使い勝手がよくなった。

 しかし緑あるいはパーフル被りの水中の背景とか、遠景の描写があまり良くないレンズの解像度ではある。それでも工夫次第でなんとか使いこなせそうだ。その補正の柱がphotoshop。見られるところまで補正できることがわかった。

 次に小さな水中ライトを物色する必要がありそうだ。アクセサリーで用意されているストロボもあるが大きすぎる。水中でストロボのON-OFFは頻繁にするのでスイッチが外側に着いていることが必須。それでも光があるだけで魚や海藻の見え方は全く違ってみえる。多分水中ストロボを使うことを前提にして、この水中モードのプログラムが組み立てられているのだろう。このあたりの事情は、サービスセンターでたずねてみようと思っている。

 機材のマニュアルをちゃんと読むべきだったのだが、W300にはLEDライトが補助的に使えることに気づかなかった。次回はクリスマスワームなどのマクロ撮影で試みてみよう。多分マクロだと使えそうに思われるが、もし使えるとこの機能は大きいぞ。

  最初から以下の画像のように撮れれば良いのだが。

 

横から水中ライトをあてた場合

 

沖縄県座間味島アイダー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/4.1,1/800

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/250

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Nikon Freak187. イーニシ(新北風)

2018年10月16日 | diving

 今月も沖縄へダイビングに出かけていた。ダイビング後の18時間は、飛行機に乗れないので、最近最終日に1日那覇の街を徘徊して夜遅く戻ることが多い。リムジンバスから眺める夜の大阪の街の明かりを見ていると旅気分にさせてくれる。

 今回のダイビングは天候に恵まれなかった。つまり私が沖縄入りした日から地元の言葉で言うところのイーニシ(新北風)が吹き初めたからだ。今年初めての北風が吹き出すと沖縄の夏もお終いである。気温は下がり海はしけ、三日間のダイビングのほとんどは曇り空か雨であった。当然水の透明度は10〜15m位と低かった。

 夏が終わったということは、地元の人にとっては暑さの終わりであり、これから沖縄もしのぎやすくなるので歓迎すべきことなのだろう。だがダイビングでは水は少し冷たい。だから5mmのスーツ着用だった。

 秋の始まりの三日間だけチービシ諸島と慶良間諸島で潜った。

 

沖縄県座間味島アイダー

Nikon W300,NIKKOR 5X OPTICAL ZOOM4.3-21.5mm、F2.8-4.9

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/4.1,1/800

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PEN LIFE1576. ダイビングと書類書き

2018年10月11日 | diving

 一緒にもぐるダイビングの仲間を「バディ」と呼ぶ。

 登山だと、行動と判断のすべてが自己責任。歩けないぐらいの怖い崖なんかに遭遇したら、前に進むか撤退するかの判断も自分次第。だから事前に自分で情報を調べなさいということだ。そして自分の技量と相談しなさいと実に厳しい世界だ。どこかイギリス的紳士の世界を思い出させる。

 環境の類型に3タイプある。大気がある地上の環境、生物はいるが空気のない水中の環境、生物自体が住めない宇宙環境とである。

 その一つの類型、水中の環境では、ダイビングは常に仲間と行動するのが原則。だから一人で潜ることはない。だって突然意識喪失したら助ける人が必要になる。もちろんダイビングの教育プログラムが多数あって勉強しなければならない。そのあたりの事情は、規模は全く違うがNASAが宇宙へ人を送り出すプログラムと似ている。

 人間が地上の環境とは異なる別環境にゆくわけだから勉強と訓練が必須ということになる。ダイビングは、宇宙へゆくのに比べれば、何百万分の一ぐらいの知識と訓練ですむのだろうし、深さ1万メートルはある海のなかで、ダイビングで行けるのは僅か40mまで。その僅かな範囲であっても知識と経験と危険は伴ってくる。

 だからある段階まで進むと、レスキューの講義と実習をさせられる。海底でおぼれたダイバーを助けるなんざ、特定の字形で探して、みつけたら意識を確認し、意識がなければ減圧症防止のため、水没者を抱えてゆっくり浮上する。浮上したら再度意識を確認し、顎を持ち上げて維持しながらマウスを用いて4秒に1回のテンポで人工呼吸を行いながら船に曳航し、同時にBCDの装備を外してゆく。だからBCDは非常時にボタン一つで外せる構造になっている。そして浮力を利用して船に引き上げるわけだけど、人間は大変重たい。引き上げたらまた人工呼吸といった具合に一応勉強させられる。私も経験したが、これが何かと大変なプログラムだった。

 さて、そのバディが岩陰に小さな海老がいるんではないかと執拗に探している。「いないよ!、次ゆこうよ」とはいわなかったが。でも僅か3センチにも満たない小さな海老なのだけど、みつけたら感動する。私もそんな過程を通り過ぎてきた。

 それにしても、そのぶら下げている水中機材は、オリンパスコンパクトデジカメTG4に魚眼のコンバータをつけている。小さなデジカメにしては、ハウジングがやたらに大きいではないか。ハウジングにすると、そんな巨大化の宿命が待っている。

 だからハウジング・レスで魚眼のレンズ、あるいはコンバータが付く、ニコノスが登場して欲しいのだが。先日私は、ニコンW300の遠景の画像解像度が水中では、オリンパスと比較して著しく低いから、高画質な魚眼レンズが付けられるニコノスを出して欲しいとニコンに要望をだしたぐらいだ。巷では登場する噂もある。

 そんなわけで、また沖縄へ出かけます。従って少しだけこのブログもお休みします。多分那覇の夜は、酒も飲まずホテルで文科省の科研書類を書いているだろう。ダイビングと書類書きの沖縄である。

 

沖縄県座間味島ドラゴンレディー

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200, 露出補正-1.7,f/7.1,1/100 

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PEN LIFE1575. SONYα7ⅢとニコンDfを見比べて・・・

2018年10月10日 | diving

 さてこの時期恒例の文科省の科研費の申請業務におわれている。種類といっても研究プログラムの計画だから半分は論文みたいなものである。分類項目一覧表をみると、最先端科学の領域名がズラッと並んでいる。おおっ!、格好が良い、でもうちのは、あまり最先端ではないなぁーと悲しい気分になる。そんなわけで、あまり遊んでいる時間はないが、それでも気分転換にブログを書いている。

 昨日は、1日出ずっぱりで溜まっていた仕事をかたづけていた。もちろんオリンパスE-M1Mark2+M.ZUIKO DG12-100mm/F4.0という街歩きの出で立ちで、ほんの少しだけ5ヶ月ぶりに徘徊していた。撮影した枚数は15枚か。セレクトすればブログ1日分の量で、怠慢な街歩きだ。

 帰りしなに、ヨドバシへ立ち寄り半年前に登場したSONYα7Ⅲと、もう発売以来4年は経過しているニコンDfをいじり回すという番外的なこともしていた。

 あらα7Ⅲは意外に重たいぞ!。小さく精悍に詰まっているという感じかな。ファィンダーは見やすいが、あの画面を5倍に拡大したり赤く表示されたりとめまぐるしく変わり、そんな表示は面倒くさいのでなくてもよいけど。それに標準ズームレンズをつけると、さらにズシリとくる重さがいやな予感をさせてくれる。つまりミラーレスのうまみがあまりないですね。でっα7Ⅲより、ニコンDfの方が軽いのか・・・。カタログ見ればわかることなんだけど、実感しないとね。よし手元にレンズシステムが揃っているニコンDfにしよっと。あとは価格が18万を切ったらオーダーしようかな。

 さもなくばα6000+CarlZeissのレンズという選択肢だな。まあ昔のミノルタCLEみたいなものかな。それにしてもZeiss単焦点レンズが随分と増えているではないか。それをみてα6000にあのレンズと、これっていう具合に、システムフェチの頭が働き出した。デジタル版ミノルタCLEか・・・。ボチボチと揃えようかな。それにしてもSONYα6000のコストパフォーマンスの高いことボディ新品3万円だったもん。最近価格が上がったようだ。

 そんな回り道をして、リバーサルフィルムを調達したわけだけど。次の沖縄には、水中用にニコンW300と街歩き用にニコンF3+MD4。つまり旅の準備で立ち寄ったのだった。まあ年内に通算ダイビング数200本越えを目指しているんだけど、どうなるかなぁー。

 このときは残圧180でエントリーして70でエキジットした。潜水時間37分だった。次第に疲れてくるとエアの消費が早くなる傾向にあるようだ。

 おっと!、遊んでいる場合ではなかった。文科省の科研費書類をつくらなきゃ。今日は、夜寝られないぞ・・・・。

 

沖縄県座間味島アイダー

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200, 露出補正-1.7,f/8,1/125

 

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PEN LIFE1574.  オリンパスの技

2018年10月09日 | diving

 

 最初の画像がオリンパスの元画像で、これをphotoshopで修正したのが、2枚目の画像。珊瑚や岩の茶系の色を拾っていたのだが、あえてオリンパス・ブルーに仕立てている。当然最初の元画像の方が光に意識が集中できるので余計な発色のない方が私好み。デジタルは、なんでも真面目に再現すれば良いというモノてはない。そこがオリンパスの技ですかね。そのオリも、ハウジングがかさばるので卒業。ダイバーの気分からすれば、もっと小さくしてよ!、なのだ。 

 さて秀逸モノのSONYα6000+ツァイスズームレンズをさしあげてしまったので補充しなければ。何故か優れものはすぐに手元から消え失せる。そこでSONYα7Ⅲにするか、価格の下がってきたNikon Dfにするか迷っている。

 SONYは、使いたくなる焦点距離のレンズが発売されておらずレンズシステムが難儀だ。だからα6000にツァイスズームレンズ16-70mm/F4.0にしたことを思い出した。といってまた同じシステムというのも芸がないと考えれば裏面照射型COMOSを積むα7Ⅲか。

 さしあたりレンズはSONYのSonnar55mm/F1.8か。そうなると手元にあるニコン仕様のコシナ・ツァイスDistagon25mm/F2.8、Macro Planar100mm/F2.0で補ってほぼ焦点距離が倍々となるツァイス・レンズシステムができる。F2以上の明るいレンズが2本あるが、補充レンズはピントがマニュアルだ。

 それだとニコンDfと同じシステムじゃんとなる。でっ、ニコンの撮影素子はSONY製という巷の話を信ずればSONYでいいじゃんとなる。

 SONYは、裏面照射型イメージセンサーでISO20万、画像ブログラムあるいは画像アルゴリズムが随分と進んでいる。色がすっきりしているというのがα6000での私の経験だけど、さてどうしたもんか・・・・・。

 最近フルサイズミラーレスが一斉に登場した。ニコン、キャノン、パナソニックと。まあイメージセンサーの仕様からすればSONYが最先端。あら!、オリンパスだけが置いてきぼりなのかな!?。どうした、オリンパスの技は!!。

 

沖縄県座間味島ドラゴンレディ

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200, 露出補正-0.3,f/11,1/400

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