昨日の天気予報で東京地方の梅雨が明けたと聞いた記憶がある。えっ!、今頃ですか。24節気では7月7日が小暑で梅雨が明け8月7日で立秋となり秋が始まる。だから今頃梅雨が明けると秋が始まるまであと1週間ほどだから随分短い夏だ。お盆休みは秋休みと言ってよい。
立秋を過ぎる頃には太陽の角度も随分違ってくるので、街のランドスケープの見え方も当然違う。それも日を追うに従って陰影が弱々しくなってくる。だから二十四節季は太陽の角度と関係しており、季節感をいまでも良くあらわしている。8月の立秋を過ぎた頃の暑さは夏ではなく残暑である。
だから季節感に疎い明治以降の役人達がつくったビジネスライクな今の暦なんか使う気分にはなれない。街では、夏物のバーゲンセールも終わり、8月からは秋物が登場する。私達の生活も秋に近づいているのである。
つまり光の綺麗な夏をあと一週間だけ楽しみ、最近は春と秋が短いから、長く暗い冬に備えよということになる。
私は暦どおり5月の立夏から夏の気分だったし、朝の清々しい空気の中を出勤し、たっぷり本の原稿を執筆していたからある種充実の時間だった。その幸せな時間もあと一週間でお終いか。さりゆく夏の寂しさを感じている。
前にも書いたが私は秋が嫌いだ。日々陽が短くなり、光も次第に弱々しくなり、物の立体感が次第に薄れて行く。だから地道に仕事をしているほかなく、立秋をすぎる8月の半ばは海外出張で気分としては、もう完璧な後ろ向きである。そのあとに秋期休暇をとらされるが、こんな時期にとってどうしよう。
あと夏は一週間しかない。少し夏を意識しておきたい。皮肉なことに昨日大学の授業が終わった。遅いんだよ、まったくもう。今は去りゆく夏の頃である。
恩納村青の洞窟
OLYMPUS OM-D E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f2,1/100
立秋を過ぎる頃には太陽の角度も随分違ってくるので、街のランドスケープの見え方も当然違う。それも日を追うに従って陰影が弱々しくなってくる。だから二十四節季は太陽の角度と関係しており、季節感をいまでも良くあらわしている。8月の立秋を過ぎた頃の暑さは夏ではなく残暑である。
だから季節感に疎い明治以降の役人達がつくったビジネスライクな今の暦なんか使う気分にはなれない。街では、夏物のバーゲンセールも終わり、8月からは秋物が登場する。私達の生活も秋に近づいているのである。
つまり光の綺麗な夏をあと一週間だけ楽しみ、最近は春と秋が短いから、長く暗い冬に備えよということになる。
私は暦どおり5月の立夏から夏の気分だったし、朝の清々しい空気の中を出勤し、たっぷり本の原稿を執筆していたからある種充実の時間だった。その幸せな時間もあと一週間でお終いか。さりゆく夏の寂しさを感じている。
前にも書いたが私は秋が嫌いだ。日々陽が短くなり、光も次第に弱々しくなり、物の立体感が次第に薄れて行く。だから地道に仕事をしているほかなく、立秋をすぎる8月の半ばは海外出張で気分としては、もう完璧な後ろ向きである。そのあとに秋期休暇をとらされるが、こんな時期にとってどうしよう。
あと夏は一週間しかない。少し夏を意識しておきたい。皮肉なことに昨日大学の授業が終わった。遅いんだよ、まったくもう。今は去りゆく夏の頃である。
恩納村青の洞窟
OLYMPUS OM-D E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f2,1/100