Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1355. 今は去りゆく夏の頃

2016年07月30日 | diving
 昨日の天気予報で東京地方の梅雨が明けたと聞いた記憶がある。えっ!、今頃ですか。24節気では7月7日が小暑で梅雨が明け8月7日で立秋となり秋が始まる。だから今頃梅雨が明けると秋が始まるまであと1週間ほどだから随分短い夏だ。お盆休みは秋休みと言ってよい。
 立秋を過ぎる頃には太陽の角度も随分違ってくるので、街のランドスケープの見え方も当然違う。それも日を追うに従って陰影が弱々しくなってくる。だから二十四節季は太陽の角度と関係しており、季節感をいまでも良くあらわしている。8月の立秋を過ぎた頃の暑さは夏ではなく残暑である。
 だから季節感に疎い明治以降の役人達がつくったビジネスライクな今の暦なんか使う気分にはなれない。街では、夏物のバーゲンセールも終わり、8月からは秋物が登場する。私達の生活も秋に近づいているのである。
 つまり光の綺麗な夏をあと一週間だけ楽しみ、最近は春と秋が短いから、長く暗い冬に備えよということになる。
 私は暦どおり5月の立夏から夏の気分だったし、朝の清々しい空気の中を出勤し、たっぷり本の原稿を執筆していたからある種充実の時間だった。その幸せな時間もあと一週間でお終いか。さりゆく夏の寂しさを感じている。
 前にも書いたが私は秋が嫌いだ。日々陽が短くなり、光も次第に弱々しくなり、物の立体感が次第に薄れて行く。だから地道に仕事をしているほかなく、立秋をすぎる8月の半ばは海外出張で気分としては、もう完璧な後ろ向きである。そのあとに秋期休暇をとらされるが、こんな時期にとってどうしよう。
 あと夏は一週間しかない。少し夏を意識しておきたい。皮肉なことに昨日大学の授業が終わった。遅いんだよ、まったくもう。今は去りゆく夏の頃である。

恩納村青の洞窟
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PEN LIFE1354. 一応夏ですから

2016年07月28日 | diving
 ヤマブキベラだ。いろんな色が混じり合っていて絵にするときにどの色を重ね合わそうかと悩む魚だ。浅いポイントでのんびりした空気が漂っている時間を懐かしむ。
 今日は名古屋市の委員会で半日拘束され、それから授業だったので、これで2/3はつぶれた。あとは雑用でおしまい。まあ空振りの1日であることに変わりはない。
 空振りでない1日ってどんなのかと言えば、原稿に没頭している、3DCGに入れ込んでいる、新しいテーマを見つけてドローイングにはまっている、それに1日中ドライブをしている時です。
 でも暑いですね、一応夏ですから。少し鼻風邪のようなのだがエアコンにあたりすぎたか。それ以上に書くような話題もない平凡な、或いは平和な1日であった。

慶良間諸島
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最近のドローイングから135.

2016年07月28日 | drawing
 一年半ぶりにドローイング編だ。人体デッサンではなく建築のエスキースだ。そういえばクロッキー教室にも随分通っていない。先日行けば良かったかと後悔。
 最近iPad proを使い始めてから新幹線の中でドローイングをしている。紙と比べるとペンが滑りやすいのだが、それでも列車の揺れで震える線がiPad流で面白いか。
 沖縄県立博物館で見つけた浦添グスク城壁想像復元の写真を下敷きに、建築群のエスキースを描いている。
 こちらは浦添グスクの建築を3DCGで想像復元しようという試みなのだ。もちろん現時点では歴史的論拠なんか全く無く城壁復元にたどり着くのがやっと。わかっているのは初代尚氏の城であった、出土した瓦の破片から当然瓦葺き屋根だっただろう。敷地から見ると首里城よりは小さいから中庭はなかったかもしれない。建築形態なんか発掘調査中で礎石にたどり着かないから当然不明だ。
 だが初代琉球王朝であり、祭祀の建物が一つでは、王家の暮らしができない。そう考えれば首里城のように複数の建築群があったに違いないというのが私の仮説だ。それを歴史的にではなく、建築的に3DCGで想像復元しようという試みなのだ。
 それにしても主殿があったところの背後が要塞の視点から見ると随分甘いと感じさせてくれる。敵は前からしか来ないという前提の石垣のようだ。でっ、今回は浦添市の文化財課にゆかなければならないわけだ。
 さて明日は東京で雑事だ。またもや、やれやれの週末だな。
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PEN LIFE1353. 意味ある仮説

2016年07月27日 | diving
 今年は去年ほどの熱帯夜が続く気温ではないが、それでも暑いことに変わりはない。
 今日は昼休みにEOSを抱えて大須観音へ試写兼昼飯を食べに出かけた。YOU TubeでEOSの構え方を概説していたアメリカ人を真似てみた。つまり三脚座用のグリップをレンズに付けたままにして、このロックを少しゆるめてから台座をしっかり握りしめるわけだ。そしてボディを縦横と動かせばよい。ズーミングは、人差し指ですればよいというわけだ。
 私も真似てみたがまあまあですね。要は慣れの問題なのだろう。直進式のズームレンズなのだから、そんなことをしなくてもレンズをがっつり握れば良いと思うけど。
 EOSを試写したのは、土曜日の仕事が片づいた後で、夜に神楽坂の阿波踊りの連の撮影を依頼されているからだ。報道用の腕章は用意してくれるらしいが。そんなの暇な写真家に頼めよといいたいのだが、こちらはボラティアですし、昔の地元人ですから義理的にやらざるを得ない。今日はそれに備えての試写だ。それにロシア行きの試写も兼ねて。
 モードは人物に設定して、連の人物達のアップをひたすら撮りまくりるほかないだろう。一人残さず。そんなの可能かなぁー。
 それが終われば沖縄に飛んで、ダイビングをしつつ浦添グスクの資料探しだ。iPadには浦添グスクの想像復元のスケッチがたまってゆくが、現在では想像復元に必要な建築学的論拠の決め手が皆無だ。教育委員会の対応次第というなんとも情けない世界だ。遺構などがまだ発掘されていないのだから、建築なんかわかるはずがない。にもかかわらず3DCGで想像復元をするという私達のやり方はあまりにも大胆すぎて、歴史系の人間から見れば大変荒っぽいやりかたなのだ。
 論拠が出てから復元するとすればあと何十年かかかるだろう。こちらは、いまある論拠で復元したらどのような建築形態が想像できるのかということも建築学的には意味ある仮説だと考えている。

慶良間諸島
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PEN LIFE1352. 我々流の旅

2016年07月26日 | diving
 こういう画像は、どこか日の丸的構成であり構図的がまとまりやすい。魚眼レンズの定番というべきか。
 だが解像度が低いWEBだから、元画像の空気は伝わりにくいということをiPad proで確認していた。それに小塚ゴシック体で編集してあるのに、すべて明朝体になっているののも少し解せない。フォントは書くときに私が見やすいサイズにしてあるので、WEBのことはあまり考える必要もないだろうと思っている。まあブログというのは自己満足の世界。それが9年近く続いている。それだけ続くと自己満足の域を軽く通り越しているが。
 今日は、最高気温26°で終日雨。天気図を見て納得。ロシアから下ってきた低気圧に日本列島が覆われていたからだ。そのロシアへ来月は行こうというわけだが、向こうは今日のような気温だということを実感するのに今日は調度良い1日であった。これに湿度が低いのだから、大変すごしやすい季節なのだ。山用のフリースは必須だな。朝晩用にセーターもあったほうがいいかな。
 海や山と違って都市への旅は、意外に天気の見当が付かない。ましてギジ島やレビフなんか行ったことがないのだからわかるはずがない。だから、着替えが増えそうだ。
 そう思っていたら、旅のスケジュールとロシア国内の鉄道と航空券の予約票が届いた。途中のサンクトペテルブルグは素通りしてギジ島に三日間のセミナーとある。ギジ島の博物館から招聘状をもらっているのだけど、はてナニをするんだろうか。そのあとレビフだろ。およそ観光地は無視するというのが我々流の旅だ。行き帰りはイスタンブール経由と少しスリルもある。まあ我々はトランジットだからね。

慶良間諸島
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PEN LIFE1351. ポケモンGO

2016年07月25日 | diving
 こういう海の中の広い風景が個人的には、好きな画像。こういうときに鯨を撮りたいと思うがそれは冬でないと来ない。それに早くも夏バテなのか、体のけだるい日が続く。なんだなこれは。
 バスの車窓から見ていると大通りスマホを見ながら走ってゆく2台の自転車、あれはポケモンGOを見ながら走っているな。そう思うとどうも街路を歩いている人達もスマホを見ている、新幹線の電光掲示には、ポケモンGOを見ていて車3台の玉突き事故、どうもポケモンGOに占拠されているような空気が街には漂っている。一過性の現象なのだろうけど、少し心ここにあらずという人達には、近づかない方がいいぜよ。
 さて、雑用書類書きばかりで今日も日が暮れた。合間にキャノンの弁当箱型充電器が届いた。実に高い買い物だった。ロシアには持って行く前に充電テストだな。手元にあるEOS1Dsmark3のバッテリーは電圧が少し高いのだが、これでゆけるんだろうか。最初からこれようのバッテリーにしておけば世話がなかったのにと悔やむ。
 そう思っていたら、ロシアのビザがツーリストから届いた。あら結構デザインが良いではないですか。8月平均気温25°とは初夏の陽気か。セーターがいるのかなぁー。
 そんなわけで何とはなしに夕方だ。今日は定時、といっても30分過ぎているが退庁としよう。

慶良間諸島
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PEN LIFE1350. まだWinで・す・か!!!!!

2016年07月24日 | diving
 さて昨日は休日休日出勤していたから、さすがに今日は休もう。
 さて私がパソコンを使っていた頃はMacしか世の中にはなかった。Winが出てくる遙か以前のことである。以来マック感覚だし感性もマックが当たり前になっている。
 そこへゆくと、カメラメーカーの周辺機器のださいことっといたらありゃしない。EOS1系の弁当箱充電器を筆頭にアクセサリー類がくそ高くそしてださい事。大体iPhoneやMacには充電機能内蔵が当たり前なのに、外付け充電器でiPhoneが買える値段もするというのは解せない。さらに少しはコーポレートカラーで統一するなど旅先でも忘れないようなデザインを考えろよ。iPadの付属品を見習えよ。それにパッケージもださいよな。いまだにプラモデルの箱ですかぁー。
 だからマックのデザインが良いのではなく、他のデザインがあまりにも悪すぎるのだ。それに今の私はiPad Proの使用頻度が次第に高くなりつつある。そうなると撮影もiPadでいいかという気分になる。そろそろ旅先でキャノンという時代でもないだろう。
 でiPad Proをロシアのフィールド調査に持参しようとしたら、手元のEOS1DsMark3から無線LANで飛ばすのには大変高い付属機器無しには転送できないのだ。だからEOSのためにわざわざ古いMac Book Airを持参するはめに。といって私には高くそして古くさい感覚の今のモデルEOS1DXmark2なんか使う気分にはなれない。その程度の事ならオリンパスでできるから、あえて高く古くさいキャノンの機材に手をだすことはないというのが最近の私の気分だ。
 もしスティーブ・ジョブスがいなかったらパソコンなんかブログラムを学習しなければ使えない代物だったし、当然今の情報化社会なんかすぐにはこなかった。もちろんスマホなんて登場しなかったし、私達の日常は、今ほど情報化されなかっただろう。そのパソコンもキーボードレスのiPadに変わりつつある。
 それはアップルが先導的なのではなく、その他の企業があまりにも些末的な発想しかなく保守的で怠慢すぎるのだ。だからWin系PCのキーボード配列をみると30年も前のMS-DOS時代のままだよ。少しは考えろよと言いたくなる。私に言わせれば、まだCanonで・す・か!!、そしてまだWinで・す・か!!!!、だよね。

恩納村真栄田岬山田
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PEN LIFE1349. キャノンの罠

2016年07月23日 | diving
 さてロシアへ持ってゆくのでEOS用に予備バッテリーでも調達しておきますか。ふぅーんXD用のバッテリーLP-E19も私の1Ds mark3に使えるのか。ならばこれ。届いてから充電器に・・・充電できない!。調べると充電器も最新型にする必要がある。結局高い充電器を買わされるハメに。バッテリーも含めて5万の出費。キャノンの罠にはまっちまったぜ。
 全くもって古くさいんだよこのメーカーのやり方は。大体1万円でも上等な充電器程度のパーツが4万近くもするなんてどういう感覚なんだろうか。そんなの買ったからってEOS1DX mark2でも買うと思ってんのかな。
 それに充電器のデザインがすこぶる悪い。Appleなんかケーブルに至までコーポレートカラーに徹しているのに、キャノンはいまだに旅先に置き忘れそうな弁当箱デザインで、複数の機材を使用しているとキャノンだかニコンだか見分けがつくなくなる。ニコンは黄色、キャノンは赤に徹すればよいのにと思う。もう鈍くさくて付き合いたくないですね、このメーカーは。それでもこちらは、まだEOS1Dsなんか使ってあげているのだからむしろ感謝されたいですね。キャノンなんていう古くさいメーカーは日本になくても私は不自由しない。なくなったらEOS1Dsを売り飛ばしてオリンパスにするだけですから。
 撮影機材は、あきらめて山用の短パンでも物色しに京都ヨドバシへ。好日山荘は、東京の店だから勝手に探してちょうよとスポーツデポみたいで実につれない。といってスポーツデポほど商品があるわけではないし、それに品揃えも今一つだなぁー。なんかよくわからないから、ムラサキスポーツへ。ここは店員さんが親切ににガイドしてくれるのでありがたい。結局店員さんが教えてくれた股が立体裁断になっていてナニの納まりがよいGRAMICCIのパンツが調達できた。そういやぁー沖縄で海パン調達したのもムラサキスポーツだったな。店員さんがこのシャツとあわせて注文したら丹念に選んでくれた。ここは良い店だと思う。
 結論、あまりにも古くさいキャノンと不親切な好日山荘は日本になくてよいです、つまりいらない。

慶良間諸島
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PEN LIFE1348. 江戸都(えどみやこ)

2016年07月22日 | diving
 今日は東京出張で3件の仕事をかたづけた。疲れていたがなんとか終わった。長く年月がかかった論文が終わり、出版の筋道がみえてきたのが明るい話題か。
 東京では、雨も降り暑くもなかったのが調度良かった。それは京都に比べれば大変涼しいではないか。それでいてなんで京都に来るかなぁー。歌にもあるように、「何故にあなたは京都へゆくの、京都の街はそれほどいいの♪♪・・」、京都の街はクソ暑いですけど。
 我が国の都道府県名で都が付くのは京都と東京都だけである。東京都というのは、東の京都という意味だろうけど、それは東神奈川とか東浦和といった具合にとってつけた郊外の駅名みたいでさえない。
 だから京都の人は、今でも都は京都であると信じ込んでいる。やはり東京が日本の首都であるならば、東の京都なんていう間に合わせではなく、それに相応しいネーミングがあってもよいのではないか。
 まあ東京も知事が変わることだし、この際どんくさい地名ではなく、もうすこしましな地名にかえはったらいかがどす、というのがうちの意見。
 例えば、「江戸っ子だい!」と粋がっているのが多いし、日本の歴史区分は都のおかれた場所の名前であることに加え、江戸時代から制度はコロコロ変わったけど所在地は変わっていないので、それならば「江戸都(えどみやこ)」なんかどうどす。東京都知事ではなく江戸都知事、東京大学ではなく江戸都大学、東京駅ではなく江戸都駅とか・・・。こちらの方がオリジナリティーがあってよろしいと思いまへんか。
 でっ再度書くと、こちらの都はクソ暑いのだよ。

恩納村真栄田岬山田
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PEN LIFE1347. もうパス!!!

2016年07月21日 | diving
 うぇーっ!、もう疲れた。明日は東京出張で3件の仕事。論文発表が一番気が重たい。
 今日も多変量解析ソフトで雑用半分、講義に健康診断、あとなにしてたんだろう。疲れたことは確かだ。そうか朝食べていなかったから余計に疲れるんだな。もうブログはパス!!!。脂汗が出てきた。風呂入って寝よ。

慶良間諸島
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PEN LIFE1346. マクドナルドの記憶

2016年07月20日 | diving
 もう暑くてかなわん、だから月末も潜りに行くぞー、というので月末は東京出張の帰りに沖縄へ行く行程を立てた。ついでに浦添グスクの調査もある。だから浦添市役所までゆかなあかん。那覇からは路線バスだが、これがまたバス停がわかりにくい上に時間がかかること。
 そんな算段をしつつ多変量解析などにつかまり雑用をかたづけていたら、すでに夜だよ。しまった、まとまった仕事をしないままダラダラと雑用で空しく1日が終わった。充実感ゼロ。
 しゃあない、今日はまだ出かけた事がない京都駅八条口でパスタでも食べて帰ろう。店に入り注文していてふと思ったのだが、給仕達の発音が妙に尻上がりで、単品ですかああー!、といった具合にやたらに耳障りなのだ。こちらとしては単品で悪かったねぇー・・という気分だ。つまり疲れているのかもしれないが言葉に険悪的な気分がこもっている。この店は、ヒューマンな満足感がないから今後はパスという結論になる。
 そういう点では、マクドナルドの方がいつも同じ調子でビジネスライクだけど、こちらのほうが好ましく感じる。マックでは接遇の基本をしっかり勉強させられるのだろう。そんなのもあって夜食には、ついマックに足が運んでしまう。夜食だから胃にもたれなくてよいという理由で。胃にはもたれないが私にはカロリーが高いので頻繁にというわけには行かないが接遇マナーには安心感を感じさせてくれる。今日もマックにすればよかったか。
 昔、中国の田舎のフィールド調査を終えて広州市に出てきて真っ先に食べたのがマクドナルドだった。あれは泣きたいほどうまかった。不思議とマックは記憶に残ることが多い。それも少しばかり良い記憶が。

恩納村真栄田岬
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PEN LIFE1345. 雑用一つ方ずく

2016年07月19日 | diving
 やはりオリンパスは発色が良いし解像感もよさげだ。同じ画素数のニコンAW130はライトを付けないこともあるが色味が少し地味で、光情報の読み取り方が多分浅いのだと思われる。だがこのマクロ機能や望遠機能は結構使う。絵としてみればやはり撮影素子の大きい方が有利なのだが、そうなると2台持参で潜るかなぁー。ニコンAW130は軽いのでBCDに付けっぱなしにしておくか。
 イソギンチャクの下にクマノミの子供がいて、こちらに好奇心がありそうだ。しかしこの時期の親は結構鼻息が荒く、魚眼レンズだから目一杯近づいて撮影していると、来るなといわんばかりに私のレンズをつついたりすることもある。春から夏にかけて海の中は繁殖の季節なのだろう。
 いつもこれぐらい余裕を持って撮影できればよいのだが、なかなかそうはさせてくれない海の世界である。だからクマノミは撮影の訓練には格好の素材である。
 さて雑用一つ片づく。やれやれのまもなく本の原稿が追っかけてくる。明日の名古屋は暑そうだ。冷涼な高原に逃げたいと思いつつ、あすはどうなることやら。

恩納村真栄田岬山田
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PEN LIFE1344. スケジュールの前倒し

2016年07月18日 | diving
 黄色いのはネッタイスズメダイか。後ろ向きでは失敗作だが、ピントも露出も合っていて、こんな風にジャストの設定で撮りたいと思いつつ眺めている画像である。
 この画像を眺めていると、この魚眼レンズは優れものだと思う。この機材のためにウェイトを1kg減らした位だ。どうりで浮きやすかった。ライトの角度がもう少し上だと奥の魚にまで光が届くのだな。
 そんなことを考えているとせっかくつかみかけてきた中性浮力と機材の練習を目的として今月も潜りたくなる。
 カレンダーを見ながら・・・あっ、東京出張でそのまま沖縄に行けばよいのか。代休日を合わせるとゆけるではないか。それで名古屋市の委員会の前日に戻ればよい。戻れなかったら委員会はパス。台風も来ていないし浦添市への調査もあるし、やはりもう一度ダイビングの練習をしに行こうか・・・。体力が続くかなぁー。
 そうなると土日出勤して本の原稿修正を前倒しでやってかたづければ後で時間が空く。最悪なのは、理由を付けてスケジュールを後におくることである。だから前倒しによって複数のスケジュールが収斂できる。こうして時間をつむぎだすわけだ。

恩納村真栄田
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PEN LIFE1343. 山鉾巡行

2016年07月17日 | diving
 今日は祗園祭山鉾の巡行日。だから今朝は祇園囃子の音色で眼が醒め・・・ではなく報道用のヘリコプターの騒音で眼がさめた。日曜日が巡行日になるのも珍しいが、今日は雨模様だからビニール巡行とはさえない。当然人出は大変多く、こちらは見に行く気分ではない。
 かって夏晴れの時に、 当時は全ての山鉾が1日で巡行していたから御池通りに脚立を立てて全ての山鉾を撮影したことがある。全て撮影しておかないと後で資料として使えないからだ。結果としてそうした資料を使うことはなかったが、撮影時の大変暑かったこと。熱中症一歩手前であり、祭後に食べたかき氷がすごく旨かったという記憶があつた。もうあの経験はしたくない。
 通例山鉾の巡行の頃に梅雨もあける。予報では明日からは夏のようだ。こちらはすでにたっぷり沖縄で真夏を体感している。だからまだ梅雨だったのかと季節感もずれている。
 明日から京都は、沖縄並みに暑い夏。ただし沖縄のように海風がないので、暑いだけの夏・・・。

恩納村真栄田岬山田
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PEN LIFE1342. 現代語の言い回し方

2016年07月16日 | diving
 魚眼レンズだから必要以上に周囲のエレメントがうつる。そこでトリミングが必要だ。同じ位置で昨日の画像はトリミング後、今日の画像はノートリミング。トップライトから透けてみえる青空を強調したければ今日の画像。続けてみれば映画で後ろにカメラが下がってゆく案配か。
 画像を見ながら次回はこう撮ろうと考えていても、いざ潜るとそんなことはできないことを思い知らされる。まあいつも成り行きまかせ。
 それにしても青の洞窟をめざしてシュノーケリングでヒタヒタと先頭をゆくダイバーは格好いいじゃないか。腰の大きさからしてお姉ちゃんインストラクターと推測する。それに引ひきかえ後ろの4人組は笑える格好だ。やはりスポーツは訓練を積んで動作が決まってこないと格好が悪いよな。
 ふと思うのだがダイビングもそうだし車に乗るときもそうなのだが「命を預ける」という現代語的な言い回し方がある。 自分の努力は捨てておいて、あまにも他力本願な言葉である。 私は、これは概念として外れていると判断している。
「はい、命預けているんだからあんたはしっかり運転しなさいよ」といわれたら、私などは「別に他人の命を預かろうという意識はないですから、無理して乗らなくていいですよ」と答えてしまう。そう考えるとこの言葉は、どこか命令形のニュアンスを含んでいる。こちらとしては命令される立場にはない。英語で言えば、”support”とか”leave”だろうけど、命を預けるという概念自体がない。精々生命維持をサポートするぐらいの概念だ。つまり生命維持の基本は人間にあり全て自己責任なのである。それを機材や機器がサポートしてくれると理解したほうが正しい。
 仮に生命の維持を他力本願にしたら・・・と想像すると、それって!、一寸怖いんじゃないですか。他人が私の命を勝手に動かす!?、それじゃ私はロボットだよな。
 つまり他人に命を預けることなど論理的にはできないのだが、無意識のうちに選択する自由を捨てて他力本願にしがみつく。現代語は、時々私という主体性を放棄した珍奇な言い回し方が登場する。私は、そういう珍奇な世界には近づかないようにしている。

恩納村真栄田岬青の洞窟
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