Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fisheye71.至福の時間

2022年02月20日 | diving

 

 前にも書いたが、海がシケている時は、沖縄本島本部のゴリラチョップのビーチダイビングだ。実は、シケの時とかオープンウォーターと呼ぶ初心者講習の時は多くのダイビングショップがあつまるので、懐かしい顔に挨拶できたりして、そんなコミュニケーションがあって私の好きなところだ。それにレストハウスががあり、シャワーやトイレの設備も整っている。

 この日もダイビングショップの車でホテルから本部へゆく車中、こんな時期にゆく物好きダイバーは私一人なので、椅子に横になって寝ていた。気がついたらもう本部だったというのが、ドラえもんドアみたいで好きなところだ。

 いけば、元気な輩達がこのポイントに集まっている。そんな空気が天候の悪さを吹き飛ばしてくれて心地よい。

 それでいて結構魚がいたりする。このポイントの隣は大型船舶の港なので、潜れる範囲は限られている。みると巨大なフーチングの足場に遭遇した。さすが土木はデカい!。巨大な足場を横目にサンゴと魚たちを探して潜っていった。

 もう一つ、このポイントが好きな理由は、お昼は帰り道の途中のお店で食事ができることだ。この日は九州ラーメンだったな。

 そうして午後2時過ぎぐらいにはホテルに戻っている。疲れた時を寝て過ごす午後の時間も心地よい。そんな素晴らしい時間を与えてくれるのも本部の良いところだ。

 さてこの日はゆきつけの"PAPAS"のママの還暦の誕生日だった。いつもPAPASは夕飯代わりに利用しているスナックだ。早速お花を調達してお店へ出向いた。いゃー、ダイエット族には過剰にケーキなどを頂いて少し至福の1日だった。

71Fisheye

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Fisheye70.悩ましい画像データ

2022年02月19日 | diving

 

 2021年12月のこの年最後のダイビングでは、Gopro7だけを使おうと最初から決めていた。そうなると動画に専念できて気楽だ。

 ただGopro7にも欠点がある。通例デジカメは、どんな機材でも日付情報をボディに保存できる。それは弱い電量を常に流し続け日付情報を維持しているからだ。その電量が切れると日付情報は初期化されてしまう点ではみな一緒なのだが、Gopro7はバッテリーを抜くとさっさと初期化されてしまう。だからバッテリー交換をしたら日付設定をするのが使う前の必須の操作である。

 しかしだよ、ダイビングボートの上で日付設定なんかできる環境ではない。そもそも2回のダイビングでバッテリーが消耗して調度お昼時なのだが、機材をかたづけたり、昼飯にありついたり、夏の余韻が残る慶良間の海に没頭していると、バッテリーは交換するが、当然そんな面倒な操作は忘れてしまう。

  そんなわけでMacに画像データを移し替えたとき、そのサボりが如実に働く。つまり日付順に保存されないで、ひどいときには一番古い工場出荷時の日付で保存されたり、前回のダイビングの後に保存されたりと少し悩ましい事が起きる。

 そんなわけで画像ナンバーを頼りに、今回の画像を集める作業も少し難儀だ。もちろんMacの写真ソフトには順序不同で並ばれているから、整理できない状態だ。

 こうした不具合は、最新のGopro10のモデルでは、さすがに改善されたようだ。

 もう一つ悩ましいことがある。それは動画のためデータ量が大きいことだ。早々にMacの写真ソフトはいつ杯になるだろう。だから動画だけは外付けNASへ保存している。これまでcloudに整理して保存されていたブログデータに変調をきたす。

 このように動画も随分と面倒くさい。ここでアップさせている動画はすべてハイビジョンクラスだが、聴視者はならば4Kで・・、と簡単にいってくれる。撮影は4Kで撮っているがYouTubeのアップは画質を下げてハイビジョンクラスでアップだ。やはり4Kにしたときの画像データが大きすぎることが難点なのである。

 そんなわけでハイビジョンクラスで動画をアップさせているが、解像度は最大、読み込みは品質優先でYouTubeにアップ。今回も4GBを越えるデータ量だ。毎日その程度の画像をブログにアップさせると8TBのNASも早晩一杯になるだろう。画像データは、何かと悩ましいのである。

 そんな大容量のデータをNASに15分ぐらいかけて保存し、やれやれと思っていると、タイトルに誤植を見つけた。もう直すのが面倒だ。だからそのままにしている。いつか直そう・・。いや面倒だから直さないな(*^▽^*)。動画はアップさせたら、いじりたくない。そんな気分が濃厚だ。

 

Fisheye70

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Fisheye69.寒さの悪循環の系譜

2022年02月18日 | diving

 

 このブログを書いている12月22日は、冬至であった。京都市内の外気温3°。週末は雪模様の寒い日が続いていた。

 寒さの悪循環という体内の現象がある。先ず外気温が下がると身体は過敏に反応する。そこでヒートテックを着込んだり、厚いセーターに着替えたりと、身支度をしだす。それが悪循環の始まりだ。さらに寒くなると羽毛のコートなどを取り出し、それでも寒くなると家に閉じこもるしかない。それは、つまり身体が冬の寒さに順応しようとする前に防寒につとめるわけだ。

 そうなると身体が冬の寒さに慣れる時間は、どこにいったんだい!?、ということになる。やはり少し寒いのを我慢して身体を冬の寒さに慣らす時間を設けたい。身体が慣れてくると、ヒートテックに頼らずにすんでいる。ただし、いまのところはだが・・・・。

 私も危うく冬の悪循環の系譜にのみこまれそうになった。沖縄で暖かい気候を経験し身体に少し余裕ができたためか、京都に戻ってもヒートテックの世話にはならずに済んでいる。少し肌寒いぐらいで調度良さそうだ。ダイビング効果だ。

 そうやって少し冬の寒さに身体をならしつつ、しかしどうしても寒いときは、やはりヒートテックを着込もうと思う。だがまてよ、ヒートテックって本当に暖かいのだろうか。それよりは、厚手の綿のTシャツのほうが暖かいと思う事もある。

 まあ、そのあたりの事情は、さらに寒くなってみないとわからない。身体を冬の寒さに慣れてから、厚着をすべく努力中である。というかやせ我慢に少し近い。

Fisheye69

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Fisheye68. 続・光芒のダイビング

2022年02月17日 | diving

 

 光芒のダイビングの続き
 午前中は、光が射す幻想的な水中だった。この時期のダイビングとしては珍しく、光が直線的に射す環境だった。波がないから直線的に射す。このようなことは、潜らないとわからない。

 実際北風は吹いているのだが、島の反対側に私達はいるので、その影響を受けないで済む。そこが潜れるダイビングポイントだ。ボートも少ないから、ポイントの真上に停泊できる。

 ダイビングの最初の実習であるオープンウォーターの頃を思い出していた。あろうことか初心者が年末の冬の海でダイビング初体験。思ったほどには、綺麗な海ではなかったと思った。今では思い出したくないビギナーの経験である。

 さて海がシケる前日の慶良間諸島だった。明日は本島でビーチダイビングだから、今日という時間をたっぷり楽しもうという魂胆だ。

 冬の前の暖かい一時の海だった。

Fisheye68

 

追記

 冬季オリンピックをみ

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Fisheye67.光が揺らめく

2022年02月16日 | diving

 

 12月のダイビングは北風で海が荒れ、ボートは揺れに揺れ、水中は濁っているかもしれない。そんな諦め気分で出かけることが多い。意外なことに儀志布西のポイントは、島が北風をよけ水面は静かだった。潜ってみれば光芒が直線で水底に届き幻想的なアクアスケープだ。

 そんな美しさは、動画では表現できないが、その気分ぐらいが映っていれば上出来だろう。予想外の季節に予想外の風景に遭遇した。こんなこともあるんだ。

 だから潜ってみなければわからない世界だ。最初のダイビングは海が荒らされていないので、大変透明度が高い。それが次第に濁ってくる。もちろん濁らせているのは、私達ダイバーが巻き上げる砂塵なのだが。

 それでも、1日たつと元の透明度が高い海に戻る。毎日そんなことの繰り返しだ。

Fisheye67.光が揺らめく

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Fisheye66.フグに遊んでもらっている

2022年02月15日 | diving

 

 慶良間諸島の海。水温は23°とこの季節としては暖かいのか・・・。

姿が見えないが多分ゴシキエビ。そしてユカタハタのツーショットだ。2匹が重なる瞬間はビデオを回さないとね。

ユカタハタはミーバエともいったと思うが、市場当たりでは高級魚らしい。つまり旨いということだ。といってダイバーがユカタハタを捕まえて水上へ引き上げるのは法律違反だから、しませんけど。

フグは、遊び相手だ。お腹を膨らませると俄然動作が鈍くなり、もてあそぶのに格好の玩具だ。小さなヒレがパタパタと動く様なんか、まさにゼンマイ仕掛けの玩具のようだ。まあそんなふうにフグに遊んでもらっている。そしてバカにしやがって・・というそぶりで逃げてゆく。

 平和な水中の風景である。

Fisheye66ver2

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Fisheye65. 海がシケている、ならば本部へゆこう!

2022年02月14日 | diving

 

 この日は、海がシケていた。だからダイビングボートのほとんどは結構した。私はためらわず本部のゴリラチョップへ車で出かけた。那覇市内から本部まで1時間半ぐらいだろうか。ダイバーは私一人だったので車の中で横になって寝ていたら、ほどなくついてしまった。久しぶりのビーチエントリーだ。

 本部は、隣は港だし、そんなに変化のある地形ではない。それでも、この日は結構な魚に遭遇できた。意外に面白かった半日だった。

 それに、我が郷土京都府の乙訓高校の修学旅行生の体験ダイビングと鉢合わせした。パンデミックで修学旅行が延び延びになっていたのだろう。彼らの表情は、とても愉しそうだった。多分将来ダイバーになる生徒も出てくるだろう。海のない街京都のダイバーだ。沖縄に来ればダイビングの養成スクールがある。

 彼らを教えていたのが、私がいつもも潜るインストラクター達だった。どことなく同窓会的、といって一ヶ月ふりなのだが。

 本部のビーチは、公園として整備されているから、レストハウスもついているのでダイバーにとっては快適な場所だ。ついでに公園内にテラスのあるレストランでもつけてくれたら世話はないし、ダイビングをする人達や海を眺めながらのランチは最高の時間なのだけど・・・・。

 

Fisheye65. MOTOBU

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Fisheye64. ツァイス風水中ランドスケープ

2022年02月13日 | diving

 

 天気予報では北風。だから寒い1日を覚悟していたが、この日は暖かい沖縄の12月だった。ダイビングで潜れば光芒が水中に直線で射しており幻想的に美しい。その美しさは、撮影機材でも表現しきれない。

 自然のランドスケープは、実際に見に行くほかない。それを画像に収めても、画像がその美しさを表現してくれるかといえば、多分何分の一ぐらいの表現力でしかない。それを画像修正で記憶のランドスケープに近づける努力はするが。

 そうかと思えば、実物以上に画像補正の効果があって迫力を増したり、といった場合だってある。写真の世界は、まさにそれだろう。静止画だから補正できるが、動画では補正にも手間暇のかけ方で可能だが、毎日のブログアップでは限度がある。といって揺らめく光は動画でなければ表現できない。

 動画で撮影しておいて、後で静止画に切り出す方法が一般的だ。切り出せば加工は自在だ。このブログの静止画では、動画を切り出しツァィス風色調にしている。もちろんツァイスは過去に水中機材がなかったので、ツァイス風水中ランドスケープなんてあり得ないけど・・・。

Fisheye64.GISHIP,KARAMA ISLAND

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Fisheye63. 冴えない12月の慶良間諸島は意外だった

2022年02月12日 | diving

 

 実は、昨年12月12日から三日間のダイビングに出かけた。例年この時期の沖縄は冬の入り口の頃だ。だが予想外に暖かく、中1日の海のシケを除けば、水温24°と外気温より暖かく素晴らしいダイビング日和だった。

 朝、最初のダイビングは、慶良間諸島儀布西のポイントだった。いつも最初の日の最初のダイビングは気分が重たいのだ。なによりも体調が水に慣れていないし、耳のエア抜きだって不安があるからだ。これまでのダイビングで耳抜きができなかったことは一度もないけど・・・。

 ボートから飛び込み水中を見回したら、素晴らしい透明度。そして光の光芒がまっすく水中に差し込んでいる。そんな光芒に照らし出された海底は、光が踊っている。水と光の饗宴といったらよいか。12月の冴えない季節に、こんなに美しい風景に遭遇できるとは思ってもいなかった。

 そんな水中をGopro7で撮影していた。少し青みが強い特性はあるが、それ自体は水中で好都合だし、なにより発色が良い。それに加えて小さく軽いのがありがたい。以前はオリンパスEM-1のハウジングに標準的な水中ライトを使用していた頃から比べれば、はるかに軽い装備だ。

 ただしバッテリー交換をすると日付設定が初期化されてしまったり、スリープ解除と撮影機能が同時に働かないなどの短所もあり、ここは使い慣れるほかない。

 それでも、傷のついたINONの魚眼レンズとともに、今の私のメイン機材だ。

WEST GISHIP,DECEMBER of KERAMA

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Fisheye62. Chibishi Island

2022年01月25日 | diving

 

 11月のダイビングもラスト画像となった。最後は沖縄本島と慶良間諸島の中間地点にある扁平な島のチービシ諸島だ。ここへくるということは、波が高く慶良間までゆくことができないからだ。チービシから慶良間方向をみれば白い波が立っている。

 ただ、ここの利点は沖縄本島から30分でこれる立地の良さにある。以前夏なのにビジターは私一人で、インストラクターと一緒に大変小さなボートというよりは釣り船でチービシ諸島まで出かけたことがあった。お昼は本島に戻って、1件しかないそば屋のよしずの覆いの下で沖縄そばをすすっていた。その時ああっ!、熱い日射しと海からの風が通り抜ける街の空気が沖縄だねぇー!!、と痛感したことがある。

 動画も先ずは撮影しないことには始まらない。ミニストーリー風に動画を展開させてゆくから、一定数の撮影画像が必要だ。したがってデータ量が多い。その中から動画と、動画を切り出した静止画画像を拾い出す。静止画画像は、photoshopで色調補正ができるので、いつものツァイス風色調に補正している。

 もちろん動画も色調補正できるが、iMoveはスマホ並の補正であり、大雑把すぎて使いにくい。もちろんphotoshopで丹念に補正できるが面倒くさい。そもそも傷だらけの魚眼レンズで撮影しているから、こちらも手をかけようとする意欲が希薄。

 であれば、我が京都の紅葉でも動画撮影しようかと思うが、今ひとつ意欲がわかない。というのも、そんな画像はすでにYouTube上に数多くあるし、そっちを見てよという気分が濃厚だ。だって陽が落ちて次第に街の風景が変わってゆく様子をタイムラプスを用いて長時間撮影する根性は私にはない。

 つまり私は気が短いのだろう。言い換えれば、動画撮影に専念する人たちは気が長いというべきか。

Fisheye62.Chibishi Island

 

沖縄県チービシ諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye61. カミソリウオ

2022年01月24日 | diving

 

  海底を流れにに乗って行くカミソリウオをとらえた。トビウオ科の一種、小さな脊椎動物や動物ブランクトンを食べる肉食の海底魚、観賞用として飼育されるとWikには記載されていた。確かサンゴに寄生してところをインストラクターは教えてくれた事があるが、わからない。海底を流れてゆく姿ではじめて発見。

 およそ生物系の名前に疎い人間にとっては、そんなもんですか・・・、なのだが、遭遇する機会は少ない。これを観賞用に捕獲するなんざぁー、余程魚の生態に詳しい人間がいるもんだ。

 11月の沖縄は魚も少ない。食物連鎖で小魚は食べられちゃったという説だ。そんな海の食物連鎖に関する概説書を探したが、なかった。つまりまだわからない事が多い海の世界である。

Fisheye61.

 

Copro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye58 雨と雷雨

2022年01月21日 | diving

 

 動画編集を始めると静止画のような神経がいらないので、はまりそうだ。

それに愚作画像でも見栄えが良い。そうは思いつつ、次回は手ぶれに気をつけようとか、色々課題も浮かぶ。さしあたり魚眼レンズは交換したい。INON性製だから3万円と安いのは助かる。消耗品だよ。なにしろ海底で身体を支えたりしたわけだから、レンズが傷だらけで、それが画像に写るから。

この日は朝から雨だった。ダイビングの車が迎えに来る頃なんかは、波が高く今日は中止になりますように、と願いつつ車がやってきて、「今日は、行きます!」だ。

それでみんなの後にくっついていって、水中に入ると少し元気を回復するわけだ。それにしたって激しい雨模様だから光が乏しい。それでも天空光があり、太陽光は厚い雲を突き抜けて水面に到達している。おかげて水中も光が届くが、コントラストができる程ではない。風景が弱々しいのだ。

それでも、激しい雨と雷が響く1日のダイビングを終え、港に帰る頃には少し晴れ間がのぞいている。そういうときは、明日に期待だ。そんな雨の時のダイビングというのも、記憶に残り忘れがたい時間なのである。

Fisheye58 HD 1080p

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye57. 魚の捕り方

2022年01月20日 | diving

 

 クマノミ、デバスズメダイ、アマミスズメダイ、ルリスズメダイ・・・、つまり沖縄を代表する魚たち。それもスズメダイ科の魚ばかりだ。スズメダイというぐらいだから、鯛の一種だ。その合間にチョウチョウウオがいたり、ベラがいたりする。

画像で撮っているから後で画像と図鑑を照合すれば魚の種類はわかるさ、なんていうのは甘かった。つまり図鑑の色だって正確ではないのだ。

実際は、魚を採取して図鑑と照合しないと本当のところはわからない。といってダイバーが採取すれば漁業法違反で御用となる。潜ればウニなんかゴミのように転がっている。拾えば食べられそうだ。だけどルール違反だから捕りません。まあグローブを突き抜ける棘は痛いしさ・・。

法律では、魚の捕り方まで定められており、違う漁法で捕ることは国内法で禁じられている。

そこへ中国船籍の漁船が現れ底引き網で一気にかっさらってゆく、と言うのが現実。日本としては、歯がゆい限りかもしれない。

Fisheye57 HD 1080p

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye56. ダイビングのボート

2022年01月19日 | diving

 

 ダイビングを終えて酸素も少なくなった頃、頭上に見えるボートは、生命線だということを痛感する。これがなければ、ダイバー達は海に浮かんでいるほかない。

 伝え聞いた話では、実際にボートで急病人が発生し、島の診療所へ救急搬送したことがあった。そのとき救命胴衣やボートなどを海上にばらまき、ダイバー達は船の帰りを海上で待っていた。やがてボートはフルスピードで戻ってきた。ボートに上がったら室内の備品などが全て散乱した状態だったと聞いた。

 船は、海上に出たダイバーを見捨てることは絶対にしない。

 慶良間諸島にゆくときは、そのときの状況によって30人のボートが異なる。それぞれに個性があって面白い。

 アジュメールはお昼が船長ファミリーの手作りであり、カレーやタコライスなどに温かいスープが付いてくる。そしてデザートにパイナップルやグレープフルーツが必ず出てくる。

 フラップは、ドリフトダイビングなど、様々なダイビングにつきあってくれる。こじんまりしているけどフランクな空気のあるボートだ。

 ファミーユは50人乗りの大型船だが、そのわりには船足が速く、そして室内も広いからダイビング機材も余裕でおくことができ、さらに上甲板は、夏の太陽を浴びて肌を焼くのには最適の場所だ。つまり万事コンセプチュアルな船だ。

 那覇港から慶良間諸島まで、およそ1時間。この時期は北風が吹き、2mを越える波がたつ。ボートは揺れに揺れながら慶良間諸島にたどり着くし、それができないときは中間地点のチービシ諸島迄となる。冬の時期の特徴である。

Fisheye56 HD 1080p

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Fisheye55. 沖縄固有の北風

2022年01月18日 | diving

 

 パンデミックで1年3ヶ月ダイビングを休んでいたが、潜ってみれば、早速潜水技術を思い出している。躯で覚えたものは、容易には忘れないのだろう。

 今回は動画で撮影しようという方針を立てたので、以前よりもガツガツと被写体を追い求めて・・・、という気分ではない。特定の魚に狙いを定めないのだから、撮り方としては気楽。どうせ魚眼レンズだし、アップなんか無理よ!、という意識が働いているのかもしれない。

  そもそも全ての被写体を一つのレンズ撮ろうというのが間違いの元。被写体には撮れるものと撮れないものがある。撮れなきゃ諦めろが写真の世界。

 沖縄は12月まで潜れるが、つまり泳げるが、1月〜3月は、沖縄固有の北風が強いので無理でしょう。その北風は、海岸沿いの陸地にいると小さなうなり声のように聞こえる。つまり風がうるさい、という感覚だ。でも寒くはないのが沖縄だ。

 沖縄県人に言わせれば、そうした冬の期間が暑くもなく、すごしやすくて良いらしい。

 

Fisheye55

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+魚眼レンズ

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