Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング289. 小説:小樽の翆220.  小太郎君の彼女

2020年10月31日 | Sensual novel

 

 小樽高校は、作家伊藤整を輩出したぐらいだから、市内ではNO1の歴史と偏差値をもつ公立高校だ。自由な校風だから、制服がなく、細かい規則もなく、そしてプールもない。小太郎が通学している高校だ。同級生で美術部の部活が一緒の母一人子一人の陽茉凛が小太郎の恋人だ。

・・・

小太郎「ふぅー、進路相談会が終わった」

陽茉凛(ひまり)「どうだったの?」

小太郎「相談することもなく防衛大だよ。先生が北大じゃいけないのかって?」

陽茉凛「だって北大の合格圏内だもん」

小太郎「俺、夏の大学公開でみたんだ。北大たって飛行機の模型をいじっているのではねぇー、防衛大は実物だからね。その差は大きいよ。だから陽茉凛は、首都圏の大学を受けるべし!」

陽茉凛「うーーん、ならば多摩美か筑波だな?。小太郎はアッサリ美術の世界を捨てたよね」

小太郎「捨てたわけじゃないけど、数学を理解するのに美術、つまりイラストで覚えたんだ」

陽茉凛「数学を図解で?」

小太郎「我が家の教育方針で、わからないことは全てイラストにすればいいじゃん、というのがあったんだ。パパがつくった手製のテキストは、微積分を全部イラストにしちゃったのよ。図解と言っても数学の人の図解ではなくて、芸術系の図解だから、最初から全部空間になっているの。そのなかでこれは薄っぺらい板に描いた線で・・・とやっていたら簡単にわかっちゃった。それを数式にすると、こんな風に表現すればいいじゃんとなってさ。美術の応用だよ・・・」

陽茉凛「だもん、小太郎は、幾何学なんかダントツだよね」

小太郎「幾何学は空間で考えれば簡単。陽茉凛は何を専攻するの?」

陽茉凛「やっぱ、グラフィックデザインかなぁー」

小太郎「じゃあ将来はデザイナー志望だ。陽茉凛は美術を勉強して素直に美大志望だけど、ボクは横に走ったもんね。担任だって、最初は、ボ・ウ・エ・イ・ダ・イ?。何それ?、って顔してたもん

陽茉凛「小太郎らしいじゃん、回りの期待に応えないとういあたりが・・(笑)」

小太郎「それをいわれると思い出す・・・、あれ!」

陽茉凛「運動会のクラス対抗リレー。クラス一押しで推薦されて、走り出して一気に5人抜きをしようとしたら大きくこけちゃって、しかもバトンが観客席に飛んでちゃって、それを探しているうちに周回遅れで次の走者に不思議な目をされながら追い越されて、クラスのみんなは目が点になって、それでビリで・・・あれ笑えたよね」

小太郎「ボクっていつも人から期待されて、それに応えない運命なのです(笑)」

陽茉凛「それにしても首都圏の大学かぁー、ママと相談してみよ!。それよか今日は、家に来ない。ママが出張で一人だから寂しいよぉー、夕飯、つくるからさぁー」

小太郎「OK!、夕飯のあとでいつものエッチ!!

陽茉凛「もう、しょうがないんだからぁー(笑)」

小太郎「青姦に比べたら快適じゃん」

青姦といえば、小樽の郊外は小さな山が多いから、灌木に囲われたプライベートな空間が数多くある。そのあたりが都会の窮屈さとは違っている。恋人達の山々なんだろう。

・・・・

小樽の夕陽が早々と沈みかけている。もう冬が近いかなぁー。

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ドローイング288. 小説:小樽の翆219.  芋煮会の予告

2020年10月30日 | Sensual novel

 

 翆は日勤。アチキは家でテレワーク。テレワークには、そんなもんで人生の大きな仕事ができるかとする意見にアチキは一票いれるが・・・。

 ただしこれを一度やったらアチキは、大学までゆく必要が無いから手を抜くのに調度よい。実は、これ、大学の先生にとっては、やめられない悪魔の方法なんだ。

 そんなわけで、最近は、テレワーク用の背景を印刷したので翆の木賃アパートの床の間に貼り付けて、いかにも大学の研究室みたいな雰囲気をだして、テレワークで講義をする。テキストは事前に学生全てにメールで送ってあるから問題なし。これで週二日は、ゆかなければならない大学へ、ゆかなくて済む。

 そんなわけで午後からは、花園の画材屋にでかけて絵具を物色する。さて店を出たら、遠くから、みたことがあるカップルが近づいてくる。

「なんだあ、マサヒロ君と茉莉さんじゃないぁー。茉莉さん二人目のおめでただってぇー。お腹大きいじゃん」

茉莉「年末に出産かなぁー」

マサヒロ「あのねぇ、お爺ちゃん達が、今度芋煮会をやろうといってた。ツカモッチャン先生の所も全部声かけて、全員集合だって」

「へぇーー、そりゃ面白そうだね、一体何人いたかなぁー」

茉莉「おじいちゃんが、また外でやるので、あまり寒くならないうちにやろうよ!、って。ハロウィンだと遅すぎるから小樽は寒いでしょう、それで芋煮会だって」

「お爺ちゃん達、またチキン焼くんだ」

マサヒロ「それ、あの人の定番ですから・・・、もちろんお鍋も用意して和洋折衷でやります」

「日程を合わせるのって大変じゃない?」

マサヒロ「日程合わせていたらできないです。簡単なのは、全員集まれぇーというと、全員集まってくる号令一下です。だからその日にデートの予定をしていたら、彼氏彼女も読んできなさいだって。それでみんなやってくる」

「フゥーーん、また翆とゆくよ」

・・・

花園通り、秋の空、その先は雪だ。どうも今年は冬が遅いのかもしれない。

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ドローイング287. 小説:小樽の翆218.  それぞれの秋が一堂に会した

2020年10月29日 | Sensual novel

 

翆「晃子さんからのスマホでお誘いです。アチキもおいでって」

「ほう、ほならゆきますかーーー」

翆「文さんのお店。最近新メニューができて繁盛しているらしいの、お肉よーー」

「はあ?、居酒屋でお肉??」

・・・・

文さんの店にゆくと、晃子さんが既にいた。

文「あら、翆の旦那と一緒なのね。噂の先生ね!」

「まあ、そんな仕事です」

晃子「先ず生ビール!、いつもの燻製ステーキのフルコースを入れてね(笑)。随分と、はやっているじゃん」

文「健さんがつくってくれた燻製ステーキが好評なの。それでね週末だけアルバイトを雇ったの。みっちゃん、お客さんに飲み物届けてぇー」

「はぁーーい」

そういってアルバイトのはっぴを着たみっちゃんが生ビールを持ってきた。

翆「あら!!!・・、ツカモッチャンところの美希さんじゃん!!」

美希「あっ、まずい!、もうバレたか、まあいいかぁー」

文「お知り合い?」

翆「お友達のお嬢さん!

晃子「なんだぁー、みんな知り合いばかりじゃないかぁー」

美希「はい、お待ちかねのセットですぅー」

翆「わぁーすごい!、居酒屋さんなのに完全に洋食系だよ」

晃子「これが牛肉の燻製コース!」

翆「全部燻製なんだ」

文「そう、健さんが馬喰小屋で燻製用のかまをこしらえて、そこでつくっているの」

「これ!、昔食べたことがある。本場はアメリカのテキサスで、スモークヤードといってた、これ絶対に旨い・・・」

文「よかった、お口に合って」

晃子「なんだぁー、皆さん目がないですねぇー」

「だって、これ、本格的に燻製にされているもん」

・・・

つまり牛肉の燻製フルコースで盛り上がっていった。

「美希ちゃーん、ビール飲まない?」

翆「まだ未成年、ん?」

「はい、いただきますぅー」

翆「あら・・・」

それぞれの秋が一堂に会したみたいだ。

・・・

小樽の秋も深まってきた。

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ドローイング286. 小説:小樽の翆217.  それぞれの秋、晃子さん

2020年10月28日 | Sensual novel

 

晃子さんは夜勤が明けて久しぶりの休日がもらえた。

・・・

晃子「ウッうーーん、身体が燃え続けている。納まらない」

そういって晃子さんは、ベッドの上を転がってゆく。

晃子「レスリングで鍛えたから、つくづく美ボディだけど、しかし子供はいるが、男がいないという不思議な現実。やはりオトコをつくらないと身体をもてあますなぁー」

そういって晃子さんはオナニーをしていた。

晃子「なんか一人じゃ空しいな、やはりオトコをつくろうっと・・・」

・・・

ライティングビューローには、父親が送ってきた花婿候補(といってもバツイチなんだけど)の履歴書が置いてある。これかなぁー、それともいまいる医者のセックスフレンドかなぁー、悩ましいねぇー。大学の先生みたいに、何が起きてもマイペースという見識があるほうがいいよなぁー

さて、今晩は休日だから翆も家にいるだろう。スマホしてみよ!。

晃子「翆ーーー、今晩、文さんの所にゆかない?」

翆「OKよ!」

晃子「そうだ、アチキも連れておいでよ、文さんのところ、新しいメニューができて評判なのよ。予約しておくから、おいでよ」

翆「居酒屋さんで予約!?・・・」

・・・

さて、夕飯は、文さんのところで宴会!。

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ドローイング285. 小説:小樽の翆216.  それぞれの秋、文さん

2020年10月27日 | Sensual novel

 

健さん「文!、四つん這いになれ!、今日はいじめてみたい気分だ!!」

文「こうですかぁー・・」

文さんが恐る恐る四つん這いになって・・・

健さん「もっと頭を畳に付けて、お尻をあげて・・・」

文「モロあそこが見えますよね、恥ずかしいです」

健さん「それでいい、恥ずかしいところがよく見える」

文「いやですよ、あんまりジロジロ見ないでくださいね」

そういって健さんが、文さんの股間をなで始め、少し潤んできた。突然・・・

文「ウッ!!ウッ!!。そんなにいきなり入れなくても私は逃げませんよぉー

健さん「文のようなおとなしい女を恥ずかしい格好させて強姦する気分がええんだわ

文「いやですよー、そんなの。でもいじめてみたいというのは、オトコの人の気分なんですかねぇー、ウッ、ウッ、ウッ、アッ、アツ、アッーーー」

健さんがペニスで文さんの膣を思いっきり突いた。文さんの頭が畳に押しつけられ、その分腰がさらに上を向く。そこには健さんの太いペニスがしっかりささっている。

文「イッイッイーーーー、痛たたたっー、膣を壊さないでくださいね、一つしかありませんから・・・」

健さん「いいか、これでも、いいかぁ・・・」

そういって健さんが手を前に回し、文さんのオサネをなで回した。

文「とてもいいですよーー、アッ、アッ、アッ、ああああーーーーー」

健さんのペニスを入れたまま、文さんの身体が激しく痙攣した。

文「なんか強姦されて、いっちゃったみたいです」

健さん「まだまだだよ!」

文「えっ、まだゆくんですか・・・・」

そういって文さんの腰を支えながら、健さんの激しいピストンが続く。

・・・・

そうやって文さんは3回上り詰め、ようやく健さんの精子を受け入れた。

文「ハア、ハア、ハア、もう身体が動かないですぅー」

そうやって文さんは、健さんに射されたまま布団に伏せてしまった。

・・・

さてお店の準備をしなきゃね。

最近、健さんのビーフの燻製ステーキが評判で、週末は結構忙しい。だから週末だけ、アルバイトを頼んだ。

文「今日は燻製は大丈夫ですか?」

健さん「十分用意してきた。日持ちするしね。俺これから馬喰の仕事があるから、帰るのは夜中だな」

そういい残して健さんは、仕事先へ向かった。

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ドローイング284. 小説:小樽の翆215.  それぞれの秋、美希さん

2020年10月26日 | Sensual novel

 

秋の柔らかい陽がさしている。

美希さんは、スマホをつついている。

美希「なんかクズばっかりだなぁー。なんかもっといいの、ないかなぁー、やってみるかなぁー、一寸だけ」

・・・

小春「お姉ちゃんがいる!、あっ、男捜し、してんだぁー」

美希「うるさいねぇー、いちゃ、いけないかよぉー、あっ、小春、この間、初体験したよね!、お姉ちゃんの側においでぇー・・・」

小春「なんか悪い予感、お姉ちゃんに話さなきゃ良かった」

そういって小春がお姉ちゃんの側にゆくと、お姉ちゃんは、こうしてああして、そういって小春の衣類を全部はぎ取って・・・

小春「あっ、やだん!、せっかく着たのにさあ。そんなとこ見たって初体験のあとなんかないですよーーう」

美希「これ感じる?」

そういって美希姉ちゃんが小春にキスして、乳首を撫でていた。

小春「うーーん・・・」

美希「これは?」

美希姉ちゃんは、小春のパンツに手を入れて股間を撫でている。

小春「少しね!」

美希「少しかぁー、やりがいないなあーーー、じゃあ小春がお姉ちゃんのを撫でてみて!」

小春「えっ!、お姉ちゃんの!、こうかなぁー・・・」

美希「痛いってば!、もう少し愛情をこめて、やさしーーく撫でるのよー」

小春「お姉ちゃんに愛情もてないけどなぁー」

美希「こうなでるのよ・・・」

小春「あっ、感じてきた。お姉ちゃん旨い」

美希「小春もやってみて。あっ、そうなでるのよ!」

小春の小さな手が美希さんの股間を撫でている。

美希「小春、キスして!」

そういってしばらく二人で抱き合っていた。

美希「小春の硬い身体が初々しくていいよ、レズしようよ!」

小春「レズ?、女の人同士でセックスすること?」

美希「そうよ」

小春「やだん!、オトコの方がいいですぅー」

美希「チェッ、ちと早かったか・・・」

・・・

さて、週末だし、ここ、いってみるかぁー、バイト!。

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ドローイング283. 小説:小樽の翆214.  それぞれの秋、翆

2020年10月25日 | Sensual novel

 

翆は久しぶりに休日。

翆「アチキィー、今日は目隠しして足をしばってぇーー」

「おや、ソフトSMですかぁー」

何処で刺激されたのか、刺激されちゃうと、やってみたくなるのも翆らしいな。

「じゃあ、アイマスクに紐で縛りま・す・か・・・」

翆「真っ暗で、何されるかわかんない不安感がいい」

「何されるか、わかんない・・・」

じゃあ、翆の菊座に少し指をいれてみようか。

翆「ウッ、ウッ!、そこ!、変な感じ・・・」

縛った翆の足を上に上げて、股間の割れ目を撫でている。指の感覚が、次第に潤ってくるのがわかる。

翆「アチキー、いつものように抱いてぇーー」

そういって翆の口にイチブツを近づけ、翆がアウンと咥えている。アイマスクをした翆の頭が激しく動く。

翆の頭を押さえつけて最奥までいれてみる。

翆の手がアチキの股間を押さえて・・・

翆「ウッ、ウッ、息苦しい・・・・」

口から抜くと翆はむせかえっている。

翆「入ってきてぇー」

ならば縛った翆の足を上に延ばして膣に入れてみようか。足を閉じているので入りにくそうだが、そのままズフズブといれてみた。

翆「ハア、ハア、ハア・・・、今度は後ろから・・・」

翆を転がして後ろから。しかし足を縛っているので奥まで入りきらない。そうだ、菊座にいれてみようか。切っ先をあてても入る気配がないが、少しずつ腰を押しつけてゆくと、菊座の中へジリジリとはいってゆく。翆が赤い顔をして眉間にしわが寄っている。翆の手がアチキの手を握っている。

翆「ハッウッ、ウッ・・・・」

翆の肛門がアチキのイチブツを締め付け、手に力が入って放心した表情がいい。

翆「アッ、ウッーーーーウッ」

イチブツが締め付けられているので、そのまま直腸の大きな空間のなかに射精してしまった。何の手応えもないが・・・。

翆「いったの?」

「いっちゃったよ」

そういって翆の菊座から抜いた。

衛生認識が高い緑だから、浴室で消毒薬をつけて、洗ったくれた。

翆「なんか不思議な感覚だったよん」

女ってみんな一度はSM的なことに挑戦したがる。いじめられたい欲望があるんだろう。

・・・・

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ドローイング282. 小説:小樽の翆213.  芸術の秋

2020年10月24日 | Sensual novel

 

 最近、美希姉ちゃんは、彼氏から機材を借りだして撮影に没頭している。なにしろ彼氏は、勉強はできなくても裕福な家だからプロ並み機材を持っている。彼氏から機材の使い方を教わって・・・。

美希「EOS1かぁー、ボケの彼氏にしちゃ上出来。アイツに使わせておいたらカメラが泣くぜ・・・、よし!、私がプロ並みに酷使したろ!」

・・・

マサヒロ君の奥さんの茉莉さんが、年内出産予定だ。

美希「マタニティ・フォト撮ろうよ!。彼氏から撮影機材借りて猛勉強中」

茉莉「えっ、私、二子目だから、絵になるかなぁー」

美希「生まれちゃったら、撮れないよー!。撮影機材はバッチシ!

茉莉「じゃあ、今日は誰もいないから、アトリエで撮ろうか」

美希「馬鹿っぽい格好してよ。ディズニーのパンツとか・・・」

茉莉「えっ、そんなのないよぉー。じゃあ、これ。マサヒロがつくったアップルのシンボルマークの立体」

美希「マサヒロ君、アップル・フリークだからな。よし、じゃあ、あとはパソコンで画像を加工しよっと!」

茉莉「美希さん、もうパソコン使えるの?」

美希「もち!」

そんなわけで、茉莉さんのマタニティフォトを撮影して、高校のパソコンで加工することにした。

・・・

翌日

美希「できたぁー!、これ、どう?

茉莉「ええーーっ、いけてる、写真屋さんみたいね」

美希「なんかこの撮影って、はまりそう(笑)」

・・・

後日

小春「お姉ちゃん、ゴム頂戴。あらっ、これ、お姉ちぉんが撮ったの?」

美希「モチよーー」

小春「何処でこんな技術覚えたの?」

美希「彼氏・・・」

小春「お姉ちゃん、すごい才能があるんだ・・・、ヤリマンだけかと思った。不思議だね」

美希「ヤリマンとは馬鹿モン!、小春もさっさと妊娠してお腹ふくらませておいで。お姉ちゃんが撮ったル。小学生のマタニティ・フォト・・、面白そうだなぁー。ゴムいらんだろーーーー」

小春「いる、いる、いるってばぁー。お姉ちゃん、私、来年中学だよ・・・」

美希「中学生でもいいじゃん、さっさと妊娠して、お腹、大きくしておいで!」

小春「えっえーー、それって、乱暴だヨーーん。まだ彼氏ができたばかりだもん。お姉ちゃんは、小春の人生より写真に夢中になってるぅー」

・・・

芸術の秋!、小樽は紅葉がまっさかりだ。

 

元図版出典

白雪姫と7人の小人達:https://www.head-t.com/2015/03/2015-03-05.html

ロサンゼルスオリンピックCI:https://www.pinterest.jp/pin/525232375290391110/

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ドローイング281. 小説:小樽の翆212.  アチキの芸用解剖学

2020年10月23日 | Sensual novel

 

翆は日勤。夕食後の団らんで・・・

翆「オトコの人って女の股間が好きだよね?」

「そりゃ、セックスシンボルだからだろう」

翆「アチキも関心があるんだ?」

「昔、そのアングルのデッサンを描いたな・・・、これだ!」

翆「よくこんなポーズをモデルさんがしてくれたねぇー」

「当時クロッキー会場が混んでいて、一つだけあった席がモデルさんの真横。でも寝ポーズでサプライズがあった。ちゃんと見たとおり大陰唇の間にみえる小陰唇も描いたよ。まあその話は置いといて、ですね・・・」

「つまり股間は、様々な筋肉が一同に集中している。

例えば人体表面だと大胸筋と腹直筋で覆われ、背面は広背筋と大臀筋で覆われている。それが股間で合わさり、さらに足の筋肉の端部でもある。足は大腿四頭筋と細い縫工筋が両方からやってきて股間で接続している。それだけでも腹直筋、大臀筋、大腿四頭筋、縫工筋、裏に回って大腿二頭筋や半幕様筋などの接合部だ。

そして胴体と足をつなぐわかりにくい腸腰筋が通り、いってみれば筋肉銀座だ」

翆「でっ、もっと小さな筋肉もあるよね」

「描ききれないから靱帯とあわせて、それは省略」

翆「この辺は小さな筋肉が多いんだ」

「例えば膣を締める筋肉だってぇー。もうそんな小さな筋肉まで、こちらはわかんないよ」

翆「(笑)」

「もし仮にだよ、こんな複雑なメカニズムを模してロボットを作れと言われたら、アチキだったらギブアップよ。それは飛行機の汚物を外に捨てる排出口、なんてわけにはゆかないのよ」

翆「股間は複雑なんだ、そこへ直腸や尿道や膣が加わり、このための筋肉と靱帯と神経と血管が通っていて・・・そうなったら、もう複雑過ぎて絵には描けないか」

「そこまで話がふくらむと、アチキはもうわかんない。そんな複雑なところをスキー事故で骨盤を骨折しましたなんていわれたら、もうこのあたりの全ての筋肉もグチャグチャでしょう。それを治そうとすれば、一つ一つかたづけるわけだから、医者も実に忍耐のいる手術だろうな」

翆「立体としてみると、そんなややこしいところなんだぁー」

「まあサディズムの本みたいに膣にバイブいれたなんて可愛い話さ。それが筋肉まで話が及んだらもう複雑系!。アナルセックスで肛門の括約筋がきれちゃったなんていったら、つながらないでしょう。二十歳の美ボディが人工肛門になっただって!、うん、そんな人いるかな?」

翆「実際には、いるとおもうよ。表に出ないだけで(笑)」

「ああっ、やっちまったですか・・・、だよね」

それはともかく、大学の芸用解剖学の講義は、骨格と体表面の筋肉しか教えてくれないから、アーティストとしては、それで十分だけど、その先になると医者の世界だね。複雑怪奇な女の股間か・・・。

・・・

小樽の紅葉も始まった頃だろう。

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ドローイング280. 小説:小樽の翆211.  スポーツクラブへ

2020年10月22日 | Sensual novel

 

 今日は翆も休日なので、といっても平日なのだが、一緒にナンタルのスポーツクラブへ出かけた。

いるわ、いるわ、美ボディのメス達が・・、いや女性達が。エクササイスをやるもの、エアロビクスをやるも、バレーをするものと、多様だ。不思議と女子大の講義に出かけた時の、ムッとする女の臭いがない。

翆「この時間に来る人達は、みんな主婦だよ」

「主婦!、それが美ボディづくりに励んでいるわけだ。何故そこまで美ボディに拘るか?」

翆「だって美ボディだと、ファッションだって自由に選べるし、あとは髪型を整えて、つまり格好良くなりたいというのが一番大きな理由だね。そのあたりの動機は、メンズと一緒かなぁー。余録として旦那が喜ぶ場合もあるけど・・」

「性欲の半分はオブジェクトとしてのボディの形態だからなぁー。だから美ボディの女を抱く、それだけでオキトキシンが分泌され性欲が高まりそうだ。美ボディの奥さんを抱えた旦那達の夜の生活は元気になる!。翆同様に・・・

翆「太っていてもダメ、細いのもダメ、そのバランスが取れているところが美ボディだね(笑)。ちゅうかぁ、今の主婦は子供を産んだら、先ずボディの回復に努めて、引き締まった体型にしてゆくのね。それがいまの主婦達の一般常識かなぁー」

「ここは、そんな美ボディがゴロゴロしているではないか。こういうところに美が固まっていたのかぁーー」

翆「ここへくると、もう口説きたくなる女達ばかりでしょう(笑)」

「だって、年齢を忘れさせてくれるよね」

翆「アチキも、鍛えないと、お腹が出てきて中年のメタボ体型になるよん」

「そうですかぁー、今は鍛えて美ボディを維持するのが、現代人の努めでしたかぁー」

そんなわけで、アチキもストレッチとエアロビクスの教室を申し込んだ。ここでやらないとメタボだという危機感で。

・・・

ナンタルの午後のマッタリとした秋の陽射しを浴びながら、健康的なボディづくりに、は・げ・み・ま・す・か・・・・・。

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ドローイング279. 小説:小樽の翆210.  ナースのシホさん

2020年10月21日 | Sensual novel

 

 翆の夜勤の休息タイム。翆そこへ晃子さんとシホさんがやってきて、3人共通の話題というと、シホさんのマゾがクローズアップされる。

シホ「もう、私が好き者の旦那のおかげでマゾヒズムなっちゃったという話は、知られちゃったよね」

晃子「シホさんて顔立ちが好いから、オトコは結構いじめたくなるんだろうな」

シホ「最近、こっているのが縄なの」

翆「あの縄で縛られて吊される奴ですかぁー」

シホ「そう、緊縛というのね。江戸時代の罪人を縛る補縄術あたりから、発達したらしいんだけど、ちゃんと緊縛師というのがいてしばるのね。それがねえ最近この話が大きくなってきちゃって、今マゾモデルをしているの」

晃子「何それ?」

シホ「実は、縛られるアダルト本をつくるから、モデルになってよ、という話を旦那が持ってきたの」

晃子「それでやったんだあ!」

シホ「それが本格的なのよ、札幌郊外の古い民家の大きな蔵を借りて、緊縛師や照明師やメイクの人やプロカメラマンまでやってきて撮影するの。それで僅かだけどモデル代もくれるの」

翆「わっ、すごい本にするんだ。でも身元ばれないの?」

シホ「もうバッチリメイクして、カツラつけて、多分わかんないなと思う。それに首と背中にホクロがあるんだけど、ちゃんと消しておきますっていうのよ、なんか本格的じゃないですか」

晃子「よくやるじゃん、もうばっちり撮影されるよね!」

シホ「そうよ!、足なんかひろげさせられて陰部なんかモロよね、旦那にマゾの調教を受けたから恥ずかしいという感覚がなくなっているのかな。恥ずかしいの上の感覚といったらいいかな。もう吊されてバッチリ撮られて本になっているわ」

翆「その本ないの?」

シホ「実は、あるんだ、ここに」

そういってシホさんがトートバックの中から本を取り出した。

翆「あっすごい、こうしてみるとどれがシホさんかわからないねぇー」

シホ「これそう、天井の梁からもろ、つるされているのが・・・」

晃子「へぇーっえ、いいじゃん!、女ってさあ、ソフトなSMしたいってところがあるよね」

シホ「でしょう、あとで本見たら感激しちゃった」

翆「ソフトなSM、今度やってみようかな」

晃子「翆、乗り気になっている、ウッヒッヒ。やったら話聞かせてね!

翆「あらぁ、女の7割以上はソフトなSM願望だって。この本どこにあるの?」

シホ「コンビニにあるんじゃない!。うちの病院の先生に見られたら、恥ずかしいな!」

晃子「そりゃー、あの産婦人科の狸爺が手に入れてる。あの爺は女の股間が好きで産婦人科の医者になったぐらいだもん。だから沢山のエロ本を隠し持っているよ。シホさんとは気づかずに抜いてるかもねぇー(大笑)」

翆「でっ、またモデルするんだ?」

シホ「身体が綺麗なうちに、またしようかなと思っている。旦那が持ってきた話だしね。なんか縛られて、見られるって、すごく快感になっちゃった」

晃子「仲いいんだぁー!」

・・・

そんな話をしていたら、あっというまに休息時間は終わってしまった。あと半分頑張ろうというので、みんな散っていった。

・・・

小樽の朝焼けが眩しい。すこし霧がでているのだろうか。

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ドローイング278. 小説:小樽の翆209.  高校生のオーラ

2020年10月20日 | Sensual novel

 

 時々、いつものチクコウのファーストフードで、海のスケッチを描いている。ここにいれば、アイツが来るだろう。予測することもなくやってきた。

 あら!、オジサン絵を描きながイビキをかいて寝ている。

へぇーーっ、海が好きなんだ。

・・・

彼氏「あの、あのぉーー、快感を覚えちゃうと毎日勃起してます。教室で美希さんをの足をみるとボッ、お尻をみるとボッ、運動しているとボッ、思い出してボッ・・、なんです。今日もお堂へゆこうよ!」

美希「もう、お前はアートの気分がないねぇー。それは、あそこのお堂の金精様の御利益じゃないかい。そうでなきゃ、たたりか・・・」

彼氏「美希さんは、燃えないんですか?」

美希「あたし!?、24時間、燃えているよ!!」

彼氏「えっ!、そんなに?」

美希「オトコの人って勝手だよねぇー、私の足見たら、運動していて、思い出して、興奮するんでしょ、見なきゃ興奮しないんだ」

彼氏「×△ー×○ーーー・・・、あそこ撫でていい?」

美希「金精様のところまで我慢できないんだぁー、いいよ、もっとくっついて、ミニスカートの下に手をいれてぇー・・・

彼氏「なんか、気持ちよくて出ちゃいそうです・・・」

美希「こんなところで出さないでよ、恥ずかしいから・・・。あーーっあ、オトコって不便な生き物だなぁー、出したら終わりでしょ。女は一日中燃えていたいのにさ。あたし、レズになろうかな?」

彼氏「えっ、レズビアン?

美希「そうよ、あのねぇー、レズの人って1日中セックスするらしいよ」

彼氏「どうやって?」

美希さんがスマホで彼氏に画面を見せながら・・・。

美希「これがバイブレーターね。女の人はみんな持っているの。それからこれが張型で昔からあるやつね。お堂においてあったジャン、でっ、これがペニバン・・・」

彼氏「こんなのでするんですかぁー」

美希「そうよ、だって女の人って射精してもらわなくてもいいもん。子供が欲しくなったら精子銀行で、二枚目で頭のいい精子を買えばいいじゃん。だからオトコはせっせとしこって精子を銀行に預ければいいわけ。それならオトコいらないでしょう」

彼氏「でも、ボク女の人の身体の中へ射精しないとスッキリしないんですよぉー」

美希「それは男の勝手、しょうがないなぁー、もうテントはってるじゃん、早くたたんでぇー!」

・・・

美希「あっ、おじさん、起きたぁー」

「ああっ、スケッチしてたらすっかり熟睡しちゃったよ。なんだ、いたのか」

美希「帰る方向が一緒だから帰らない?」

「じゃあ、途中までそうしますかぁーー」

・・・

デートの途中で一緒に帰らない、と誘うところがさばけた美希さんらしい。さて一度に3回もする彼氏だもん、オトコの方がしたくなるよな。俺は邪魔だから、ここはそっとしておいて・・・。

そういってナンタルの坂道をあがっていった。秋の夕焼けか・・・。

美希「じゃ。オジサンあたし達こっちだから、バイバイね」

そういって、美希さん達は金精様の方へ向かった。もちろん金精様というのは、小春から聞いた話だから、ここで口にするわけにはゆかない。そんなわけで、これからセックスをする若いカップルを見送った。それは初々しい高校生のオーラかぁー。でも生き生きとしていて、こちらも精力をわけてもらっているみたいだ。

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ドローイング277. 小説:小樽の翆208.  作曲家

2020年10月19日 | Sensual novel

 

 さて都市レジャーのラストは、房チャンの店だ。

ハニーウォッカ!、それで翆と乾杯だ。

・・・・

「そのボトルの下に楽譜の置いてある所が気になるねぇー」

房チャン「ああっ、これねぇー、年末の頃かなぁー。お客さんに、東京で売れない曲を作ってますという人がいたの。調度その時に小樽で雑貨屋をしている30代頃の女性がいて、ここで一緒に飲んでいたの。そのうち話し相手が欲しくなって、こちら東京の作曲家さんだってぇー、私が紹介したの。それで話が弾んでいたかな」

翆「その二人って仲良くなったんだぁー」

房チャン「そう、その後、よく二人でうちにきたよ。でっ、ひとしきり飲んで、よく一緒に帰っていったね。それである時、多分最後に来た頃かなぁー、楽譜を整理していて、置き忘れていったの。それっきり二人とも来なくなった。新型肺炎が流行った頃だし・・・」

「ラブラブになったんだ。売れない作曲家と小樽の雑貨屋の女との恋が・・・」

房チャン「たぶん、そうよ。いつも仲良かったもん。私は、楽譜が1枚なくて大丈夫かなあと思ったよ。だから今もそこに保管してあるの」

「多分1枚ぐらいなくても、作曲家は頭の中に音があるから、思い出して、かけるんだろう。クリエイターは、大体自分の仕事は覚えているよ。それでそのボトルは?」

房チャン「東京の作曲家の人が最後にいれていったの。彼女が来たら飲ませてあげてくれ!、といって」

「そのしおれたコスモスは?」

房チャン「彼女の好きな花なのよ。あの二人どうしたかなぁーと思いながら、ボトルと譜面を保管してあるの。でも、もう二人はこないなあ、そんな感じがするけどね」

・・・

したたまウォッカで酔いつぶれて、タクシーを呼んでもらって家にたどり着いた。家につくなり翆を抱きかかえて一緒に熟睡してしまった。

小樽の長い秋の夜が続いている。

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ドローイング276. 小説:小樽の翆207.  秋の夜長

2020年10月18日 | Sensual novel

 

夕方翆が帰ってきた。

翆「アチキー、明日は準夜勤だから朝寝坊できるよーー」

では、夜のエンターテイメントへ

先ずは、近場の神佛湯の温泉にゆこうか。

ニセコ、羊蹄山、有珠山と道東は活火山が多く、小樽市内は少し深く掘れば温泉が沸く。

入船通りに出ると天狗山が紅葉している。

夕方の空、そして山の紅葉、街の風景、記憶に残りそうだ。

・・・

家族風呂で、1時間貸し切りのプライベートスペースだ。

アチキがボディソープで翆の身体を洗ってあげよう。

ソープの泡立が、首、乳房、お腹、そして股間は丁寧に・・・。

早々、綿棒があった。これで小陰唇のまわりをお掃除して・・・

翆「あちき、なんでそんなのもってんのよ?」

「絵を描く道具ですよ・・・」

翆「掃除すると言うよりも感じさせてくれるよ」

泡だらけの綿棒は、翆のオサネから菊座の間を柔らかくゆききして白いソープに包まれている。

翆「股間は丁寧すぎない・・・・、アアッ、感じちゃう!」

フフフ、感じるかい。もっと奥まで洗ってあげよう。そういって膣の周りも・・・。菊座に綿棒を一寸いれてみようか・・・。

翆「ウッ、変な感じ」

患者のは、容赦なくやっているのにさ・・・。

綿棒の片方でオサネも皮をむいてよく洗わなきゃ・・・。というので綿棒でオサネの付け根からなで回している。洗っているのか、感じさせているのかと言えば、後者。

翆「アアッ、アアッ、その綿棒が感じるぅー・・・」

そういってアチキにもたれかかってきた。

翆「ハア、ハア、ハア・・・・アチキ、入れてようよぉー」

そういって翆がペニスを握って上下にしごいている。

アチキの指は翆のオサネの回りを執拗に徘徊している。

翆「昇ってゆくぅーーーー」

翆が腰をおってガクカグ痙攣し始めた。

翆「はいってきて・・・」

翆を押し倒して、アチキのイチブツが翆の膣を捉えた。

真っ直ぐに翆の膣の中にはいって、一つになった。

腰を緩やかに動かすと、翆も腰を動かしてくる。

翆の手が首を、アチキの手が翆の腰に回して、二つの腰が一つの動きに変わり、身体がピタリと合わさっている。

一つの腰の塊が大きく上下に揺すられてゆく。

揺すられた頂点に達すると翆の膣が締まると同時に、身体が硬直したように突っ張って一呼吸している。

その直後、翆の膣が激しく収縮し、アチキのイチブツを締めている。

翆「いっちゃいそう、いっていい?、いく、いく、いくぅーー」

翆の身体が激しく痙攣し、膣の収縮が大きくなってくる。そのまま翆の身体の中へ吸い込まれそうだ。

翆「アッアッ、ああアッ、あああーーーーーーーーーー」

翆の身体が激しく痙攣し、膣が呼吸をしているように収縮しはじめ、腰が一点を支えに、オサネをこすりつけるように激しく動き出した。

翆「ハア、ハア、ハア、・・・いって、いって・・・・ああああああああああああーーーーーーー」

翆の身体の中へ、ありったけの精液をはき出した。

はき出した精液を翆の子宮が残さず吸い込んでゆく。

翆「ハア、ハア、ハアーーーーー・・・・・・」

そのまま翆の身体の上に覆い被さり、しばしの静寂。

翆「重いって・・・」

ようやく翆の身体から抜け出した。

翆「いっちゃったね!、温泉の熱もあり燃え上がるのが早かった。温泉地でセックスしたみたいだね」

ここ温泉だよーーん。

排水溝のところに綿棒が引っかかっていた。

・・・・・

湯船で翆と抱き合って温泉につかっていた。翆が熱いキスをのぼせ上がるまでしていた。

・・・

そろそろ、上がりますか・・・

そういって翆のショーツやブラをつけてあげる。翆は着せ替え人形のようにジッとしている。抱き寄せてキスしていると、またチャージしてきそうだ。チャージしつつ・・が心地よいかも。

次は、うみのやでトンカツ食べて、房チャンのお店で飲もう!・・・。

いつものコースではあるけれど、山の紅葉をみながら、家族風呂の温泉、翆とのセックス、 揚げたてのカツで活力を補給し、最後は行きつけのスナックでお酒で締め上がり、そして朝寝坊を決め込む、そんな近所の回遊コースで結構満足している。これって温泉地のアクティビティと同じじゃん、いいなあ、身近で楽しめるなんてさぁ・・・。

秋の夜は長いのである。

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ドローイング275. 小説:小樽の翆206. 幸福包装紙

2020年10月17日 | Sensual novel

 

 10月の小樽の気温も、最高気温15°、朝は7°といち早く寒くなってきた。

朝早く眼が覚めた。今日は、ことのほか冷え込んだので布団から出づらい。翆を抱き寄せて暖まろう。また冬の朝の習慣がやってきた。

布団を剥がして翆のボディを撫でてゆく。

翆「もう、寒いよー」といって布団を戻してゆく。

ならば、翆の身体を掛け布団変わりにしよう。翆をアチキの上に載せて・・・。

翆「あーーん、暖かい?」

「ウン!、体温が心地よい。翆の足をスリスリしている」

朝の気温7°では、翆の裸を愛でるのは無理か。

布団というパッケージにくるまれた翆のボディを、幸福のシンボルに例えると、幸福は布団にくるまれて、我々の手元に届くのかもしれない。だがその包装には、これが幸福です、なんて書かれていないのだ。

だから届いても見過ごすことがある。

男と女の思いは、そんな風に届いて開封されて幸福になったり、開封されずに時間だけがすぎさったりする。そんな明けてみないとわからないという、男と女の心理がある。

無意味なことを考えながら、布団のなかで翆のボディを愛撫している。

まあ幸福包装紙といったらよいか。

乳首をすって、オサネに指をやると少し濡れてきた。

翆「ウッフーーん、ずーっと感じていたいな・・・・」

でしょうね・・・。

翆「あっダメだ!、今日は日勤だよ!!」

そういって翆は、起き上がって朝飯の支度を始めた。

翆「そろそろ、ストーブつけようかなぁー」

秋真っ盛り、そして冬がヒタヒタと近づいてくる、そんな小樽の朝だ。

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