ビガンからマニラに向かうROUTE2号線。といっても交互通行の道。1/3位は反対車線を走りバイクを追い越していった。だからバスで10時間はかかった。
ブラカン州ピットピタンの家に世話になる。何しろ親戚が多いから毎日いろんな子供をつれてやってくる。おいおい何人産んだんだい。最後に上出来の子供が登場した。スパニッシュ系の空気が漂う美人だ。そのフィリピーナ達が通う小学校の登校時の音楽がすごい乗りがいいんだ。Googleで検索しても、ヒットするのは著名で古くさい曲ばかりだ。なんだったかなぁーあの乗りのいい曲は・・・。多分日本では聞かない曲だ。
カモメの声が耳をつんざくポルトの港町で、カフェテリアへでかけるのが朝の日課だ。少し歩くと美味しそうなカフェをみつけた。庶民的な値段だけど、サンドイッチは格段にうまい。食のポルトガルというべき。この国でまずいという料理に出会ったことはない。
遅かったので広場のテラスで夕飯だった。世界遺産を肴にして食べるという贅沢な時間だった。
ポルトの駅構内で禁煙ということはない。俺たちの街だから俺たちが好きに使う。ここには、それが当たり前とするコモンセンスがある。そんなポリシーのないのが日本だよ。日本だけが窮屈なのだ。
神戸元町中華街。正面の女の子に自然とiPhonが向く。向こうもこちらを見ている。すれ違って思った。私の好みの女の子だったんだ。iPhonが気が合いそうな予感を感じたんだろう。おしかったな(*^▽^*)。
確か久米島の朝の海岸だった。いったんだな、ドロップオフも。
大阪淀屋橋交差点角のヴェローチェの2階から中之島のビル群が一望できる。その角の喫煙席が空いているというのも奇跡に近い。さすが大阪、ポイントは外さない。
優れた撮影機材を忘れるところだった。iPhonである。
あるWEBサイトで・・・
「バターナイフってあるじゃないですか。スマホはバターカメラですよ。目の前に隕石が落ちてきた。じゃリュックの中から大きな機材を取りだして・・、そんなの間に合わないじゃないですか。すぐにポケットから取り出してサッと撮れる、それが必要なんですよ」
シャッターチャンスなど、いつでも訪れる。そんなとき、いつも持ち歩き、いつもサッと取り出して撮影できる。しかもプログラムの力で色が綺麗だ。スマホカメラを使いこなすかが撮影のポイントだ。そして世界の誰にでも即座に簡単に送信できる。
これほどまでに世界規模で撮影する機会が増えたのに、日本のカメラメーカーは世界のニーズに背を向け、時代の波から落ちこぼれた。イメージセンサーを開発しスマホに搭載しているSONYを除けば、おおきなビジネスチャンスを失したといってよい。
落ちこぼれた原因は、メーカーがカメラマンやマニアの意見を聞きプロユース志向を目指して製品開発をしてきたことがあげられる。世界はプロユースの概念そのものが変わってしまったのだ。もはや撮影の世界にプロという概念は希薄だ。
それよりはクリエイション活動の表現方法の一つとして映像が存在するぐらいだ。そうしたプロのクリエイター達が台頭してきたからだ。彼らは撮影のオタクではない。むしろクリエイター活動のなかの一つとして映像とつきあいだしている。撮影機材との新しいつきあい方といってよい。
そうしたクリエイター達の台頭によって、機材メーカーの多くは世界の潮流から完全に乗り遅れてしまったにもかかわらず、いまだにマニアックな仕様にこだわっている。もうそんな仕様のほとんどが、いらないんだよ。
私なんか、新しいミラーレス一眼レフを買うよりは、最新モデルのiPhone13へ買い換える方が優先順位が高い。
だから名門カメラメーカーも、そろそろカメラ事業から撤退するのだろうか?。といって他に売れる製品がないから廃業か。まあ、廃業される前に、古い機材で撮影を楽しもうというわけだ。
手元のフィールド機材EOS1DsMark3も10年以上使っている。といって海外で撮影した画像は綺麗だ。それが新型に乗り換える必要がない理由だ。最近EOSR3の開発情報が賑やかだが、私の関心はiPhone13だからね。
私の経験では、1600万画素のニコンDfでRAW撮影すると1枚の画像データ量が25MB。それをライトルームで処理してRAWで書き出すと75〜90MBになる。映像だと、すぐに膨大なデータ量になる。だからそれ以上の画素数になると手をだせない。
iPhonが画素数を上げないというのもそうした理由がある。おそらくスマホの中で画素数が一番低い方ではないですか。それでよいのである。そしてこのイメージセンサー(iPhon12迄)はSONY製である。
正確にいえば、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社で、世界市場の46%のシェアを持っている。そういうことに気がつくと、EOSやニコンを振り回すなんて、デジタル化に弱いオッサンくさくてやだね。もうそんな古臭い機材を振り回す時代でもない。
さて下記の画像は、昔のデジカメ300万画素のニコンクールピクス990で撮影し、Photoshopで自動修正したものである。
当時ニコン製CCDイメージセンサーは、受光素子が大きい分ダイナミックレンジが広く、雷が雲中で光った部分と陰の部分とを描写しており大変綺麗だ。こんな画像をみていると500万画素もあれば十分かと思われる。だが今頃そんな低画素機材は市場にはない。この機材は、大学を去るときに置いてきた。多分文科系の事務職員がみたら、古い!、廃棄!!、となっただろう。
今のiPhone13ならもっと綺麗に撮れるだろうか・・・。
追記
ところで二ヶ月前に、Macシステムの更新をしていた。NASを増設し画像データを移し替えていた。1週間がかりだからMac proがふさがっていた。miniの最新型は届かない。古いMacを使う気分ではない。Air Macノートをサブで使おうとしたら作業効率が悪い。昔は、新幹線300系の中でノートmacで3DCGを制作したこともあるが、車体が大いに揺れて難儀だった。デスクトップの快適さに慣れると、ノートはやだねー。むしろ最近ではiPadが使いやすい。外に持ち出す時は、これだな。
そうしていたらAppleから配送通知が届いた。DHL!、海外からかよ。中国シンセン!、Appleの大盤振る舞いのようでもある。まあ工場直送というのが流通コストをカットできるしね。
iPhon7
1)ISO20、焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/1473
2)ISO20、焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/181
3)ISO20、焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/105
4)ISO32、焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/33
5)ISO100、焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/4
6)ISO-?、焦点距離?,露出補正?,f/?,1/?
7)ISO20、焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/5988
8)ISO40、焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/30
Nikon CoolpixE900
9)ISO100、焦点距離23.4mm,露出補正-0.3,f/4.4,1/73
10)ISO100、焦点距離23.4mm,露出補正-0.3,f/5.6,0.000976s