Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編改めエッセイ614. iPhone散歩

2023年06月30日 | field work



 朝から青い空を眺めていると、まれにだがiPhoneだけもって午前中散歩に出ることがある。
 静止画なんて生活のついでぐらいでしか撮影しないので、それで調度よいだろう。だから所用で荒神口の役所へ出かけたり、お弁当を買いに西洞院へでかけたり、その道すがらで面白そうな光景がすこしはあるのが京都の街だ。
 路地をはいってゆくと、その先に小さな神社やお寺などがあったりして、境内というほどのものではないがアングルを探すと静止画的画像が転がっていそうだ。悩ましいのは何処で撮影したかを忘れてしまうことだ。たしか文蛾へお弁当を買いにゆく途中だったとか、そのときの生活行動を思い出さないと撮影ポイントもわからない。
 そんな風に撮影アングルを探していると、お寺の日本建築も視覚次第では格好いいじゃんとなる。ただし、背後にマンションが入ってたり車が置かれていたりと、そのあたりの事情は京都も他都市同様である。
 今はphotoshopで背景を消すことが出来るので、やってみようか。それにしてもiPhonカメラをポケットに突っ込んででかけられるのがことのほか便利だ。画像も現実以上に綺麗にブログラムで補正してくれるし・・・。

京都市内
iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編改めエッセイ613. Macと逆を走らないで欲しいですね

2023年06月29日 | field work



 普段の生活の中で一寸お昼に西洞院通の文蛾のお弁当を調達しにでかけると、途中で光が綺麗でよさげな光景に出会ったりする。そんな光景がちりばめられているのが京都の街だ。つまり生活の周りにそれなりに自然の断片が残っているからだろう。だからiPhoneを撮りだしてササッと記録する。画像は記憶と眼の延長だろう。
 だからわざわざ自慢の静止画機材を担いで・・・、クリアな画像を撮りたいから三脚も加えて・・・、なんてスタイルで京都の街を撮りにゆこうとは思わない。重たい機材を担いでいるうちに疲れはて意識も感性も退化し、それ以前に光だって変わってきて陰になっちまったよ・・、なんて事になりかねない。日常の生活の中で発見する感性が持続している事。そんな感性の持続を阻害するのが撮影機材だ。
 だからiPhon13proを手にしたとき、画面を指でピンチすればズームレンズのように視界が変化するのには感激した。片手でできるじゃん。そして撮影画像は、家に帰る頃にMacにアップデートされているので、すぐにブログが書けるから、その間の手間が皆無だ。
 Macは、PCのコマンドを覚えなきゃできない操作をマウスにするなど、煩雑な操作をいかにはしょるかという所に腐心していた。にもかかわらず社会は、煩雑な操作をますます要求される事がやたらに多くなった。何アホなことを考えてんだろうか・・・。Macと逆を走らないで欲しいですね。
 今まで手描きだったのがデジタルになった位では、Mac使いの感性は満足しない。デジタルにした分私の手間がどれだけ減ったかが大切なポイントなのです。
 いまだに使用料金の明細が見られない関西電力とか・・・。これなら明細書郵送にしておけばよかった。私の手間はポストから明細をとりだしゴミ箱にすてるだけですから、こちらの方が手間はかからなかった。

iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編改めエッセイ612. 最初にトランクありき 

2023年06月28日 | field work

 デジタル機材も付属品が多いので、使いやすく納まるトランク選びに私の関心がゆく。
 今ではスーパー35mmの動画システムが出来ていた。スーパー35mmとは映像用語であり、静止画APSサイズのイメージンサーとほぼ同サイズ。もちろん今はフルサイズ映像が一般的だが、データ量が大きくレンズも重たいので私はパス。それに静止画ポスターなんか撮影しないから、小さく、軽く、高性能であればベスト。そんなわけで目下2台のボディを多用中。
 レンズは最初にZEISS16-70mm(フルサイズ:24-105mm)の標準ズームレンズを使用したが、私がよく使うフルサイズ規格の135mm相当がないしZEISSの色にこだわる理由もない。そこで18-135mm(同:28-202mm)というレンズを調達。それに広角側10-18mm/F4.0(同:15-27mm)とマクロレンズ30mm(同45mm)を加えた。これをチャイナトランクに詰めている。
 そのトランクもあと少し小さいと旅に持ち出せるのだが・・・。しかしトランクにMacまでつめた姿は、デザイナー感覚とりわけプロダクトデザインとしてみると格好良いと自画自賛。
 とはいいつつ映像用にシフトしたい。α6000をオーバーサンプリングで6K迄撮影出来るFX30に変えて、レンズはE PZ 18-105mm F4 G OSS(同27mm-157.5mm)の定番レンズに交替してツァイスは中古屋へ。それにDJI-PCCKET2の変わりに可変型のマイクを入れると調度収まりそうだというのがわかる。トランクも丈夫な小さめのアルミ製にするとジャストサイズのシステムになれば旅に持ち出しやすそうだ。
 つまりジャストサイズで持ち出しやすいトランクが見つかったら、システム更新というわけだ。デジタル機材、最初にトランクありきである。

最初の状態
iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編改めエッセイ611. 気分は水増し珈琲だ!

2023年06月27日 | field work


 映像を撮影していると便利なのがiPhon画像である。Blogに使うために静止画も撮っておく。2番目の画像のように映像のトップ画面に使ったぐらいだ。3番目はここまで撮れていたかと感心してしまう。だから、これらは全てプログラムの力だと推測している。
 技術で撮れ!、というのは昔の写真作法だが、日本人の大好きな技術志向はすでに過去の存在。今は万事プログラムがこなしてくれる。
 最近先ず動かない被写体を撮影をする意欲がない。あれほど熱心に撮っていた過去のライフスタイルはどこにいったのか。
 手元に複数のキャノン高解像度Lレンズがある。これを活かすなら8K迄撮れるキャノンR6か・・・。しかし常時三脚必須の重たい機材が悩ましいね。それに動画を処理するPCが動くかなぁー。それにしちゃ価格がめっぽう高いからボディはレンタルでいいよなぁー・・・。どうせ重たいから一ヶ月も使えば飽きるだろう。
 そんな風にダラダラと考えてゆくと、水増し珈琲のようなブログになってしまった。それがドローイングならせっせと風景やら人体を書く気分になるのだが・・・。

iPhone13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編改めエッセイ610. ブログ素材から・・・

2023年06月26日 | field work

 gooから以下のお知らせが来た。
「goo blogトップへの掲載応募フォーム」
掲載したいバナー画像について
以下の手順にてご応募ください。
・・・
 こういうのは映像を制作していると、映像編集画面にタイトルを重ね合わせて書き出せばよいから簡単!。しかしgooの応募フォーム画面でつまづく。フォームという以上画像を貼り付けるところがあるはずだ・・・。例示はあるがそれはない!。
「②バナー画像をご自身のgoo blogの画像フォルダにアップロードしてください。
③アップロードした画像の「貼り付け用のタグ(オリジナル)」を以下に入力してください。」
・・・
gooの原稿用紙の右側に添付画像が並んでいるけど、そんなのないけどなぁー。
・・・  
ならばチャットだ。
いつものホンダさんか・・・。
結果は簡単な事だった。
gooの画面にサイドバーがあり、ここに画像フォルダーという項目があった。ここのことか!!!。普段使わないから見ないね。早速ここから当該画像のURLをコピーし応募フォームに貼り付け一件落着。
それならそうと「サイドバーの画像フォルダー」と書いてくれればよいのに。gooも「どこの画像フォルダーなのか?」と肝心の言葉をはしょるのだよ。
こうした事例は、実はgooだけではない。
gooはチャットで解決出来るが、それすらままならないところもある。例えば関西電力。いまだにMacのWEBで我が家の料金表が見れた事は一度もない。関電は対応もしない。だから大阪ガスに変えようと思案中。
 それにgooの応募フォームは読み進めると余計な記述がある。それは画像を編集してくれるサイトの案内だが、こんなの末尾にまとめて付ければ良いのにさ。学術論文だったらこんなのはすべて(注)だけど・・・。
 そんなわけで見出しの「トップへの応募・・・」は完了したけど、そんなのがアップされるのか、されないのかに関しては、先ずこちらは気づかないだろう。
 それよりも、そんなやりとりをしている経緯をコピーし、1日分のブログ素材にしていたから私としては良しとしよう。解らないときはチャットが便利だというのを再認識。やはりマンツーマンの対応が優れているよね。
 随分昔ニコンにQ&Aで尋ねた。三日後にニコンから回答が来たけど、その回答はWindowsのものだった。私はMacだといったのにさ。多分WinもMacもわからない企業だったのだろう。
 まだ昔の話はある。JALにWEBで質問しても電話をしてもつながらない。
ある時旅の途中でカウンターがあったので尋ねたら解決したこともあった。随分と時間のかかる企業だ。だから私はおもわずいっちゃったよ「電話をしてもメールで質問しても応答がないからJALという企業がなくなったのかと思ってました」と・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編改めエッセイ609. 静止画機材を虫干し代わりに・・・

2023年06月25日 | field work





 
 年度末、今年は一級建築士事務所の更新手続、町内会の会計決算、投稿論文の校正を明日まとめて提出するときには、先ず気分転換が必要だ。映像撮影する時間がないので静止画機材を虫干し代わりに持ち出した。
 だから新鮮な感覚かと思ったら、あらあらバッテリーがなくなりかけている、露出の設定を間違えた、つまり面倒だ。でも画像は綺麗だ。
 この機材はフィルム複写用だが、まあ普通の写真も撮れる、あったりまえか!!!。それぐらいに今ではこのメーカーからは疎遠になったし、静止画に関心がない。
 自分のクリエイションツールとして、絵が描けて映像が撮れれば十分と考えている。というのも映画を撮影するときには絵コンテをつくる。いまはタブレットを使ってコンピュータ上でおこなうがラスターデータなので手書きと大差ない。そんなわけで絵と映像は深い関係にある。静止画はiPhoneだからデジタル一眼レフがいらない。いらないのにトランク2つ分にストックしてある。
 以前ならば、標準レンズ1本で街を撮るのも面白いと思ったが、いまはそんな関心はない。それよりもフィルムで撮りたい気分がある。静止画って考えて、狙って、じっくり構えて、1枚ずつ丁寧に撮る。そこに静止画の面白さがあると思うけど・・・。
 だからデジタルカメラで30コマ/秒の連写なんて映像でやればいいじゃん。映像ならば120コマ/秒ぐらい平気でゆくからね。
  ふと気づくのだがiPhoneで撮影する画像は、コミュニケーション上必要だから撮影している。他方でデジタルカメラを持ち出すときは、精々ブログに使うといった具合に作為的・意図的によい画像を撮りたいとする意識がある。どちらが面白いかといえば前者でしょう。つまりiPhone。ますます静止画機材の立場がない。



京都市内
NIKON Df、AF NIKKOR50mm/F1.4D、iPhon13pro

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork810.KYOTO,GION MATSURI, My memory 4K(with English)

2023年06月24日 | field work


 祇園祭は八坂神社の祭礼で、その祭事は、7月1日の「吉符入」に始まり7月31日の「疫神社夏越祭」まで、およそ1か月にわたって行われます。「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
 祇園祭は千年以上の歴史を持ち、7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで、1か月にわたって多彩な祭事が行われる八坂神社の祭礼です。なかでも17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行、そして祭の前日に行われる宵山には大勢の人々が訪れ、京のまちは祭りの熱気に包まれます。
  私が撮影した過去の静止画を用いて、祇園祭の宵山と山鉾巡航を映像化した。
 前祭の出発は、四条通りと麩屋町通りの交差部、ドラックストアの前で出発の儀式が行われる。全ての山鉾は同じルートを巡航する。
 山鉾は交差点で辻回しを行う。そうやって鉾を回転させる。撮影ポイントは四条通りの高瀬川から出発の瞬間がとれる。また河原町通り、御池町通りからも同様に鉾の正面を撮影できる。ただし300mmの長い望遠レンズが必要である。
 鉾を間近に見るのであれば、新町通りが良い。特に逓信病院の前は空地が広く撮影しやすい。
 人混みがカメラの前面にあるので、脚立があると便利だ。ただし最近警備が厳しく、撮影の範囲が限定的になっている。
 山鉾の巡航は2回に別けて行われる。17日の方が規模も大きく、撮影ポイントも多い。


The Gion Festival is a festival of Yasaka Shrine, and the festival is held for about a month, starting with "Kichifuiri" on July 1st and ending with "Eki Shrine Nagoshi Festival" on July 31st. "Kyoto Gion Festival Yamahoko Event" is registered as UNESCO Intangible Cultural Heritage.
The Gion Festival has a history of more than 1,000 years, and is a festival of Yasaka Shrine where various festivals are held for a month from July 1st (Kichifuiri) to 31st (Eki Shrine Nagoshi Festival). In particular, the Yamaboko Junko on the 17th (Sakimatsuri) and 24th (Atomatsuri), and the Yoiyama held on the day before the festival, attract a large number of people, and the city of Kyoto is filled with the excitement of the festival.
We have made a video of the topics of such a festival.

Using the still images I took in the past, I visualized the Yoiyama and Yamaboko cruise of the Gion Festival.
The departure ceremony for the pre-festival will be held at the intersection of Shijo-dori and Fuyacho-dori, in front of a drug store. All floats cruise the same route.
The yamaboko performs a tsuji-mawashi at the intersection. Rotate the halberd like that. The shooting point can be taken at the moment of departure from the Takase River on Shijo Street. You can also photograph the front of the float from Kawaramachi-dori and Oike-machi-dori. However, you need a long telephoto lens of 300mm.
If you want to see the floats up close, Shinmachi-dori is good. In particular, the open space in front of the Telecommunications Hospital is wide and easy to photograph.
A stepladder is convenient because the crowd is in front of the camera.
However, security has been tight recently, and the range of filming has become limited.
The Yamaboko cruise is divided into two parts. The scale of the 17th is larger, and there are more shooting points.

Fieldwork810.KYOTO,GION MATSURI, My memory 4K
Course on July 17


Course on July 24th

information access
1)Official website: Kyoto City Sightseeing NAVI https://ja.kyoto.travel/
2)Guest House Reservation Information:
JTB:
Booking・com:

Copying is free.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork809.風光る新緑の京都/Kyoto of the fresh green that shines 4K

2023年06月23日 | field work


 桜の後は新緑が美しい京都だ。そしていつも世界中からビジターがやってくる。日本にいながら東南アジアやヨーロッパの香りがする。いやストリートはパフォーマンスの劇場だ。それほどに魅力的な映像の被写体が溢れている。そこが古都京都の面白いところだ。
 いつも撮影に出かけるとき、私はブログに書く予定の内容を考えている。しかし撮影が終わり、編集が終わり、映像がアップデートさせると、それを忘れてしまう。
 多分企画とフィールドを歩いた知見とが、違うのだろう。だから私はフィールドへ出かける。
  京都も4月の桜、5月の新緑、6月の苔がある庭園、そして7月の伝統的な日本の代表的な祭「祇園祭」、8月17日の五山送り火と、見所が続く。
 私の過去の映像-京都編は以下のURLにあります。https://www.youtube.com/@team_mikami/...

(In english)
After the cherry blossoms, Kyoto is beautiful with fresh greenery. And visitors always come from all over the world. You can smell Europe while you are in Japan. There are so many attractive video subjects. That is the interesting part of the ancient capital of Kyoto.
 Whenever I go out for a shoot, I think about what I plan to blog about. But once the shooting is over, the editing is over, and the footage is updating, you forget about it.
Perhaps there is a difference between the planning and the knowledge gained from walking through the field. So I go out to the field.
 Kyoto is also full of highlights, with cherry blossoms in April, fresh greenery in May, moss-covered gardens in June, the Gion Festival, a traditional Japanese festival in July, and Gozan Okuribi on August 17th.

My past video-Kyoto edition can be found at the following URL. https://www.youtube.com/@team_mikami/... (In japanese)

Fieldwork809.風光る新緑の京都/Kyoto of the fresh green that shines 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork808. KYOTO, rain of scattered flowers/京都・花散らしの雨

2023年06月22日 | field work



 「花散らしの雨」とは、桜の花びらを散らせてくれるあるや風の事である。桜が散る頃には、入れ替わりに新緑の緑が綺麗だ。4月17日の京都は、そんな季節だった。
 春を過ぎつつあるとは言え、盆地の京都は寒暖の差が大きい。昼間は夏の格好で調度よいが、雨が降ったり、夜になると冷え込んでくる。だから夜は冬の格好が必要になる。
 桜が散ったとはいえ、相変わらず外国人ビジターが多い京都である。レンズを向ければ9割方が外国人でしょう。今年は例年以上に多いように思われる。
 映像機材も人混みで録画を回しっぱなしにしてある。だから何が写るか解らない。それでもストーリー化できそうな意味あるカットを拾い出し、つなげて映像にしている。
 映像も、画面構成や編集はデザイン系出身者にとっては容易だが、ジンバルの操作と音源の管理は習熟を要する。とくに街の音を拾う作業は、マイクの性能次第だが、すこしガッカリすることの方が多い。全てのノイズを消し去ることは出来ないし、街はノイズだらけだ。
 ジンバルは慣れるしかない。使い慣れるとこれほど便利な道具はなかろうと思う。それにしちゃZHIYUNのCREAN M3は、詳しく説明されていない取扱書だから実際に使用して納得するほかない。実写ではじめてこんなモードだったのかと理解する事が多い。そんなわけで映像制作といってもジンバルの練習のためにおこなっているといってよい。
 この日は8時間は使えるはずのジンバルのバッテリーが撮影途中で電源切れになり後は手持ち撮影だった。バッテリーチェック機能がないのは悩ましいね。
 ZHIYUO Weebills Sという新しいジンバルがある。私のよりは少し進化している。よいジンバルがあると撮影のしがいがある。映像は、撮影機材性能よりもジンバルやグリップ次第で映像画質が左右される。
 次の海外へフィールドワークに出かける機会までに、ジンバルの操作に完熟しておこうというのが練習の目的だ。つまり海外でも映像で記録したいと考えている。
 今年も京都の桜を一応撮影したから、この編で京都・桜シリーズも終わりにしよう。

Fieldwork808. KYOTO, rain of scattered flowers/京都・花散らしの雨 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6,OSS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork807. Voyager from a distant country

2023年06月21日 | field work



 いつも同じ所を散歩する。今日は何をテーマにしようかと考えていた。でもそれは現場にいってから考えよう。
 というのも世界文化遺産の清水寺から祇園に書けての界隈は、地形のアップダウンがあって景観に変化があり、多彩なビューを与えてくれる。
 そんな変化ある景観のなかで、日本の伝統的民家様式の家々が面的な広がりをもって建ち並んで伝統的建造物群保存地区に指定され、そこへ京都の伝統文化を身にまとった遊興娯楽の構造がいまも凜としてたたずみ、京料理という文化は今も伝承されて全国食通の的とされる飲酒飲食店が多数存在するなど、歴史・文科の多様な要素が重層的に折り重なっている。それだけに、世界からヒジター達が数多くやってきており、世界的な認知度も極めて高い。そんな街は、日本では京都だけである。
 だからこの街を歩けば、いつも何かしらのテーマが見つかる。現場で考える所以である。
 さて桜の頃の京都は外国人が大変多かった。ならば外国人をテーマにして映像化した。道を歩いている人間達のほとんどが外国人である。おそらく映像に写されている人間達の9割5分までが外国人といってよい。着物姿ももちろん外国人である。円安基調もあり、日本は来やすかったのだろう。
 京都の街で聞かされる外国語も自然に聞こえてくる。そんな外国人達の間をすり抜けるように撮影していた。
 最近18-135mmズームレンズの稼働率が高い。というかこの1本で大概の撮影が出来るしGレンズではないが写りは良い方だろう。SONYには16-105mmという映像用に最適化されたレンズがある。しかし発売されたのが2012年と10年前のプロダクトであり、オートフォーカスが遅く後継レンズ登場の噂もない。
 APSレンズシステムには冷たいSONYであるが、やはり小さく軽い仕様はフィールドで使うのには最適である。3つの指向性を持つ安価な小型マイクを付けたので外国語が収録されていたら、めでたしめでたしだが・・・。しばらくは、α6600のシステムで使い倒そうと考えている。すでにこのシステムで動画を200本以上撮影している。

Fieldwork807. Voyager from a distant country 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6,OSS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork806. 清明の頃・京都

2023年06月20日 | field work


  4月11日は、24節季で清明の頃である。桜前線は北上し京都では、木々が芽を吹き若葉が茂る。沖縄では県内で、先祖のお墓の前でご馳走を持参して親族達の親睦を深めるピクニックがおこなわれる。春なのである。
 この頃撮影機材を担いで薄暮の散歩コースを徘徊した。いつもと違うのは、Carl Zeissの標準マニュアルレンズをボディに付けていた。50mmはAPSでは75mmの準望遠レンズになる。だからジンバルではなく軽量三脚を使用した。軽量すぎて春の風で機材が三脚毎倒れた。幸いホディには傷一つないが、レンズの金属製のフードがひしゃげていた。金属製のフードはこんな時に役に立つ。これでホディが無傷だった。それ以外は、いつもの散歩コースだ。
 ピントはマニュアルだけど、ジンバルだと焦点距離を移動させるとホディがフラフラと揺れるので、実は三脚の方がはるかに焦点移動させやすい。いつもの散歩コース、そして新緑が美しい頃であった。

Fieldwork806. 清明の頃・京都 4K
SONYα6600、Carl Zeiss PlanarZF50mm/F1.4
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieoldwork805. 京都・名残桜の頃

2023年06月19日 | field work


 月曜日のエアロビクスの教室は、夕方から授業がある。だから午後9時をすぎる帰りに祇園の夜を撮影しにゆくのは、人出がなく調度よい時間帯だ。八重桜以外は、大半の桜が散り新緑の芽が出てき始めた、名残桜の京都であった。
 この日は、撮影機材に内包されているピクチャープロファィルのPP7を使用してみた。つまり映画のような発色になるという触れ込みだ。実際に撮影してみると彩度が低く画面は暗い。それをiMovieのソフトで色域を拡大するわけだ。すると映画のようなというのは言いすすぎだが、まあ地味な映像になった。
 もう一つは標準レンズの画角で撮影した。標準レンズは、人間の眼の見え方に近い画角といわれている。京都の街は標準レンズの画角でよく納まる。
 近年若いYouTuberの画像は、こんな地味なのが流行っているみたいだが、私の好みじゃない。しかし違うピクチャープロファイルの経験、ジンバルの操作の勉強のために映像化してみた。
 実をいうと私はジンバルの操作も全てを理解しているわけではない。少し違うモードもあるようだが、これは実際に使って体感するのが理解は早そうだ。習うより慣れろ!、だから撮影しながら考えるというわけだ。
 そういえば映像編集ソフトのiMovieは、YouTubeの若いお兄ちゃんが制作した5分解説ビデオをみながら、結局5分で覚えてしまった。それでこれまでの映像を制作してきた。今時そんなもんだ。私は、それ以上時間がかかったら相手にしないことにしている。時間のかかる典型例が全ての役所関係。5分ですむことを何回も足を運ばせてくれた。もう何考えてんだろう。アホじゃないの!。

Fieoldwork805.名残桜の頃 4K
SONYα6600,E18-135mmOSS/f3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork804. 春の長い黄昏の京都

2023年06月18日 | field work


 夕方、昨日と同じ散歩道を歩いた。清水さんから八坂神社に至る道は、昨日同様に外国人が多い事は変わらない。しかし今日は夕陽が山の際に沈むところが撮影出来た。そうなると春の長い黄昏がテーマか。この界隈は、機材を持って散歩に出れば、歩きながら一つぐらいはテーマになりそうな画像が撮れる。それは様々な空間が狭いところに凝縮されているからだろう。それがこの界隈の面白さだろう。
 というのも今日は、私の嫌いな日曜日の夕方である。だから家に籠もっていては陰々滅々とするし、一昨日までの雨で今日も空は澄み渡っていた。こういうときは、やはり散歩に出たほうが正解だった。山の端に沈む夕陽が撮影出来たから、これが今日のテーマだろう。
 散歩していると、高台寺の狐の嫁入りの行列をまたやっている。ちゃんと舞台も境内にあり、旅の記念にどうぞ撮影してくださいだって。観光客に対するサービス精神旺盛な高台寺である。
 不思議と日曜日の夜の人出は、昨日ほどではない。多分遠来のビジター達が帰る時間だからだろう。私もかって東京人だったから、その気分は想像できる。またつまんない街へ戻ってきたけど、住み慣れた気分と旅の気分とが交差するえもいわれぬ感覚であった。
(記:2023年4月9日) 

Fieldwork804.春の長い黄昏の京都 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork803 Perfume and the Fox's Wedding/香水と狐の嫁入り

2023年06月17日 | field work



 雨が二日続いたから桜も散ってしまった。だが透明感あるランドスケープの京都の街だった。こんな撮影チャンスを逃す手はない。夕方の散歩にでかけた。
 清水寺の参道をゆくと、和装の台湾人や韓国人、東南アジアやインド人、イスラム諸国、欧米人や南米人もいる。撮影画像の画面で確認すると9割が外国人ビジターであった。
 なぜこんなに京都にやってくるのか?。その理由は、為替レートが安いこと、そして美しい京都が再認識されている事が大きい。私はジャパネスクブームだと推測している。
 そして高台寺の「狐の嫁入り」の行列に遭遇した。昔は嫁入り時には花嫁が提灯行列で迎えられたところ、灯りの不思議さから狐が嫁入りしていると考えられたそうだ。
 昔から日本では、狐は人を騙すとされてきた。嫁は狐か・・・。暗示的な意味をもつ日本の伝統行事の一つだ。
 欧米人達の香水の香りと日本の民族伝統が交錯した時間だった。

The cherry blossoms were scattered because it rained for two days. However, it was the city of Kyoto with a transparent landscape. There is no way to miss such a photo opportunity. I went for an evening walk.
Along the approach to Kiyomizu-dera, there are Japanese-clad Taiwanese, Koreans, Southeast Asians, Indians, Islamic countries, Westerners, and South Americans. 90% of the visitors were foreigners, according to the photographed images.
"Why do so many people come to Kyoto?" The main reasons for this are the cheap exchange rate and the renewed recognition of beautiful Kyoto. I'm guessing it's a Japanesque boom.
Then I encountered the procession of "The Fox's Wedding" at Kodaiji Temple. In the past, brides were greeted by a procession of paper lanterns at the time of their wedding, and it was thought that a fox was getting married because of the mysterious lights.
"Foxes have long been believed to deceive people in Japan." Is your wife a fox? It is one of the traditional Japanese events that has a connotative meaning.
 It was a time when the scent of European and American perfumes and Japanese folk traditions intertwined.

Fieldwork803 Perfume and the Fox's Wedding/香水と狐の嫁入り 4K
SONYα6600、E18135m/F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork802.The city of Kyoto with scattered cherry blossoms/花散らし京都の街

2023年06月16日 | field work



 例年より2週間早く開花した桜も、花散らしの街京都だ。
 夕方から雨予報だ。これで桜の開花に終止符を打つ。そんな雨が降る前に建仁寺を訪れた。
 今日は、機材の色温度設定をタングステンライトにしてみた。ブルーの空気が花散らしの頃の空気に、ふさわしそうだ。
 phoroshopを使用したら風景以上に、桜の色の発色が良くなった。色情報の中にも、まだ桜の色が残っていたのだろうか。
 そんな寂しさを感じる京都の街である。それは外国人の多さが異国の空気を伝えているのかもしれない。
(記:2023年4月5日)

The cherry blossoms, which bloomed two weeks earlier than usual, are also Kyoto, the city of flowers.
"Rain forecast from the evening." This puts an end to the blooming of cherry blossoms. I visited Kenninji Temple before it started to rain.
 Today, I set the color temperature of the equipment to a tungsten light. The blue air seems to be suitable for the air when the flowers are scattered.
Using the phoroshop made the cherry blossoms look even better than the scenery. I wonder if the color of cherry blossoms still remained in the color information.
The city of Kyoto feels so lonely. It may be that the large number of foreigners conveys the atmosphere of a foreign country.
(Note: April 5, 2023)

Fieldwork802 花散らし京都 4K

京都市・宮川町・建仁寺・祇園
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする