ダイビング機材は沖縄のお店に預けっぱなしである。多分15kgぐらいだろう。
次いで洗濯をしなくてもすむ1週間分の着替えや水中カメラやケーブル類は大きなリュックに入れてエアラインでは預けてしまう。いつも11kgだ。
最後に機内に持ち込めて、かつ身の回りの物をつめ、フィールドで撮影したり、カフェにしけこんで建築のエスキースや魚の絵を描いたりできる、いつも持ち歩ける小さなショルダーバックが欲しいと思った。つまりクリエイションツールが入れられるバックだ。
最近の道具を画像で示した。先ずはパスポートとクレジットカードの入った財布は旅の必需品。次いでiPadは旅先で情報を得たりピックアップ時間を知らせてくるので必要、私製のイエローノートもエスキースを描いたり旅のメモをしておくし、時間をもてあましたときに備えて文庫本は必須。それに魚の絵を描く透明水彩絵の具のセットやスケッチブックに鉛筆やら筆洗が必要、そして超道楽的にモータードライブ付きニコンF3とペットボトルだ。ペットボトルは水分補給だけではなく水彩画を描くときに必要で、描き終わったら筆洗い用の水は珈琲カップに捨ててしまえばよい。条件として、パスポートや財布があるので内部にファスナーで仕切られるスペースが必要だ。
でっ、こういうことを鞄屋に相談すると、価格の高い大きなバックをすすめてくれる。こちらは価格が安い小さなバックが欲しいのだ。考えすぎの鞄、物が納まらない鞄、大きすぎて使いにくい鞄、いつも鞄屋とは意見が合わない。
そういえば、先日見た映画「阪本順治監督:魂萌え」で、風吹ジュンが通勤電車の中で酒の飲み過ぎで鞄の中にゲロを吐くというシーンがあった。鞄のそんな使い方もできるのか、あまりやりたくないが・・・。
唯一全部入る鞄を過去ログでアップしていた。「2008年1月6日新年番外編 Tool's6.鞄の中身」だ。鞄はヨドバシカメラにあったものだが中国製の2,900円という廉価なショルダーバックであり、内部が頭脳時に仕切られ(多分どこかの製品をまねたのだろう)、よくできた鞄だったが、耐久性は皆無であり3ヶ月で買い換えた。今は類似品もない。
そのヨドバシカメラではカメラバックメーカーの鞄などが大量にあるが、まず撮影機材以外のモノがはいらない。ブログ画像をみればわかるが撮影機材以外のモノが多いのだ。それにブランド名がしっかり付いたカメラバックは、いかにも高価なカメラが入ってますよ!、盗んでください!!、といっているようなものだから、高価に見えてはアカンのである。つまりカメラバックでは旅には持ち出せない(特に海外旅行)。
そうなると経験的に実用的で丈夫なアウトドア用品のノースフェイスあたり。これは中仕切りが巧妙に考えられているが適切なサイズの鞄がない。
そんなわけで昨日は、ヨドバシ、好日山荘とまわり、河原町高島屋にでかけて愕然とした。今時の百貨店は品揃えがものすごくわるくマーチャンダイジングが旧態依然としていてアカンのですわ、そりゃ売れなくて当然、ゆかなきゃよかった。
そして最後に東急ハンズで、適切なサイズの山用品屋のColemanがあり、なかなかよさげた。おっ!、隣に、もっと安価で、ニコンF3をレンズ付きで入れるには1cmでも幅が大きい方がよかろうという方向違いの判断でSolo-Touristにする。重たい荷物をいれるから、どうせ3ヶ月で壊れるかもしれないが、まあ試してみよう。
全部はいったけど、これはかつぐとベルト幅が狭いためか肩に食い込む感じだ。やはりCoolmanにしておけばよかったか・・、あるいはいつものノースフェイスのリュックでよかったか・・・、という具合にショルダーバック探しは、私の行動にジャストフィットさせるのが、なかなか難儀なんだね。
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