Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング167. 台風通過の時間が心地よい

2018年08月31日 | drawing

 さて太平洋上に台風21号チェービーが発生した。現在西に向かって進んでいるが、停滞している高気圧のヘリに沿って進むとすれば、進路の先には沖縄がある。あと1週間以内に届きそうだ。

 台風が本土に接近すると身構えるのが本土の人間の習性だ。旅の予定を切り上げて早々に帰ったり、また帰りそびれた人間達は、時間通りに帰らないと翌日から会議があるから困るんですぅーとか、なかには主婦が困るんですぅーといった悲鳴をあげているが、そんな空港でのステレオタイプ化した発言をTVは放映していた。

 しかしそんなに時間通りしなければならない仕事を、我々はしてないでしょがーーと私は思うのだけど。その内実はメディア向けのリップサービスなんだろう。そういっておけばメディアの理解は容易だからさ、嘘でもそういっておくのだろう。

 実際は仕事をパスする公然たる理由ができたわけだから、帰らないに限ると考えている人の方が多いのでは。つまり滞在を延ばしてもう少し旅の続きをするというのが、今の行動だと私は類推しているけど。何しろ島なんだから帰れへんでーーーー、というわけで格好の理由ができたわけだ。

 台風は、中心の進路から外れれば都市にいる限り一過性の嵐が数時間で通り過ぎる局地的な現象に過ぎない。実をいうと私は、台風通過の時間が心地よいと思っている。木々が激しく揺れる街並みを眺めながら台風の鼓動が聞こえてくると、おおっワイルド感たっぷりの非日常的経験だ。

 台風が来れば、そんなイレギュラーな時間のつぶし方がとても心地よいわけ。こちらは都市のなかにいるわけだから山小屋にいるのとはわけが違う。

 とまあ気をもんでも、どうなるかは未知数。天気はすべて結果論だからな。

 

クロッキー帳NO38.

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ドローイング166. クリエイター

2018年08月30日 | drawing

 AIが進化すればデッサンなんか簡単に描けるさ、と考えたら大間違いである。

 というのも、その前提には人物クロッキーであれば、ボディを忠実に描くという前提でプログラミングするからだ。

 だが実際に私は忠実には描いていないし、ポーズによっては描けないこともある。例えば、この画像は、実際のモデルさんはこんなに筋肉質ではなく、私が筋肉の位置を確認するために、あえて筋肉質に描いているし、それに身長もクロッキーほど小さくはなく、実は結構大きいモデルさんなのだ。モデルさんを通じて、その場で感じた自分のテーマとするところを描いているのだから、そんなのをどうやってAIは察知するのだろうか。当然不可能な話に近い。

 コンピュータは、人間の気まぐれにはつきあってくれない。精々人間の活動を支援する程度であることに変わりはない。気まぐれこそがクリエイションといってもよい。気まぐれという言葉が悪ければ思いつきや発想といってもよいだろう。そして描いた結果が人によって全部違うということが必要な資質だ。こちらはみんな同じように描けることを目指しているわけではないのだ。むしろ人と違う表現を模索しているのだ。

 つまりコンピュータは一般解を目指すが、こちらは特殊解を目指している。所詮目指す方向が逆だから、コンピュータにクロッキー、つまりデッサンはできないことになる。

 それよりは、クロッキーを初めとするクリエイションのための支援ツールであればよい。そこがiPadが目指している方向である。おかげてconceptというアプリは結構重宝しているのだ。まあクロッキー帳代わりといってもよいだろう。でもいまだにスケッチブックの方が描きやすいので、iPadでクロッキーはしておらず、今後試みたらどんな表現なるかは楽しみなところでもある。だからこそMacを使っているのである。

 コンピュータを使ったら新しい表現ができるかもしれないと、クリエイター達の感性を刺激するところがMacの好きなところである。それが世界的に支持されている。それをWin系のようになんでもコンピュータにやらせようという傲慢な発想が私は嫌いなのである。クリエイターは、プログラマーの奴隷ではありませんからね。

 

クロッキー帳NO38.

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ドローイング165.  半月型デザイン!?

2018年08月29日 | drawing

 ニコンが冴えないプレゼンテーションをした後、Apple京都店が開店した。徹夜で一番乗りをめざす人も含め1300人以上の行列だったとWEBは報じていた。もちろんこのときしか手に入らないTシャツをゲットするためだが、1地方の店舗が開業するのに、このフレンドシップな人々のり方が、現代の人々に支持されているブランドであることを物語っている。発表するから集まってこいではなく、勝手に人々が集まってくるのである。

 さらにいえば、Appleのスティーブ・ジョブスが亡くなったとき、お店の前には山のような花がユーザーから届けられた。そこには、ユーザーと一緒に歩いてきたAppleブランドのアイデンティティがある。日本のカメラメーカーのトップが亡くなったからといって、サービスセンターの前に山のような花束が届いただろうか。

 製造メーカーは、ユーザーと一緒に歩いてゆく。そうした企業ポリシーを伝えるためにも新製品開発発表は、ユーザーの心を捉える最高の機会なのである。だから訴求力が高いプレゼンテーションが必要になってくる。

 さてニコンZ7とかZ6だって。マウントが大きくボディが小さいというフォルムは、プロダクトデザインとしてみれば、デザインしにくい。モデルチェンジしてもその基本構造は変わらないわけだから。

 過去にそんなデザインが、パナソニックのDMC-CF5シリーズやGF3シリーズであった。ボディよりマウントが大きかったのでボディ上部まで円周の一部が反映されるという、いわば半月型デザインだ。デザイナーらが悩んだ末にこうならざるを得なかったのだろう。だがやはりプロダクトには頃合などのバランス感覚があり、半月型のデザインでは格好が悪いのでパナソニックは以後このデザインを採用していない。

 ニコンZシリーズは、その半月型部分の上にペンタ部分を載せちゃったけど、レンズを小さくするという命題があるとはいえ、なんか格好が悪くないかい。マウントが大きすぎるからねえー・・・。以後のモデルチェンジでは、ずーーと半月型デザイン!?が続くわけだ。半月型って決められちゃうとデザインしにくいだろうな。

 あるいは、これはミラーレス参入のとっかかりで、目的は別の所にあるのかもしれない。例えばニコンDfをさらにレトロにした、従来からのFマウントのミラーレスデジタル一眼レフを出したいのではなかろうか。実は、こちらが本命だったりするのかもしれない。どうもそんなニュアンスを含んだプレゼンテーションのようにも感じられるのだが。ニコンの力量からすれば、Zシリーズではとても物足りないと思われるが。

 従来からのFマウントでも小さなボディにできるし、ニコンF3時代の小さなレンズを開発すればよさそうに思われるが。だからニコンはFマウントから逃れられないのではないか。ライカだって試行錯誤して、いまだにMマウントのままだ。

 まあニコンZシリーズは撮影のプロ向きの機材であって、研究のプロ向けではなさそうなのでとくにこちらが調達することもないのだが。それより、ニコンDfが頃合いの良い価格(過去に180,130円が最安)になったら単焦点レンズやデジタルデュープ用に調達しておきたいと思う。それにDfは、ミラーレスZ7より35g重いだけで結構軽いのだ。それに、これをのがすとニッコールレンズの使用に制約がでてくるし、Dfはボディがあればニコンシステムができるというシステムフェチの願望が最大の理由なのだけど。

 あるいはそうしているあいだにキャノンが魅力的な機材をだしてきたりすると心が迷うけど。さらに水中機材デジタルニコノスが登場するのはないか。ハウジング不用で水深40mは楽に潜れる水中機材は、今現在どこからもだしていない。ハウジングは天麩羅の衣みたいで大きくなるから、やはりハウジングはない方がダイビングがしやすい。個人的にはミラーレスではなく、ハウジングレスが欲しいのだけど。

 

クロッキー帳NO38.

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ドローイング164. 135人!

2018年08月28日 | drawing

 事務処理ばかりで、久しくクリエイションに関する話題を書かなかった。クリエイションといっても最近ではクロッキー位しか描いていなのであるが。

 少なくとも過去7年間で、どれぐらいクロッキーを描いたかを枚数にすると調度1900枚、モデルさんの数で延べ135人!、の裸体を描いていたことになる。それだけ描けば複雑な女の体のフォルムも少しは理解できるようになったか・・・。

 おかげて街をあるいていると、コスチュームの上から眼でデッサンしている。全体を観察して頭、体の軸線、骨盤の大きさと股間の位置を定めると人体になるわけであり、最近では乳やお尻の量感も類推できるし、多分、私の見立てと実際とでは、そんなに外れてはいないだろう。私は若い女の子しか観察しないが、私の眼前を歩くと裸同然で街を歩いているようなモノだ。そう思うのは、私だけではなく、画家や彫刻家や漫画家も同様だろう。

 ある時仕事の会議室で若い女の子がホワイトボードの前で一生懸命説明している。こちらは退屈な説明を聞きながら、説明する女の子の裸体を観察をしているのであるから話など最初から聞いちゃいない。そんな私の姿をみて、女の子は目線がなんか大きな世界を夢みているようでと勝手な解釈をしてくれるところがありがたい。しかし私はズバリ貴方の裸を頭の中でデッサンしているわけ。スケッチブックに描いちゃうと物議を醸し出すから頭の中に留めておくのだけど。そんな処方術を覚えたので退屈な話も最後までジッと聞いたそぶりができるようになった。

 こうかけば、若い女の子達から失礼な輩といわれるかもしれないが、しかし彼女たちは美ボディをつくるためにエクササイスを行い、お肌の手入れに余念がないのであるから、そんな努力の成果を精々鑑賞してあげないとね。

 つまり男だったら車だ、鉄道だ、撮影機材だと、自分の周りの世界に関心を持つけど、女の子達の関心事は自分磨きなんだな。ありゃ猫の毛繕いと一緒だな。そういったら怒られちゃうか(笑)。

 

クロッキー帳NO38.から

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Nikon Freak172. さて、次は・・・

2018年08月27日 | Okinawa

 最近、街を徘徊する面白さ、言い換えれば撮影する面白さが失せている。

 1つは私が街に対する関心を失いつつあることかもしれないし、2つは街が綺麗に整備されすぎていて、ストリートは代替わりして小綺麗な店構えとなってきた街側の変化かもしれない。そう考えながら炎天下の那覇の街を歩いていた。

 既に過半が整備され人口増加でマンション群が立ち並ぶ那覇の街である。もちろんヤンキーテイストの風景は既にない。あの戦後の風景そのままの農連市場も建て替えられている。では沖縄の地方にゆくかと考えると、地方はさらに近代化されていてとりつくしまがない。県内の古い街並みはテーマパーク化している。

 「新城和博:ぼくの"那覇のまち"放浪記-追想と妄想のまち歩き・自転車散歩」、「那覇まちまーい:那覇まちまーいの本」、「仲村 清司,藤井 誠二,普久原 朝充:沖縄大人の社会見学R18」などを読むと歴史が登場する。どんなに歴史に意味をこめても、被写体としてみれば歴史は残渣としてしか映らない。

 地続きの大陸だと、私が出かけた範囲とテリトリー化する意識が働くが、沖縄は島であるから全部回ったら、それ以上はありませんから、はい!、お終い!!、ときりがよい。だから私も北部をのぞけば大概の所には出かけてしまった。

 だから、さて次は・・・なのである。

 その那覇も、ダイビングの後はどこへゆこうかと文献をみながら被写体探しだ。まあ今度もニコンF3+MD4持参だな。街歩きの本を取り寄せルートハンティング。それにホテルが美栄橋だから歩いて行ける範囲に、牧志食堂、花笠食堂、いちぎん食堂、福徳食堂、軽食ルビー、ハイウェイ食堂と、うちナーの人たちがゆく定食屋があった。毎晩一つずつ回ろう、などと旅の算段をしているときは結構楽しい時間だ。

 

沖縄県那覇市桶川

NikonF3+MD4、CarlZeiss Distagon25mm/F2.8、RVP100

デュープ機材:EOS1DsMark3、EF50mm/F2.8macro

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Nikon Freak171.  SONY帝国

2018年08月26日 | Okinawa

 さてフィルム画像の沖縄。もちろんポジフィルムをデジタル機材で複写しているが、フィルム固有の色と柔らかさが残っていそうだ。

 デジタル化するとPhotoshopの力が必要になる。ほどほどに色を調整しておくのがポイント。やり過ぎないことだろう。

 ポジフィルムの色を忠実に拾ってくれるデジタル機材は、これまでの経験でいえばニコンDfにマイクロニッコールレンズがポジネガの色を忠実に拾った。それにしてもデジタル機材ニコンDfとフィルム機材のニコンF3のハイブリッド・システムなんざ道具としての格好よさがあるが・・・。

 もう一つの方法は、SONYα7S2を使う方法。多分コシナ・ツァイスレンズは綺麗な発色をするのではなかろうかと予測している。いずれ手元のα6000格安デジタル一眼レフで、ニコンマウントのコシナ・ツァイスレンズの描写力をためしてみようと考えている。試みた結果とても綺麗でしたとなると、もうニコンの出番は永遠にない。

 そのニコンのミラーレス発表・・・、これまでのニッコールレンズが使えるということは、すべての巷のレンズが付くということだよね。しかもイメージセンサーの製造メーカーは?。これまで通りSONY製であれば、SONYαと競合するから、ニコンは高い価格設定にせざるを得ないのではなかろうか。そうなると優れたイメージセンサーを開発製造しているSONYが撮影機材分野の頂点に立つ。それに高価なXQDカード使用だって、それもろにSONYの言いなりでしょう。つまりSONY帝国は崩れないわけですね。

 さてフィルムの難点は、リバーサルフィルムが1500円/本と2倍近い価格。それに現像代は5割増しだから、フィルム機材はコスト高になる。それだけに無駄玉は打たないではなく撮らない。ここぞと思う被写体に遭遇したとき撮りまくる。まあ昔はそうしていたんだけどさ。あまり撮らないから、肩からぶら下げていてる時間の方が長いので、格好がよいというのは重要な要素なんだね。

 そんな悩ましいことを考えてゆくと、面倒だからiPhoneでよいかとなる。実はiPhoneは重要な仕様を持っている。それはいつでもどこでもポケットに入っていてかさばらないということだ。これって他の撮影機材では実現できない優れた仕様だと思うけど。ブログの画像がすべてiPhoneでまかなえたら・・・、それはコンセプト明快で結構幸せな感じもする。もう撮影機材はいらない時代なのかな・・・。

 

沖縄県那覇市桶川

NikonF3+MD4、CarlZeiss Distagon25mm/F2.8、RVP100

デュープ機材:EOS1DsMark3、EF50mm/F2.8macro

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番外編378. 茶でもしばきにゆこうよ・・・

2018年08月25日 | field work

 台風通過後の蒸し暑い最中を、三度大阪の近畿地方整備局へ書類の差し替えにゆく。

 ついでに本町のオリンパスで、水中機材E-M1のイメージセンサーの掃除を依頼する。案の定指摘した位置に汚れがあった。これでよしよし。

 さてこの暑さを緩和するのはかき氷の看板だ。最近では、なかなか見かけない。心斎橋筋まであるいて、ようやく大丸の裏手にあるカステラ銀装の入り口に氷の看板があった。今時あまり流行りそうもない2階のLa Salleというカフェで期間限定のかき氷にありついた。

 最近少なくなったこの種の喫茶店がなかなか心地よいと思っている。自家製カレーでランチもできるし、そしてかき氷があり、大きな窓から心斎橋筋の通りを見下ろすことができる。京都でいえば、スマート珈琲か高木珈琲だ。こうした喫茶店はゆったりしていて大変居心地がよい。大きな窓から通りを眺めながら、かき氷にありついた。

 これは少しフワッとしていてかき氷に近い。だから食べても、頭にガツーンとくることがない食べやすさだ。今度は心斎橋筋に来たらまた立ち寄ることにしよう。

 もうドトール珈琲とかスタバなんて、いつもラッシュアワーみたいな状態だし、お一人様専用みたいな気だるいな空気が漂い会話をしている人をあまりみたことがない。

 昔なら気のあう友達と茶でもしばきにゆこうよ!、といって珈琲屋で3時間は、たわいもない会話をしていた。今は喫茶店でそういう時間をすごしている人が少ないのでは。

 現代人は、忙しくなったから!?。そうだろうか。

 そんなに忙しいほど社会的に意味ある仕事とか、自分のキャラクターを成長させる仕事でもしているのだろうか。いや、そうではなく、つまりお一人様にならざるを得ない寂しいライフスタイルを余儀なくやっているのではないかな?。

 だからスタバは寂しい人たちのたまり場なんだろうか。かき氷を食べながら、そんなことをふと考えていた。

 

大阪市心斎橋筋

iPhone7S、ISO32,f/1.8,1/30

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PEN LIFE1557. プレゼンテーション

2018年08月24日 | diving

 画像はコクテンフグ。

 フグを捕まえるときは魚の進路をインターセプトしながら岩の奥へ追い込み、逃げられなくなったところで捕まえるとインストラクターの先生はいっていた。もむとお腹が膨らむのだが、逃がしてあげると膨らんだまま泳ぎにくそうにトロトロと去って行く後ろ姿が「バカにしやがって!(ブログ2017年8月24日)」といっているようで滑稽な魚だ。こちらは、もちろんバカにしていますけど(^_^)。

 昨日の京都市内は昼頃から、まれに強い風が吹き断続的にわか雨もあり台風が近づいてきることをうかがわせていた。一昨日38度まで上がった京都の街を、風雨で一気に街を冷やして欲しいが、どうも期待ほど涼しくはならず暑いままだ。夜半に台風シマロンは兵庫県を横断して行く。

 さてニコン新型ミラーレスの発表プレゼンテーションが行われた。ライブで見ているとスーツ姿で、役職の順にプレゼンテーターが複数登場し、あまりにも台本通りに進行し、一本調子のお経のようであり、スマイルもジョークも、そしてフレンドリーな気分もないお堅いプレゼンテーションだった。その程度の内容ならプレスレリースで済むし、特にプレゼンテーションすることもないと思うけど、ニコンってプレゼンテーションが下手ですね。

 プレゼンテーションには定型はないが、まず動機付けがあって、次にどんなスタイルにするかのアイデアが大切だし、当然台本はあるが、映像のナレーションなら台本通りに話してもOKだが、ライブで会話となると台本と実際の会話では、聞いている立場では落差を感じる。

 だからその落差を埋める必要がある。台本を暗記したら、次に台本を忘れて説明してみる。すると説明の流れのなかに強弱とか静動の流れが生まれるわけ。そんなメリハリがプレゼンテーションでは必要になる。それが旨かったのはスティーブ・ジョブスでしたけど。

 でっ、そのプレゼンテーションされたのが、下記の画像、新型ミラーレスで・す・か・・。

 おおっ、欲しいという意欲が全く沸かないデザイン。未来的でもなく、メタファーのデザインでもなく、何も訴求していない中途半端なデザインはなんだろうか。マウントがボディより大きく納まりが悪い。ペンタ部は、コンパクトデジタル機材のニコン・クールピクスを思い出させるが・・・。

 性能をみると撮影素子の大きさ以外は、オリンパスE-M1Mark2と大差ない。あら建築必須のデジタルシフト機能が見当たらない。マウントアダプターがあるので使用できるレンズをみると、ボディ内モーターで駆動するAiAFレンズはAFが使えないという制約が拡大しているように推測できる。ニコンのレンズは、古い時代のものも多々あり、実をいうとあまりシステム化されていないから、使う上でややこしい制約をいつも生み出してしまうのだろう。

 そうなると僅かに35gほど重くなる現役のニコンDfの方が、使えるレンズの汎用性が圧倒的に高い。価格が安くなってきたのも追い風だ。私の場合、ミラーレス歴8年だから、ニコンミラーレスにあまり新鮮みはない。それよりオールドニッコールやZeissマニュアル・レンズを活かすのには、見やすいガラスプリズムが付いているニコンDfが最適だとする結論になるが・・・。

 

 出典:ニコンホームページ

 

沖縄県ナガンヌ島ガメラ

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正0,f/9.1,1/200

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PEN LIFE1556. インターディプシナリー

2018年08月23日 | diving

 昨日の京都は38度、今日の台風通過で大いに雨をふらせ、気温を下げてくれることを期待している。

 さて今年は不作で・・。というのもダイビングの画像だが。

 ブログのサイドメニュー、カテゴリーからダイビングのカテゴリーにアクセスすると、これまで撮影した水中画像などを392回アップしている。そこそこの数ではあるが、昨年のようなどこを撮っても面白いという風景に、今年はまだ恵まれていないようだ。

 今年は、MSDの資格取得に励んだり、台風にしばしば遭遇したりしていたためだが、それに撮影機材を持ち出さないダイビングが、エアも減らないので、こちらの方がお気楽になってしまった。また9月には沖縄本島周辺に魚が数多く来る季節だし、その頃に少し撮影しようかなと考えているが、台風が今年は頻繁に来る。

 話題は変わるが、地元の銀行に呼ばれて雑談。その間に金融庁がファンドの分配金額を低めに指導しているという話があった。海外ファンドであってもオペレーションしているのが日本企業だとすれば、当然金融庁の指導を受ける。なんとも余計な政府のお節介だ。そのあたりは、儲かった分はすべて投資家達に還元するというアメリカ社会の合理的考え方とは違うなと思いつつ・・・。

 今後のマクロな日本経済の見通しは簡単であり、現状維持か衰退しかない。それは人口構成が紡錘型で生産人口が減少している構造だから、当然の帰結だ。当然株価はそれほど上がりもせず推移。企業が好調であっても海外の収益を含んでの話であり、トランプ政権が関税率をあげる話をしだすと、それだけで立ちすくむニッポン経済でしょう。

 話を拡大すると、国際社会は国籍を越えたところに存在理由がある。そのなかで日本にこだわり続けるというのは、特定の村がオラが故郷とこだわり続けるのと同じことだ。

 インターディプシナリーという言葉がある。学際的というのが語義だが、分野の違う専門家が集まって特定の課題を解くという場合に使う。

 この言葉を拡大解釈すれば、国籍の違う人間達が集まり地球的課題に取り組む、と解釈してもよいだろう。そのとき国籍は個人の住居表示程度の意味でしかない。国際人であれっ!、というのはそういうことですよ。

 話題が飛躍してしまったね。

 

沖縄県渡嘉敷島東アラリ

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.7,f/7.1,1/100

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Nikon Freak170. ポジフィルム・ベルビア100で

2018年08月22日 | Okinawa

 さて昨日は、事務仕事の続きをしがてら、午前中は歯医者の定期検診とマッサージに通い、四条通をあるきジュンク堂で茶店読みの雑誌を買い、新しくできたMac京都の看板をみつつ、エクセシォールカフェの冷気にあたり体を冷やす。さて手元の雑誌、アサヒカメラを開きながら冒頭から89歳の女性写真家の自撮りか。まずったな、また老人雑誌買っちゃったよ。ああっ、この車にひかれそうな自撮りはフォトショップでやっちまったな。出身がアートディレクターだから、こんなことはお安いご用なのだろう。

 ふと掲載された多数の写真家の経歴をみていて気がついた。ほとんどが文科系じゃないか。まれに芸術系と工学系が一寸いたが。文科系はこんなところに進出していたのか。それも文学部、まあ、書かれてある記述が抽象的で概念が曖昧なあたりからするとそうだろう。

 さてポジフィルム・ベルビア100の現像が上がってきた。デジタル化してMacに取り込んで画像にアップしてみた。結果はベルビアらしくない。モニターによっては赤みが強く見える場合もあるだろう。といって赤みを緩和すると今ひとつであり結構微妙な色合いだ。もちろんフィルム現像でみれば綺麗な発色だ。というのもベルビアの発色は、彩度が高いために少し勉強してみないとわからないことが多い。デジタル化で相性が良いのは、やはりプロビアだろう。

 那覇市内の古い風景撮影には、道楽的機材ニコンF3+モータードライブMD4&ツァイスのレンズといういでたちだ。MD4が巻き上げる感触にはまっていたですね。もちろんデジタルで撮影すればメリハリある画像になるが、柔らかくというのも悪くはない。

 それはさておき、土地区画整理されていない桶川地区には、古い民家や路地が残る。建築は風雨にさらされ、風化されてなかなかのおつな味をかもしだしている。

 話題は変わるが、夕べは地域の防犯パトロールにかり出された。白い帽子に青のTシャツに懐中電灯を支給され腕章をつけて、お巡りさんまで同行するものものしいグループで、拍子木をたたきつつというのがいかにも京都らしいのだが、防犯パトロール。まあ町内周辺を30分ほど徘徊して、終わる。帰りしなに缶ビールをいただいてお開き。京都市内は、いろんな委員会があって様々な活動している。それにしてもまあ、なんともお気楽なパトロールだったこと(笑)。

 

沖縄県那覇市桶川

NikonF3、CarlZeiss Distagon25mm/F2.8、RVP100

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PEN LIFE1555. 囚われ人

2018年08月21日 | diving

 小さな水中機材オリンパスTG-5が入ったハウジングを置いてあるだけ(こんなところに置くというのが笑えるのだが)。小さなデジカメもハウジングに入れると、スーパーで売っている天麩羅のころものように大きくなってくる。

 最近のダイビングでは、あまり撮影をしないので画像もない。それに台風にしばしば遭遇したので水中も透明度が低かった。そんなわけ画像で。

 囚われ人という概念がありそうだ。というのも終日パソコンにとりつかれ離れられない。その離れられない理由が、パソコンのメンテナンスの調整だったり、事務書類の手続きばかりだったりといった具合に、本来の仕事とは別の仕事に囚われる状態。時間数でいえば、本来のクリエイションなどの仕事よりも事務的仕事でパソコンに向かっている方が長いとする本末転倒した状態。あるいは遊びでも、パソコンに向かう時間が実際の人間達と会話する時間より多い状態。

 その私自身が最近囚われ人なのだ。まあかたづけるべき書類が多くて、黙々と事務屋をやっている。そんなわけで、パソコンの前にいるが事務書類書きばかりだ。もうillustraterやVueやらをつかってクリエイションなどを随分とやっていない。しまいにクリエイションを忘れ、単なる事務屋になっているかもしれないという恐ろしい状態だ。

 では囚われなくするためには、友達をつくり酒を飲み愚痴をこぼせばよいか、ということになる。つまり飲み仲間をつくればいいじゃないかとする改善策が1つ。

 あとは映画だな。

 そう思って昨日は「中村義洋監督:チーム・バチスタの栄光」をみていた。最近日本映画にはまっている。「錦織良成監督:RAILWAYS」で、この監督は鉄道の撮り方が旨いよなと思いつつ中井貴一の調子にはまり、「吉田康弘監督:キトキト」で大竹しのぶの演技が光り、「緒方明監督:いつか読書をする日」で田中裕子が抜群に冴えており、「石井裕也監督:舟を編む」で、松田龍平がいいではないかというので、「橋本一監督:探偵はBARにいる」3部作で雪の札幌の街の美しさに見とれる始末だ。多分映画の作り方が旨くなったのだろう。

 最近、毎晩日本映画を1作みるのが日課になっている。それで少し元気回復なのだ。

 

沖縄県渡嘉敷島東アラリ

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.7,f/7.1,1/100

 
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番外編377. 続・地蔵盆

2018年08月20日 | Kyoto city

 昨日は、京都市の各町内毎に一斉に行われる地蔵盆だった。いつ頃から行われてきたかは定かではないが、町内の祭事用の箱に文化と記載があるので、1804〜1818年つまり江戸時代後期には行われていた可能性がある。主に近畿地方が中心だろう。朝、お地蔵様を飾り付け、お坊さんの供養とともにお参りし、午後は子供達の遊び相手となり、夕方から町内総出の宴会だった。もちろん町内によっては、お数珠回しなどという古来からのしきたりを行っている。子供のお祭りだから、まあ一日はしゃいでくれる。

 そんな歴史が色濃く集積している京都だが、私は学としての歴史に対しては冷たい。まあ大学で教えたのが工学系だし、出身が芸術系だからというのもあるが、実際文科系の学生を教えてみると、やはり表現とか具現化する方法を持っていないから論理明快でも提案力がひ弱だよなという私の経験もある。

 人間の二次元空間でのクリエイションの伝達形式には、

1)文系(文章、誌、コンピュータ言語など)

2)数式系(数式、数値、論理式、分子式など)

3)図系(地図、設計図、グラフ、表、楽譜など多数)

4)絵系(絵画、漫画、写真や映像など)

・・と大別して4系統ある。この4系統をフルに、そして相互に関連づけて駆使できるスペシャリストである、というのが今の時代が求める能力でしょう。

 提案力のなさを自覚すると歴史に走りやすい傾向がありそうだ。歴史!、それはすべてが仮説の世界だし、文章だけしかつかわない世界だ!。だからストーリー化する。つまり歴史小説だ。壮大な人間の物語としてクリエイションするわけだ。

 そもそも歴史すなわちhistoryは、hi(人間)-(の)-story(物語)という概念だから、それは当然の帰結。「人間の物語」がある程度の史実に基づいているとはいえ、検証できないからやはり仮説の域をでない。

 実際日本では、歴史小説が支持されているし、市民講座も歴史系のテーマが多い上に、自治体では地域振興の柱の1つに歴史資源が欠かせない。歴史好き人間も多数いるから歴史をあなどると京都人の過半から嫌われる。

 だから歴史の世界は、容易には検証できないので酒でも飲んで古代のロマンを語りましょうよとくる。おいおいそりゃ飲んべえの集まりだよ。というわけで、昨日は京都の伝統行事である地蔵盆で宴会に興じていた。

 

京都市内、画像は2017年撮影 

iPhone7S

ISO20,露出補正0,f/1.8,1/736 

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PEN LIFE1554. 地蔵盆

2018年08月19日 | diving

 さて京都も先日パラパラと雨がふった!?、一時最高気温28度、最低気温19度と信州の高原並のしのぎやすい日が2日ほど続いた。

 それにしても7月の10日頃から一ヶ月以上続いた連続最高気温38-39度を経験すると、今は最高気温33度〜最低気温22度位の気温でも、本当かと思えるほど朝晩は涼しく夏の朝の快適さを感じている。昼間外を歩く苦痛は感じなくなった。体が高い気温に少し順応したのか。そうなると、今年の冬は雪の降らない猛烈な寒さなのか。寒暖の気温差が激しい盆地の京都である。

 暑い時は熱い珈琲で体を冷やすのが調度よいという話を聞いたことがある。地球の熱帯から亜熱帯のエリアを珈琲ベルトと呼んでいる。昔からこの範囲内の高地で珈琲豆が栽培され飲まれている。従って珈琲は暑い地域において体の体温を下げる働きがあり、熱帯から亜熱帯にかけての気候帯の飲み物だそうな。

 京都市内の夏も沖縄より暑かったから、一時的に亜熱帯地域の様相を呈していた。だから熱い珈琲で体温を下げるというのはのは適切な方法。他方で冬は、余計に寒さを感じさせてくれるので珈琲は不適切ということになる。通例は冬はお茶系だ。

 さて暦の上では秋なのだが、涼しくなったのもそのためかどうかはわからない。今日は京都の各町内の大きな催事である地蔵盆である。今年は組長なので終日、これにお付き合いです。

 

沖縄県慶良間諸島儀湿布島カーリー﨑

OLYMPUS E-M1、M,ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8

ISO200,露出補正-0.7,f/7.1,1/125

 

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番外編376. ショルダーバック探し

2018年08月18日 | field work

 ダイビング機材は沖縄のお店に預けっぱなしである。多分15kgぐらいだろう。

 次いで洗濯をしなくてもすむ1週間分の着替えや水中カメラやケーブル類は大きなリュックに入れてエアラインでは預けてしまう。いつも11kgだ。

 最後に機内に持ち込めて、かつ身の回りの物をつめ、フィールドで撮影したり、カフェにしけこんで建築のエスキースや魚の絵を描いたりできる、いつも持ち歩ける小さなショルダーバックが欲しいと思った。つまりクリエイションツールが入れられるバックだ。

 最近の道具を画像で示した。先ずはパスポートとクレジットカードの入った財布は旅の必需品。次いでiPadは旅先で情報を得たりピックアップ時間を知らせてくるので必要、私製のイエローノートもエスキースを描いたり旅のメモをしておくし、時間をもてあましたときに備えて文庫本は必須。それに魚の絵を描く透明水彩絵の具のセットやスケッチブックに鉛筆やら筆洗が必要、そして超道楽的にモータードライブ付きニコンF3とペットボトルだ。ペットボトルは水分補給だけではなく水彩画を描くときに必要で、描き終わったら筆洗い用の水は珈琲カップに捨ててしまえばよい。条件として、パスポートや財布があるので内部にファスナーで仕切られるスペースが必要だ。

 でっ、こういうことを鞄屋に相談すると、価格の高い大きなバックをすすめてくれる。こちらは価格が安い小さなバックが欲しいのだ。考えすぎの鞄、物が納まらない鞄、大きすぎて使いにくい鞄、いつも鞄屋とは意見が合わない。

 そういえば、先日見た映画「阪本順治監督:魂萌え」で、風吹ジュンが通勤電車の中で酒の飲み過ぎで鞄の中にゲロを吐くというシーンがあった。鞄のそんな使い方もできるのか、あまりやりたくないが・・・。

 唯一全部入る鞄を過去ログでアップしていた。「2008年1月6日新年番外編 Tool's6.鞄の中身」だ。鞄はヨドバシカメラにあったものだが中国製の2,900円という廉価なショルダーバックであり、内部が頭脳時に仕切られ(多分どこかの製品をまねたのだろう)、よくできた鞄だったが、耐久性は皆無であり3ヶ月で買い換えた。今は類似品もない。

 そのヨドバシカメラではカメラバックメーカーの鞄などが大量にあるが、まず撮影機材以外のモノがはいらない。ブログ画像をみればわかるが撮影機材以外のモノが多いのだ。それにブランド名がしっかり付いたカメラバックは、いかにも高価なカメラが入ってますよ!、盗んでください!!、といっているようなものだから、高価に見えてはアカンのである。つまりカメラバックでは旅には持ち出せない(特に海外旅行)。

 そうなると経験的に実用的で丈夫なアウトドア用品のノースフェイスあたり。これは中仕切りが巧妙に考えられているが適切なサイズの鞄がない。

 そんなわけで昨日は、ヨドバシ、好日山荘とまわり、河原町高島屋にでかけて愕然とした。今時の百貨店は品揃えがものすごくわるくマーチャンダイジングが旧態依然としていてアカンのですわ、そりゃ売れなくて当然、ゆかなきゃよかった。

 そして最後に東急ハンズで、適切なサイズの山用品屋のColemanがあり、なかなかよさげた。おっ!、隣に、もっと安価で、ニコンF3をレンズ付きで入れるには1cmでも幅が大きい方がよかろうという方向違いの判断でSolo-Touristにする。重たい荷物をいれるから、どうせ3ヶ月で壊れるかもしれないが、まあ試してみよう。

 全部はいったけど、これはかつぐとベルト幅が狭いためか肩に食い込む感じだ。やはりCoolmanにしておけばよかったか・・、あるいはいつものノースフェイスのリュックでよかったか・・・、という具合にショルダーバック探しは、私の行動にジャストフィットさせるのが、なかなか難儀なんだね。

 

 

SONYα6000,ZEISS Vario-TessarE4/16-70mm

ISO2000,焦点距離24mm,露出補正+0.7,f/8,1/60 

&iPhone7S

 

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番外編375. 3台目!

2018年08月17日 | Photographic Equipment

 ニコンの水中機材3台目のニコンW300が届いた。

 初代ニコンAW130REDは、ダイビング初期の頃多用したので、へこみや傷だらけで満身創痍状態で、もう少しでアカンかなというときに大学の機材なのでお返しした。

 2台目ニコンAW130YELLOWは、簡単にお風呂で水没した。

 そしてこのW300YELLOWで3台目。前の機種の後継バージョンであり、水中での設定が電源ON,OFFでも記録されるようになったのが少し進化か。これまでのバッテリーや充電器の代用ができるのでありがたい。

  水中機材は消耗品だ。いろんな人の話でも数台は没にさせているようだ。水中では消耗が激しいから意外に早く寿命が来るのだろう。まあこれはその程度の機材なのだけど。この程度でもハウジング不用で水中30mまで潜れてかさばらないのが、このニコンの特徴だ。

 つまりかさばらない分他の機材を持ち込むことができるわけ。水中ナイフ、水中ライトとか、あるいはドリフト用のカレントバックやフィンガースプロール、水中ノート、指示棒と、持ち込もうとすれば結構あるのだ。どれも撮影機材以上に重要度は高い。

 コンパクトデジタル水中機材は、オリンパスTG-5の方が色が綺麗だが、あれは15m以上だとハウジングが必要。実際のファンダイブでは20mまでは頻繁にゆくので少したりない。20mを越えるとディープダイビングになること、酸素32%程度のエンリッチ・ド・エアのタンクを使用しているときは30mあたりが潜水限度なので、ニコンの水深限度30mという仕様は適切な設定。やはりニコノスをつくっていた関係で、よくわかっている人がいるんだろうと推測する。

 9月に入ったら集中的にダイビングにゆこうと計画済みだから、このときに初稼働だな。

 さて昨日の京都は、前線が南下してきたので多少雨も降り実に1ヶ月ぶりに涼しかった。ひさしぶりにエアコンを入れずに寝ることができた。エアコンに体が慣れきってしまうと体温が下がりっぱなしになり、肩がこり、仕事をする意欲が失せ、痴呆老人のように寝ていることが多くなった。やはりあれにはまるのは健康的ではないだろうなと思うけど、なんと今年は39度の暑さだったからね。

 

SONYα6000,ZEISS Vario-TessarE4/16-70mm

ISO1250,焦点距離50mm,露出補正-0.3,f/8,1/80 

 
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