Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1161. ハウジング不用派

2015年04月30日 | diving
 離島に比べれば本土の海の透明度は低い。それでもテーブル珊瑚があったりして結構面白い。ただしシマウミヘビがいたりして、触らぬ神にたたり無しを信じて、相手に興味を持たれないうちに遠巻きに逃げます。
 水中の撮影以前に、中世浮力だの残圧だのインストラクターとはぐれないようにとか、なかなか気を使うことが多いので目下撮影は二の次なのだけど。
 それでも水中撮影機材については少しだけ勉強していて、Recseaのアルミ削りだしハウジングをダイバー達はお奨めしているんだけど、個人的にはあれはいやだなと思う。それにカニの爪みたいなストロボアームもいただけない。水の中では重さがないとはいえ大体でかすぎてかさばるのだよ。だからダイバーお奨め機材は好きになれない。
 個人的には、フィルム時代のニコノスが小さくてとてもよかったのだが、今のハウジングで済まそうというコンセプト自体が私は大嫌いなのだ。だから今でも小さな水中専用カメラでも出さないだろうかと思う。それをBCDにグリップで付けておけば身軽に動けて大変に具合が良いと思う。
 私は水中画像は、あとでPhotoshopで大いに加工するので、光データとして記録されていれば十分だという考え方なんですね。だからRAWで撮影しておけば十分。大体水中は、目に見えない浮遊物で解像度や色が落ちるのは必須ですから後加工ありきの水中撮影です。つまり後加工派です。
 だからNikon CoolpixAW130のハウジング無しでアドバンスドオープンウォーター対応の水深30mなんて言うのは魅力的ですね。やはり水深40mというのがレジャーダイバーの限界深度ですから、それ位はカバーしてほしい。あと一息なんだけど。つまり私は撮影機材は、ハウジング不用派なんですね。次回はこの機材を持参しようかな。

沖縄県・宜野湾市 ポイント・トロピカルビーチ
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG9-18mm/F4.5-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1,f/7.1.1/60
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PEN LIFE1160. モドキ

2015年04月29日 | diving
 水中撮影をしていると、ともすれば水族館!?、と言われそうな画像になることもある。それだけ最近の水族館は、ディスプレイがよくできているのだが、そういわれない水中のリアリティを捕まえたいねと思いつつの撮影。
 私は昔から生物の種類を覚えるのが苦手であり、魚の名前は何度聞いても覚えられない。そこでWEB図鑑をひくと、群れているから「キンメモドキ」かな!?。こうして書いて始めて覚えるのだろう。キンメのモドキで・す・か。つまりキンメではないということか。
 水中撮影をしたいと思ったのは、海底の地形が織りなすランドスケープを撮りたかったからである。これが第一の撮影目的。だから広角ズームレンズを付けているのだが、実は相当に水が澄んでいて太陽の光が届かないと海底のダイナミックなランドスケープは見られない。この日も波があり海底の砂を巻き上げているので透明感は少ないようだ。それでも美しい魚は豊富にいる。
 さてまた沖縄の梅雨が明けた頃に、アドバンスド・プログラムの続きをやろう。撮影よりは、ダイビングを覚えるのが先だよなぁー。

沖縄県・座間味島 ポイント・ドラゴンレディ
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG9-18mm/F4.5-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1,f/11.1/250×2倍
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PEN LIFE1159.  2枚目の自画像

2015年04月27日 | diving
 先週から沖縄へ出かけていた。仕事の合間、週末の二日間スキューバ・ダイビングの講習を受けた。オリンパスの機材で水中撮影にチャレンジしようというわけだ。いやそれ以前にアドバンスドコースのダイビング技術を覚える方が先なのだが。今回は,目標酸素ボンベ7本、だが5本目で尻、腰、腿の付け根が筋肉痛で断念した。
 いささか疲れた。でも日常の雑事など忘れて、一足先につかの間の連休だった。この時期は、ギリギリのタイミングで沖縄に来る観光客をかわせたのは幸いだった。

沖縄県・座間味島 ポイント・ドラゴンレディ
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG9-18mm/F4.5-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1,f/11.1/250
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PEN LIFE1158. 疲れましたね

2015年04月27日 | diving
 先週から沖縄へ出かけていた。仕事の合間、週末の二日間スキューバ・ダイビングの講習を受けた。オリンパスの機材で水中撮影にチャレンジしようというわけだ。いやそれ以前にアドバンスドコースのダイビング技術を覚える方が先なのだが。今回は,目標酸素ボンベ7本、だが5本目で尻、腰、腿の付け根が筋肉痛で断念した。
 いささか疲れた。でも日常の雑事など忘れて、一足先につかの間の連休だった。この時期は、ギリギリのタイミングで沖縄に来る観光客をかわせたのは幸いだった。

沖縄県・座間味島 ポイント・ドラゴンレディ
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG9-18mm/F4.5-5.6
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1,f/11.1/250
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PEN LIFE1157. 思い入れと思い出し

2015年04月22日 | Shinkansen commuting
♪春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど・・・♪♪
 こんな画像を見ていたら、唐突にこんなメロディーを思い出した。早春賦の一節だ。WEB辞書によれば、作詞家の吉丸一唱が長野県を訪れた際、安曇野あたりの情景をうたったものとある。穂高川河川敷に歌碑があるようだ。
 そうかこの新緑の頃、安曇野への憧憬が私の意識の中にあるんだな。この季節にはとてもよく似合う場所である。長野県は今頃が春だろうか。常念岳の雪が少し融けてまだらになっているのではなかろうか。
 ただし画像の風景は、岐阜県であり山並みの右側に御嶽山がみえる。だが小川のある風景は、どこか安曇野を想像させてくれる。
 個人的には長野県と青森県に思い入れがある。私などは、この二つに行けば満足であり、あとは特に行きたいという気分にはなれない。長野県は、若い頃に読んだ近代文学の小説のロケーションとしてとりあげた作家は数多く、そうした思い入れと思い出しが多々あるし、青森県は仕事で通った土地柄であり、あの無粋な雪の青森の街は印象ぶかい。そして郊外に行けばまさに田舎だよ。どちらも風景的な共通性があるように感じている。
 そんな風に人間には、一人一人思い入れと思い出しのある特定の土地があるのだろう。そうした土地こそが、その人にとって繰り返し訪れたいリゾートだと私は考えている。そんな感性を大切にしたいと思う。
 さて連休は、どこに出かけても人ばかりなので遠出はやめて、スポーツジムで汗を流していたいと思うのだが。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正±0,f/2.2.1/4000
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PEN LIFE1156. 新緑

2015年04月21日 | Nagoya city

 朝大学へゆくと、桜の木の新緑がまぶしかった。桜よりも緑の方が美しいではないですか。そんな風に思われてくるともう初夏が近い。
 このブログの画像も新緑で久しぶりにスッキリした。そういえば、この一週間の画像を見返すと暖色系の画像がなくドンヨリとしている。それがこの時期の特徴なのか。雨上がりの今朝は新幹線から御嶽山がハッキリ見えた。
 新緑を見ていると、様々なアクティビティのアイデアを思い出す。去年は、この頃運転免許を取ろうと思い立った。なにかを新しく始める良い季節かもしれない。今年は、難儀だがアレか・・・・。
 まあそんな私事はともかく、 朝晩はひんやりと肌寒い、この季節の頃の空気を少し味わいたいと思う。連休もあるしな。本来ならば、自然に起きるまで寝ていたい季節である。
 ウィスキーを飲みながらこのブログを書いているのだが、さて文章を思いつかない。もう23時をまわった。明日も早いから、はよ寝よっ。

名古屋市立大学北千種キャンパス
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-2/3,f/4.0.1/320

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PEN LIFE1155. 冬の記憶

2015年04月20日 | Shinkansen commuting
 この画像をみると、ポーラーMのCD、BEYONDを思い出す。京都市内の居酒屋で聞いた音楽だが。
 京都市内にも、しばしば雪が降り今年は記憶に残る冬だった。私の画像ストックも意味付け深い風景が多々ある。そんな冬が去ってしまったので、少し寂しさもある。冬の記憶といってしまえば格好がよすぎるか。
 だから春になって、桜にあまり関心が行かないうちに通り過ぎた。来月はもう初夏だ。また初夏の風景でも探して歩こうか。やっとEOSの重たい奴隷から解放されてリュックが軽くなったから、身軽にPENなどぶらさげて出かけたい。
 今週は一寸だけ沖縄へ出張だ。目的はグスクと都市構造の関係に関するフィールド調査。それに浦添市の美術館も見たいし。もちろん時間があればダイビングをしたい。今の気分としては、たくさんあった煩わしい諸々の事柄が凝り固まった日常から少し離れたい感じもする。
 沖縄はもう夏であろうか。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS E-M1,LEICA DG SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正-0.3EV,f/1.4,1/2500
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PEN LIFE1154. 芸用解剖学

2015年04月19日 | Nagoya city
 画像は、ライツ・テレエルマリートをもてあそびながら通勤途中のバスの中から写した路上のポスター。
 画像ではわかりにくいが、芸用解剖学的には腹直筋が美しい。腹直筋というのは、お腹の筋肉であり身体の中心から左右に胸骨から恥骨まで縦に続く筋肉で、身体の中心は少し窪んでいて、それが縦にリニアに走っているところがとても美的。美的でわかりにくければセクシーといえばよいか。
 ミロのビーナスなんかは縦のラインが見えたりして美的要素の一つとなっている。実際には、鍛えないとなかなかそういうお腹にはならない。ただしこのポスターのモデルさんは、もう少し頭が小さければよいのだが。これは余計なお世話か。
 大学時代に芸用解剖学の講義があったので、身体の表面の筋肉は勉強したのだが、ドイツ語の読み方だけが記憶に残っている。だが腹直筋をGoogle辞書でひいてもピンとこない。Muskelつまり筋肉という単語が入っていたと思うのだが。
 半年以上クロッキー教室をさぼっていたので、また始めようかと思っていたら、4月は個展のためお休みですという連絡が来た。さて連休あけからか。それにイエローブックで手を動かさないと、やはり感覚が少しおかしいですね。
 機材のシステムフェチなどしていないで、感性を復活させなきゃと思う昨今です。

名古屋市
OLYMPUS E-P5,LEITZ TELE ELMARIT90mm/F2.8
ISO1000,露出補正-0.3EV,f/4,1/2000
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番外編124. EOSフリーク

2015年04月18日 | field work
 先日ほったらかしにしてあったEOSシステムを掃除した。DONKEのカメラバックは色あせて薄汚れている。貫禄がついたみたいだ。でっ、なんとなくEOSシステムを使ってみると、フィルム時代の感覚そのままで、けっこう良い感触だ。ただし大変重たいし一世代前の機種なので、いつも使おうとは思わないが。やはり研究調査では、これだろうと再認識した。
 古い鞄を開けてみると最初のEOS Kissが出てきた。バッテリーグリップなどはゴム塗装が大いにはげいているので随分使ったのだろう。それにシャッターも一度交換している。マクロレンズまであるのには、泣けてきそう。
 さらには、バッテリーグリップのついたEOS40Dが出てきた。EOS1Dsとサイズは余り変わらない。それにストロボ2灯にトランスミッターや接写用ストロボまで出てきた。これだけそろうと、気がつかないうちにEOSフリークになっていたようだ。
 そうか思い出した。当時フィルム時代のニコンフリークから、デジタルになってニコンフルサイズが冴えないので、EOSに乗り換えたのだった。だからEOSシステムが意識しないうちに揃っていた。
 しばらくEOSを使いながらフルサイズ・システムの画像を、ごくこくまれにアップさせようかと思う。古い機材なので、故障したら、はい!、お終い!!、となりますが。

神戸市・元町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO200,露出補正0EV,f1.8,1/30
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番外編123.  しまった!、

2015年04月18日 | field work
 陰干しも終わったので重たいEOS1Dsを大学のロッカーに入れておこうと考えていたら、そのままリュックの中に入れて持ち帰ってしまった。まさにしまった!、である。そんな横道にそれていたので、最近のブログ画像もない。仕方がないのでEOS標準レンズの望遠風でもはりつけておこう。
 それにしてもEOS1Dsは、普通のものは普通にしかうつらない機材だ。現実に忠実というべきか。実に色気のない機材であることを実感している。かってのリバーサルフィルムのように色の好みを反映してくれるわけではない。そういう点では、研究用機材としてはよいのだが面白さがない。
 さらにいえばEOSの光学式ファィンダーは、例えばモノクロモードで撮影していても、ファインダーは肉眼で見ているのと同じだ。つまり事前にモード変換された画面をみることはできない。
 ここで二つに意見が分かれる。肉眼で見ている風景をそのままファインダーで見えている方がよいのか、それともファインダーでは写そうとする画像が見えている方が良いのか。それによって光学式ファインダーかミラーレスかという選択肢が生まれる。私などは当然後者に慣れてしまった。
 だから私には光学式ファィンダーが20世紀の遺物のように思われる。そうしたときに、光学式ファィンダーをつくってきた技術を保存できないだろうかと思う。古いが優れた技術は、忘れ去られるのではなく保存すべき価値がある。そんなことを考えていたら、まだLEICAが光学式ファィンダーでしたね。いささか時期尚早の発言だった。これもしまった!、の発言だな (笑)。
 話がグルグル空回りしてきそうだ。研究用機材はさっさとローカーにしまい込んでおこう。

博多・御供所町
EOS1DsMark3,EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正±0,F5.6,1/320
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PEN LIFE1153. 無気力感

2015年04月17日 | Shinkansen commuting
 今日は午前中京大病院へ昨年の手術後の最終診察があるので、時間もあるし歩いてゆこう。鴨川を渡り花街を抜け東大路を北上する4.3kmのコースだ。途中被写体でもないかなと思いながら歩いていた。だが全く撮影しようという気分にはなれなかった。
 昔ならば、撮影画像を講義に使おうとか雑誌に使おうとか様々な目的が錯綜し、なんでも撮影したのだが、今はそんな気分にはなれない。撮影意欲というのも、目的意識がないと希薄になるようだ。つまり目の前の風景を観察していない。あるいは興味が持てないといったらよいか。でも、ここは京都なんだぜ、それがどうした、と自問しながら歩いていた。
 結局熊野神社のからふね珈琲店で休息し京大病院に立ち寄り大学へ出かけた。大学では夕方からの実習の授業なので、相変わらず難題な3DCGが課題である。そんなこんなで一日が終わりました。
 だから何が言いたいのだといわれても、なんにもないですとしか答えようがない至極平凡な1日だった。なんだろうな、この無気力感は・・・。やれやれ明日も休日出勤か。

新幹線・米原-岐阜羽島 
OLYMPUS E-M5,LEICA DG MACRO ELMARIT45mm/F2.8
ISO500,露出補正-1/3,f/2.8.1/4000
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番外編122. バリュー・クリエイション

2015年04月16日 | field work
 今年から午後1番の講義に時間割が変更されたので、食後の胃に血液がながれ頭の血液が希薄になるので、つまり眠い。こういうときは昼寝をすると、消化を終えた血液が頭に戻ってきてクリアな精神状態になる。
 ハーバード大学ライフの本を読んだら、午後からの講義では学生達の昼飯はスナックや果実などの軽いものとあった。林檎をかじって珈琲なんていかにもアメリカ的だ。頭をフルに働かせて、講義にのぞもうというわけだ。心構えが違うよなと関心する。
 うちの学部学生達は、昼寝していて単位が取れる授業という認識しかない。つまり将来主導的立場にたとうという学生とは違って、まあ楽して卒業できればよいという学生気質の違いである。そんな学生だから就職は、地元中小企業行きが多い。
 とここまで書いてきたときに、アラ!、これは東京への一極集中に逆らっているではないか。むしろ安部政権がかかげる地方創世に適っているではないか。つまりビラミッドの頂点を目指すのとは違う価値観をつくれば、地方創世路線を走れることになる。ここが地方創世のポイントなんだろう。
 もっともその地方創世をピラミッド頂点の価値観で作っていれば、なんのための政策かとからかいたくなる。よしんば新しい価値観をつくっても、それをピラミッドの頂点志向の価値観にいつもすりかえられるので、地方創世はかけ声ばかりだ。
 本来ならば地方創世とは、ピラミッドとは異なる価値観の創造であり、バリュー・クリエイションだと思わされる。
 さてフルサイズデジタル画像でも貼り付けて・・・この標準レンズ(シンデレラレンズだって、つまり性能が良くて安い)も広角レンズ風に使えるところが気に入っているのだが。週末は授業があるので、その合間にまたEOS1+標準レンズで街の徘徊をしようか。

博多・御供所町
EOS1DsMark3,EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正±0,F5.6,1/400
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PEN LIFE1152. 春に向かって走ってゆく

2015年04月15日 | Shinkansen commuting

  京都のお家になついたプリウス君は、名古屋のお家が嫌いなようだ。
 というのも先月京都の駐車場を引き払い、名古屋の大学の駐車場に持っていったのだが、今日は調査帰り大学の駐車場で物損事故。バックで切り返しをしていたら建物の雨水管にあててしまった。建物の被害はほとんど皆無。それも当然であり設計時に私も加わって意見をしたぐらいだから。だがプリウスの尾灯まわりは大きく破損し、プラモデルをたたきつけたみたいだ。なんとボディまでへこんでいるではないか。当然走れない。意気消沈。
 どうも車を京都の駐車場を引き払って大学に移してから、なんか京都の怨霊だろうかと思いたくなるぐらい、つまらぬ事が続けざまに起きる。やはり車も生き物か・・・。というのは冗談だが、やはり京都のディーラーにさっともってゆけるところに置いておくのが便利なことを痛感した。さて京都の車事情でも勉強しよう。半年間で8000km走ったから、運転の基本は覚えたので京都においといてもいよかろう。
 話題がそれた。今日は雨も上がり、二日間地中に溜まった水分がぐんぐん蒸発してゆくかのようだ。靄もでている。こちらの気分は沈み込んでいるが、天気はこれから回復基調なのだろう。つまり春に向かって走ってゆくといったらよいか。

新幹線・京都-米原
OLYMPUS E-M5,LEICA TELE ELMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-1/3,f/3.2,1/4000

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PEN LIFE1151. 変わってしまった日本

2015年04月14日 | Nagoya city
 二日続けて傘が必要なぐらいの本格的な雨である。今学期から木・金と授業がかたまっているので週の前半はスケジュールが入らないのだが、この雨ではフィールドにもでられないし、データを眺めていても先に進まない。原稿の依頼でもあれば気もまぎれるが、そううまいように事は動かない。
 さてEOS1DsからPENやOM-Dに持ちかえると、こんなに可愛かったかと感心する。人間の慣れという感覚も、随分バラツキが大きいのだ。
 でっ、PENにライツ・エルマリートをつけて通勤時に少しばかりもてあそぶ。この大きさが心地よい。でっ撮影画像は、 正面のベンツなんかとてもシャープに写されており、モノクロであれば申し分ない写り方をしてくれる。これはオリンパスのレンズよりもいい、いやそれはあたりまえの事か。ただしマニュアルフォーカスなので、動くものは無理。1970年代のレンズが今も生きている。
 ならば、これを持って日泰寺あたりの雨の街へ徘徊に出ようと思ったら今日は午後から来客があり、なんとはなしに出遅れてしまった。
 さてモノクロの望遠レンズで絵になるランドスケープは何かなとWEBを探していた。イギリスのサイトを見ていたら蒸気機関車か・・・。イギリスの保存鉄道は、機関車だけではなく、周辺の駅舎などの施設もすべて保存されている。腕木式信号機も動くところが面白い。ただし動作はダミーだそうだが。それに周囲の風景が日本のように雑物がなく整然としているのもよさげだ・・・。
 話が飛躍してしまった。地図でも眺めながら、日本の海沿いの集落でも探そう。もう土門拳の影響か。だが土門が写した日本のランドスケープは、もうないといってよい。変わってしまった日本なのである。撮影機材が有り余っていて被写体がないという困った現実なのである。

名古屋市
OLYMPUS E-P5,LEITZ TELE ELMARIT90mm/F2.8
ISO1000,露出補正-0.3EV,f/4,1/2000
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番外編121. ため息

2015年04月13日 | field work
 博多の太博通りと御笠川に挟まれた一角に御供所町がある。多数の寺がつくりだす良好な環境は、都市景観保存地区に指定されている。京都や奈良に次いで社寺の多い博多である。博多山笠の櫛田神社の鳥居も太博通りにある。それから美味しい珈琲屋「ブラジレイロ」は日曜日のためお休みだった。
 EOS1に標準レンズだけつけて博多の町の徘徊。ピントの合う範囲がフィルムカメラのように結構シビアで、ピンぼけ画像も結構あるではないか。だからもっと絞りこまなきゃー、なのだが、それでも建築物は27インチのモニターで見ても大変シャープだ。建築を撮るのには結構いいシステムなんだ。
 今回は、標準レンズだけだから振り回せたが、望遠や広角ズームだったら難儀だ。16~35mmというのは結構使いそうな焦点距離であり使用頻度が高いだろうけど、重たいぜ。私にとっては建築撮影システムといってもよい。そしてPENが街徘徊システムなんだな。
 さて昨日のブログに書いた土門拳のライツシステムが気になる。ライツⅢfは持っていないが、ヘクトールのレンズはある。早速取り出し、ライツと大きさが類似のPEN E-P5につけて・・・これで270mmはちと長すぎるな。であれば、テレ・エルマリート90mmでよかろう。明日はこれをリュックに詰めてモノクロ撮影をしよう。でもなかなか撮影する時間がないのだな。いつも機材を眺めてため息で終わる。
 ため息で終わってはつまんないので、ふくやの明太子っと・・・。

博多・御供所町
EOS1DsMark3,EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正±0,F5.6,1/400
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