振り向くと買い物袋をさげ見違えるような心春がいた。どうみても高校生には見えない成熟した女だ。
小春「おじさん、久しぶり!」。
「なんだ、小春か。ユウ君の夕飯の準備だな」。
小春「そう、今日は、お肉のお鍋!!」
「なんかばっちり大人の女!!!」
小春「優子さんのところで髪をセットしてもらったの。優子さんは、うんと女らしくしちゃうねといって、やってもらったのがこれ!」。
「うーーん、女は変われば変わるもんだ」
レジを済ませて道すがら・・・。
小春「アタシ、同級生の女の子と比較するとボディが丸っこいのよね。やっぱユウ君とセックスしすぎたかなぁー?」。
女ぽかったのはそのせいか!?。
「まあ、通例二十歳で女の成長の完了になるけどさ・・・」。
小春「アタシ女の成長が完了になっちゃったよ」。
並の成長ならば二十歳まででゆっくりと女の体型になるのだが、高校生の小春は一気に女の体型まで走っていった。
小春「だって小学生の時が初体験だったでしょう。そこからずるずると。最近は、好奇心のユウ君が人体の限界までやってみようだもん。一日で5回も射精してぐったりしてんの。だから今日はお肉ね。寒いしさ」。
「人体の限界まで!?」。
小春「だって人間は、何処まで行けるかは二人とも興味があるじゃん。ならば体力が続く限りやっちゃおうだもん」。
「体力の限界に挑む。オリンピックの選手みたいだな」。
小春「ユウ君ってなんでも限界に挑むのが好きなんだ。頭の限界とか体の限界に挑むとか。でもスポーツはしないからセックスの限界に挑戦なんだって。だって一気に5回もするのよ。それで最後は精子も出ないとぐったりとして回りが黄色に見えるなんていってるの。ユウ君はやっているうちに体が順応して慣れるかもしれないというわけ。小春はいつも股間が痛いわ。でね、それも慣れるのかしらん」。
「ハァーーっ!、どうかねぇー・・・・!!?」。
小春「だから今日は、お肉たっぷりのお鍋ね」。
「栄養をつけるのは正解だと思いますがぁーーー・・・・!!!、ユウ君はスポーツしないの!?」。
小春「あいつスポーツに興味が無いんだ。疲れるからやだっていってるもん」。
「まあ、そういう体力というのか、生理機能の鍛え方もあるのかぁー・・・!?」
そういって小春はユウ君の家に向かった。
・・・
小樽は昨夜除雪したばかりだから歩道には雪の山が出来ている。
冬まっさかりだ。性欲まっさかりのカップルもいるけど・・・。