Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気56. 小休止・このブログも1週間ほどお休みします。

2019年10月30日 | field work


 先日、名古屋で飲み会があった。

 東海道新幹線は私の通勤電車だったから、乗るのも苦痛だ。それに人混みの雑踏をかき分けてゆくのも難儀。そこで東海道線の普通列車で、関ヶ原の中山道旧街道宿の柏原で途中下車して名古屋に向かうことにした。

 ちなみに旧東海道は、三重県桑名から今の第2名神高速道路に沿って京へ上がるので関ヶ原は通らない。関ヶ原は中山道が通過しており、東海道線と東海道新幹線は名古屋から中山道に沿って京都に向かうわけであり、ここだけ中山道新幹線といってもよい。

 安藤広重が木曽街道69次で描いた柏原は、当然往事の賑わいはないが、大きな屋敷位は残されている。雨の中、静かに街が沈んでいる、いずれは本当に沈んでしまいそうだ。そんな絶望感を感じつつ、とりわけ被写体があるわけではないこの街の最近の新しい出来事といったら、駅前住宅の一部にカフェが設けられたぐらいかもしれない。里山の木々は色づき始め、マダラに実った柿の木の先に伊吹山がみえるが、まだ雪は積もっていない。

 ツァイスのレンズをつけているのが意欲回復の1つだが、こんな雨の風景にツァイスもへったくれもない。1時間半の徘徊を終えて大垣行き普通列車、そして大垣で新快速に乗換えて名古屋金山までは40分ぐらいだ。金山で宴会をして、お泊まりのミニ旅だった。

 さてダイビングの画像も一時小休止して、このブログも1週間ほどお休みいたします。


滋賀県米原市柏原

SONYα6000、Carl Zeiss Vario-TesserE 16-70mm/F4 T*

1)ISO640,焦点距離53mm,露出補正-0.5,f/11,1/90

2)ISO2000,焦点距離70mm,露出補正0,f/11,1/125

3)ISO6400,焦点距離41mm,露出補正-0.1,f/11,1/90

4)ISO2000,焦点距離70mm,露出補正-0.5,f/11,1/125

5)ISO800,焦点距離34mm,露出補正-1,f/11,1/60

6)ISO1000,焦点距離35mm,露出補正-0.5,f/11,1/60

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Fish eye9.  アントニオ・ガウディ

2019年10月29日 | diving

 

 初めて宮古島にきた。

 この洞窟のポイントに誰が名前をつけたかはわからないが、少なくとも建築家アントニオ・ガウディを知っていた人間だ。水深12m位の所から洞窟に入り31mで抜け出してくる。どうしてこんな形態ができたのか不思議な水中の空間である。少し華奢な柱状の岩は、いずれは水流や台風によって崩れ去るかもしれない。そう思わせる危うい構造でもあるが、ともすれば撮影することを忘れさせてぐれるぐらいみとれてしまうダイナミックな景観である。

 こうした水中の狭い洞窟から、いきなり大きく開けた開口部を撮影するならば魚眼レンズしかない。それ以外のレンズでは1枚の画面に入りきらない。魚眼レンズを持ってきてよかった。ノートリミングでアップさせよう。

 洞窟は、どうやって撮ればよいのか悩むが、もう後からダイバー達が続いてくるので、とりあえず撮ってとする、撮り逃げで撮影していた。それに暗いから十数カット撮影した画像の2/3はぶれていた。このあたりの暗さになるとGoproの限界かもしれない。

 それにしても、この洞窟の穴がどうやってできたのか。もちろん人為的にはできないから、海の中のどんな力が働いていたのかは、まったくわからない。海の中は、たいして調べられているわけではないから、わからないことの方が多い。

 宮古島では、もう一つ魔王の宮殿と呼ばれる著名なポイントがある。ボートは行こうとしたが、他のボートが満杯であきらめた、いつかまたですね。その頃には、洞窟撮影の方法も覚えているだろう(笑)。

 

沖縄県宮古島 

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO721,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

2)ISO2233,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

3)ISO1409,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/176

4)ISO919,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120

 

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Fish eye8. Gopro7、水中で使ってみた

2019年10月28日 | diving

 

 このまったり感、そしてこの透明度が慶良間かな。

 元画像を、そのままブログに用いているのでGopro7も、水深10mまでは外の光と混ざり合った発色が大変綺麗だ。このあたりが活躍場所なのだろう。それより深いと色が変わるんだろう。さてレンズの前面をみたら、もうすでに傷だらけだ。まあここは交換できるだろうとしても、もう少し丁寧に扱わないと・・・、と思うだけ。どこか消耗品感覚のGoproだ。

 以前優れものオリンパスTG6+ハウジング+魚眼レンズ、さらに大きな水中ライトやストロボだってぇー!。そんなシステムを考えたが、あの小さなデジタル機材が次第に肥大化してくるのはやだなという気分だったし、またオリンパスか・・・、というのも気乗りしなかった理由だ。

 そうしたらはるかに小さく水深60mまで潜れるGoproのハウジングがあり、INONの魚眼レンズがつけられる。このレンズは映りが良いと思う。これは使えるぞ・・・。ならばGoproで・・・。ただし耐久性がどこまであるかはわからない。

 そんなわけで、純正品のバッテリーチャージャーとスーパーチャージャーは必需品。

 本来ならばニコノスが市場に登場すればと思ったが、登場しないのではしょうがない。多分来年には、ニコンW300の後継機種がでるだろうと予測はしているけど・・・。

 それに魚眼レンズを持って行くとマクロ撮影ができない。マクロレンズをもってゆくと超広範囲の撮影ができない、とするジレンマがこれまであった。だが小さな機材ならば2台を同時にBCDにつけて、もってゆけるのではないか。魚眼レンズ付きGoproとストロボON設定でマクロモードにしたニコンW300の2台持ちを、次回のダイビングで試してみよう。

Gopro7の水中システムは以下。

ボディ:Gopro HERO7

ハウジング:Gopro Super Suit

レンズアタッチメント:INON SDフロントマスクHERO5/6/7

魚眼レンズ:INON 水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

ストラップ用アタッチメント:INON Zジョイント

ストラップ:スナッピーコイル

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO377,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO148,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO145,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO239,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

コメント (3)
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Nikon Freak423. 私的魚図鑑

2019年10月27日 | diving

 今回のダイビングは、季節や台風の関係だろうか、魚影が濃いという感じではなかった。それでも珊瑚礁にはスカシテンジクダイが群れ、クマノミは随所で見かけ、ロンセンスズメダイやチョウハンがまったり泳いでいた。今回のダイビングでは、これまであまり取り上げなかった魚を中心に撮影順に編集した。


 1)マンタ

 マンタは過去に石垣島でも撮影したが、久米島にもマンタステーションがある。案の定マンタが1匹クリーニングをしていた。

 マンタは身体に付着した海の浮遊物などを、コバンザメなどの他の魚に食べてもらい、大きなボディの掃除をする共生関係が他の魚とできている。そんな噂を聞きつけてダイバー達がやってくる。ダイバー達のはき出す泡がうざったいなとマンタが思い始めた頃、マンタは他の場所に移動してクリーニングステーションは消滅する。それをまたダイバー達が追いかけ・・・といった具あいに、マンタと人間とのいたちごっこが続いている。人間はマンタとは共生していない。

 遠くに見えるマンタは、撮影するとコントラストが低くてクリーニング中のマンタを撮ってもなぁー、という気分濃厚だった。かって慶良間の台風前の海を悠然と泳ぎ去った時の方が感動は大きかった。


2)ミナミホタテウミヘビ

 私は、ヘビとウツボが嫌いなので撮ることはおろか、近寄ることもしないのだが、ミナミホタテウミヘビは海底に胴体が埋まっていることもあり、恐怖心と好奇心が入り交じった複雑な気分で恐る恐る近づいて撮影した。やはりグロテスクだ。やはり、こんなのは撮りたくない!。WEBで全身の画像をみるとウナギに近い形態だし、味もウナギに近いだって。もうゲッ!、という気分だ。当然ウナギも食べる気分にはなれない。スタミナをつけたきゃステーキだよ・・・。

 

3)ヤライイシモチ

 よく見かけた魚だから、話題にも上がらなかったし、それに名前がわからない。図鑑で調べるとテンジクダイ科のヤライイシモチかなぁー?。胴体断面が円形に近いし、尾の形が似ている、というのがその理由だが・・・。


4)ハゼとテッポウエビ

 ハゼは周囲に危険な存在がいないかの見張り役であり、テッポウエビはハサミ脚を使って穴を掘りブルドーザのように砂を穴からかきだして巣を整備している。両者の間には、そんな共生関係が成立している。そして整備できたと思ったら上の砂がスルッと崩れてしまい蟹が埋まってしまった、というなんともアホな光景が繰り返されている。1/400のシャッターなのに画面がぶれている。いや、ピントがあっていないのか。ニコンW300もトロくなりつつある。もう老朽化の始まりか・・・。


5)イシガキカエルウオ

 大きさ、眼が大きい、ツノあるいはヒゲ状の突起がある、とする特徴からイソギンポ科。図鑑と色が少し違うが、イシガキカエルウオかな。ハゼ科の魚については私も不勉強で、まだ種類を特定できない。現場でインストラクターから名前を教えられたが覚えていない(笑)。どうも教えられた記憶と撮影画像の整理とがリンクしていないようだ。ニコンW300も頑張って超アップで撮ってくれた。

 

6)イソギンチャクカクレエビ

 海草を探すと大体みつかることが多く、透明の胴体という特徴は、記憶にあるしログにも記載してあった。よく遭遇する小さな甲殻類であり、今回やっと撮影できた超マクロの世界である。今回のツアーは、こうした小さな魚達を追いかけていたようだ。まあ私の好みではありませんが、つきあった。


7)ハナミノカサゴの幼魚

 カサゴは沢山のヒレで胴体の形状認識を攪乱してくれるが、それだけに私の探究心が沸く魚でもある。幼魚には初めて出会ったが実に精悍なスタイルだ。この形はデッサンのしがいがある。


8)ジョーフィッシュ

 過去にも慶良間諸島でみつけたが、そのとき魚眼レンズをつけたオリンパスE-M1のハウジングだった。もちろん画像を拡大して荒い解像度でアップさせたことがある。今回はニコンW300だったので焦点距離を一杯に伸ばして撮影できた。小さな歯まで写っているから、これでよしとしよう。


9)アオウミガメ

 ダイバー達にとってカメは人気者である。なにしろ動作が比較的ゆっくりなので追いかけやすいし、どんなに撮影しても逃げるそぶりもない実にマイペースな生物だ。以前私も真っ正面からカメが近づいてきて避けるそぶりもないので、私が急反転したことがある。カメの背中を触ると意外に柔らかかったのが印象的だった。

 突然魚が現れた。ライトのスイッチはONにしっぱなしだが、被写体に向けてアームを曲げて・・・、なんて撮影機材をセットしている余裕はない。こうした水中照明機材の考え方が私の考え方と合わない。だから私は、撮影機材に付属する大きな外付け照明機材を使わないですね。


10)正体不明 

 宮古島で遭遇した魚で、包丁を逆さまにした形態が特徴。大きさはベラぐらいかな。さて調べたがわからない。しばらく課題の魚としておこう。いずれわかるさ・・・。


11)ロウニンアジ

 実は宮古島で複数のロウニンアジが崖の割れ目のはるか先にいた。あいにく手持ち機材は魚眼レンズ。まあそれでも撮影後の補正に期待しつつ撮影していた。後補正といっても画像のアラがみえだすほど大幅なトリミングをするわけだが。こういうときニコンW300だったらバッチリ撮れたから、やはり撮影機材の魚眼とマクロ撮影ができる2台持ちが必要だ。操作は地上のようには、振り回せないが試みてみる価値はありそうだ。


 さて、この魚図鑑の編集が面倒だ。先ず画像を選ぶまではよいが、さて何という名前の魚だったかが記憶にない。

 というのも初めて出会った魚は、水中でインストラクターがホワイトボードに書いてくれるのだから覚えているわけだが、アクアスケープの美形に感動したりして、関心が他所へうつるとトンと忘れてしまう。

 だから、帰りにダイビングショップに立ち寄ってログ付けの時に、今日見た魚を全部リストアップしてくれて、わからなければ図鑑で調べたりできるので安心していると、連続ダイビングだと帰りはそのままホテルに送り届けてくれたりすることもある。そうなるとログ付けは後日まとめてということになり、すると魚の名前が記憶にない。そこで後日撮影画像をみながらWEB図鑑で調べることになる。まあ記憶力を磨くほかないのだが、初めて見た小さな魚は容易には覚えられない。

 ブログ用に私的魚図鑑の編集をしていると1日仕事なのだが、実はそうした手間をかけて魚の名前を覚えてゆくのである。


沖縄県久米島、慶良間諸島、宮古島

ニコンCoolpixW300

1)ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/125

2)ISO125,焦点距離5.1mm,露出補正0,f/8.3,1/500

3)ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/100

4)ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正0,f/4.9,1/400 

5)ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正0,f/4.3,1/800 

6)ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正0,f/8.7,1/100 

7)ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/250 

8)ISO125,焦点距離16.6mm,露出補正0,f/4.7,1/640

9)ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/800

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

10)ISO633,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/264

11)ISO1190,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120

 

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Fish eye7. 絵画的なアクア・スケープ

2019年10月26日 | diving

 

 水中から水面を見上げる角度によっては、光と波の動きに加え、ボートなどの色が反射したりして、大変美しい水中アートが現れては消えてゆく。そんな移ろいの狭間に見え隠れする微妙な色の数々は、絵筆をすべらせたように絵画的なアクア・スケープだ。エキジットで慌ただしい頃合いで見逃していることも多いが、もう一寸追いかけてみたいですね。

 水面に限らず、水中では光をあてるとアートな光景に遭遇することが多い。それもパソコンに画像をアップさせてから気づくのだから、水中では、なんか感じたらさしあたりシャッターを押しておく。そんな風に水中では、魚眼レンズ風の光景も、魚やウミウシを撮影するストロボ強制発光によるマクロ機能も、1つのダイビングで同時に遭遇する機会が圧倒的に多い。水中が撮影機材のセットの変更なんかできないと考えた方がよい。

 そんなことを考えると、魚眼レンズのGopro7とマクロ機能があるニコンW300を同時に水中に持参する案がある。2台の機材を同時に使い回すというのは地上でも大変煩わしい作業だが、それを水中でとなると動作は緩慢になり、さらに難しくなる。地上のようにはゆかないから、あらかじめイメージトレーニングをしておく必要がありそうだ。水中での人間の動作は緩慢にしか動けない一方で魚達はとても俊敏だ。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO181,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO275,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO145,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962 

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Fish eye6. 魚と遊ぶ、魚に遊ばれる・・・

2019年10月25日 | diving

 

 ダイナミックな久米島から、慶良間に戻るとまったり感が心地よい。しかも船はアジュメール号だ。

 さてPADIのテキストには、「魚の名前を知る」というレクチャーはあったが、「魚と遊ぶ」はなかった。ならば実地で魚と遊んでみよう、いや、魚に遊ばれているのかもしれない。

 岩穴の中になにやらイボのついた物体が色変わりしている。

 蛸だ!!!、ならばひっばりだそう!。二人で足をつかみ・・おっ!、背後の穴から逃げようとしている・・・、そうはさせないぜ!!、ついに足をつかんだ!!!、蛸は猛烈に抵抗する、やっと引きずり出したぜ、こっちの勝ちだ!!!!。

 そうなると蛸も最後の手段で盛大に墨を吐きまくる。まるで忍者の葉隠の術か・・、おいおい、インストラクターを隠してどうすんだい、全て吐ききっても、蛸の墨はまた生成される。そして、今晩のおでんの具にしようなどということは考えずに、逃がしてあげた。

 人間と魚の共生関係ができているとは思えないけど、ダイバーは魚には原則として手を触れないので、ロンセンスズメダイも安心できる餌だと思っているのだろうか。まあ執拗に群がってくる。今度はソーセージでも持参するか・・・。

 どうもこのコクテンフグは、随分とダイバー達にもてあそばれた経験があるのだろう。逃げることもなく膨らんでいる。それをビギナーダイバーに手渡ししたらフグは気持ちよさそうな顔してんの。そりゃダイバーの方が驚愕の顔をしてるわけさ。そりゃフグも私もおもろいですよと眺めていた。

 そんな風に、魚と遊び、魚に遊ばれる、慶良間の癒やし系のダイビングだった。


沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO770,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/901

2)ISO288,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/692

3)ISO490,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO325,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

5)ISO325,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962


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Fish eye5. 続・久米島、そして岡本太郎

2019年10月24日 | diving

 

 久米島の海は、あまり見かけなかった海草などが出現し慶良間とは少し様相が異なる。撮影画像を見返していたらやはり綺麗だ。

 そしてドロップオフのダイナミックな地形が素晴らしい。多分ベテランダイバーになると、もっぱら久米島です!、となるのだろう。

 今回は、そんなベテラン・ダイバー達の間にはいりこみ少し形見は狭かったが、そこは図々しさを発揮して(笑)。

 水深30m程の海底付近にスミレナガハナダイが生息しており、ピンク系色の綺麗な魚だが魚眼レンズじゃ撮れへん・・・。

 さてダイビング終了後18時間は、気圧の低い飛行機には乗れないので翌日昼に那覇に戻ってきた。そして午後から私の宿から5分程歩いたところにある新しい県立図書館にでかけた。抱えていた仕事もあり午後は、ここでダイビング後のジョブ・タイムだった。

 書架を徘徊していたら、画家岡本太郎の沖縄の写真集がある。それは沖縄が日本に返還される前の姿であり、他の写真家の写真集と比較しても桁違いの迫力で沖縄が写されている。

 太郎の写真は眼前の風景を通り越し、背後に連綿と続く沖縄の歴史的空気が濃厚に漂い、画家固有のコンセプトを痛烈に感じさせてくれる。これが沖縄だという大変迫力がある写真集だ。

 そういえば地元写真家が、どこでこのような写真技術を覚えられたのか?、とする疑問を発し、同行した新聞社あたりのカメラマンが撮影したのではないかとする噂まで登場した、とする記事を読んだことがある。

 太郎は、画家だし、パリに留学しているし、デッサンができる。デッサンを勉強していると、コンセプトや構図やモチーフの納め方は感覚的にできてしまう。本来デッサンとは、そういう訓練だ。だから画家というのは、ただ撮らないだけで実は写真の撮影上手。デッサンを勉強してこなかった写真家達のように、一々コンセプトや構図や屁理屈を考える必要もなく、すべて感覚的に捉えられる訓練をしてきているから、太郎の写真も、どこで写真の技術を・・・と問われればデッサンでということになる。おそらく、エコル・デ・ボザールだろうか?。尚、太郎が訪れたのは、久米島ではなく久高島のイザイホーという風習だった。

 県立図書館で、そんな画集の幾つかをみていた。さて仕事の方は・・・、Mac Book Airが退屈しきっている(笑)。

 さて気温28〜30度の夏最後の沖縄から18度の京都に戻ってきたら冬近し!・・・。朝晩は一桁代の気温のときもあり、衣替えをしなければと思わせる気候が続いている。

 

沖縄県久米島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO262,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/374

2)ISO323,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

3)ISO557,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

4)ISO325,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/243

5)ISO225,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/429

 

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Fish eye4.  久米島リベンジ

2019年10月23日 | diving

 

 幸運にも、再び久米島へゆく機会が訪れた。

 ドロップ・オフ!、しかも逆バンク!!、スケール感の大きなダイナミックな地形だ。酸素濃度22%のレギュラーのタンクは久しぶりだ。それもアルミ製初体験だからウェイトの調整が必要になる。あとでもう1kg増やしておくべくだった。慶良間では、ウェィイトを軽くする方向へ努力しているが、久米島は逆だなということを学んだ。

 それにしてもエアの消費が早い!、早すぎるではないか。もともとエアは消費する方だからログブックで過去の記録を調べてみた。

慶良間諸島:エンリッチドエア10リットル、スチールタンク

2018.9.5/ ダイビングタイム37分、開始時残圧180-終了時残圧70(平均2.97BAR/分)

2018.9.6/ダイビングタイム40分、開始時残圧180-終了時残圧70(平均2.75BAR/分)

2018.9.6/ダイビングタイム43分、開始時残圧180-終了時残圧60(平均2.56BAR/分)

・・・・

久米島:レギュラー・エア14.5リットル、アルミタンク

2019.10.6/ダイビングタイム42分、開始時残圧180-終了時残圧20(平均3.72BAR/分)

2019.10.6/ダイビングタイム45分、開始時残圧180-終了時残圧20(平均3.56BAR/分)

2019.10.6/ダイビングタイム42分、開始時残圧180-終了時残圧20(平均3.80BAR/分)

・・・・

 いつもより4.5リットルもエアが多いタンクを使用して1分あたりの残圧平均値が1.0BARの開きがあり、同じダイビング時間で久米島の方が残圧値が低いというのはおかしいではないか。

 要因は、1)体調か?、2)習熟度か?、3)レギュレータか?。体調は悪くない、習熟度はあるかもしれないが1年前と比較してダイビングが下手になっていることがあるのかなあ?。すると1)は該当せず×、2)は△だ。可能性が高いのはレギュレータか!(この7月にメンテナンスしたばかりなのだが)。実際流入酸素量を調整するバルブが動かない。といって治具が手元にないから調整できない。

 那覇に戻り、慶良間ゆきのアジュメール号のなかでインストラクターのYOUさんに調整を依頼したら、1分もしないうちに治してきた。原因はレギュレータの調整バルブが塩で堅くなっていた。

 久米島に来るといつも、なにか起きる。

 前回はマスクの石けんが眼に入り痛みが消えなかったので、2ダイブパスして、診療所、病院とたらいまわしをされ、結局那覇の眼科医院で、年齢相応に白内障の兆候があると指摘された。そのおかげでサングラスをかけるようになったが。そして今回のレギュレータの不具合だった。久米島は、私にとって鬼門のような場所だな(笑)。

 まあそれだけ久米島は、水中の環境が厳しいのだろう。

 

沖縄県久米島ウーマガイ

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO407,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

2)ISO352,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/295

3)ISO878,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240 

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Fish eye3. Light Beam

2019年10月22日 | diving

 

 撮影レンズを通過した光には、光条(light striation)と光芒(light beam)とがある。光条は太陽などの光の点光源を撮影した時に、レンズの特性に合わせて放射状に光源が線的にひろがる現象、光芒は木々や雲の間から日差しがもれるような光。水中でも波の間から太陽の光がもれて水中に届く光芒が大変美しい。それが珊瑚にあたると、これこそ慶良間の絶景かと思われることがある。

 この日は、超大型台風19号が沖縄はるか東を通過する前だったから、慶良間の海は透明度が高く大変綺麗だった。そしてこれだけの透明度は、実は最初のこの日だけだった。

 台風が沖縄本島はるか東を通過した後の水中の透明度は低かった。もちろん次第に回復するが、それでも魚影は薄く、慶良間ブルーと呼びたくなるような透明度50mの体験はなかった。 台風が引きずってきた前線の影響で、沖縄は波の高い日が続き、船は大揺れの慶良間ツアーが続き、時には慶良間行きはあきらめチービシ諸島でもぐったこともあった。台風通過後、沖縄の天気は不調が続いたのである。

 それにしてもニコンW300はフィッシュ・アイレンズが使えないのでGopro7が必需品だ。Gopro7は、露出値をみると、絞りはf2.8しかなく、ISO感度と電子シャッターで露出を制御するあたりはスマホの感覚だ。水中で緑の色が強いく、それはphotoshopで簡単に修正できるけど、あえてGoproらしさを残した。

 こうした水中環境のウェルスケープをフルサイズのイメージセンサーの付いた機種で撮影したいと思うが、フィッシュ・アイレンズがあるキャノン&ニコン+巨大ハウジングになるで・す・か・・。一部を除き古くさい撮影機材を使わざるを得ないハウジング嫌いの私からすれば、来年あたりフルサイズかAPSサイズのイメージセンサーをつんだハウジングレス機材が登場すれば、即調達してニコンW300の代替になるが・・・。


沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1644

2)ISO226,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO142,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1163


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Fish eye2. 地上と水中の環境の境界

2019年10月21日 | diving

 

 ダイビングで水中に潜る、だからといって被写体は、いつも魚とは限らない。

 人間が関われる環境には3タイプある。空気がある地上と水中と宇宙だ。宇宙は簡単には行けないが、水中であれば水深40m迄なら勉強と装備をすれば身体感覚でゆける唯一の異環境だ。その地上から水中に変わる異環境の境界である水面は、被写体にあふれている。水に反射する風景や、光と影のおりなす水模様、そこへ人間が加わり被写体の宝庫だ。そんな異環境の境界を捉えるまさに断面図であり、半水面撮影ということばもある。

 それはダイバーにとっては、エントリーとエキジットであり、大変忙しい頃合いでもある。エントリーといったって水に飛び込んだまではよいが、そうそう簡単に人間は沈まないから、BCDのエアを抜いたり、ジャケットの下に水をいれたり、一番効果的なのは、足を下にした状態で肺の空気をできるだけはき出すことだ。そうやって2〜3m沈むと、次第に水中の環境に順応してゆく。

 もちろんエキジットのときだって水中で3分間の安全停止をしながら地上の環境に戻るわけだが、エアの残りが少ないとか、疲れたとか、それに水中の浮力のおかげで重さを感じなかった機材は、ボートのタラップに足を置き立ち上がった瞬間から一気に機材の重さが身体にかかり、地上の環境に戻ってきたことを実感する。それに船は揺れていてタラップをあがるのが難儀なときもある。

 だから本来は、地上と水中との環境の境界は撮影どころではない。しかし境界を通る瞬間は光と波がおりなす模様が美しく、人間も加わり、大変面白い撮影の瞬間だとおもう。ダイバーにとっては環境の変化に頭が忙殺される瞬間だが、こちらは踏ん張ってあえて撮る。

 

沖縄県慶良間諸島、宮古島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1537

2)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/997

3)ISO116,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1140

4)ISO116,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

5)ISO129,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962


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Fish eye1. 長期滞在

2019年10月20日 | diving

 

 10月3日から、15日間沖縄にいた。

 7月のポルトガル・沖縄に続く長期滞在だった。今回は、久米島へのお誘いと宮古島ツアーのダイビングとが立て続けにあり、それらの前後と真ん中を那覇でのダイビングではさんでの15日間だった。それに、日本学術振興会科学研究費申請書の学内締め切りが那覇滞在中であり、さらには超大型台風19号をかわしての那覇滞在だった。

 今回からフィッシュ・アイ・レンズをつけた機材を用いた。画角140度はあるだろう。オリンパス以来1年ぶりのフィッシュ・アイだ。やはりフィッシュアイは、水中の標準レンズだ。後日のブログにも書く予定だが、実際このレンズでないと撮れない被写体もあった。なにしろニコンのニコノスの登場を待っていたら何年も待たされるので、こちらはとてもつきあいきれない。それにニコンW300も液晶モニターが水中で曇るなど老朽化傾向であり機材の消耗は早い。

 今回のダイビングの最初は、台風が通過する直前の慶良間諸島だった。インストラクターは、久しぶりに超ベテランのジャンボが案内してくれた。若さと体力と技術があるのは素晴らしい。こちらは初心者に戻った気分でついていった。

 さて15日間も那覇に滞在すると、今日の画像が随分と前に撮影した画像のように思われる。もう随分と那覇暮らしをしたような錯覚になり、心京都にあらず!。那覇市の気温28度、沖縄の亜熱帯の環境から、19度の京都の環境だから余計にそう思われる。


沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO111,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO288,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO365,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/807

4)ISO242,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

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Zeissの空気55. このブログも2週間ほどお休みします。

2019年10月05日 | Kyoto city

 

 先日、六地蔵の美容室でヘアカットをしてもらいにでかけた。

 どうせここまできたのなら、このあたりを徘徊してゆこう。それで六地蔵尊と地元の人たちが呼んでいる大善寺に立ち寄った。

 京都には六地蔵参りという行事がある。京都市内に続く6つの街道の入り口にお地蔵さんが祀られており、8月下旬の2日間だけこれらのお地蔵さんを巡り特別のお札がもらえる行事だ。十数年前これらのお地蔵さん巡りを路線バスと鉄道で1周した。それは猛暑の中を汗をかきながら1日がかりの大仕事だった。

 そんな六地蔵の1つである大善寺も奈良街道の入り口にお地蔵さんが設けられている。当時は六角形の地蔵堂と、子供達の遊び場のような大きな空間とがあるひなびた空気が心地よかった。

 今は大善寺も改修され、新しいお堂や門がもうけられ境内も整備されて寺としては立派になったが、昔のフランクな空気はない。

 さて大善寺からほどない旧道沿いに少しゆくと、ほんの僅かばかりだが古民家がある。この残暑の名残のような蒸し暑い空気が私は苦手なので、早々に撮影して京阪桃山駅にたどりついたら、あの建築家・京大名誉教授である高松伸さんの初期作品に遭遇した。ギャラリーを併設した医院である。

 さて、このブログがアップされる頃、私は沖縄県で世界遺産の調査とダイビングをしつつ最後の夏をエンジョイしているはずだった。実は京都をたつまえに、大学の事務から日本学術振興会の科研費の学内締め切りは今月17日ですと連絡があった。もう、えっえーーっ!で絶望感が漂った。だがしょうがないから、つくる。

 といっても研究者は複数いるから各人の承認と事務手続きが必要になる。だから各大学の先生に連絡しなきゃ・・・。そして手元素材で10頁はある研究計画書の草稿を作成していた。だから持参するはずだったニコンDf+マクロプラナーは、Mac Airと書類ファィルにおき変わり沖縄で推敲だ。

 そんなわけで、このブログも2週間ほどお休みします。

 

     2000年頃の大善寺(講義資料の写し)

 

京都市伏見区桃山

SONYα6000、E10-18mm,F4.0

1)ISO100,焦点距離18mm,露出補正0,f/9,1/160

2)ISO100,焦点距離18mm,露出補正0,f/9,1/160

3)ISO100,焦点距離13mm,露出補正0,f/9,1/160

4)ISO125,焦点距離14mm,露出補正0,f/4,1/60

5)ISO100,焦点距離18mm,露出補正+0.5,f/9,1/200

 

コメント (1)
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EOSな日217. 何かとキャノン・ブランドでして・・・

2019年10月04日 | Kyoto city

 


 昨日と同じコースをEOSで徘徊、時系列でアップさせた。

 EOS1Dのシステムは、最初は肩にズシリと3kgの重さを感じるが、歩き出して次第に身体が汗ばむようになると持ち慣れてくる。しかし操作は明快で使いやすい。

 私が高校時代に露出とシャッター速度が設定できるフィルム機材は、このブログでもモノクロ・デュープ画像をアップさせている、もらい物のキャノンであった。そして初めてのデジタル一眼レフもキャノンのESO Kiss(初代)。だから私の場合、よいと思われる画像はキャノンで撮影したものが圧倒的に多く、ニコンで傑作が撮れたためしがない。

 Win登場前、キャノン販売代理店はAppleのパソコンを扱っていた。そんな事情もありキャノンはMacと相性がよく、Air LANで簡単に接続できる。他方でEPSONのプリンターも使用したが、ドライバーのブログラム自体がMacと相性が悪いというのが私の認識。そんなわけで私の環境は、何かとキヤノン・ブランドでして・・・。

 しかし残念だがハウジングレスで30mまで潜れる機材は、目下のところニコンW300とパナソニックしかない。さて、たまには地上用に、ニコンでも、い・れ・ま・す・か・・・。手前味噌な話でお粗末様。

 ところでラグビーワールドカップは、先日行われた静岡県袋井市の試合で、日本はアイルランドを19対12で逆転勝利し、明日10月5日にサモア、13日にスコットランドと対戦する。どこまでゆくだろうか、これは少し楽しみな展開になってきた。ラグビーの選手達を見ていると体つきが西欧相撲かといいたくなる体型ばかりだ。勝つためにここまで戦略を練り猛練習をしてきたという話を聞く。もう少し楽しませてもらおう。

 


 

京都市 八坂・祇園

EOS1DsMark3、EF28-300mm/F3.5-5.6L,IS,USM

1)ISO1600,焦点距離50mm,露出補正0,f/8,1/125

2)ISO1600,焦点距離120mm,露出補正0,f/8,1/60

3)ISO1600,焦点距離105mm,露出補正0,f/8,1/100

4)ISO1600,焦点距離40mm,露出補正-0.33,f/4,1/25

5)ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/3.5,1/5

iPhone7

6)ISO25,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/30 

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Nikon Freak422. ラグビー・ワールドカップ

2019年10月03日 | Kyoto city

 

 夕方、日課の散歩に出かける。日没の時間が迫っているので、最初に高台寺から八坂の塔と夕焼を皮切りに、祇園へおりてゆこう。今日はニコンのシステムで。さしたる夕焼けではなかったのでトップ画像は、Instagram風に補正した。

 高台寺から俯瞰した二年坂に向かう通りをよくよくみると歩いているのは大半が欧米人だ。そう思って陽が沈んだ坂道を下り車折神社までくるとやはり欧米人、そのまま祇園へゆくと、いるわいるわ欧米人ばかりが。そして四条木屋町角のマックで珈琲を飲んでいると、これも店内は欧米人ばかりで外国にいるみたいで少し得した気分になる。でっ、烏丸通りを下がってくると、途中のコンビニでも欧米人の一群がビール片手に輪になっている。

 エアバスA380を連ねてやってきたと思えるような数の多くの欧米人達が、祇園や四条界隈を徘徊している。その数の多さは中国人達の比ではない。そんな数多くの団体が大挙してやってきた。一体今日は何の日だった?。そうか、ラグビーのワールドカップの試合が神戸であったからだ。だからいつもは空いているパブが欧米人の人だかりで外にまで人があふれテレビを見ながら歓声が上がっていた。

 京都の街も、この日だけでラクビー一色の感がある。さて帰ってテレビでラグビーに没頭かな。

 

京都市高台寺、祇園

Nikon Df、AF-S NIKKOR28-300,f/3.5-5.6G

1)ISO1400,焦点距離50mm,露出補正-0.33,f/5.6,1/4000

2)ISO6400,焦点距離68mm,露出補正0,f/5.6,1/20

3)ISO6400,焦点距離105mm,露出補正0,f/5.3,1/13

4)ISO6400,焦点距離300mm,露出補正-0.67,f/5.6,1/13

5)ISO6400,焦点距離28mm,露出補正0,f/4,1/40

6)ISO6400,焦点距離72mm,露出補正-0.67,f/5,1/80 

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ドローイング198. 手が早くなる!

2019年10月02日 | drawing

 だんだんクロッキーが下手になってくる。二次元の中に空間感を認識したり、若いときのような形態を執拗に追いかけるといった情熱は失せ、手が勝手に動いているときもある。もっと人体を子細に観察して勉強して考えろよ!、と自分に言い聞かせているが・・・、言い聞かせるだけ(笑)。

 なにしろ1ポーズ5分間、かっては何時間も勉強したかのような集中力が働いたこともあったが、今は手慣れてしまって3分で描きあげているときもある。手が早くなる!、というのはクロッキーの副産物だが。

 ただ人間は、手を動かして外的世界の物事を考えている。テキスト、記号や図で、数式で、スケッチでといった具合にである。手を動かして外的世界を記録し、表現し、頭の中の経験的な蓄積情報と照らし合わせ、こりゃ愚作だ!、と評価もする。手と頭とは常に交信しているわけだ。いやもう少し正確にいうならば、頭で考えたことを、テキスト、記号。図、崇信、スケッチで表現してみて、頭の中の考え方と比較しているといったほうがよいか。

 画家パブロ・ピカソは92歳まで現役で活動し、Wikでは「1万3500点の油絵素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶芸を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている」と記載されている。生涯2度結婚し3人の女性との間に4人の子供をもうけており、最後は65歳でフランソワーズ・ジローとの共同生活で息子と娘を設け、その後73歳でジャクリーヌ・ロックと結婚とある。まあ社会の制度に乗らなかった仕事であったこと、そして女がいたから、まあ手が早い!、というべきか、それで仕事をする意欲もあったと私は理解しているけど。

 そうなると人間は、社会制度、つまり何時間働けとか、定年は何歳だといった制度的しがらみ以外の仕事を持つべきなのだろう。ピカソもプラド美術館の館長を勤めたことがあり、彼の場合、社会制度に組み込まれたのは僅かの期間だった。

 手は頭の延長であるとする認識、社会制度に乗らないこと、女を絶やさないこと、つまり手が早くなること!、私の生活をみても世界をみても、そんな教訓しかないよ。


クロッキー帳NO45.

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