直訳すると「回復する」ってとこでしょうか。。。
よく言う「修理」と「修復」とは意味が違って、ビンテージモデルなんかを
「修復、復元」させる時に使われる言葉「レストア」。
因みに先日の「半値八掛けの半値」なんかは「交換、修理」と言うことで
「レストア」とは言いませんねっ。
さっ!ここからが土花吉的にゃ~「レストア」に含まれる、先日の「価値観」の
違いにより、ご縁があって土花亭に来た古箪笥の修復作業開始。
(又もやの長文&写真多目、ご了承下さいねっ。)
よく騙される、時代モノなのかレプリカなのか分けの判らない「李朝家具」なんか
ではなく、時代にして「明治~大正」ってとこですかねぃ。。。この古箪笥。
『では早速、先ずは背面の修復から。。。』
杉板が一部無くなってますねぃ。
一旦、背面の杉板を全部剥しちゃいます。
案外、この辺に当時のお宝が眠ってたり、時代を表す何かが隠れていたり。
でも、今回は何も出てきませんでした。出て来たのは当時の埃と汚れのみ。
掃除機で埃を吸い取り雑巾掛け。
隠れていた部分なので掃除をすると綺麗なもんです。
欠損していた杉板は知り合いの大工小屋で材料を貰い、その場で加工し
持ち帰って、サイズ合わせをしながら貼り足して行きます。
くれぐれも、普段は見えない背面だからと新建材(ベニヤ等)なんかは絶対に
使わず、同じ材質の無垢板を使いましょう。
お色については、これから「時という塗料」で自然と合って行きますので
このままの状態でオーケィ。
『お次は引き出しの修復。。。』
取っ手を止めてある割ピン止め金具の損傷と丸座の欠品。
その辺のホームセンターで和箪笥用の取っ手を入手し「割ピン止め金具」と
「丸座」のみを使い修復する。(分けの判らない新品取手は処分)
出来るだけオリジナル部品は使い、新品部品も出来る限り最小限に留め
修復完了。
『最後に開き扉部分の修復。。。』
観ての通り丁番を止めてある筈の釘は所どころ抜け落ちてる状態。
裏面を覗くと、適当に修理したのであろう釘が貫通してしまっている。
一旦、釘を全て抜き丁番も取り外し、序に扉自体も修復することに。
業界用語で言う「木が暴れ、仕口のトメが恥をかいてる」状態。
ここも一旦、框をばらし「トメ」を修整し組み直す。
新しく丸頭の釘で丁番を固定し、「レストア」はこれで完了♪
流石に「旧車」とかのレストアよりも、さくさく進みますねぃ「古箪笥」のレストア。。。
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よく言う「修理」と「修復」とは意味が違って、ビンテージモデルなんかを
「修復、復元」させる時に使われる言葉「レストア」。
因みに先日の「半値八掛けの半値」なんかは「交換、修理」と言うことで
「レストア」とは言いませんねっ。
さっ!ここからが土花吉的にゃ~「レストア」に含まれる、先日の「価値観」の
違いにより、ご縁があって土花亭に来た古箪笥の修復作業開始。
(又もやの長文&写真多目、ご了承下さいねっ。)
よく騙される、時代モノなのかレプリカなのか分けの判らない「李朝家具」なんか
ではなく、時代にして「明治~大正」ってとこですかねぃ。。。この古箪笥。
『では早速、先ずは背面の修復から。。。』
杉板が一部無くなってますねぃ。
一旦、背面の杉板を全部剥しちゃいます。
案外、この辺に当時のお宝が眠ってたり、時代を表す何かが隠れていたり。
でも、今回は何も出てきませんでした。出て来たのは当時の埃と汚れのみ。
掃除機で埃を吸い取り雑巾掛け。
隠れていた部分なので掃除をすると綺麗なもんです。
欠損していた杉板は知り合いの大工小屋で材料を貰い、その場で加工し
持ち帰って、サイズ合わせをしながら貼り足して行きます。
くれぐれも、普段は見えない背面だからと新建材(ベニヤ等)なんかは絶対に
使わず、同じ材質の無垢板を使いましょう。
お色については、これから「時という塗料」で自然と合って行きますので
このままの状態でオーケィ。
『お次は引き出しの修復。。。』
取っ手を止めてある割ピン止め金具の損傷と丸座の欠品。
その辺のホームセンターで和箪笥用の取っ手を入手し「割ピン止め金具」と
「丸座」のみを使い修復する。(分けの判らない新品取手は処分)
出来るだけオリジナル部品は使い、新品部品も出来る限り最小限に留め
修復完了。
『最後に開き扉部分の修復。。。』
観ての通り丁番を止めてある筈の釘は所どころ抜け落ちてる状態。
裏面を覗くと、適当に修理したのであろう釘が貫通してしまっている。
一旦、釘を全て抜き丁番も取り外し、序に扉自体も修復することに。
業界用語で言う「木が暴れ、仕口のトメが恥をかいてる」状態。
ここも一旦、框をばらし「トメ」を修整し組み直す。
新しく丸頭の釘で丁番を固定し、「レストア」はこれで完了♪
流石に「旧車」とかのレストアよりも、さくさく進みますねぃ「古箪笥」のレストア。。。
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