価値観

人はそれぞれ、違った「価値観」をお持ちになっております。

だからこそ、この世の中ってやつぁ～上手く回って行くんでしょうねっ。


そんな、仕事で現地調査をしていると、既存の倉庫の中に白い家具に埋もれ、
一際目を引く古箪笥が一棹。

クライアントさんに尋ねると只今、「白い家具」を収集中とかで、この箪笥は不要
なので入用であれば持って行って下さいとのこと。。。

土花吉的にゃ～周りの白い現代風の家具より断然、こちらの方が「価値」が
有ると思うので、当然「入用です」と回答。

但し、タダで貰ってく訳にもゆかず「おいくらですか？」と尋ねると・・・。

じゃ～「白けりゃ何でもいいので適当な家具との交換ということでどう？」
ってなご返事。

「何でも？」と聞き返すと「小さい本棚でも何でも良い」との適当なご返事。


早速、土花亭には白い家具なんぞ無いので地元のリサイクルショップを回り、適当な
程度の良い「白い本棚(ほぼ新品)」を見付けて即買いで仕入れ、それを
サンバーに積み込んで、その足で「古箪笥」と交換するため倉庫へ行き
積み替えの後、土花亭へ持ち帰る。（早業「わらしべ」？）

そんな「白い本棚」が化けたのがコレ　↓


少し手は加えなければいけないけど、まあまあ程度の良い時代モノの家具。

開き扉を開けると中に、もう一つの引き出し郡が。例の「隠し引き出し」も
存在する上物。残念ながら錠は隠し引き出しの中にも見当たらず欠品ですが
土花吉の「価値観」からすると「白い本棚」の10倍？いや100倍の価値はあると
思うのですがねぃ。。。

あっ！開き扉に残るは「差し押え」のシール跡ではなく、よく子供がいたずらで
貼ってしまったシール跡。

でもご安心下さいませ。シールの剥し跡や糊成分は「クレンジング」で落とせます。

但し、根気が必要ですがねっ・・・。

以前に取り上げた土花亭の古箪笥たち：http://blog.goo.ne.jp/ducati-mu/d/20070829

http://blog.goo.ne.jp/ducati-mu/e/f2d6e8d9a6c5c821747b9ab8475c4c01



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