2010年極寒の「越前おおの冬物語」に訪れて以来、昨日はJR越美北線に乗り「越前大野駅」に降り立つ。
駅で「クーポン券」の引換券を進呈され、先ずは腹ごしらえのため駅前の「麺屋・ぜん」で塩ラーメンを頂く。
お腹が満たされてところで、徒歩で「七間通り」へ。
冬物語のひとつの売り、通りを照らす折角の「雪見灯篭」が外灯が明るすぎてもったいない・・・。
早速、駅で頂いた「引換券」を七間通りにある観光協会で「クーポン券」に換えてもらい、イベントの
主旨でもある「越美北線に乗って越前大野を訪れ、食べ歩き&見て歩き」を実行!。。。
しかぁ~しっ!・・・。
そのクーポン券(約1000円分)を使えるお店や見学できる施設が既に閉まっていて使えないのです。
この日は花火が7時半から始まり8時に終了なのでイベントは8時までの筈。せめてその時間までは
お店を開けたり、施設を見学できなければ意味がない・・・。
やっと開いてた「お食事処・一福」とかいう店に飛び込み、クーポンで蕎麦を食べようとするも
「クーポン券だけではダメ、他のモノも注文してもらわなきゃ~困る」と訳の分からない対応をされる始末。
本来のクーポン券の意味も理解できてない店の対応に怒り心頭で店を出る。
(もう二度とこの店の暖簾は潜らないであろう)
妻と二人で「大野って、こんなoh!NO!な町だったっけ?」っと怪訝な顔を見合わせながら歩き、
灯りが唯一灯る和菓子屋「亀寿堂」の暖簾を潜る。
お店のお母さんと色々とお話をすると「このクーポン券は越美北線に乗ってもらって何とか鉄道を残し、
みんなに大野に来てもらうためのモノ。そんなお店の対応はおかしい。」と。。。
そうです。TRGから100キロ近い道程を濃霧の中走り。
越美北線に乗るため途中、沿線の無人駅に車を乗り捨てホームで汽車を待ち、やっと辿り着いたのです。
本来、5枚綴りのクーポン券。一人一店舗一枚しか使えないモノをこのお母さん、二人分10枚を
全て「くるみ大福10ケ」と交換してくれました。
「これに懲りず又、来てください越前大野へ」の言葉を頂き、少し「oh!NO!」も「大野」に戻ったかもで
再び、町を散策。。。
そして、この日のイベントの最後を飾る「冬の花火」。
本来、ライトアップされた大野城の後ろに上がってるはずの花火も濃い霧のため見えず仕舞で
花火も綺麗に見えない・・・。
こればかりは自然のせいで何ともしがたいけど、地元観光協会さん。
もっ少し企画の趣旨や運営を徹底し、灯りの演出も工夫してもらいたいところです。