今日は久しぶりのお天気で気分も上々ってことで。。。
以前にも書きましたが、カウルやエアロパーツの補修というものは中々、手間の掛かるものです。
今回は「ABS」です。ABSと言っても当然、アンチ・ブレーキロック・システムの「恵比寿さん」ではなく
アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの「ABS樹脂」です。(舌噛みそっ・・・)
実はこの「ABS」は「PPE」や「FRP」に比べ容易に補修が可能な筈。。。理屈では・・・。
使用するは「アセトン」です。そっ、FRPなんかを補修した後の洗浄剤アセトン。
早速、クラック部分に注入してみる。。。暫くすると溶解反応が出る筈。。。筈・・・。
んがっ?、出ない・・・。多分、クラック面の内部にアセトンが流れ込んでないためかもと、彫刻刀で
クラック部分をVカットし再度、流し込む。
ようやく反応し始めたみたいで溶着しだす。
これで、時間が経てば強度も増すはずで、暫く放置の後、表面もVカットの上、アセトンを流し込んで終了。