以前、相当リサーチしたつもりが完全にリストから抜け落ちていた「木造校舎」が近くに現存していることが発覚。
当然、知ったからには「行くでしょ!」で、R8から河野海岸道路(しおかぜライン)に入り越前海岸を北上。
途中、県道3号へ入り山の中へ。。。
地図を片手に突き進むと、やがて里山の集落が現れる。そこには初めて観る特別天然記念物
コウノトリの飼育ゲージが。。。
新聞テレビ等でしか観たことがないという、FKI県人としては少し恥ずかしくも感じるも出来るだけ
アクセルを緩め、静かに通り過ぎる。
(ここ「白山地区」は日本国内で最後に野生のコウノトリが生息していたことで知られる)
そして、今日の目的「旧:白山小学校第一分校」に到着。
昭和38年の豪雪で被害を受けたため、翌昭和39年に新築落成されたという木造平屋建ての
建物で小屋組みは合掌となる。写真右側が教室棟となり、中央が講堂と玄関になり左側の棟
(保健室、給食室、校長室、音楽室)は後で増築した形跡がうかがえる。
その後、平成15年に廃校。現在に至る。
実はここ「旧:白山小学校第一分校」では只今、期間限定の「ほたるカフェ」を開催中。
内部も自由に見学(撮影可)出来る状態で先ずは、玄関のスノコでライディングシューズからスリッパに履き替える。
左手の棟にある保健室は今でも保健の先生が白衣姿で居そうなくらい当時のままの雰囲気が残っている。
給食室と校長室を通り越して突き当りが音楽室。
古い扇風機が回り、昭和の風をなびかせながら傍らには蓄音機が置いてある。
一旦、講堂へ戻り教室棟へ。。。片側廊下の手前から1年、2年、3年、そして突き当りが4年教室となる。
5年生からは本校へ通学していたらしく、このシステムはよく分校でみられる。
そして、給食室に前もって食券を出してあったランチ(給食)が出来たため、自分で2年生の教室まで運び
教室での給食の時間。
土花吉は生徒と向かい合う教壇で頂くことにし、生徒も一人のため机は合わさずに、そのままで頂く。
「ハ~イ!そこの生徒、先生に向かってピースサインしないようにっ!(怒)」
「いただきます♪」の合図の後、頂くは質素な無農薬の地元野菜と卵焼きとお味噌汁(¥500-)。
そんな、昭和を感じながら食した後、そろそろ下校時間とあいなりました。。。
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