来季2016年のmotoGPはどうも一新されそうで。。。
今季までの異常?ともいえるタイヤ性能に電子制御と、ヒトよりマシンに頼る部分が多く俗に言う「乗せられる」感のmotoGP機。
9年にも及ぶBSタイヤの進化と電子制御によってもたらされた尋常ではないバンク角を伴うコーナーリングスピード。
それがどうも来季はヒト寄りのマシンとなり、操るライダーの力量技量が試される本来のGPに回帰してくれそうです。
そのことは全く歓迎で、レコードタイムが更新されるより各GPライダー同士が持てるテクニックで競い合う姿の方が
観ている側を楽しませてくれる。
フロントの限界点がBSに比べ低いとされるミシュランタイヤ。それに何と言っても「電子制御(共通)」の変更。
今までの各ワークス(ホンダ、ヤマハ)がそれぞれに開発使用していた進化し過ぎた電子制御が一旦、平等な
統一されたものとなる。
今から思えば、ドゥカティのルールの隙間を突いたような行為が今のGP界に歯止めを掛け、回帰させたようにも思える。
今年のテストも一通り終了し、2ケ月ほどのオフの後いよいよ来年2月あたりから面白くなる。
何はともあれGP界もある意味、元年を迎える2016年。
序に一部の人間模様も回帰元年となって欲しいものです。。。