前評判通り、ヤマハファクトリーの圧勝で終わった鈴鹿8耐。
ヤマハが今回搭載したECUはモトGP機のM1に搭載されているそれに非常に近いとされる。
R1機との相性も良く、今回も出走したモトGPライダーのポル・エスパルガロも全く違和感がないと。。。
ヤマハには来年の鈴鹿8耐(40回記念)にある目論みがあるとされる。
それは、V・ロッシを参戦させたいという目論見。
そのためにも安定した走りに安定したピット作業、そして何よりも優勝を達成させること。
8耐終了直後、ロッシは祝辞のツィートを寄せている。「Great congratulations to everybody in
Yamaha Factory Racing for the fantastic victory at the Suzuka8h!!! 」
一方のホンダ。
昨年はスロットルケーブルの不具合によりストーナーを転倒させリタイヤ。今年もマシントラブル(多分、エンジンブロー)により
リタイヤという2連覇の後に2戦連続マシントラブルという無様な姿を見せる。
第3ライダーのヘイデンはピットから出た時点で直ぐに変調を感じ、やがて何かが壊れたと言う。
ECUとの相性が悪いのか、スターターは使えず押しかけでしかエンジンが掛からないホンダ。
それも一度や二度ではなく、三度目でやっと掛かるほど。
ホンダも、「走行中は問題なく機能し、0スタートのみECUとの相性の関係で少々手こずる」と言ってたようだが
果たしてそうだろうか・・・。
ヘイデンの走行を観ていて思ったのがヘイデン右手、コーナー進入手前でのアクセルワーク。
いつもより異常に多いアクセルの煽りを行っていたような気がする。
もはや、クラッシクモデルとまで言われるホンダ機。
WSBKを観ていてもホンダのヤル気を感じとれないのは私だけだろうか・・・。