motoGPネタが暫く間隔が開いたので、次戦オーストリアGP(8月14日決勝)のプレビューでも。。。
その前に「どうするストーナーのワイルドカード参戦」については、やはり無しの模様。
因みに、このコースのランオフエリア(F1用のアスファルト舗装)に安全性の問題があるとストーナーは指摘している。
テストでのタイムは申し分なく、それもストーナーの上のWアンドレは新型フレームによるタイム。それに比べストーナーは
旧型フレームで、増してや不慣れなソフトタイヤを使いこなしてなく、これで新型フレームでソフトタイヤに慣れた日にゃ~
恐ろしい気もしたりして?・・・やはり、並みのGPライダーとは何処かが違う。
まっ、参戦については本人次第なので私ごときがとやかく言うのは遠慮して、先ずはコースについて。
ご覧のように通常の他のコースとは違い、先ずはコーナーの少なさが特徴で、長いいくつかのストレートを
少ないコーナーで結んだようなレイアウト。
依って、ほぼスロットル全開の時間が非常に長く、そのストレートスピードが試される。
先日のテストを観てもドゥカティにとっては非常に有利で、逆に最高速で劣るヤマハにとっては不利とみられる。
テスト後のヤマハの二人のコメントを聞いても、結果に相当落ち込んでいるようでロッシに至っては
「ここはM1機にとっては非常に不利なサーキット」であることを認めている。
ただ、チャンピオンシップを争っているマルケスのワークスホンダ機がテスト不参加であったため未知数ではあるものの
クラッチローのRC213V機にHRCが付きっきりでテストを行った割にはヤマハ機よりもタイムは悪かった。
これがヤマハ勢にとってはせめてもの救いなのかも知れないが、ここ数戦は全く良いところが無かったヤマハ勢に
ドゥカティが立ちはだかることは間違いなさそうである。。。
後はミシュランタイヤの問題。F1用に再舗装された路面は相当、摩耗が激しいらしく特にリアタイヤについては
10ラップも持たないのではと懸念されている。
先日のテストでも2日目に何とかラバーがのったところで、ようやく連続ラップ走行が可能になったとも聞く。
ここ数戦は天候やタイヤに左右されるレースばかりで、何とも消化不良ぎみ。
後半戦は各ライダーにベストなコンディションでレースに挑んで貰いたいものです。。。