一昨日、三国の伯母とのお別れのため葬儀場へ向かう途中、JR福井駅前を久しぶりに車窓から眺める。
今年の春から「えちぜん鉄道三国芦原線」と「福井鉄道福武線」の相互乗り入れ始まった福井。
西口広場にはバスターミナルと路面電車の停留場が一体化する。
小さい頃、親に連れれ三国の親戚の家へ行く時は国鉄で福井駅まで行き、そこから電車に乗り換え三国駅へ行くか
駅から大名町交差点の繊協ビルのバスターミナルまで歩き、並んでバスに乗り未舗装のガタガタ道をバスに揺られながら
辿り着くぐらいしかなかった時代。(もう半世紀前ですねぃ・・・。)
暫くは停滞していた福井駅周辺の整備も、ここ数年は大きな「涛(うねり)」が押し寄せ変貌。
そんな、三国に到着するやいなや「小山屋」の酒饅頭を買い求めに立寄るも閉店後。
仕方なく、未だ開店していた「涛花堂」でお土産用に少し買い求めた「涛印」の酒饅頭。
少々、ガッカリしながら葬儀場へ行くと、土花吉用にちゃんと用意してくれてありました「小山屋」の「扇印」の酒饅頭。
三国の親戚筋では何故か「〇〇はちっちぇ~頃から小山の酒饅頭しか食べんかったでのぉ~」ってな風評があり、
折に触れ土花吉だけお土産で頂いたりする。
(そんなに大好物でもなく、好きと言えば好きだけど酒饅頭ばかり食べてた記憶はない)
まぁ~、年老いた親戚たちの思い込みだし増してや、その風評によって被害どころか得をしているので・・・。
でもやっぱ、大きな「涛」をともなうような波風より、優しい風をおくる「扇」の方が性に合ってますかねぃ・・・。