昔は、ナンでカレーなんぞは好みで無かった筈が、ここ最近はナンがなんでか好きになってしまい
たまに食べたくなるカレー屋まで足を延ばしランチをとる。。。
そんな台風迫る昨日、毎年恒例的に訪れたいた「街道浪漫 今庄宿」も中止になってしまった・・・。
とは言っても足を延ばした帰りに、今年の春にリニューアルを終えた「JR今庄駅」だけチラリと立ち寄る。
ここには以前から「鉄道の町」として栄えた歴史を紹介するスペースがひっそりと有ったのですが、
この度、「今庄まちなみ情報館」を駅舎に増設。
かつて「宿場町」として栄え、やがて「鉄道の町」としても栄えた歴史文化を丁寧に紹介している。
先ず、訪れてみて驚いたのが「鉄道ジオラマ」の出来の良さ。
スケールは「Oゲージ」と思われ、時代は昭和30年代(北陸トンネル開通の昭和37年以前)の旧・国鉄「今庄駅」を
忠実に再現している。
ナンと言っても、D51型蒸気機関車に備わるぼてっとした「敦賀式集煙装置」に四角い「重油タンク」のリアルさは圧巻。
何処ぞの地元「敦賀赤レンガ倉庫ジオラマ」とは雲泥の差で羨ましくも思う。
はて、一体「この差はナンなん?」と問われれば、答えは簡単。
「歴史文化」を軽視し続けて来た割には、最近なり突然「にわか鉄道の町」をアピールする地元敦賀市と、
以前から地道に「鉄道文化」を大切にして来た隣町の「今庄町」や、同じく隣県の滋賀県「長浜市」との差。
当時の貴重な「北陸線(柳ケ瀬線)」の鉄道資料は長浜市の「長浜鉄道スクエア」に持って行かれ、
「北陸線山中峠越え」の鉄道遺構である「トンネル群」の資料も、ここ「今庄町」に持って行かれつつある・・・。
(追記:敦賀赤レンガ倉庫ジオラマについて、現在はHOゲージのD51型蒸気機関車に集煙装置が備わったらしい。。。遅ひっ!)