彼はハッキリと言う「国民が違和感なく、沖縄に造るのが当たり前だと思っていることに憤りを持っている」と。
この言葉を耳にした時、私はうつむきながらも改めて「沖縄は日本国から独立すべき」と思った記憶がある。
昔、沖縄旅行をした折、空港に降り立った途端に違和感を覚え、帰り際にガイドが言った
「みなさん是非又、沖縄に来てください」
「そして、沢山お金を落していってください(お金を使ってくれという意味)」という言葉が今でも耳に残る。
(因みに、それ以降再び沖縄を訪れることはなく当然、お金も落としていない)
この国の地域差は激しい。
ある地方が国の政策に集中的に寄与した場合、その地方は特区とすべきで、見返りがあって然りと思う。
例えば、国の電力政策を担った地域は免税(特に固定資産税等)があり、電気料金は無料にすべきである。
当然、その分は電力使用地域が負担し補えば済むこととなる。
そんな、沖縄について私たちは何を負担して来たのか・・・。
何も策(政策)が無いまま、沖縄返還から半世紀近くの年月が流れる。
やはり、沖縄は日本国から独立した方が良いと思う。方法輪はともかく沖縄には相応な歴史文化があり
国として成り立っていた時代もある。
近年では終戦後、米国の統治下とはいえ「琉球政府」なるものも、沖縄県以前の20年間存在していた。
この際、基地もそのまま移管し独立の上、日本国と条約を結び、高額な基地使用料を日本国へ請求し
それを我々が負担すると言う考え。
果たして国民のコンセンサスを得られるのかどうかは日本政府の責任。
あまりにも突拍子な話かもですが、綺麗な空や海の景色とは違い、そこまで沖縄は深刻であるという
状況を私たちは理解しなければいけない。
沖縄県翁長知事の死去にあたり、謹んでご冥福をお祈りいたします。