滋賀県米原市から彦根市に入った直ぐにある「近江鉄道・鳥居本駅」の駐車場に車を停め、徒歩で国道8号を渡り旧中山道へ入る。
この「鳥居本駅」を訪れたのは6年ぶり。。。以前の「木造駅舎/近江鉄道:鳥居本駅」
先日もNHK・BS「こころ旅」でも火野正平氏がチャリオで走っていた所。江戸から63番目の宿場町で
「江戸へ百十八里(約463km)、京へ十八里(約70km)」の場所。
先ずは目に入るのは登録有形文化財のヴォーリズ建築。
(ぱっと見はヴォーリズとは気付かない。近年、改修されているため奇麗過ぎて尚更)
この場所は本陣があった場所で、戦前にこの建物へと建て替えられている。
旧中山道を北へ歩き始めると先ずは奇麗に保存されている「合羽屋」だった平入りの建物。(こちらも市の指定文化財)
暫く歩くと、この辺りでは珍しい妻入りの建物。旧集会場だったせいか他の建物とは異なる様式。
そして、90度右折れの正面に建つのが例の「赤玉神教丸本舗」の薬局(現役)。
番組でも登場してますが、その大きさには驚かされる。(国指定重要文化財)
残念ながらお休みだったため、店内を観ることは出来ず。
しかし大きい・・・この入母屋がここまで入り組んだ屋根などは今まで観たことがない。
手前側は明治天皇も休憩された「御小休所」となる。
そして直ぐ近場には崩落した茅葺の建物。(ここまで来ると見苦しい)
先へ進むと未だに点在する当時の平入浅瓦の建物。やがてこの先は「北国街道」へと繋がる。