丁度、FKIでのJr1家族と外食を終えた後、土花吉のリクエストでとある昭和の空間に立ち寄って貰う。
ここはFKIの足羽山の麓、文教地区に位置する駄菓子屋。今時の俄か駄菓子屋ではなく、生粋の駄菓子屋。
足羽山の墓地にも近いためお供え用の「花」の看板が目立つ。
孫たちを連れ店内に入ると、こじんまりとした店内に漂う懐かしい匂いと共に昭和へいざなってくれる。
お決まりの奥から少し時間を置いて登場する店主のおばちゃん。(とは言っても土花吉とそうは変わらないであろう御歳)
孫たちが買って差しだした駄菓子をソロバンで弾き、新聞紙とチラシで作った篭に入れてくれる。
そしてもう一つは近くにある和菓子屋。古いビルの1階部分の狭い空間には古い小さなガラスケースが一つだけ。
何でも「クルミ饅頭」が人気で直ぐに売り切れてしまうらしい。
土花亭の仏壇用に一つ持ち帰り、お供えをした後にお下がりで頂く。なるほど人気の秘密が分かる味。
クルミの食感と甘みを抑えた餡子は絶妙。
北陸新幹線開業でFKIの駅前は近代的に変貌してしまったけど、少し足を伸ばせば未だまだ昭和の空間が
残っていることが嬉しい。
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