ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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渓流の宝石 カワセミ ~ 多摩川の支流にて

2009年03月13日 | お出かけ
東京出張最初の週末、「かぜのみち」と呼ばれる多摩川の堤防沿いをポタリング。
立川市で途切れる堤防を離れて、多摩川に流れ込む小さな小川(根川)に出ると、
何故だか人だかりができて、数人が大きなレンズ付きのカメラを構えていた。
自転車を脇に置いて川を覗き込めば、そこには可愛らしいカワセミの姿が・・・・。


アップにしてみると、ますます可愛い・・・・・。


カワセミはフィッシュハンター。小首をかしげて水中を覗き込む。
枝を離れて、真っ逆さまにダイビングすることもあれば、
空中でのホバリングで、狙いを定めてから飛び込むことも・・・・・。

        ・・・・・・見ている限りでは、一度の失敗もなく獲物を捕えていた。

最初にカワセミに出会ったのは、両岸に桜並木が続く、こんな場所。
あと2週間もすれば、この辺り一帯、淡いピンク色に包まれることだろう。


1週間後、再び根川に行ってみた。
同じ場所で、やはり数人のカメラマンが待機していたが、カワセミの姿は見えない。
諦めて数100メートル上流に移動してみると・・・・・・、2羽のカワセミを発見!

          この写真の中の2羽のカワセミ・・・・・・どこかわかりますか?

2羽のうち、常連さんたちから「チビ」と呼ばれていたカワセミ。
確かに、こちらの方がやや小さく、ブルーが多少くすんでいるように見えた。


桜の枝に身を隠しながら、獲物を探すチビ。


獲物を捕まえて、満足そうなチビ。


こちらはもう片方のカワセミ。
愛称は不明だが、体全体がふっくらと丸みを帯び、鮮やかなコバルトブルーが印象的。


この場所でカワセミを発見したのは、道を間違えた挙句の全くの偶然です。
多摩川散策を思い立った自分、いいタイミングで道を間違えた自分を
褒めてあげたい気分でした(笑)
それにしても、カワセミが暮らしていける自然がまだまだ残されているんですね。
コメント (2)
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