ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

古民家和食レストラン ~ わびすけ 新寮

2009年04月04日 | 食べ歩き
直方にある和食の店「わびすけ新寮」
イオン直方を過ぎて、県道28号線を山側に向かって進むと、およそ5分で到着。
初めてだと少しわかりにくいが、母屋に併設された白い土蔵が目印になるかも。


店の正面にはメインの駐車場。枕木の階段を上ると大きなクスノキが迎えてくれる。


庭に植えられた山椒。近づくと良い香りがする。この山椒も料理に使われていた。


勾配が大きな天井に太い梁、古民家を移築した赴きある店内。
温かみのある穏やかな照明も、落ち着いた雰囲気を醸しだしている。


この日は、人気の「ひる膳」を予約して出かけた。まずは、季節の前菜から。


前菜の後は、蒸し物、サラダ、主菜、ご飯、汁物、デザートと続くのだが、
どれも、2種類または3種類のメニューからチョイスすることになっている。
左の蓮根蒸しは、すりおろした蓮根にダシが効いた餡が絡んで美味しい。
右は、春野菜と生麩の茶碗蒸し。
 

サラダ2種。


しっかり炊き込まれたサバのフルーツ味噌煮は、脂がのっていて旨い。


ちょっと珍しい鶏と里芋のグラタン。


エビのすり身が入った椎茸のだし巻き卵。主菜は、この3種類からの選択。


五穀小豆ご飯に、アサリと菜の花が入った春の吸い物。


こちらはちらし寿司。あっさりした味付けで美味しい。


大豆をすりおろした呉汁は、滋味溢れる味。


桜のアイスクリーム、バナナムースに甘酒。このほかに、ケーキ、ぜんざいも選べる。


プラス200円で、コーヒーか抹茶をオーダーできる。


県道28号線に入ると、福智山山系の麓に向かう長閑な田舎道が続きます。
わびすけ新寮のひる膳。店の雰囲気も良いし、この内容で1500円は立派ですね。


わびすけ新寮 懐石・会席料理 / 直方市その他)


コメント (2)
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さくら三昧 ~ 芦屋釜の里

2009年04月04日 | 北九州
見頃はもう少し先かとばかり思っていたグリーンパークの桜に触発されて、
翌日は、遠賀川河口付近にある芦屋釜の郷を訪ねてみた。
やはり、こちらもほぼ満開と言ってもいい状態。桜越しに見る茶室「蘆庵(ろあん)」


前回は8月の暑い盛り。あの時とは植生も異なり、また違った印象がある。
枝垂れ桜というと、もっと鮮やかなピンクのイメージがあるが、
蘆庵の枝垂れ桜は、ソメイヨシノと変わらないくらい。


一本の枝に咲く花びらの多さ。桜の淡い色あいがなんとも美しいですねぇ。


東屋あたりでは、既に新緑の雰囲気が漂っている。地面を覆う苔も瑞々しい。


この庭園の美しさは、庭師さんたちの丹精こめた仕事によって保たれている。


蘆庵側から対岸を見ると、池に桜の影が映る。


桃の華やかなピンク色の花弁。


園内に入ったところにある蹲(つくばい)
水琴堀になっていて、蹲の水をかけると、足下からかすかな音が耳に届く。


毎年この時期になると、桜のある風景を見たくてあちこち出かけたくなります。
5月中下旬あたり、鮎師がワクワクしながら解禁を待つ気持ち・・・・でしょうか(笑)
青森で暮らした2年間、弘前城角館の見事な桜に感嘆したものですが、
そこまでの充実ぶりはなくとも、近場でも結構な見どころがありますね。
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