ルイガノ旅日記

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花信風(かしんふう)の会 作品展

2018年11月23日 | お出かけ
布作家 中本扶佐子さんの展示会の案内状をいただいていたので、遠賀町若松の会場にお邪魔しました。遠賀郡水巻町美吉野に工房を構え、全国で展覧会を行っておられる中本さんの作品は、今年の5月に行われた福岡書芸院主催の布と書のコラボ展覧会『オルテ カクテ』で初めて拝見して以来です。


布、陶芸、草木リースなどの作家さんが集まって企画された花信風の会。知らない言葉だったので調べてみると、「花信」は花が咲いた知らせのことで、花信風とは、「花が咲いたことを知らせる風、春から初夏にかけて吹く風」という意味だそうです。春は多くの花が咲き始める時期。風が吹くたび、花の香りが風に乗って漂ってくるなんて、自然のふとしたことに季節を感じる気持ちがあってこそ生まれた言葉だと思います。日本語って情緒豊かで奥が深いですね~


中本さんは、糸車で紡いだ糸を、藍や草木などの天然染料で染め、昔ながらの伝統的な織機で織る、布作りのあらゆる工程をほぼご自身で行われるのだそうです。


中本さんの布と一緒に展示されていた素敵なリースの数々。これはクリスマスローズやバラを使ったもの。


「身近にある草などを刈ってしばらく乾燥させるだけなので、すごく簡単よ」と仰っていましたが、とても簡単とは思えない美しさでした。メラレウカ・レボルーションゴールドのリース。派手さはありませんが、どことなく華やかさが感じられますね。


個人的に一番好きだったのは、ぬかすすきのリース。ふんわりした雰囲気とやわらかで落ち着いた色あいに惹かれました (^-^)ゞ


今年も、妻の友人が糸貫産の富有柿を送ってくれました。富有柿はほんのりと上品な甘さ。歯ごたえも良くて美味しかったです。


11月も残すところ1週間あまり。朝夕の冷え込みが一段と厳しくなってきましたね。朝、目が覚めたときに、ベッドの上で簡単なストレッチをしているのですが、今週は、布団を跳ねのけるのにちょっと気合が必要でした。寒さはまだ序盤だと気を引き締めつつ、この冬の気温は全国的に平年よりも高くなりそうだという気象庁の3か月予報(12月~2月)にホッと胸をなでおろしています(笑) とは言え、今日からの3連休は寒気の影響で冷え込みそうですから、風邪など引かないよう気をつけたいですね。

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コメント (2)
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