北九州市立美術館は、二つの展示室が筒状に迫り出した特徴的な外観から、「丘の上の双眼鏡」という愛称で親しまれています。
その市立美術館で開催されている『ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ
GEORGES ROUAULT L’ŒUVRE MAGNIFIÉ : L’ART SACRÉ ET LA MODERNITÉ』を観に行ってきました。
《ヴェロニカ》1945年頃(パンフレットより)
美術館前で咲いていた四季桜。
外階段を上がった入口付近からの眺め。丘陵の斜面を利用した「森の美術館」には、さまざまな彫刻が展示されており、木々の中を散策しながら癒しのアート体験ができるそうです。
広々としたエントランスホール。
階段に向かって右の彫刻はロダン作。
ジョルジュ・ルオー(1871-1958)は20世紀フランスを代表する孤高の画家で、生涯にわたって「受難」や「キリスト像」などの宗教主題を数多く描きました。(展示室の回廊部分に展示されていたポスターは撮影OK)
《渇きと恐れの国では または 秋》1948年頃
左:《聖顔》、右:《サラ》1956年
製作中のルオー。
同じ回廊からの眺望。丘の上の双眼鏡の一部も見えていますね。
極端な絵の具の厚塗りや、黒く太い線を輪郭としたルオーの作品は、力強く極めて個性的です。パリやヴァチカンなどから多くの作品が出展されていましたが、個人的には、色あいが微妙で慈愛に富んだ聖女『ヴェロニカ』と、ルオー晩年の作品でおだやかな表情の『サラ』が印象に残っています。この『サラ』は、絵の具の厚みがあって脆いため、外部への貸し出しがあまりできない作品なんだそうです。観ることができてラッキーでした (^-^)ゞ
「ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ」は2月17日(日)まで行われています。
その市立美術館で開催されている『ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ
GEORGES ROUAULT L’ŒUVRE MAGNIFIÉ : L’ART SACRÉ ET LA MODERNITÉ』を観に行ってきました。
《ヴェロニカ》1945年頃(パンフレットより)
美術館前で咲いていた四季桜。
外階段を上がった入口付近からの眺め。丘陵の斜面を利用した「森の美術館」には、さまざまな彫刻が展示されており、木々の中を散策しながら癒しのアート体験ができるそうです。
広々としたエントランスホール。
階段に向かって右の彫刻はロダン作。
ジョルジュ・ルオー(1871-1958)は20世紀フランスを代表する孤高の画家で、生涯にわたって「受難」や「キリスト像」などの宗教主題を数多く描きました。(展示室の回廊部分に展示されていたポスターは撮影OK)
《渇きと恐れの国では または 秋》1948年頃
左:《聖顔》、右:《サラ》1956年
製作中のルオー。
同じ回廊からの眺望。丘の上の双眼鏡の一部も見えていますね。
極端な絵の具の厚塗りや、黒く太い線を輪郭としたルオーの作品は、力強く極めて個性的です。パリやヴァチカンなどから多くの作品が出展されていましたが、個人的には、色あいが微妙で慈愛に富んだ聖女『ヴェロニカ』と、ルオー晩年の作品でおだやかな表情の『サラ』が印象に残っています。この『サラ』は、絵の具の厚みがあって脆いため、外部への貸し出しがあまりできない作品なんだそうです。観ることができてラッキーでした (^-^)ゞ
「ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ」は2月17日(日)まで行われています。