ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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初詣 2019

2019年01月05日 | お出かけ
元旦は、参道も駐車場もいっぱいだったため参拝を諦めた日峯神社に、日を改めてお詣りしてきました。ここは地元の氏神様で、ほぼ毎年参拝しています。


参道の傍に毎年飾られる干支のイラスト。


日峯神社の御祭神はこの三神です(日峯神社HPより)
◎大日霊貴命(おおひるめのむちのみこと): 天照大神の別名。八紘に光を授け、世を明るくする神徳の神
◎彦火々出見命(ひこほほでみのみこと): 瓊瓊杵命の第三子。陸上産業の幸を得、授けたまふ神
◎火酢芹命(ほすせりのみこと): 産業の神。彦火々出見命の兄で海上の幸を得、授けたまふ神


続いて、本城の八剱神社へ。八剱神社の創建には、日本武尊や神功皇后が立ち寄られた霊地であることからこの地に日本武尊を祀ったとする説、平家追討の命を受けてここに本城を築いた三河守範頼が名古屋の熱田神宮から劔大神を勧請して奉祀したとする説の二つがあるそうです。どちらの説が正しいのかは、明らかになっていません。


それとは別に、邪馬台国九州説の立場から、須佐之男命(スサノオノミコト)のヤマタノオロチ伝説は、福岡県北部の八俣遠呂智一族をスサノオが征伐した歴史であるとする説があるそうです。ヤマタノオロチから奪った剣はハ振りあることが「八剱神社」の由来であり、全国的にみてもこの地域には八剱神社が多く、その数ちょうど八社であるというのは、福岡県民としては興味深い推論です。このほか、三種の神器の一つである草薙剱(くさなぎのつるぎ)の正式名は「天叢雲劒」で天村雲尊=八幡神の長の所有であったと考えられること、矢俣一族のヤマタ(yamata)と八幡神のヤバタ(yabata)はm音とb音が入れ替わったもので、福岡県東部から大分にかけて八幡神社が密集していること、北九州市に八幡(東西)区があること、ヤマタノオロチ退治の神楽が全国で一番濃密に分布するのが福岡豊前の地であることなどから、邪馬台国が九州に存在したと推測するものです。《出典:九州王朝(「邪馬台」倭国=豊国)説(福永晋三先生の説 = 和歌が解き明かす古代史)


境内にある社。


楠の古木を石柱が支えているのですが、逆に、木が石柱を飲み込んでいるように見えます。


この日お詣りした日峯神社と八剱神社のほか、元日のうちに芦屋の岡湊神社(初夏には、なんじゃもんじゃの木で真っ白に染まります。今回はカメラを忘れたので写真は撮っていません)を参拝していたので、今年も早々に三社に詣ることができました。

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